サユリのレビュー・感想・評価
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Genre-Bending Horror
Sayuri is a horror manga adaptation that goes all over the map. It begins as a horror house film, but the laughs ensue with the quiet grandmother turns out to be a cigarette-smoking martial arts hippie. The ghost's backstory takes the film somewhere between family drama and social criticism. With the subject matter, the laughs stop. A film unsure of its identity but undeniably imaginative.
良い話足そうとすな
生きる力に溢れたババアに邪悪な悪霊がボコボコにされるから面白い話なのに、可哀想なバックボーン足したせいでボコボコにするのを躊躇われる悪霊になってしまった。
悪霊にも配慮が必要な時代か。
悪霊になるまでのサユリには非がないのに、悪霊になった途端見ず知らずの家族をいたぶって殺すようになったのは何でなのサユリ
生前の理不尽を清算できて子供に戻ったサユリにいやあ良かった良かったじゃあこっちの家族の清算もしよっか!って言えるババアが必要だった。
新感覚ホラー
えっ、ホラーじゃなくてアクション?でもやっぱりホラー(笑)
朝から整体に赴きその足で掛かり付けの病院で薬をもらい、帰ってきたら明日から食料品の値上げと知って買い物まで済ませた代休なのに休めないマ王💦
そんな中、前々から気になってたジャパニーズホラーでR15と気合いも入ってたから、公開時には「あれ?邦画なのに観たい」と感じてしまった映画『サユリ』が遂にU-NEXT解禁になってるじゃん😆
ポイントもお手頃だったので軽い気持ちで和風パスタ&コーラをお供にして鑑賞に挑んだ次第だ🫡
7人家族のうち5人も呪い殺される前半と後半の呪いに立ち向かう残された2人の落差が邦画史上ハンパない😂
いや、落差ではなく昇差か?←こんな言葉は無いと思うがマ王の語彙力が足らないだけ
いやね、間違った言葉(表現)を使ってしまうくらい後半のハイテンションは最早コメディである😁
そしてホラーらしからぬハッピーエンド(まぁ結構死ぬんだけどね)にマ王的には「ジャパニーズホラーは?」と鑑賞後に問い合わせたかった←ん〜何処かにだ
ただしっ‼️オススメである🤣
コイツはマ王が初めて『フロム・ダスク・ティル・ドーン』を観た時の衝撃と似ている🥸
あのごった煮感というか多国籍感というか、映画の約束事を乗っけた卓袱台を星一徹の如くひっくり返す感覚を久々に食らったワケさ😝
もしかしたら、この手の手法を気に入らない方も多いと思うが、マ王的には洋画テイストも相俟って楽しめました✨
邦画もこんなホラーが作れるなら未来は明るいかもよ🤔
ていうか原作あるんだね、コレ🥸
機会があったら読んでみます(どうも内容違うっぽい)
本作はホラーでもR15ホラーなので流血ありですけど、最後はスカッと出来るし笑顔で終われる映画となっております😁
が、前半の静かに残酷な恐怖に耐えれて後半の「なんじゃコリャ⁉️(松田優作風)」展開が許せる方はご覧ください😬
ある意味、ジャパニーズホラーの定石を覆す映画です🌀
さて、本来はマ王は映画禁止令中なので今夜、映画を観たのは内緒にしておいてくれ💦
映画館での鑑賞オススメ度★★★★☆
ジャパニーズホラー度★★☆☆☆(今回は星評価に自信がない)
太極拳は凄いんだよ度★★★★★
面白い面白くない以前に不快になる映画は初めてです!
性的虐待というセンシティブな内容が雑に雑に扱われてて、コメディ系とはいえそれってどうなの?って思いました
決め台詞の下ネタが女性器の名称だったので、サユリが過去に性的虐待を受けていたのを知ってものすごく不快になった
性的虐待がただ「お前らこういう胸糞好きだろ〜」って雑に入れられた感見え見えで気持ち悪い(ちなみに原作のマンガにはそんな設定ないらしい、マジでなんで入れた?)
ホラーとコントは紙一重
SF映画とホラーは親和性が高い。
同時にホラーは紙一重でギャグになる。
例えば「リング」でテレビから貞子が出て来る。でもちょっと見方を変えればドリフのコントのようにも見える。すれすれをに狙うのが映像作家の腕の見せ所。
前半は怖かった。ホラーとして良く出来ていると思います。
中盤からね。恐いというよりなんか笑える。
減点とするのは酷かもしれない。たぶん監督は狙ってやっている。
だから好みの問題なのかもしれない。
ひたすら元気のいい高齢者。
呪いをはね返す方法は「鍛えればいい」
まあ。その通りなんだけどさ。
どうあがいても、どうにもならない不条理がホラーじゃないの?
