「望まれない子」ガール・ウィズ・ニードル Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
望まれない子
クリックして本文を読む
WW1終戦後のコペンハーゲンで秘密裏に養子縁組の仲介業をする女と、自身が産んだ赤ん坊が切っ掛けでそこの世話になる女が知った闇の話。
終戦間近、夫が行方不明になり家賃を滞納して家を追い出された女が、自身の働く縫製工場の社長と良い仲になって巻き起こっていくストーリー。
突然帰ってきた夫を追い出し、社長に妊娠を告げて結婚かと思いきや、ママの登場であっさり捨てられ…と展開して行く。
ていうか、公衆欲情で公衆浴場ですか?
この当時の女性が1人で行きていくのは難しいのはわかるけれど、カロリーネはなんだか寄生思想がチラホラ…そして自己中な感じも。
そしてドライにみえてなんだかんだ面倒見の良いダウマは実は…というところから、倫理観と現実とそれぞれの正義の形みたいなものをみせる流れ。
言いたいことはわかるし、一応最後は問題提起みたいな取り上げ方になってはいるけれど、カロリーネの人間性や話しの進め方から、問題提起というよりも単なるショッキングなドラマにみえてしまう。
それにこの展開は想像ができてしまうから、ドラマとしてみせて終わりだとちょっと弱かったかな。
あっ、現在はエーテルなんか飲んじゃダメだからね。
コメントする
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。