「1960年代のアメリカ」フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン ニコラスさんの映画レビュー(感想・評価)
1960年代のアメリカ
結構セリフが多めなんですが、テンポがよくてサクサク進む感じです。
アポロ11号の月面着陸映像については過去からフェイク論争があるので、それを逆手に取った軽快な作品になりました(ちゃんと伏線回収されているし、モヤっと感がありませんでした)。
ワタシ的にはストーリーもさることながら、ベトナム戦争の傷がありながらも世界の警察として肩で風切るアメリカの強さを象徴するアメリカンマッスルな車たちや女性が纏う色鮮やかな洋服、そしてチャニング・テイタムが着ているニットの首の部分に編み込まれたラインに懐かしさを覚えて口元を緩めてしまいました。
ソ連との冷戦下で覇を競っていた時代、今と比べれば明らかに劣るスペックの技術を駆使して、多くの命も犠牲にしながらも月へ突き進む(ちょっと韻を踏んでみました、アハハ)その熱量が伝わってきて、良いエンタメ作品に仕上がったと思います。
面白かった!
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ゆ~きちさんのコメント
2024年7月23日
みなさんのレビュー読むと、日本人は映画館であまり笑わないですね。笑いは健康にいいんだから、もっと笑うといいのに。
日本でも笑いが連鎖するといいですね。カナダ人はわかりやすいですw
トミーさんのコメント
2024年7月21日
共感ありがとうございます。
アメリカンにとっては戦時下とは言え現在よりいい時代だった、というのがありありと感じられた一面も有りました。
アメリカでも大本営発表みたいの有ったんですね、イラ・イラ戦争時も?