でも不思議な感動がある作品ではある。
物凄く高評価と言うわけでは無いけれど、けっこう楽しめました。
祓って済ませるつもりはねえ。地獄送りにしてやるんじゃ!
急に下ネタ叫んだシーンは吹いてしまったw。
あとサユリのお父さんの🍌にキリを刺すシーンは痛みがこっちまで伝わってきた。
そこらの映画にないものはいっぱい詰まってる。
何を期待したのか忘れたけど、観たら期待しすぎたと思った
押切蓮介の原作は何やかんや読んでいるので、未読のサユリもマンガの勢いがある内容になっているのでは?と期待していた。
作中の九条家の内情はかなり胸くそ悪い
コメディ色も色濃いけれどやってることはエグい。
逆の対比として神木家は幸せそうな面々を見ると、サユリも呪ってやりたくなりそうな気はする(逆恨みだけど)
家の門扉や吹き抜けの奇妙な構造など撮る方は楽しんで撮ったんじゃないかと思う。
しかしながら、ホラー映画としての斬新さはなく、点滅を繰り返す演出、襲われた描写などはありきたりな感じで怖さがない。
で、認知症から復活する春枝婆ちゃんにめっちゃ期待する事になるのだが、原作通りなのだろう…死者よりも生者の生命力が強いと言う気合いの世界、心弱い所につけ込まれるとやられてしまうと言う体育会系の理屈で本作も進んでいくのだ。
ひ弱い孫の則夫も気合いと体力アップ、下品な罵声を身に付けていき、対決を迎えるのだが、春枝婆ちゃんのやり方が違法性の塊で、神木家5人分殺された復讐をそのままサユリに食らわせ様とサユリの元家族を拐ってきた上に拷問に至る…この作品でこのシーンが一番ショッキングなのは間違いない。
生命力イコール性欲みたいな則夫のセリフももっとハッキリ言わせれば良かったのではないかと思う。
今作品で押切蓮介氏の作品の勢いとぶちきれたキャラクターは実写化に向かないのではないかと思ったけど、今度「ミスミソウ」でも観てみようかと思う
ホラーなのに、観終わった後夜寝るのが怖くない
怨霊少女vsスーパーばあちゃん
映画史に残る怨霊退散の名言が生まれたね。
そのまま書いたらNGになって映画comに消されるから書きたくても書けないけど、強いて言うなら、“元気ハツラツのアレ”!
原作コミックはトラウマ必至らしく、もっと正統派のホラーかと思いきや、以上の事からコメディ要素もあり。と言うか、おバカ映画…?
しかしながら、ホラー、グロ、ブラック・コメディ、スポ根、初恋、悲劇、元気ハツラツのアレのポジティブ・メッセージ、最後は感動チックに。何か、意外や面白かったぞ!
中古物件ながら新居に越してきた神木家。両親、長女・長男・次男、祖父母。
昔太極拳をやっていて威勢があった祖母は今認知症を患っているが、念願のマイホーム。家族7人仲良く暮らし始めた矢先…。
長女が夢遊病のような症状となり、次男を怪我させる。そんな怪現象を皮切りに、父が死去。祖父が死去。次男が転落死。長女が自殺。母が自殺。…
長男・則雄は霊感の強い同級生女子・住田から家にまつわる話を聞く。
所謂事故物件。昔住んでいた家族の娘が亡くなり、その娘が怨霊となって取り憑き、則雄の家族を呪い殺した。
その怨霊娘の名は、サユリ。家の何処かから不気味な笑い声、幼い少女の姿や肥満の巨漢姿で時折現れ…。
序盤は正統派のホラータッチ。うすらぼんやりや突然現れるサユリ、じわじわ煽る恐怖演出、見せ方もなかなか。Jホラーもう一人の雄、白石晃士が手腕を見せる。
しかしそれ以上に、悲劇だ。念願のマイホームに引っ越してきたら、家族が次々変死していく。残ったのは冴えない長男と認知症の祖母。
幸せから一転、悲しみのどん底に。このままだったら鬱ホラー。
家族の無念を晴らす為に怨霊に立ち向かう。
頼りない則雄の協力者になったのは、霊感少女でも霊媒師でもない。
何と、おばあちゃん…?!
認知症の祖母が突然覚醒!
