フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーンのレビュー・感想・評価
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正統派「アポロ11号」
上手にストーリーを作っている作品だとは思いますが、正統派故に132分は、少し長く感じました。同じテーマで、上映時間が129分の「カプリコン・1」の方が、ハラハラドキドキ出来て、私は好きです!
ヨハンソン、うまいなー。
最初、むかしのカプリコン1を想い出したけど全然違ってた。今では考えられないイメージ作戦だけど政府が企んだ割には雑な策略でちょっと笑える。60年代ファッションも楽しいけどスカーレットヨハンソンがうまい。ブラックウィドォとはひと味違う詐欺師役が魅力的。面白かった。
楽しい~♪
楽しい~♪
米ソの宇宙開発競争と人類初の月面着陸を果たしたアポロ11号にまつわる噂を逆手にとって、とってもユニークな映画で最高でした。
人類のロマンたっぷりのシチュエーションに、コミカルなストーリー展開にラブストーリーも絡んで、すごく良く出来た脚本。
そしてスカーレット・ヨハンソンの魅力が炸裂!
面白いのだが、いまひとつ
アポロ11号の月面映像はフェイクではないか、という話は有名で、それに関する映画も過去に幾つかある。この映画も、その部分がクライマックスになっているけれど、個人的には、敏腕マーケッターのスカーレット・ヨハンソンが、困難な状況に陥ったアポロ計画を、あの手この手でバックアップする前半のほうが面白かった。
スカヨハの演技はさすがだが、ラブストーリーには年齢的にいまひとつだった。
あれこれいろんな話が詰め込まれ過ぎで、特に後半、長く感じてしまった。
ドッチなんだヨ〜
NASAさんホントに人類は月面に辿り着いたんですかドゥなんですか時効だからオシエテー
映画って言う時点でフィクションだからもうチョット工夫してネコちゃんとかオッサンぶら下がりじゃ無く無重力なのにおかしいダロをバンバン連発するっていうのも欲しかったヨー
嘘から始まる真実のラブコメ
予告編に騙された〜。これラブコメだったんですね。勝手に社会派モノかと勘違いしてました。昔のアメリカを舞台にしたラブコメでした〜。なので月やNASAは大してフューチャーされていなくて味付け程度。もっとラブコメっぽい宣伝すればデートムービーなのになあ。封切り間もないのに客はおじさんだけ。これ、ラブコメ好き女子向けですよ〜。NASAや月の映像を期待してる人は、公開中の韓国映画ザムーンの方をおすすめします。あっちの映像の方が迫力があった。笑。
ストーリーも嘘から始まる真実の愛っていうある意味大道を踏襲してるし、顔だけのハッタリで人生くぐりぬけた女子が真実に目覚め良心が出て政府を見返すが、それが大成功というハッピーエンド。どこかで見たようなアメリカ映画って感じでした〜。
言葉の力に魅せられる
ストーリーもいいけど、
作中に出てくる言葉がとても素敵に感じた。
人を惹きつけ
魅了し
鼓舞する。
そんな言葉が散りばめられた作品。
映画を見ながらふと頭をよぎったのは
リニアのことだった。
日本の素晴らしい技術を
ちゃんと世界に発信してほしいなぁ。
24-075
アポロ計画の裏でアルテミス計画。
シャレが効いてるのか、凄いネーミング。
実際の計画も皮肉ってるのかも❓
宇宙飛行士🧑🚀
月面着陸🌕
ロケット🚀
胸踊るワード何てんこ盛り。
「これは一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては大きな飛躍だ」
陰謀論の出どころ…
これは…ネタバレにならないようにすると、何も書けませんね。
昔からそういう陰謀論があるのは聞いていたけど、日本人より中にいる国内の人(アメリカ人)の方が疑ってる人が多いらしいですね。
『インターステラー』の中でも学校の教科書で「月には行ってない」って事になってたようだし。
面白かったです!
