バットマン ビギンズのレビュー・感想・評価
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DVDで何度も観てます
僕にはハマりました。世界観も、ストーリーも、演出も、出演陣も!
ダークで、少しだけ、ほんと微妙にだけどどこか現実離れしている世界観描写の匙加減。冒頭の忍者とか所々ツッコムところはあるけど、それを補って余りあるクリストファー・ノーランの脚本と演出には大満足です。
出演陣も最高で、特にマイケル・ケインとゲイリー・オールドマン!!ホントベテランの演技って感じで見事にハマってました。ダークナイトもよかったし、アメコミものでは唯一大好きな作品です!!
人生に躓いたとき『バットマンビキンズ』を見よう!
小地蔵の分身は、昨日公開されたばかりの『バットマンビキンズ』を見てきました。バットマンといえば、第一作のティム・バートン作品から数えてもう第六作目になります。 全作品を見ておりますが、恐らくこの『バットマンビキンズ』が最高に面白いと思いました。
これまでのバットマンシリーズは、原作のアメリカンコメディの世界をそのまま再現しようとしてきました。
バットマンの敵役キャラは、ホント漫画チックな被り物を身につけた奇人変人ばかり。しかもゴッサムシティを破壊しようとする動機も自己満足でしかなかったわけです。
ところが、今回のバットマンの敵たちにコスプレはありません。今回の敵役は、「影の集団」と名乗る結社です。
彼らはこれまでの堕落してきた世界をでことごとく破壊してきたという独自の信念と思想を持っています。
そういう敵役にもリアリティを持たせようとした設定がこれまでのシリーズの敵役と大きく違うところです。そして日本市場を意識してか、首領の渡辺謙の手下たちは、なんと忍者集団ということになっているんですね。
また『バットバンビキンズ』ではそのタイトルどうり、バットマンシリーズのWhy?に事細かく答えていきます。それは大変緻密で、無数に貼られた複線が全てつながって、「バットバンビキンズ」というタイトルテーマにつながっていきます。
たとえば、何故コウモリなのか。その説明を主人公ブルース・ウェインの子供時代のトラウマとして、庭の井戸に落ちたとき遭遇したコウモリへの恐怖を描いております。
写真
バットマンは、スーパーマンのような超人であったのか?
『バットバンビキンズ』ではただの生身の人間なのだということも明らかにされます。むしろこの映画は、両親を犯罪者に殺されたトラウマに苦しみ、犯罪者に復讐を誓った主人公ブルース・ウェインの物語といってもいいでしょう。
では生身の人間がなぜ超人的な活躍ができるのか。バットマンが空を飛べる理由、ジャンプ力が人並み優れている理由、忍者みたいに突然現れて、突然姿が消える理由。これを詳しく書くとネタバレになってしまうから適当にカキコしますね。
簡単に言えば、金にモノを言わせた億万長者が、もてあます時間で修練を積み上げ、財力で技術の粋を集めて装備をそろえたことに尽きるようです。その一見あり得ないような設定を作品では丹念にリアリティを持たせようと説明を重ねていきます。様々な「理由」について、きっと「なるほどそうなのね」と納得できるストーリーになっていると思いますよ。
細かいところでは、ブルースに一生懸命に腕立て伏せを日常生活でやらせたり、戦いのあとにアザだらけになったところを執事に咎めさせたり、普通の人間がヒーローになっている日常もちゃんと押さえているのです。
そういう点で『バットバンビキンズ』は在る程度原作のアメカンコミックの世界から脱却して、一本の映画作品として自立できたのかなと小地蔵は思いました。
ところで、この作品は単なる娯楽作品というばかりではありません。
作品を通じて、いくつかのメッセージが観客に投げかけられています。まず、バットマンを生む原動力になったブルースの怒りや哀しみですね、幼いころ犯罪者に両親を殺されて、ずっと復讐や報復を誓ってきたことは、自己満足に過ぎないのか?それとも、必要悪なのか?
でもバットマンは絶対に自らは人を殺しません。そのことが答えになっていると思います。
また、作品の中でパットマンでも敵に追いつめられたり、敵の陰謀に負けを覚悟して落ち込みそうになるシーンも描かれています。そんなとき幼い時分に庭の井戸に落ちたとき父から励まされた言葉が度々出てきます。
「穴に落ちたら、再びはい上がればいいじゃないか」と。
『バットマンビキンズ』は、ヒーローの人間味ある苦悩と活躍を通じて、観客にも勇気と希望を持てるように暗に暗示している作品ではないでしょうか。
現時点でシリーズ最高傑作。
バットマンがもうすぐ、また観られる。
「ダークナイト」のトレーラーも観た人は多いのではないだろうか。
クリストファー・ノーラン監督の本作は、現時点では「バットマン」シリーズ最高傑作である。
個人的には、ティム・バートンの世界観たっぷりな初代「バットマン」のゴッサムシティ感やジョーカーも好みではあるが、純粋にエンターテインメントとしての、映画としての面白さと言われれば「バットマン・ビギンズ」に軍配を上げる。
本作においては、バットマンを「これでもか!」と言うくらいカッコよく魅せる。
本来、バットマンは他のアメコミのヒーロー、たとえばX-MENやスパイダーマンと違い、超能力を持たないただの生身の人間。
なのに、どうして彼が強いのか、そのルーツを紐解いていく様は十分に感情移入できる。
また、桁違いな金持ちであるという、全く持って親近感が湧かない、得てしてカッコ良くはなりえない要素すらもカッコよく魅せてしまうあたり監督のバットマンへの愛情が感じられて非常に好感が持てる。
(随所にちりばめられた執事とのやり取りは、このシリーズが好きな証拠ではなかろうか)。
そして、バットマン好きであれば外せない「バットモービル」に置いても、素敵なくらい見せ場を用意してくれる。
キャストも、非常に魅力的な人物を配し、申し分なく、「ダークナイト」公開前に是非、劇場で500円公開して欲しいくらいの作品。
なぜ、スパイダーマンがウケて、バットマンがウケないのかは、本昨が第2作目ではないからだと思う。
もし、仮に「ビギンズ」が初代「バットマン」の後の作品であれば、立場は多いに変わったはず(「リターンズ」や「フォーエヴァー」は残念ながら鑑賞に堪えない)。
本昨公開時、惜しむらくは関西の列車脱線事故と本作の一部シーンがオーバーラップしてしまったため公開を延期、もしくは自粛した劇場があり、大ブレイクしなかったのが残念。
絶対オススメ!DVDで何回も見てます。
演技力・かっこよさ・いい声で☆5つです。
ジョージ・クルーニ、ラッセル・クロウに続く素晴らしい
俳優のクリスチャン・ベール主演です。
これまでバットマンを見てきましたが、アメコミの実写版
とあって、アニメ風な敵キャラやペンギン、戦い方等など、
DVDでもいいか的な作品が多かったですし、女性受けも
いまいちだったのが事実かと。
しかし、バットマン・ビギンズは違います。
アニメ風ではなく、現代風の設定・ストーリーですので、
ぜひ、過去のバットマンを知らなくても見てください。
逆に過去のバットマンは見なくても大丈夫です。
ストーリに繋がりはありません。
クリスチャン・ベール×モーガン・フリーマン、更に
渡辺謙も出演してます。
DVDで何度も見てしまう。
見れば必ず、
男性も女性もクリスチャン・ベールの虜となるでしょう。
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