人生って、素晴らしい Viva La Vidaのレビュー・感想・評価
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「奥利给!」 「奥利给!」 「奥利给!!」 「奥利给~~~!!」
ビルの屋上と部屋に分かれてトランシーバーで叫び合う 「奥利给!(ファイト!)」。
彼(彼女)が過酷な運命に負けないように!自分も負けないように!病なんかに負けてたまるか!!
それまでに二人の辛い日々や背景をさんざん観てきているだけに、熱いものが込み上げた。
透析治療、こんなにも大変なものだったとは。
腕に無数の注射針の跡、シャントの形成、厳しい食事制限、少し油断するだけで命取り。
移植手術が直前で流れてしまい、転げまわって泣き叫ぶ男性患者の姿からも透析患者の辛い過酷な日々が見てとれた。
賃貸を追い出されそうになったリンミンが不動屋にぶつけた言葉が響いた。
「私はちゃんと賃料を支払っているのになぜ移らないといけないのか。私は他の人と違って簡単に移れない。病院までの距離など、ここじゃないと生きていけないの!命がかかっているの!」
「励ます方と、励まされる方」が途中で入れ替わる。最初の方のリンミンは厳しい表情で心から笑うことも少なく、憤りやイライラするシーンが多かったが、強引で少しお馬鹿さんなリュトと出会い、徐々にほぐされていく。そのリュトの背景を知ったとき、手術の恐怖にむせび泣くリュトを、今度はリンミンが引っ張って励ましていく。この展開もとても良かった。
相手にもっと生きていてほしい、と心底思うのは、それはもう契約結婚ではなく、愛のある結婚の証。
リンミンの両親も良かった。娘の辛い姿をみていると(ダメだと内心思いながらも)ついリュトのドナーに期待してしまう。でもリュトの人となり、二人の愛を知ったときに。。。
全編高い熱量のままスピード落とさずに進む。
しかし最後のシーンを忘れてしまったぞ。どんなシーンで終わったけ。。
で、もう1回観ようと思ったのに、上映館少なっ。上映期間短かっ!
こういう映画こそもっと上映されて、多くの人でシートが埋まるようにならないと。チャンスがあればぜひ観ることをお勧めします。
奥利给!
久しぶりの中国映画です。
ベタな家族もの、闘病もの、恋愛ものの映画です。最近では当局の規制も強くなってきていることですので、最後は「とりあえずハッピー」で終わらせなくてはならないのかも知れませんが、これだけはちょっと不満です。
泣かせる要素も、笑わせる要素もあるのですが、国民性なのでしょうか、大声でわめき、笑い、喧嘩する、見ていて辟易するのですが、映画的と言えば映画的なのでしょう。
ロケ地はどこなのか分かりませんが、ビル群の夜景が美しいのと、病院の中にとにかく人がたくさんいる(患者や家族、医療関係者も)のが印象的でした。
「奥利给!」という中国語を覚えました。
中国も凄い
1.碁盤きりと迷ったが、結構良かった
2.こんな事あるか?が多かったが結構良かった
3.主人公の女の子結構良かった
4.傷跡や団地等月リアルなので入り込めた
5.主人公の男子、丸刈りの方が男前
6.病気の人の気持ちがわかって結構良かった
7.透析の人の気持ちがわかって結構良かった
8.次は草薙君の碁盤きり見よう
9.韓国、インドに次中国映画もチェックしよう
生きているからこそ、人生は素晴らしい「Viva La Vida!」
2024.4.30 字幕 アップリンク京都
2024年の中国映画
原案は、朱金平が雑誌「婚姻与家庭」に投稿した記事『最功利的婚姻交易,最动情的永恒约定(2015年)』
腎臓病を患う女性と脳腫瘍の後遺症に悩まされる青年との日々を描いた人生讃歌
監督はハン・イェン
脚本はハン・イェン&ワン・シャオアイ&リー・ヤンウェン
原題は『我們一起搖太陽』で「一緒に太陽を揺らしましょう」で、サブタイトルの『Viva La Vida』は「生きる」という意味
物語の舞台は、中国・湖南省の長沙市近辺
人工透析を始めて4年近く経っている元旅行ガイドのリン・ミン(リー・ゲンシー)は、日々の食事制限、水分摂取制限などと戦いながら、旅行記事の投稿で生計を立てていた
彼女には父(ガオ・ヤリン)と母(リウ・ダン)がいたが、医療が充実していることを優先し、都会で一人暮らしをしていた
ある日、感情を昂らせたミンは、「亡くなったらドナーになってくれる人と結婚したい」という趣旨の動画を闘病コミュニティにアップロードしてしまう
すぐに冷静になって削除するものの、それを見てしまったリュト(ペン・ユーチャン)からダイレクトメッセージが送られてきた
会って説明しようと考えたミンは、指定された料理店に行くものの、そこに現れたのは挙動不審な男で、話している途中にいきなり寝たり、節操のない多言で忙しない男だった