60年代のファッションや家電・家具小物も楽しんで見てました。
そっか、あの頃はキャスター付きのスーツケースなんて無かったよね〜なんて…
お仕事映画として楽しんだ
アポロ11号の月面着陸の映像は捏造だったという陰謀論?都市伝説?は、日本のテレビ番組で扱うくらいメジャーなもの。当時の映像を元に検証した番組を観ただけでも、もしかしてフェイク映像が作られた可能性はあるのかもと思わせるものだった。実際、このとき以来人類は月面に降り立っていないのだから立証しようがない。
そんな陰謀論をネタにした本作。フェイク動画の撮影を依頼したと噂されたキューブリックのこともネタにする。本作にNASAが協力しているのに。ここらへんアメリカは懐が深い。
アポロ計画、PR活動、資金と賛同者集めを中心としたお仕事映画、フェイク動画撮影物語、そしてケリーとコールのラブストーリー。本作には3つの要素があったが、個人的にはお仕事映画として楽しんだ。PRの手法としてもなかなか面白い。たしかに月に降り立った唯一の腕時計とか言えるもんな。そしてNASAに働く彼らが、アポロ1号の事故を抱えていることも伝わってくる。それは他の映画でも同じだった。そんな過去の失敗や罪を背負いながらも前に進む彼らの姿に胸が熱くなる。
アポロ11号の打ち上げに絡んだシーンはかなりリアルなのに、フェイク動画のシーンは結構フィクションっぽさを匂わせる。コメディ要素はほぼほぼこのフェイク撮影が担っていたと言える。リアルとフェイクを織り交ぜながら、でも月面着陸を成功させた人たちの功績をアピールする。ここらへんにNASAが協力した理由がありそうな…。
でも、どんな物語を作っても、本当は月面着陸していないんじゃないか?って都市伝説はなくならない気がする。それはそれでいい。また新しいアイデアの映画が作られる余地が残るってことだ。
ロケットの迫力と痛快な結末
ケネディーの“月行き”宣言時には生まれていないが、アポロ11号の月面着陸はリアルタイムで見た。人類にとって歴史的瞬間であることは幼いながらも理解し、大事件として深く記憶に刻まれている。その年のクリマスプレゼントか何かで地球儀ならぬ“月球儀”を買ってもらった。
そんな出来事が俺の宇宙への憧れの原点だったのかも知れない。その名残りで今でも宇宙モノSFや宇宙開発モノ映画は大好きで、本作も迷わず飛び付いた。
【物語】
2次大戦後、1950代以降ソ連とアメリカは国の威信を懸けた宇宙開発戦争を繰り広げていた。人工衛星でソ連に先を越されたアメリカは、ケネディー大統領が1961年に「10年以内に月に人を送る」と宣言し、アポロ計画を立ち上げる。
いよいよ人類初の月面着陸に挑むアポロ11号の発射予定が1年以内に迫るが、ケネディーの宣言から8年、ケネディーが亡くなり、アメリカ世論は宇宙開発への熱は冷めかけいた。膨大な予算獲得に苦戦し、声高に計画中止を唱える勢力が有力政治家の中にも現れ始めていた。計画完遂に危機感を抱いた政府はニクソン大統領に仕える政府関係者のモー(ウディ・ハレルソン)を通して、NASAに PRマーケティングのプロであるケリー(スカーレット・ヨハンソン)を雇わせる。
ケリーの強引なやり方は、NASAの発射責任者のコール(チャニング・テイタム)の反発を生む。しかし、着々と民間企業を巻き込んでの予算の獲得や政治家工作に成果を上げて行く。全く価値観の異なる2人だったが、着実に結果を出してNASAに貢献するケリーの優秀さに、コールのミッションに対する真摯な姿勢に、いつの間にか互いに認め合うようになる。
しかし、アポロ11号発射に向けて順調に準備が進む中、ケリーはモーからコールにはとても話せないミッションを指示される。
【感想】
痛快だった。手放しで楽しめた。
事前情報は予告編だけだったが、観るまで若干の不安が有った。どこまでが実話でどこからがフィクションなのかも調べてないので、ケリーが最後にモーから受けた指示に関連して、あの幼き日の感動が覆されるとか、モヤモヤさせられる結末だったら嫌だなと密かに心配していた。が、心配無用だった。とてもホッとした。
とてもスッキリした鑑賞後感を味わえることを最初にお伝えしたが、そのほか良かったところとしては、
主演のスカーレット・ヨハンソンが期待通りにいい。ケリーは有能ではるが、ちょっと癇に障る女性、それを見事に演じている。ちょっと憎たらしい女性が最後には愛らしい女性に見えて来るので完璧だ。
