明日を綴る写真館

劇場公開日:

明日を綴る写真館

解説

1964年に映画デビューして以降、名バイプレイヤーとして数多くの作品に出演してきた平泉成が、80歳で映画初主演を務めた作品で、写真館の主人と若いカメラマンの交流を描いた、あるた梨沙の同名漫画の実写映画化。

気鋭のカメラマンとして活躍する太一は、さびれた写真館を営む鮫島の撮影した一枚の写真に心震わされ、華々しいキャリアを捨て、鮫島に弟子入りを志願する。他人に関心を持たず淡々と写真を撮っていた太一は、写真館に訪れる客ひとりひとりと対話を重ねることで、被写体と深く関わっていく鮫島の撮影スタイルに驚きを隠せずにいた。客たちの心残りや後悔に真摯に向き合っていく鮫島の姿勢に接し、太一は自分に足りないものがあることに気付き始める。

鮫島役を平泉が演じ、「20歳のソウル」の秋山純監督がメガホンをとった。太一役は「20歳のソウル」でも秋山監督とタッグを組んだ、「Aぇ! group」の佐野晶哉。そのほか、佐藤浩市、吉瀬美智子、高橋克典、田中健、美保純、赤井英和、黒木瞳、市毛良枝ら豪華実力派キャストが集った。

2024年製作/104分/G/日本
配給:アスミック・エース
劇場公開日:2024年6月7日

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(C)2024「明日を綴る写真館」製作委員会 (C)あるた梨沙/KADOKAWA

映画レビュー

4.5何かが違うと思った時、一歩踏み出せる勇気

2024年10月31日
PCから投稿

さびれた写真館を夫婦で経営する年配のカメラマン鮫島(平泉成)と引っ張りだこで今流の才能のある若いカメラマン太一(佐野晶哉)。お互いの才能に惹かれ合う二人。特に、太一は自分の才能に『何か違うという疑問』を持ち始め鮫島に弟子入りする。何か光るものを鮫島は持っていて、彼の才能に惹かれるが、その『光』は被写体自体ではなく、被写体である人物だったり、人物と鮫島との交流だったりする。鮫島の写す写真は彼の経験が生きていて、そこには死、誕生、生活などが滲み出ているから、太一はそこに『光』を感じ取る。
写真家としての開眼。気越のカメラマンであるが、自分の弱さに気づく感性を持っていて、その弱さがなんであるか知ろうとしながら、自分を他人や家族の間から見つけ出し理解し、成長させていってるのが良かった。
ANA機内で見た映画。

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Socialjustice

3.0おかゆさんの妹さん❤️

2024年8月3日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

単純

幸せ

好きな俳優の好きなテーマの作品ではあったが、演出に少しあざとさが目についた。

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mark108hello

4.0過去を綴じ込める写真に、未来を綴る写真館を

2024年7月1日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

写真は身近なものとして、
日常に寄り添ってくれる時代となり、
さらに動画も日常的に撮れる気軽なものになった。

けれど、あえて一瞬を切り取った写真、
それが軸となって
数々の記憶がそこに綴じこめられて、
記憶されていく。

優しさと人の繋がりを、写真を通じて
感じることができる優しい世界の作品。

主演である平泉さんだからこその、
頑固な職人肌の、けれど冷たさは感じない
町の写真館に居る写真家。

自分の好きなものが数値化しづらい評価を伴う時、
そこにどのように向き合っていくのかも
学べる一面があったように思う。

映画は鏡、写真は心を写してくれるものでもあるのだなと改めて思った。

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ひなたんく

3.0美保純は明らかにミスキャスト

2024年6月30日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

幸せ

2024年映画館鑑賞60作品目
6月29日(土)イオンシネマ新利府
ACチケット1000円

監督は『20歳のソウル』の秋山純
脚本は『20歳のソウル』の中井由梨子

東京の売れっ子若手カメラマンが岡崎市に訪れた際に町の写真館に飾っていたケーキ屋の娘の写真に惚れ込み撮影した老齢カメラマンに弟子入りする話

ヒューマンドラマ

平泉成映画初主演
岡崎市出身

岡崎市から広島市まで500キロくらい
東北でいうなら青森市からいわき市まで
東京からなら京都市まで
しかもそのあたりから船に乗って瀬戸内の島に
長距離トラックの運転手でもハードな距離

高齢者養護施設で危篤状態の老婆役に美保純は流石にないわ
63だけどまだまだいけるでしょ
なにがいけるか具体的には記さないけど
ショッキングだった
他にいるでしょ
美保純は赤井英和とだいたい歳が近いしラーメン屋の妻で良かったのではないか

お芝居の中ではゴローと呼ばれていた犬の名前はランス
カープファン?
振り回せランスランス確かに三振多いけど打ちまくれランスランス当たればホームランかっ飛ばせランス

エンドロールも楽しめる
なぜ海外の作品はこれができないのか
需要がないのかな
海外作品のエンドロールは全部カットして欲しい
さっさと明るくしてトイレに行きたい

配役
岡崎市で寂れた写真館を営むカメラマンの鮫島武治に平泉成
若年期の武治に米加田樹
新進気鋭のカメラマンだが人物を撮影するのが苦手な五十嵐太一に佐野晶哉
幼少期の太一に石塚陸翔
少年期の太一に山城琉飛
写真館は継がず銀行員になった武治の息子の鮫島直哉に嘉島陸
武治の妻の鮫島桜に市毛良枝
若年期の桜に杉崎あめり
直哉の婚約者の井上京香に林田岬優
ケーキ屋の娘の杉田景子に咲貴
寂れた商店街でケーキ屋を営むパティシエで景子の父の杉田に田中健
太一の良き理解者でもあるマネージャーの林透留に田中洸希
祖母の写真を探す瀬戸内の女性の松原菜那に吉田玲
菜那の母に中井由梨子
菜那の父に銚子利夫
菜那の祖母の雪代に美保純
武治に遺影写真を頼む老人の牧嘉太郎に佐藤浩市
嘉太郎の亡き妻の牧悦子に吉瀬美智子
太一の父の五十嵐彰に高橋克典
太一の母でウェディングプランナーの塚本冴絵に黒木瞳
ラーメン屋店主に赤井英和
モデルに武田隼人
結婚式のサックスに内田恵理花

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野川新栄