室井慎次 敗れざる者のレビュー・感想・評価
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退職スローライフドキュメント
室井慎次だけど踊るではない、むしろ封印
した感じがした。
3作も室井慎次主役で行われるのが、この時間が経ってもすごい。
多くの約束を守れず退職。
警視庁と警察庁の権力争い。金の亡者の弁護士。
現在の警察や政界を表している。
ヒューマンミステリー+スローライフドキュメン
ト。回想シーンは多々。
タカとリクの子役は素晴らしい。
斎藤潤さんはこれからも良い役者になる感じ。
お茶らけ役の矢本悠馬さんは秋田犬と
同等の癒し。
ダーク役の福本莉子さんは可愛怖い。
日向真奈美の娘、杏の空気感を上手に
出していたなぁ。
二部作なので次回は伏線回収を観に行こう。
警察官の再生
踊らない、踊らされない。
これの前に観た映画はミニシアター系だったので、やっぱり制作費のあるTV映画はすごいなぁ…というのが一番の感想。
人もクルマもいっぱい出てくる。
そして、室井さんの話の1本目という気持ちでいたけど、大きな話の前編だった。
踊るシリーズはリアルタイムで観てない。
再放送とか映画を家族が見てるのをついつい一緒に見ちゃった程度。
なので時折映る回想シーンは、
いかりや長介と深津絵里が「元気」なのに懐かしい気持ちになる。だけ。
そういえばレインボーブリッジの映画は、小泉今日子がハンニバルのレクター博士みたいな予告に衝撃を受けて映画館で観たかも。
話は面白い。続きがめっちゃ気になる。
でもどんなに星空が綺麗でも、待てる人はDVDで充分な気もする。
これは演者の問題では無く、作品の問題。
室井さんは…
ついこないだの朝ドラで、人情だけでいつも呑気でニコニコしてるお父ちゃんの印象がまだ残ってたから…無愛想なエリート出身の室井管理監にビックリする。
すごいな、柳葉敏郎。
よく考えたら哀川翔と一世風靡セピアで歌手としてデビューした人だよな?と思ってちょっと調べたら、役者デビューの方が先だったみたい。
ペラい
テレビドラマ特別編なら楽しいかも。
ただ映画館で観るにはあまりにも内容も演出もひたすらペラい。
ファンを金づるにしか思ってないのかなと。
ここ数年で一番残念な映画でした。
こんな挿絵いてれたら嬉しいだろ?こんな話題好きだろ?と。
おまけにこれで『後半に続く』とは…
ある年齢層の人にはエンドロールが一番沁みるかも。
スーツ、似合うね。
過去作鑑賞本数ゼロ。オーバーロードに引き続き、またもや完全初見でやって来てしまいました。日本映画を代表する大ヒットシリーズだし、当時のスタッフも大集結したということで不安要素はかなり多かったけど、これまたさほど問題なく、ストーリーそのものは踊るシリーズ未見でも十分に楽しめた。
ただ、およそ12年ぶりの最新作。お待たせしました!と言わんばかりのファンムービーっぷり。過去作の名シーンが相当数映し出され、なんの思入れもない自分にとってはもちろん心に響くことはなく、ちゃんと予習してたら存分に楽しめんだろうな〜と思わずにはいられない。
しかも前後編の二部作という、なかなかに気合いが入った上映形態。こんなに攻めて大丈夫か?と心配だったけど、良くも悪くも丁寧な作りといった印象で、ファンにはたまらないだろうけど初見にはどうしても長ったらしく感じてしまった。合わせて4時間もあるわけだから本作オリジナルのキャラに関しても、室井慎次という男の人柄も無知な自分にも分かりやすく、そして魅力的に描くことが出来ていたし、随所に笑いも起きていて人物を際立たせるという意味ではとても良かったと思う。
だけど、前編にあたる本作「〜敗れざる者」では事件が起きただけであって、本当にびっくりするくらい何も進まない。散りばめただけ。回収作業は後編「〜生き続ける者」に全振り。前後編としてのバランスは悪いし、めちゃくちゃずるい作りだよね...。
それでも、踊るシリーズを予習して見ようと思うくらいには面白かった。またこうして室井慎次というキャラを再演するというのは、柳葉敏郎にとってこれまでの俳優人生を振り返る集大成的な意味合いを持つだろうし、今後この役をもう一度演じたことは役者としての魅力を更に高めてくれると思う。室井慎次は初めてだったけど、柳葉敏郎はずっと見てきた。過去作に思い入れはないけど、同じ役を何十年も演じてきた彼の姿に、なんだか感極まるものがあった。柳葉敏郎という男を知るために、室井慎次を見ていきたい。そういう思いに駆られた。
