「意外と真面目なアポロ11号映画 ✕ ロマコメ」フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン 矢吹 貴さんの映画レビュー(感想・評価)
意外と真面目なアポロ11号映画 ✕ ロマコメ
予告では、月面着陸失敗に備えてフェイク動画を作成することが強調されていたので、カプリコン1路線かぁ、どうしようかなぁと観るのを迷っていたんだけど、小難しいことを考えずに楽しめてヨカッタ。
計画推進に取り組む真面目なNASA職員のチャニング・テイタムと、関心が薄れたアポロ計画のPRに携わることになった訳ありの広告屋スカヨハの2人に、怪しげなGメンウディ・ハレルソンと黒猫を中心に話が展開。
ロマコメ要素を混ぜつつ、アポロ11号の月面着陸に向けて盛り上がっていき、カプリコン1要素はごく一部なので、宇宙開発史が好きな者は必見でしょう。
アップル制作なので、近いうちにApple TVで配信されるんだろうけれど、打ち上げシーンなどぜひ大画面&大音響の劇場で観るべき作品。
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