すっかり目が覚めてしまったわい!
家族の復讐。ヤツを地獄送りにしてやるんじゃ!
太極拳をやっていた昔の威勢を取り戻し、ナヨナヨ孫をしごく、しごく!
体力トレーニング、太極拳の訓練。
笑え。楽しめ。食え。生きろ。
パワフル&スパルタだわ、暴言だわ、手も足も出るわ、ハチャメチャ言動のスーパーばあちゃんだが、確かに言ってる事も一理あり。
相手は死者。悲しみ、怖さ、苦しみを見せたら付け込まれる。ならばこちらは漲る生の力で対しなければならない。命を濃くしろ!
ヤツが怯むような事を言ってやれ!
そこで則雄が咄嗟に発したのが、例の名言。ばあちゃんにしごかれ、則雄も強くなっていく。
ホラーから一転。スポ根要素や認知症時と覚醒時、まるで別人のような根岸季衣の見事な演じ分けと快演と強烈キャラもあって、俄然面白くなる。
ある夜、ばあちゃんが所用で外出。
一人で大丈夫…と強気でいた則雄だったが、サユリも悪どい手で一瞬の隙を付かれ、窮地に。
則雄を心配した住田がやって来るが、サユリに囚われてしまう。
そこへ、ばあちゃん帰還。サユリに対する奥の手。
連れてきたのは、サユリの家族。
…いや、連れてきたというより、手足を縛り、拉致ってきた。
ばあちゃん、それ犯罪!
おう、犯罪じゃ!
そう堂々言い放つばあちゃんだが、サユリの家族がした事はもっと重罪であった。
サユリの過去が明らかになる…。
かつてこの家で幸せに暮らしていたサユリ。両親と妹。
が、ある時、父がサユリに…。
それを目撃しながらも、見て見ぬフリした母。
誰も助けてくれない。
やがてサユリは引き籠りに。お菓子などを異常に食べ続け、細身の美少女から顔ブツブツ肥満体型に。
家族は崩壊。悲劇…いや、惨劇が。
両親と妹でサユリを殺した。
私が悪いの…? サユリの断末魔。
遺体は埋められ(後にばあちゃんが掘り起こしたが)、この惨劇そのものは公にならず家族も罪に問われる事はなかった。が…
サユリは性被害者であり、殺された犠牲者だった。しかも、家族に。
その積年の無念、怨み…。怨霊となって。
またまた一転して、サユリのあまりにも悲劇的なバックボーン。ここは胸痛い。
さすがのばあちゃんもこの時ばかりはサユリに同情。コイツらを好きにせい!
サユリは父親と妹を殺したが、毎日食事を用意してくれた母親だけは命を奪わなかった。
これでサユリも成仏…しなかった。
怨念は晴れず。ばあちゃんと則雄に襲い掛かる。
またまたまた一転して、ラストにバトル展開だが、チープなCGとちょっと蛇足感あり…。
が、則雄にとっては住田を取り戻さねばならない。
ばあちゃんの身体にも限界が…。あの娘が好きか? なら、好きという気持ちで闘うんじゃ!
住田が好きだ! 住田とやりたい!
…何を? な~んてツッコミはひとまず置いといて、サユリの身体の中で、若者たちが初々しい恋を叫ぶ。
(何かこのシーン、『もののけ姫』に似てるような…)
キャストでは根岸季衣が強烈インパクトだが、南出凌嘉と近藤華がフレッシュ。
荒唐無稽でツッコミ所満載でおバカ映画。
が、様々な要素を詰め合わせた娯楽ホラー。
作品に落差激しい中田秀夫や清水崇より、白石晃士はしっかり仕事している。
サービス満点のホラーやグロ描写。オフビートな笑い。
何だかサム・ライミが好きそう。いずれ、プロデュースでリメイクしたりして…?
ラストも良かったね。
怨念に取り憑かれたサユリだが、本当に欲していたのは…。
事件も解決。罰せられる者はきっちり罪に。
事件は解決したが、則雄のこれからを思うと切なくもある。家族は多く犠牲になり、ばあちゃんもまた認知症が戻り…。たった一人。
一瞬だけ、ばあちゃんが覚醒。
人生は理不尽。何かあったらばあちゃんがいる。
そう。ばあちゃんがいる。住田がいる。決して一人じゃない。
この晴れ晴れさ!
やっぱりこの名言で締め括りたいね。
元気ハツラツ!お◯んこまんまん!
何これ映画
命濃くして生きろ!84点
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