骨なし灯籠

劇場公開日:

  • 予告編を見る
骨なし灯籠

解説・あらすじ

熊本豊前街道の温泉町・山鹿(やまが)を舞台に、妻を亡くして深い喪失感を抱いた男の再生を描いたドラマ。和紙と糊だけで作られた山鹿の伝統工芸品である「山鹿灯籠」(別名:骨なし灯籠)の世界に出合った男が、山鹿の人々や自然との触れ合いを通じて、徐々に癒やされていく姿を描く。

元美術教師の市井祐介は亡き妻ゆかりの骨壺を抱え、死に場所を探してさまよい、古き時代のたたずまいを残す、熊本豊前街道の温泉町・山鹿にたどり着く。町には夏に行われる「山鹿灯籠まつり」のポスターが貼られており、そこに描かれた「灯籠娘」に妻の面影を見る祐介。やがて灯籠師見習いの直樹に誘われて働き始めた祐介だったが、1年が過ぎ、妻の三回忌を迎えても喪失感と孤独感が拭われることはなかった。町を出ようと決めた祭りの日、そんな祐介の前に、ゆかりの双子の妹だという、あかりという女性が現れる。

主演は、脚本家の倉本聰が開設したライター・俳優養成施設「富良野塾」の出身で、倉本作品に多く出演してきた水津聡。映画「棚の隅」ほか数多くの映画やドラマ、CMで活躍するまひろ玲希が、ゆかりとあかりの2役を演じた。富良野塾出身で脚本家(浅野有生子)や放送作家(木庭有生子)、作詞家としても活躍し、2021年から熊本県山鹿市に暮らす木庭撫子が、初監督作品として撮り上げた。

2023年製作/108分/G/日本
配給:熊本やまが映画プロジェクト
劇場公開日:2025年5月16日

オフィシャルサイト

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

フォトギャラリー

  • 画像1
  • 画像2
  • 画像3
  • 画像4
  • 画像5
  • 画像6
  • 画像7
  • 画像8
  • 画像9
  • 画像10
  • 画像11
  • 画像12
  • 画像13
  • 画像14

(C)熊本やまが映画プロジェクト

映画レビュー

5.0不思議と

2025年3月31日
スマートフォンから投稿

泣ける

悲しい

知的

何度も見たくなる
映像の美しさと
不思議な時間
役者さんたち無名だからこそ
入り込みやすい映画でした
東京でもまた見たいと思います

コメントする (0件)
共感した! 0件)
鈴川

5.0心洗われました

2024年10月27日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

熊本は山鹿の町おこしと思いきや、いわゆる処の美しき日本、風景のみならず人の優しさと言った海外から来た外国人が日本人のおもてなしに感動するところ、現代の日本人が忘れつつあるものが凝縮したかのような映画でした。
監督さんの地元愛知での凱旋上映ということで、熊本では半年前から好評ロングラン上映してるのですが全国上映にはなっておらず、なんともったいないことか。
ラストまでのシナリオが予想外で泣きました。
侍タイムスリッパーと同じように上映館が全国に広がるのを望みます、すべての映画ファンに観てほしいと思いました。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
梅じんの相棒

5.0骨なし灯籠

2024年7月28日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

難しい

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 1件)
まっすーん

3.0よくできた熊本県山鹿市のPR映画である。

2024年7月20日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
うさぎさん