ミンは動画を上げたのは魔が差したからだと言い、今は考えが変わったと告げるものの、リュトはその日を境にストーカーのように付き纏い、病院や自宅まで押しかけてきてしまうのである
物語は、ミンの病状を知ったリュトがドナーになろうと考える流れになっていて、その理由が「悪性脳腫瘍の再発」となっていた
リュトは手術をしなければ助からないが、これ以上、母(シュウ・ファン)に迷惑をかけたくないし、再発は何度でも起こるのでキリがないと考えていた
そして、偶然の出会いを経て、ミンを調べていくうちに「自分がドナーになれること」がわかり、彼女の願いを叶えようと行動を共にしていく
押しかけ女房のようなリュトの行動力に気圧されながら、ミンは次第に彼のペースにハマっていく
そして、「臓器提供のための結婚」へと向かうのだが、「結婚3年以内の臓器提供は違法」であることが判明するのである
いわゆる難病系の映画で、かなりリアルな透析の現場と日常が描かれている
医療監修もきちんとなされていて、少しの油断で体調の激変が起こる様子が刻々と映し出されていく
重くなりそうなテーマだが、リュトのキャラクターがそれを緩和していて、ユーモアと感涙のバランスが良かったと思う
個人的にも透析一歩手前まで悪化したことがあるので(しかも風邪をひいてIga腎症)他人事ではない感じがした
いずれにせよ、リュトの趣味でもある「宇宙との交信」であるとか、他人を信じ過ぎてしまう裏側にあるものもリアルで、短気でイライラしがちなミンがリュトとの出会いによって、少しずつ変わっていく過程は良かったと思う
結末に関しても良い意味で裏切ってくれるので、ラストに向かうキーシークエンスの演出も心に刺さるものだった
腕も肌もボロボロで、顔を横断する傷がある二人だが、依存から支え合う関係になっていったので、とても観賞後感の良い作品になっていたと感じた
見られるところが少なくてしかも、 上映期間の前から上映最終日が決ま...
見られるところが少なくてしかも、
上映期間の前から上映最終日が決まってて
一旦諦めたけど、どうにか見に行かれた
すっごく良かった
大筋は想定内だけどところどころ予想外もあり
ここまで泣かされるとは思ってなかった
中国だけでなく韓国の作品とかにもよくあるけど、
自分亡き後の親を心配するのって、
人としての基本な気がする
こういう感覚が日本でも当たり前になったら良いのに
全国上映してください
上京の折に都合をつけて鑑賞しました
近年のアジア映画では私的にはNo1に面白かった
深刻な内容なのに、笑いありテンポありでいっきに観せてくれます
特に主演の2人は出色、是非たくさんの人に観てもらいたい
全国で観られるように営業の方(?)頑張ってください、商品は間違いないのだから
素敵な脚本とリー・ゲンジーさんの素晴らしい演技と
まず、感動させられたり考えさせられたりする脚本が良かったです。あとリー・ゲンジーさんの自然な演技に、ぐいぐい引き込まれました。ただ、後半は俳優さんみんな泣き過ぎで、こっちが泣きそびれちゃったトコあります。
やればできるやん チャイナムービー
今まで嫌疑感を持って、ポジ観できなかったチャイナムービー
千秋楽ということもあって、観劇
腎臓?が悪く透析しながらドナーを待つ女性と脳腫瘍が転移した男性のラブスト
素直に良かった❗ハンデがある分、何事にも真剣で、真剣さが汚れた私の心を洗浄してくれた‼️
生きることに諦めを感じながらも、二人で生きていこうとする彼らの真摯さには心を射たれた‼️
中国らしくない映画であったが、単純な私は涙した
健康体?の私には…でもいつか
1人でも多くの人に観てほしい素晴らしい話
ドナーを待つ腎臓病の女の子と脳腫瘍の男の子が主役です。
泣けるヒューマン映画かと思って観たら、コメディあり、ロマンスあり、いろんな事を考えさせられて、素晴らしい映画だと思う。
とにかく、いろんな事を考えさせられる。
腎臓病を患い苦しんでいる方、ドナーの事、脳腫瘍で苦しんでいる方、親の事、生きる事…
観ているうちに、終わりに向かって、どんどん面白くなっていきます。
どうなるんだ?どうなるんだ?と見入ってしまった。
終わってから気付いたんだけど、公式のジャンル設定はラブロマンスなんですね(笑)
メッチャ良かった♪
同じ日に『パスト ライブス/再会』観たんだけど、こっちの方が断然いい!!
ロマンス好きの女性に、全力全開でオススメします!!
そうじゃない方も、マジで観て下さい!!
1人でも多くの人に観てほしい素晴らしい話です。
劇場では、一部だけの劇場で限定上映。
期間は、4/5(金)〜4/11(木)まで。
まだ、ギリ間に合います。
観に行ける方ぜひ!!