チャニング・テイタムもNASAの若く、実直な発射責任者にピッタリハマっている。日本の感覚からは大国家プロジェクトの現場責任者にしては若すぎるようにも見えるが、そうでもないのだ。 以前にアポロ13号事故のドキュメンタリー作品を観て知ったのだが、当時のNASAの現場各セククションの責任者は皆30代という若さで、あの国家プロジェクトの危機を背負っていた。それぞれに次々と迫る難しい判断局面、逃げ場の無い重大な決断をその若さでプレッシャーに負けることなくやり切ったのだと知って驚愕した。なので、総責任者が40歳前後で全然おかしくないし、ドキュメンタリーで観た若く優秀な責任者達のイメージそのままだった。
あと良かったのは何度なく移される発射シーン。いいなやっぱり。
死ぬまでにやりたいことリストに「種子島で良いからロケット発射を生で見る」を加えることにした(笑)
本作はヒューマンドラマであり、コメディーでもあり、アポロ計画の背景という点ではドキュメンタリー的作品でもある。技術的、歴史的視点ではツッコミどころはあるかも知れないが、軽い気持ちで観れば大いに楽しめると思う。
昭和44年リアルに観てた世代は必見^^!!
auマンデーレイトショー『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』
予告から楽しみにしてた作品
月面着陸ニュースは、5歳の誕生日の前日だった事もあり、あの映像は鮮明に覚えてます!
その後、あの映像はフェイクだという噂もあり・・・・
今回、スカーレット・ヨハンソン演じるPR戦略のプロとチャニング・テイタム演じるNASAの発射責任者の”リアルと噂”の駆け引きが絶妙で面白いラブコメ作品
今年観た作品の中ではかなり面白かったですが・・・
公開3日目の月曜レイトショーの観客・・・僕だけでした^^;
まぁNetflixの配信作品風ではありますが、あの噂がどう描かれるか興味ある昭和世代の方は是非〜^w^
黒猫
タイトルからしてフィクション映画だが、実際「月着陸は特撮だ」って噂はあったようですね。「カプリコン1」って映画は火星だったかな?
アメリカにとってはアメリカこそ世界一優秀な国をアピールしたかったんだろう。
たとえフェイク映像を使ってでも。
もしフェイク映像を全世界に流してて猫が映ったら世界一おバカな国になっただろな。
それにしても日本が自力で宇宙へ行ける日は来るのだろうか?
あ…愛くるしい
ノスタルジーかなぁーーと思いながら観ていた。
なぜ今どきこのテーマ?と感じつつも、なにやら良さげな匂いがしたので速攻で観た。
アクションでもモンスターでも超人ヒーローでもハードSFでもないんだけど(←そんな趣味🤭)…なにこれ?素敵じゃん?
最新映画のビジュアルは追求していない。とはいえ古典的世界観ではないし、絵作りも音楽も、どちらかと言えばアナクロなんだろうけれど、でも古臭くはなく、えらく気持ちいい。
だからノスタルジーを刺激されているのかなーーと思っていたわけなんだけど、いやいや、僕自身の記憶にあるような時代ではないし…🤔
そう、アメリカに住んでいた頃、路上で見知らぬおじさんたちと立ち話したりすると、決まって聞いたセリフがあるーー、
「シクスティーズはそりゃあよかったよ。セブンティーズもよかった」
そんな、目を輝かせたオジさんたちの〝Good Old Days〟の、擬似体験のような感じかもしれない。
オールディーズ映画。
それをCG全盛の現代に成立させうるものはなにかと言えば、〝演技〟しかないのだ、自然な。〝人間〟のスカーレット・ヨハンソン、初めて観たかもしれない。なんてうまいのだ、その表情🥰
『フライミー・トゥザ・ムーン』
私を月に連れて行って
科学技術は人類をどこに導こうとしていたのかーーそんなことを少しは考えさせるも、そんな話ではない。
『オッペンハイマー』のような、鳴り物入りの説得力があるわけでもないこんな企画を思い立ち、実現させたプロデューサーや監督の、才能というか、手腕?感服である。世界にはすごいクリエイターがいるものだ。
なるほど出来上がったものは、〝今の時代になかった〟作品なのだ。それはワイシャツのシワまで、人物をよく語るストーリーテリングなのだよ🤭
ラストのタイトル曲の使い方もクスリとさせるし、つづくエンディング曲を聴きながら、心が軽やかになっていくのを感じた。
あ…愛くるしい…。
外に出ると猛暑ーーであろうとも、口笛を吹きながら、ちょっとステップを踏みつつ歩く、我である🥳🌈
5点満点でハートいつつ!
