劇場公開日 2024年9月27日

憐れみの3章のレビュー・感想・評価

全221件中、21~40件目を表示

3.0世にも奇妙な。

2024年10月21日
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鑑賞方法:映画館

難解だが直観的。
考察は頭の良い人たちに任せて、憐れで滑稽で愛らしい個性豊かなキャラクター達の一挙手一投足を楽しめば良い。
頭に浮かんだものが各々の親切心の根本なのだろう。

壊れた物にも価値を見出せる人間で良かった。

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や

2.5ひとりよがり

2024年10月20日
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ランティモス作品は好きなので観に行ったが、共感を尽く排除してしかも独り善がりが目立ち、付いて行けなかった。
テンポも悪いので睡魔との戦いも辛かった。

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じゅんぢ

3.0分かっている。お前は俺を騙している。

2024年10月20日
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鑑賞方法:映画館

正気と狂気。どいつもこいつも自分は正気だと思っている。それはどんな狂人でもそうなのだろう。自分はまともで相手が狂っていると思っているから、誰かにそれを伝えようとするときに言葉や言動が強くてキツくなる。
まったく物語の異なる3つのパートに分かれているが、エマ・ストーンやウィレム・デフォーをはじめ数人が、ぜんぜん違うキャラの役で登場し、それがまた、人はいくつもの顔をもっていて、見た目と中身は別々なのだと訴えてくるようだ。3つの物語のどれも、話の展開が突拍子もなくて、あっけにとられて進んでいく。微妙にコミカルでシニカルでエロチック。なによりさらりとグロい。そんな中で三話目がどうにか理解しやすいか。日本でもこのような新興宗教ものはよくある。そしてたいてい水に拘っている。『聖水』って小説もあったな。濁りのない水に比した、心と体の清浄さを求めながら、その目的のためなら手段を選ばぬ行動の不純さが、苦笑いを誘う。理解不可な気分に満たされた映画だけど、なんだかこころに引っかかったまま。
たいてい映画はなるべく前情報を入れずに観るのだが、この監督、「ロブスター」「聖なる鹿殺し」の監督か。やはり不条理な話の筋が監督の持ち味なんだな。そして「哀れなるものたち」もそうだと知り、その共通する悪趣味さを思い浮かべてとどこか腑に落ちた気分。

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栗太郎

3.0疲れた

2024年10月20日
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鑑賞方法:映画館

164分。長い。しかも不条理。そして繋がってるのが俳優。手の混みすぎなセットアップで夜遅くに3章はキツくてかなりウトウトする。
それでもキャスティング趣味はいいので見れる。特にジェシープレモンスは髪型ひっくるめて普通にいるだけで笑える幅の広さ。アメリカインディペンデントの2024年の顔と言い切れる存在感。ウィリアムデフォーは恍惚顔が素晴らしい。エマストーンはこの路線継承し続けるのか。
この長さ、各話を検証すると必要な長さな感じもしてくるが、配信時代のコンテンツとして作られてるのかな。1本の映画として見てるとキツイなぁ

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ONI

4.5優しさの種類‼️

2024年10月19日
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鑑賞方法:映画館

笑える

怖い

興奮

「哀れなるものたち」のヨルゴス・ランティモス監督によるオムニバス映画‼️同じキャスト陣がそれぞれ違う役を演じる3つの物語が展開‼️もうこの3つの物語なんですが、公式サイトを覗いてみると、愛と支配についての物語と謳われています‼️しかし、決してそんな2語では括れないような独創的で強烈な物語‼️よくこんな物語を思いつくなぁと思います‼️ブラックでエロティックでホラーなファンタジーとでも言いましょうか⁉️監督だけではなく脚本も手がけたランティモス監督が素晴らしいのはもちろん、そんな監督の要望に見事に応えてるエマ・ストーン、ジェシー・プレモンス、ウィレム・デフォーらキャスト陣の頑張りにも拍手‼️

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活動写真愛好家

3.5ヨルゴス・ランティモスによる、今回も観る人を選ぶ、奇妙で不思議な不条理オムニバス。

2024年10月19日
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ITOYA

3.5ランティモスに免疫できた

2024年10月19日
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同じ主要キャストが演じる、3つの異なる、超ゆるーく繋がった物語り。
ありそうな部分ととんでもない部分、エロとグロが混在するランティモス監督の世界には、前作で免疫ができていたせいか、けっこう面白く見ることができた。ちょっと長過ぎると感じたのも、前作に同じ。

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ファランドル

3.5ティンプトン('◉⌓◉’)みんな覚えてるw?

2024年10月18日
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難しい

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ゆき

4.0R.M.F.セカンドカミングする

2024年10月17日
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ヨルゴス・ランティモス×エマ・ストーン
「憐れみの3章」デフォルメはされているけど、そこにある、宗教、家庭、会社に抑圧、支配される社会を皮肉ったブラック過ぎるコメディで、構成も映像も音楽も素晴らしくて大満足。推しのジェシー・プレモンスとホン・チャウは今作もぶっ飛んでいて最高。

R.M.F.はキリストのメタファーなのかなと思いながら観てたんだけど、違うのかな。#憐れみの3章

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ピンボール

4.0あれ?タバコ吸ったっけ?

