劇場公開日 2024年7月5日 PROMOTION

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YOLO 百元の恋 : 特集

2024年6月24日更新

【仰天ビフォーアフター】32歳、10年引きこもり&体重
100キロ超の無職女性。家を追い出され、親友に恋人を
奪われ…しかし50キロ減量&人生大逆転!何があった!?
彼女を変えたのは、恋と、「勝ちたい」という執念…!

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こんなにも「人生が変わる映画」という惹句が誇張ではない作品は、そうそうないと思います。

7月5日から緊急公開される「YOLO 百元の恋」。10年間引きこもっている体重100キロ超の無職の女性が、なんと50キロの減量を経て人生大逆転! 変わりすぎだろ!一体何があった!?

……という物語の仰天っぷりもさることながら、さらに「それだけじゃない」からすごすぎる。

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国民的人気を誇る主演女優の失踪(!?)、世界で約740億円(「鬼滅の刃」が約530億円)という異次元のヒットを記録……そして実は本作、あの安藤サクラをスターダムに押し上げた大傑作の海外リメイクでもあります。

笑って泣けて悔しくなってアツくなって元気になる、あなたの人生をも逆転させる“極上エンパワームービー”。絶対に観てほしいので、圧倒的にオススメしていきます!


【予告編】わたしのために、わたしは何度でも立ち上がる。

【主人公の大変身が衝撃的】人生は変えられる――!
最強の“笑って泣けて元気になる”映画、緊急公開!!

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本作にはふたつの「ビフォーアフターの衝撃」があり、詳細を知れば強烈に鑑賞したくなるはず。

ひとつは「物語のビフォーアフター」、もうひとつは「現実のビフォーアフター」。まずは前者の物語についてご説明していきましょう。


●ストーリー:極上のエンパワームービー!
32歳、無職、引きこもりの女性が、何もかもを失い…自分自身のために「人生の大逆転」に挑む。
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32歳、10年間実家に引きこもる無職。“筋金入りの怠け者”ドゥ・ローイン(ジャー・リン)は、ある日、実家に帰ってきた妹と大ゲンカし、とうとう家を追い出される羽目に。

しかし偶然出会ったボクサーのハオ・クン(ライ・チァイン)に一目惚れし、自分もボクシングを始めることに。ところが、クンは試合に負けたことでジムを辞めて、ローインの前から姿を消してしまう。

「一度は勝ってみたい」。何もかも失ったローインは、ボクシング大会への出場を決意し、壮絶なトレーニングに励むことに……果たして運命やいかに!?

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個性的でいい加減な人々によるシチュエーション・コメディが大いに笑わせ、主人公の挫折とひたむきな努力と復活にアツい涙が流れ、ラストの清々しさとカタルシスに1000%の元気がもらえる本作。最高の気分を手に入れられる極上のエンパワームービー、観てみませんか?


●急いで観に行こ! “安藤サクラ主演の大傑作”が10年を経てリメイク!
異次元の大ヒット(「鬼滅の刃」超え興収740億円)を経て、日本で緊急公開――!!
安藤サクラ主演「百円の恋」公開当時のポスター
安藤サクラ主演「百円の恋」公開当時のポスター

「百元の恋」というタイトルにピンときた方も多いかと思います。そう、本作は2014年に公開された日本映画「百円の恋」のリメイクなのです。

「百円の恋」は安藤サクラ主演、監督・武正晴&脚本・足立紳により製作され、その壮絶なクオリティが大きな話題に。今や世界的に評価される安藤サクラ(「万引き家族」「ゴジラ-1.0」など)をスターダムに押し上げたほか、予算規模の大きい大作が席巻しがちな日本アカデミー賞において、最優秀主演女優賞&最優秀賞脚本賞に輝いたなど、さまざまな意味でエポックメイキングな大傑作なのです。

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同作の10年の節目に、満を持して中国でリメイク。オリジナル版の脚本・足立紳、監督・武正晴、プロデューサー・佐藤現が監修として開発段階から参加しているだけに、そのクオリティは十二分です。

結果、日本では考えられない異次元の大ヒットを記録することに(下部参照)! そんな作品が、日本上陸&緊急公開――あらゆる側面から、映画.comユーザーの皆様に「観るべき一作」だとオススメします。

・中国で2024年2月10日に公開後、快進撃。春節期(旧正月/2月10~18日)のNo.1ヒット作に・興収が27.24億元(約544.8億円)を突破したのは、公開からわずか1週間。・中国でリメイクされた日本映画における最高興行収入記録を達成。しかも公開からわずか8日間で。・アメリカなどでも公開。全世界累計興行収入は4億7,940万ドル(約740億円)に!・結果的に、2024年の世界興行収入4位となった化け物的大ヒット作!

【主演の大変身がさらに衝撃的】超大人気女優、約1年
姿を消し50キロ減量!? 騒然となった役づくりに注目

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もうひとつの「現実のビフォーアフターの衝撃」がさらに面白い!


●想像以上にすごい映画:物語だけじゃなく、ガチで主演女優が50キロ減量! 過程を映す“エンドロール”が本編級に衝撃的!
ビフォーアフター!
ビフォーアフター!

比較画像を見てもらえれば一目瞭然! この映画、主演女優がCGや特殊メイクではなく“ガチで痩せてる”んです……しかも10キロ20キロではなく、50キロです。ダイエットを一度でもやったことがある人は、この数字がいかに驚異的かよくわかるでしょう。

というか、よく考えてほしいのが、減量のためには過酷なトレーニングを、それこそ膨大な時間こなさなくてはならないですよね。しかし主演したジャー・リンは超売れっ子の人気者……。

どうやって時間を確保? 答えは簡単かつ衝撃的でした。ほぼすべての仕事を停止し、約1年にわたってメディアから姿を消し、超過酷なトレーニングと本作撮影に専念していたのです――!