あとひとつ。少なくとも前編の本作は刑事ドラマとして見に行ってはならない。現役を引退した有名刑事の人間ドラマ。これを前提に見る必要がある。てっきり緊張感たっぷりのゾクゾクする刑事ドラマが見れると思っていたから、肩透かしを食らってしまった。ただ、人間ドラマとして見ればなかなかに質の高いものに仕上がっているのでご安心を。室井さんの人との接し方を見て一瞬で好きになったし、展開も順当でとても良かった。子ども達との平穏な日々に心が浄化される。「人はたまに笑うくらいがいいんだ」意外とそれは的を得ているかもね。
いつもおでこにシワを寄せる室井慎次。無愛想で頑固そうな見た目とは裏腹に、愛で溢れる心の持ち主。彼の周りにはそれを理解している人が多く集まる。初対面なのに、この映画を通して何故彼が愛されるのかわかった気がする。そういう目線で見れば、とてもよく出来た作品。
事件が何も解決していないというのもあるけど、結局後編が楽しみ。全ては後編にかかっている!にしても、前編なのに過去シーン流しすぎじゃね?最終回かと思ったわ。
室井さんの物語
11月も楽しみ
とても楽しみにしていて、ハードル上がった状態で見ましたが、とても楽しめました。
和久さんと約束した吉田副総監は約束を果たせなかった。次の世代で室井さんも青島との約束を果たせなかった。ついでに新城は望んでいた出世コースを外れてしまうという。
大きな組織ではそうそう望みが叶えれるものでもなく、寂しさというか悲しみ?残念な思いもあるけど、それが世の中というものなのかなと感じたり。
そんな中、沖田は出世コースを進んでいて(詳しくはわからないがそうらしい)、緒方は警視庁刑事部に行ったり、ライバル?だった遠山は経緯はわからないけど地元の刑務官にと、長い期間の映画ならではの、人生の紆余曲折を見せてもらえました(もちろん青島の現状も)。
こんなところばかりを見ていたわけではないですけど、全体的には室井映画の色合いを出しつつ、笑えるところあり、懐かしいところありで楽しめています。
次のも非常に楽しみにしています。
ただ、室井さんのスーツが焼けてしまって、、、もう終わりってことなら悲しいですが(泣)
最後まで楽しみたいです。
帰ってきた室井さん。
踊るシリーズじゃなくして見れるし、ファンも納得できますよ‼️。
久しぶりの踊るシリーズ😆「FINAL」で完結したからもう新作は…と当時から思っていたけど、スピンオフで来ましたかー😁。
劇場で鑑賞したのは「2」と「FINAL」だからスピンオフは初の劇場鑑賞‼️。
室井さんの第一声は確か最初のシーンはなくて家のシーンになってそれでも中々セリフを言わずに焦らされました(笑)、第一声から声を聞いた時の感動🥹とちょうど笑いのシーンだったからそれもあってさらに良かったです。
全体的には前編と言うからやはりおおまかな流れの物語。現生活の全体像に過去の事件に関わった関係事件やら出来事が起こり警察を離れた室井さんが事件に関わるのか、離れた理由なんかも物語に盛り込まれ面白かったですよ‼️。
過去作の名シーンも出てきて、出演はされなかったけど許可をしていただいた俳優さんたちに感謝ですね😆。
今では歌番組なんかは使用の許可がなんだで映像が使えなくて視聴者は悲しい思いをしてる方達もいるので😭。
シリアスなシーンや笑いのシーンやらバランスは良く感じ、眠気もやはり邦画は起きないが前半のゆっくりな日常のシーンだけ少し眠くなりかけたがすぐに展開が変わったりしてアップダウンのバランスが良かったのかな(笑)。
柳葉敏郎さんもいい具合にダンディーになった感じがまたよいですね☺️、眉間の辺りのシワが増えましたねー苦労を自でいけてしまうんですね。
子役さんたちも良かった‼️、貴仁役の齋藤潤さんは若い頃の濱田龍臣さんみたいで中々キュートなイケメンさんやね👍、李久役の方は「フルハウス」のミシェルみたいに二人で一役なんですね、すごっ‼️。
杏役の福本さんは「ディア・ファミリー」の佳美さんだったのかー😲わからなかったです、病気と戦う子と犯罪者の子とまるっきり違う役柄で驚きと後編が楽しみですね。
他にもTVシリーズの方でちょいちょい室井さんと絡まれる方達にも時間の経過で今現在の役職や役割もしれて旧来ファンにも嬉しいシーンはたくさんありました☝️。
なんか久しぶりに長々書きましたが、面白かったし今回は一週寝かせましたが、次はどうしようかな❓(笑)。
今から後編の公開が楽しみですね☺️。
全ては次回に持ち越し