2024年10月17日
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笑える

楽しい

興奮

今年1月に公開された傑作「哀れなるものたち」のヨルゴス・ランティモス監督が今度は自作の脚本でこんなにも早く次の傑作を作ってしまったことに驚かずにはいられない。おそらくは脚本のアイデアを何本か持っていて「哀れなる…」の世界的大ヒットの勢いに乗って今がチャンスとばかり主要キャストをそのまま引き連れて撮ったのではないだろうか?今作でカンヌの男優賞を獲ったマット・デイモン似のジェシー・プレモンスは「シビル・ウォー」の赤メガネ男の印象が強烈に残ったままで、私の中ではもはや「サイコパス男」のレッテルが貼られた。テレビドラマ1話分くらいの尺の短編を3本つなげてちょっとしたオチを付けたオムニバスなのだが相変らず観客が見たくないものを見せる悪趣味エロ・グロ不条理劇3幕でランティモス劇団員が役を変えて順繰りに出てくるものだから全体としては「からかわれている」感が強い。金、夫、カルトと3様の「支配」と「隷属」が描かれるのだがシチュエーションががらりと変わり突拍子もなくて楽しく、ワクワクぞくぞくが165分持続して飽きることが無い。1話目は金で人を隷属させる話だけれど何度も「やり直し」を命ずる様は撮影現場の監督と役者(キャラクター設定がされていて台本どおりに演じる)そのもの。「哀れなる…」に比して性交シーンの描写が減ったのも良かった。

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たあちゃん

2.5RMFおじさん数珠つなぎ

2024年10月15日
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このお題(大喜利)で、もっと面白いもの撮れるクリエイター、いっぱいいそう…。
これがこのお題のベストな出来では、決してないと思う。

RMFおじさんが死んで、飛んで、サンドイッチ食べて終わる三話構成。

役者がみんな汚らしい。こんな映画で汚いヌード見せる彼らに、
目をキラキラさせて憧れる人なんて皆無だろう。
俳優とは、スターなんかじゃなくて、しょせん河原乞食なんだよ、
と この監督はとても言いたげ。

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ababi

0.5エマストーンが嫌いになっていく

2024年10月14日
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単純

またまた1500円の価値なし映画。これが芸術というなら他所でやってくれ。

みんなモソモソ喋ってヤッてオチなしで次の章へ。哀れなるものたちで調子に乗った?
エマストーンの顔が怖い。演技なの?ただただ無表情で喋ってるだけ。

一章から髪の毛を切って役作りを変えているだけで非常に滑稽である。、

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Chako

4.0悪趣味と芸術のキワキワ(嫌いじゃない)

2024年10月14日
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ちえと

4.0ヨルゴス・ランティモスを知る一本

2024年10月14日
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怖い

知的

難しい

ヨルゴス・ランティモスの作家性を知るには良い一本ではないか。これまでは「哀れなるものたち」のみを鑑賞、本作はそれよりも好きかも。過去作「ロブスター」、「聖なる鹿殺し」も続けて鑑賞。訳わからない不条理さが結構面白い。次回作が楽しみ!

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まあさ

3.0つまらないとは言わない、面白いとも言いにくい。少なくとも人には勧めにくい。

2024年10月14日
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興奮

知的

難しい

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フクメン

3.0「女王陛下のお気に入り」「哀れなるものたち」に続いてヨルゴス・ラン...

2024年10月14日
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「女王陛下のお気に入り」「哀れなるものたち」に続いてヨルゴス・ランティモス監督とエマ・ストーンがタッグを組み、愛と支配をめぐる3つの物語で構成したアンソロジー。選択肢を奪われながらも自分の人生を取り戻そうと奮闘する男、海難事故から生還したものの別人のようになってしまった妻に恐怖心を抱く警察官、卓越した教祖になることが定められた特別な人物を必死で探す女が繰り広げる3つの奇想天外な物語を、不穏さを漂わせながらもユーモラスに描き出す。

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てかる

4.0KINDS OF KINDNESS(優しさの種類)

2024年10月13日
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知的

難しい

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どどんぱ

4.5ぜんぜんわかんないね

2024年10月12日
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Scott

1.5良くできてても刺さらない映画ってある

2024年10月12日
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「哀れなる者たち」は好きだったし、すごく良くできた映画だってわかってる。
役者は達者だし、映像はかっこいいし。同じ役者が3つの短編を演じることで、観客は勝手に物語を超えて、役の移り変わりに意味を感じるだろうっていう仕掛けも見事だと思う。

ただ、ストーリーは全然刺さらなくて、最初から最後まで全くかすりもしなかった。
こういう話って、胸が痛んだり、人ってそういうもんだよねとしみじみしたりするもんだけど、全然だった。
支配とか搾取とか共依存とか、あるよねって言ってるだけみたいで「知ってるよ」って思って終わっちゃった。
どこがどう面白いんだろ?

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ふふふ。

5.0エマ・ストーンこそが〝教祖〟です

2024年10月12日
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宗教法人名:やり過ぎちゃってごめんね

身体を張った演技。
なんていう褒め方?というか、演技に取り組む姿勢についての表現がありますが、最近のエマ・ストーンを見てると、「そんなの当たり前でしょ!役者なんだから!!」と叱られているような気分になります。

だから、うん? なにこれ?
とか余計なことを思う間もなく、とにかく面白くて目が離せなくなる。あの目力に引っ張られてどんどん話にのめり込んでいく。

『女王陛下のお気に入り』のアビゲイルもそうだったけれど、やり過ぎちゃってごめんね!
というキャラを、こんなにもユーモラスで切なくて、(一部の人にとっては)おぞましくて、
儚くて、哀切感に溢れていて、それでいて決して人ごとではなく演じてしまう。

もう、この人こそが〝教祖〟です!!

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グレシャムの法則