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言うは易し、為すは至難。「超つらいけどやる」と「嫌だやらない」の人生の分かれ道で、ジャー・リンは「やる」を選んだのです。結果、50キロ以上の減量に成功! ジャー・リンが再びメディアに現れたときには、1年いなかったのに急に激痩せしていたので、中国では上を下への大騒ぎとなったそう。

また、映画のエンドロールではトレーニングや体重増減の様子を記録した「ジャー・リンの減量日記」も流れ、その過酷さと彼女のストイックさ、役者魂を感じることができる内容に。中国ではジャー・リンによるダイエット本が発売され、爆売れしているのだとか……。

いやほんと、知れば知るほどこの映画、むちゃくちゃ面白い!


●このジャー・リンって何者?:あらゆる世代に人気の国民的コメディアン&女優&映画監督 実はとんでもない人!
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もう少しジャー・リンのことを知れば、本作がどれだけすごいのかもっとわかるはず。やや説明口調になりすみませんが、ババっとご紹介していきますね。

ジャー・リンは中央演劇学院(北京の国立公立演劇学校で超名門)を卒業し、中国漫才や舞台喜劇などで活動、Weibo(中国版Xとイメージしてください)のフォロワーは1770万人超えと、あらゆる世代で認知される中国で最も活躍する国民的有名人です。

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女優・コメディアンとしてだけではなく映画監督としても超人気! 2021年公開の映画「你好,李煥英」(原題)で監督デビューし、脚本・主演を務めた最初の本作で、中国国内で歴代2位の興行収入を記録。日本でも「こんにちは、私のお母さん」の邦題で2022年に公開しており、全世界興行収入約900億円の特大ヒットとなりました。

そして本作「YOLO 百元の恋」では再び監督を務め、さらに主演、果ては脚本も担当。前述の通り本作は世界740億円を記録しているので、2作続けて異次元のヒットを記録……ジャー・リン、本当に只者ではありませんね……すごすぎる!


【編集部の熱烈レビュー】俺も勝ちたい、逆転したい。
アツくなってボロボロ泣いて、感情がもうぐちゃぐちゃ

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ここまで読んで「観に行こうかな~どうしようかな~」と迷っている人へ。絶対に観に行ったほうがいいです、という編集部レビューをお伝えしていきます。


●筆者紹介
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安藤サクラ主演「百円の恋」は映画公開当時、その熱量と切実さに強い衝撃を覚えた、大好きな作品だ。

第36回日本アカデミー賞で栄光に輝いた瞬間も授賞式会場で取材していたし、こうしてレビューを執筆する今も、クリープハイプの主題歌「百八円の恋」をリピート再生して自分を奮い立たせている。

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そんな人間に、本作「YOLO 百元の恋」はどう映ったのだろうか? 来た。観た。「俺も勝ちたい」。オリジナル版とは似て非なる情熱が、体の奥底から湧き出てきた。


●うまく生きられない主人公に共感し、壮絶な努力に勇気づけられる。心の底からこんこんと「生きる力」がわいてくる。
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細かいシーンがどうとかよりも、観た感情をそのままお伝えさせていただこう。

主人公自身も「このままじゃダメだ」と思っていながらも、「しなければならない」と「できない」の間に「どうすればいいかわからない」があって、そんな隙間に入ってしまいうまく生きられない姿に、「ああ、わかるよ、その気持ち」と共感する。僕も学生時代の就職活動で挫折を味わい、社会人になっても高い壁に直面するごとに、そうした無力感みたいなものは何度も味わってきた。

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でも主人公はただ寝転がっているわけではない。彼女は彼女自身のために戦い始める。特別な能力を持つわけではない、はっきり言って心が弱いタイプの彼女が壮絶に努力する姿を見て、「僕も戦うことができるかもしれない、この映画のように」と、心の底から勇気がこんこんと湧いてくるのを感じた。

人は何度だって燃えることができる。やっぱり、人生が変わる瞬間を観る高揚は、何ものにも代え難い。


●理解不能の興奮がかけめぐるクライマックス。涙が止まらない「過去の自分」。多くの人の人生を揺り動かす、大好きな作品
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怒涛のクライマックス。屈辱と歓喜がごちゃ混ぜになり理解不能の興奮が駆け巡る、感極まる。アツくなった。コケにされ続けて悔しくないのか? 戦え! 戦え! 戦え! 戦え! そう言われているような気がした。「俺は勝ちたい」。心の中で絶叫した。

そして気づいたことがある。「勝ち」とは、ボクシングや恋の勝ち負けだけじゃない。自分が目的を達成できれば、さらに言えば大きな力から逃げずに戦うことができれば、それはもう勝ちなんだ。

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「過去の自分が、今の自分にサムズアップする。それに満面の笑みで答える」という素晴らしいシーンがある。どうしようもなく胸に残って、周囲をはばからずボロボロ泣いた。物語がフィクションを超えて大切なものを与えてくれた瞬間だった。

本作は「百円の恋」のリメイクではあるが、同じ闘志を感じ、いい意味で別の精神も感じ、なによりもオリジナル版への強い敬意を感じた。本当に多くの観客の人生を揺り動かすだろう。何度も何度も観たい、大好きな作品だ。

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