❤️❤️❤️❤️❤️
In other words
月着陸陰謀論。出尽くし感があるネタではあるが、面白かった。往年の名作「カプリコン1」では(架空の火星着陸の設定だったが)政府の陰謀という点で、権力の恐ろしさを全面に出していた。
本作はポップな仕立て。国家権力はウッディ・ハレルソンの演じるモーという代理人に象徴されているが、彼がウィットに富みソフトに描かれていて、権謀術数の巡らされたハラハラ感はあまり無い。このモーが、政府の権力を笠に着たクセ者なのだが、なかなかに憎めない。まあ、今は大統領選もあるし、分断より団結というのが、世相なのでしょう。
生真面目な発射責任者コールのチャニング・テイタムに、口八丁の宣伝マンであるケリーのスカ・ヨハが絡んで、反発しながらも心を通わせ…という内容。アポロ11そのものよりそれを地上で支えるスタッフのドタバタ劇だ。
タイトルの「Fly me to the moon」は、もちろんシナトラで有名な歌だが、もともとこの曲は”In other words”という題名だったらしい。
いろんな方がカバーされているので、これを機会に聴いてみるのも一興かと。ナット・キング・コールや、ドリス・デイ、トニー・ベネットなどなど。日本の歌手では、松田聖子やJUJU、八代亜紀など。中でも宇多田ヒカルの歌と、オスカーピーターソンのピアノはお気に入りです。
劇中でも歌われるのですが、だれがどこで歌うのかは、観てのお楽しみということで。
真実より大切なこと
昔から興味を持っていた題材でした。
その後55年の宇宙事業の進展をみていると、正直、やっぱりあの映像は…と懐疑的になってしまう気持もありました。
そんな裏側を、爽やかに、繊細に、少しユーモラスにみせてくれましたし、このストーリーが真実なら、と思わせてくれました。
昔から、真実を追求するだけでも、詐欺まがいなPRをするだけでも、大きな事業は進めらなかったんでしょうね。その意味で、主人公の二人はまさに補い合う存在でしたし、そんな関係性が人類の偉業を達成させたという展開は素直に受け止められるものでした。
打ち上げが成功した際に、空高く昇るロケットの次に目を向けたのは、お互いでしたね。
彼らにとって大切なことは、最先端技術を確立することでもなく、理解を広めようと走ることでもなく、トップの命令に従うことでもなく、信じられる人に出会えたことと思えたのかなと感じさせてくれた瞬間でした。
そして、終始彩りを添えてくれた音楽が素敵でしたー。
私を月に連れてって
フェイクだらけでもはやあらゆる情報が「ホンマか?」と疑わざるをえない今日この頃、MAGAの輝かしい橋頭堡とも言うべきアポロ計画の疑惑を逆手に取った本作、ラブコメの糖衣に被せたメッセージはなかなかにほろ苦。大衆は不都合な真実よりも信じたい虚像を見たいのだと。
ケネディと犠牲者の遺志に報いたい純情男にチャニング・テイタム、かたや虚像の権化たるやり手PRマンにスカヨハ、終始怪しいガバメンにウディ・ハレルソンというキャスティングが素晴らしい。アポロのVFXも大いに見応えがあり、軽くテンポのいいストーリー展開に重厚感を与えている。いや、これは近年稀に見る名作ではないか。
ところでみんなは『カプリコン1』は観たかな?
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