「Black」フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン ブレミンさんの映画レビュー(感想・評価)
Black
月へ行ったというシチュエーションのフェイク映像を現地とは異なるものを撮影するという情報だけ片手に鑑賞。
話術で人々を虜にしていくPR担当のケリーの強引かつ悪気のない行動があまり好みでは無く、コメディという事は分かってるんですが、スカジョの美しさ以外に惹かれるポイントとは…と劇中ずっと思っていました。
カールは真面目に仕事してるだけに、色々と画策するケリーに振り回されてんなぁってずっと観ていました。
何故か2人が恋愛関係になっていくのが今作に限らずアメリカ映画の不思議なところで、本当にビジュアル以外に良いところあったか?と疑いたくなるレベルで2人がくっつく理由が分からず、それ故にラストシーンも腑に落ちませんでした。
ロケットが飛び上がるところは否が応でもテンション上がっちゃうよなと子供心が蘇ってきました。
とんでもない数の人々が集まって、多額の資金を投入して打ち上げるという努力の詰まったシーンには思わずおぉ〜と唸っていました。
終盤のドタバタ撮影に黒猫が絡んでくるという王道コントは結構楽しかったです。
もうハチャメチャだけどなんか丸く収まっているのもらしくて無難な着地じゃないかなと思いました。
笑いどころはありつつも、ちょーっとハマらずのシーンが多くかったです。上映時間も2時間オーバーはちとやりすぎな気が…。
こればっかりは相性だよなーと思いました。
月面着陸についての陰謀論を映画にしてやろ!というアイデアはめっちゃ褒めたいです。
地味に同じ劇場にビニール袋族とゲラの人がいたのもよろしくなかったのかも…。
鑑賞日 7/19
鑑賞時間 15:00〜17:25
座席 G-3
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