「貧困と尊厳」ガール・ウィズ・ニードル カツベン二郎さんの映画レビュー(感想・評価)
貧困と尊厳
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今の自分なら色々言えるが、同じ立場だったらどうだろうか・・・。
主人公は貧困、無教養、世間知らずの3拍子が揃った23才の未亡人?
晩年のアルパチーノ(まだご存命だけど)を思わす風貌だけど、あちらでは美人なのかな。
闇で養子斡旋をしている女性は主人公女性の面倒まで見るなど、心底困っている人を助け正しいことをしていると考えているが、裁判であの女性を責めた母親たちが多かったことの方がより驚かされる。
主人公同様に面倒見れきれなかったから預けたのではないのか。
ただ本作に登場する女性たち皆を一様に責める事はできず、モヤモヤした感じで映画館を出る、そんな映画でした。
またモノクロってあんなに清潔感がなく見えるものなのかと何となく思いました。
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