来月公開される「生きつづける者」も見なくちゃいけない(笑)
室井慎次「敗れざる者」を鑑賞。来月続編公開される「生きつづける者」との連作です。
警察官僚だった室井は定年前に警察庁を辞め故郷秋田の寒村に移住。
そこで、犯罪被害者の子供達を引き取って一緒に暮らしていたが、過去に猟期殺人を犯した女の娘が室井の前に現れた頃、室井は自宅の近所の雑木林で元詐欺師集団の男の死体を発見し捜査に巻き込まれる。
また、元猟期殺人犯人の娘も何故か室井対し敵愾心を露にするが、室井の家が火災にあうところで次に続く展開。
秋田弁を話す室井さんがまた見れる
踊る大捜査線シリーズが好きで室井さんの映画も見たくなって観に行ってきました。室井さんは難しそうなイメージがしていたので映画の内容も難しいんだろうなと覚悟していたのですが、そうでもなく定年前に退職をして、秋田の田舎で里親をしながら生活をしている室井さん。秋田犬もいて農作業をして子供に優しく温かくそこにいつもの難しさがあって、室井さんっていざとなった時、熱い思いやりがある人だったなと思い出させてくれる話になっていました。
前編は室井さんと子供達、事件が絡んで室井さんと昔仕事をしていた仲間が現れたり過去の青島とのやり取りを振り返ったりする場面があったり踊るファンには楽しめる作品かと思います。私は青島のキャラが好きで踊るをみていたのですが、室井さんメインの作品は今回見るのが初めてでなんといってもスーツ姿がとっても似合っている。秋田に戻ってきて作業する室井さんのシーンは今まで警官としてリーダーでやってきた人が仕事辞めてまで作業してる姿に胸が熱くなりました。
作品の内容としては事件の話が前編ではほとんど進まなく室井さんと子供を見るという視点かと思います。
柳葉さんはこの映画をやろうと思ってなかったみたいですが室井さんを演じてくれた事に感謝したいです。とってもカッコよかったです。
踊るシリーズだからこそできる人情味ある作品で感動して泣いちゃいました。
後編も楽しみで室井さんを見るのが待ち遠しいです。
室井さん!事件ですよ
二部作構成になっているのでテンポが良くないように感じました。
一つ一つが長い。長いのに深みがない。
室井さんに言わせたいセリフばかりが先行して、それを二時間という一本の映画の尺に落とし込んだ結果、唐突で、深みがありそうで無い中途半端な人間ドラマを長々と見させられるだけの前編になってしまったという印象です。
中盤から日向杏が登場しますが、後編が控えている関係で大人しかったですね。
何かありそうな雰囲気を匂わせて匂わせて。
これならテレビドラマでやった方がより深く人間ドラマを描けたような気がします。
元々はBSのドラマとして企画されたものだったと聞いて納得しました。
人間ドラマが大半を占めていたので事件の全容もほとんど分かっていません。
"レインボーブリッジを封鎖せよ!"の犯人グループの一人の遺体が、何故室井さんの住む家の傍で発見されたのか。
そして室井さんの正しい出身地は秋田県の"本荘市(現:由利本荘市)"なのに、何故彼は故郷の本荘市ではなく"北大仙市"で暮らしているのか。
そして日向杏の本当の目的は。ラストシーンの「火事」も彼女がやったという証拠はありません。
これらの謎は後編にお預けとなってしまったので、文句を言いつつも観に行かせていただきます。
室井さん!事件ですよ。
いつまで拗ねているんですか。指揮をお願いします!
一度燃え尽きた男の物語
出世争いに負け、目指していたこともできず、自分のできることはすべてやり切った。
情熱の火などは完全に消えた室井慎次。前線を引退し、第2の人生としてド田舎に住んでいるが、それでも周りからはあまり受け入れられていない模様。
そんな中、家の前で埋められた遺体を発見してしまう。
ここから、ゆっくりと物語がはじまる。基本的にこの物語はゆったり進むので、あまり激しい事件解決などを考えてはいけない。
しかし、室井さんが少しずつ巻き込まれながら前に進む姿や、権力や出世のために片意地をはっていた姿ではなく純粋な室井慎次がみえてくる。
彼はもう一度燃えることがあるのだろうか。夢、希望をもって負けた人間には少し刺さる部分がなくもない。表には見せないが、自分なりにがむしゃらに生きている室井慎次が見えてきて、少し感動する。人間模様が丁寧に書かれていて、ストーリーが想像以上に良かった。
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