「邦題が意外にピッタリとハマる」愛はステロイド アベちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
邦題が意外にピッタリとハマる
ベルリンの「壁」のニュースが出ていたのでこの映画を描いていた時代がわかった。ニューメキシコ州はヒスパニック系の人口比率がアメリカの州の中で1番多いとのこと。メキシコからの移民も多いのだろうからトランプが作った「壁」も今はあるのだろう。だがこの映画はそんな政治的なことや民族的なことはほぼ関係ない。荒廃したとある場所で起きる恋人や家族の愛憎劇を衝撃的なショットの連続で見せつけるやや不気味な物語だ。なので作り手側も何かに共感して欲しいことなどはないだろうから見る側もとにかく観て楽しむべき映画と言える。
ルーとジャッキーの出会いと恋に落ちていく様、ジャッキーのボディビルへ注ぐ情熱。異常者である父親の行動、JJに鉄槌をくらわせた後のドロドロの展開〜映画としてたっぷり楽しめました。邦題の「愛はステロイド」なんてセンスのかけらもないと思ったが、最後にジャッキーがルーへの愛の証明の如く巨大化するの見たら、何だ邦題はピッタリだと納得。大笑いしそうになったけどね、。まぁ〜傑作でした!
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ゆきさんのコメント
2025年10月29日
こんにちは。
コメント失礼しますm(__)m
私も巨大化は想定外過ぎて"えー!"って声出ちゃいましたw
邦題についても同感で、何か又変な邦題付けてるな(°▽°)ってやや警戒したんですけど、開けてビックリ!
なるほど!でした(^。^)by