刺さった…
意外なほど、刺さった…
はじめはリンミン同様に、リュトにかなり抵抗を感じた訳だけど、ストーリーが進むにつれリュトもリンミンも、お父ちゃんもお母ちゃんも、みんなを愛しく思ってしまう。そんな映画だった。
ただ可哀想なだけの「泣ける」余命もの邦画とは全然違う。結末も、納得いくというか、100点満点ですべてが解決するわけじゃないのが良い。
良いもの観させていただいた…
やや字幕に配慮がないのが厳しいところ。
今年135本目(合計1,227本目/今月(2024年4月度)9本目)。
(前の作品 「パスト ライブス 再会」→この作品「人生って、素晴らしい Viva La Vida」→次の作品「」)
シネマートで見た中国映画です。
腎臓病を患う女性主人公のもとに、また別の難病を患う男性が運命的に出会い、そこから…という趣旨のお話です。 女性主人公は腎臓病からくる色々な治療に耐える必要があったり、男性もまた独自の難病に悩まされていましたが、その「病気に対する考え方」は違っていたものでした。
しかし、ある出来事からその「病気に対する考え方」について「運命的ともいっていい出会い」から知り合った2人が、「真に」お互いの本心が何なのかを話し合ってお互いによりよい将来を築いていこうというテーマは良かったな、というところです。
なお、本作はルポルタージュから着想が取られているようなので、「まったく何もかもフィクションです」ということはないようです(この「ルポルタージュから部分的に着想を得た」は、最初に出ます)。
たとえ何らかの大きな病気(あえてあげれば、日本の基準でいえば内部障がい者にあたるカテゴリ。私だって部位は違ってもそう)をしていても、弱点をカバーしながら2人以上でいきていくこともできるし、1人であっても「できる部分」を全面に押し出してハンディを感じさせない生き方も、また可能です。この映画はそういった部分について触れられていた(単なる「病気は根性論で治る」とか無責任なことを言っているような人はいない)点においてとても良かったかなといったところです。
「最終的に」「真にお互いを理解した」二人がどうなっていくのか…という点は映画を見てのお楽しみ、でしょうか。
採点に関しては以下まで考慮しました。
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(減点0.3/「登記室」「登記所」の意味が分かりづらい)
まず、病院で出てくる「登記室」は英語でも案内があるように「記録場」程度の意味で使われています。もう一つ「登記所で合いましょう」は、展開から考えて「婚姻離婚に関する場所であいましょう」(ネタバレ関係のため、「婚姻離婚」と両方を入れています)の意味かなと普通は思うのですが、ここはトラップです。
実は中国では、日本の民法177ほかで要求される「登記」は不動産登記・商業登記だけにとどまらず、「人事登記」といって「誰と誰がいつ結婚した、離婚した」ということも登記されます(人事登記)。よって、この意味での「登記所」は正しい意味でのものですが、日本では「人事登記」の概念がないので、ここは説明が欲しかったかな、というところです(行政書士の資格持ちは、ここで「登記所」って何を登記するの??というところで解釈が多分つまると思います。私も????になって、後で調べたら「登記」に2つの意味(「記録」程度の意味と、日本と同じ「登記」の意味がある)があることを知ったわけです。
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幸せになって‼️
病人同士のラブストーリーだけど、いかにも泣かす感じじゃなく良かった。凄い美男美女の絵になる俳優ではなかったが美しい2人でした。最初はあれ?って思ったけど、いい話しだった。パンフレットがなくて残念。
映画で😭 主演二人に🥹 貸切状態で😩
序盤、リンミンの人工透析の腕が痛々しく見ているのがつらい。しかし、ストーカーまがいだが 明るいリュト現れ、コメディタッチになって救われる。
中盤、ドナー提供の連絡が入るが、親族の反対で提供を受けられない。欧米に比べてアジア低い。アメリカ100万人あたり約40。中国は4以下。日本1未満。脳死や死生観の違いで、個人の考えは尊重しなければならないが 、救える命が救えないのも事実。
終盤、お互いが真に必要なパートナーあることに気付く。リュトはリンミンに生きてもらいたいからドナーになりたかった。しかし、死んでドナーになるより、リンミンと共に生きる決断をし、リュトは脳手術を受け入れる。
太陽は東から上り西に沈む。しかし、時々サボって曇天・雨天になる。だから太陽をたたき起こす。二人は不治の病なんか忘れてしまうぐらい、一生懸命に楽しく生きる。エンドクレジットでの二人の笑顔がずっと続いてほしい。
…………
この映画を見ようと思った理由。人生や難病について考えたいから。な訳ない。
本作の"Viva la Vida"は私の最も好きなバンド"COLDPLAY" の名曲と同じ。どんな理由であろうと注目してしまう。馬鹿な理由であっても、良作に巡りあえたから良かった。でも今日貸切状態😩
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