シド・バレット 独りぼっちの狂気のレビュー・感想・評価
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"psychedelia"
突如として現れたレコーディングに誰も気付かないような変わり果てた姿でその意図は、周りからしたら空白の時間が彼には日常の生活であって、不謹慎にもブライアン・ジョーンズは死んでしまって偉人の存在として早死にも日常で哀れにも偉人として??
漠然とダニエル・ジョンストンやルースターズの大江真也をでも活動していたし復活したわけで、ドキュメンタリーとして描けなかったであろうそこに踏み込んで観たかった気持ちがあれど、想像して勝手に悲しくもなりでも普通に生きて毎日を過ごしていたのかなぁ?
数年の短い人生がいまだに輝いている、ただ生きているだけではダメなようでただ生きるしかなかった長い人生、知りたいことばかりが溢れてしまう。
あなたがここにいてほしい
独自の世界観を武器にロック史上に燦然と輝くピンク・フロイド。その誕生時のリーダーでその世界観をインスパイアしたシド・バレット。その足跡を少しは知ってはいるが、。天才だったことは誰もが認めるが、やはり栄光は僅かであり、不毛な人生を長く過ごし、寂しく逝ってしまったようだ。絶大な評価と商業的成功を得たピンク・フロイドとは対極である。何よりロジャー・ウォーターズもデビット・ギルモアも元気に今も生きている。
映画の中で「炎」のアルバム制作時スタジオにシドが訪れたエピソードは悲しすぎる。
シドに捧げたとする同アルバム内の名曲「狂ったダイアモンド」第2部の訳詩はーきみが何処にいるかだれも分からない ひょっとしたらすぐ近くかもしれないけど でもいいさ きみは狂ったダイアモンド ぼくらを無視して輝くがいい 狂気のひだを重ねてゆけよ きっとどこかでまた会えるだろう 硬く結晶した狂気のダイヤよ あくまでも超然と見事であってくれ ぼくらは人気の上にあぐらをかいたまま 世間の寒風に乗って旅を続けよう きみは永遠の少年 勝者にして敗者 真実と妄想の探究者 すべてを超えて輝いてくれーと、あった。
観てよかったと思います。
このようなドキュメンタリー映画を残してくれた関係者の皆さんに感謝します。
音楽に取り組めていた
頃の映像が少なく、足されたイメージ映像とインタビューには眠気を誘われた。だが彼の変わり果てた姿は初めて見た。アメリカツアーで唄えなくなりステージを降ろされた話には、本当に気の毒と思う。
才能もルックスも確かに有った、何故ダイヤモンドがすり潰されてしまったのかは解らない。でも大成功を収めた残りのメンバー達は何か、苦いモノが残ったに違いない、エンディングの追悼? 演奏が悪い冗談の様に見えた。
明日7日が命日なんですね。
シド・バレットの足跡
シド・バレット独りぼっちの狂気
初期ピンクフロイドの中心メンバー
イギリスのサイケデリックブームの旗手
プレッシャー、ストレスやドラッグにより
精神バランスを崩しバンドから離れて行く···
伝説のロックスターの実像に迫る映画
ご年配の方が鑑賞している中で
1960年代後半のサイケデリックの流行を
体感していない寂しさを感じながら鑑賞
以前鑑賞した【尾崎豊をさがして】のような映像の切り貼りを心配していたが、大丈夫だった。
シドについての、シドの友人、元恋人たち
バンドメンバー、関係者の言葉に涙が。
パンフレットがないのが残念。
94分間の苦行
新情報無し。
キャプションが雑なので誰が喋っているのやらさっぱり。
それでも歌唱演奏シーンが楽しければ我慢も出来ようが、ぶつ切り映像だらけで欲求不満は溜まるばかり💢
94分前に時間を巻き戻して欲しい😭
ドラッグ文化の功罪
映画が始まり、俳優を使ったイメージパートをブリッジに、彼の生い立ちに合わせて関係者の証言が続いていく
気になったのは、そのイメージパート
BGMが「Shine on you crazy diamond」なのだ
もちろん、PinkFloydから入った私はこの曲の意味は知っている
しかし、Pink Floydに頼りすぎだという偏向イメージをもたせるものだ
思えば映画の和訳タイトルも「一人ぼっちの狂気」としている
原題は「Have You Got It Yet?」であり、狂気のかけらも何もない
そう「狂気」はPink Floydの代名詞だ
(まぁ、アルバム「狂気」も原題のかなり無理やりな意訳になっているが)
しかし「Shine on」も「狂気」も音楽としてはシドは関わっていない
シドの半生を探るのには最初期のPink Floydは良いとしても、ヒット作にあやかるのは…
と、相変わらずのへそ曲がりぶりを感じながら映画を観ていく
学生時代のエピソードから、バンド初期の創作活動
ライブの様子などを貴重な動画で観ていると、彼の才能にしびれてくる
こんな感覚に浸れるならドラッグ文化も捨てたものじゃないとさえ感じる
(60年代に英国で育っていたら私も染まっていたかもしれないとさえ思える)
絶頂期から混迷期へ
そして破綻
やはりドラッグはダメだ、触れないでよかったと思える
残されたメンバーや知人たちが振り返る姿
もちろん、今になっての美化はあるだろうが、なんとかソロアルバムを完成させようとする仲間たちの姿や、ヒット作のあとにあえて自己の内面をつらつらとつづるロジャー。ウォータースの姿
ここでやっと「Shine on you crazy diamond」が活きてくる
ある意味、このインタビューまでこの曲を封印していたら、さらに劇的にこの曲が作られた「その時」を衝撃的に味わえたかもしれない
すでにそのストーリーは様々な文献で知っていたにせよ、シドの歴史をなぞったうえでのロジャーの想いに触れることは涙なしに居られない
シドが居たからこそのPink Floydだということを改めて感じる
それにしても、パパラッチはなんて残酷なんだ
◇ サイケデリック伝説
1967年、サイケデリックムーブメントのピークを迎えた年。その象徴とも言えるビートルズの名作『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』が製作されていた隣りのスタジオで、ピンクフロイドのファースト・アルバム『夜明けの口笛吹き(The Piper at the Gates of Dawn)』が作られました。
当初、ピンクフロイドは、シド・バレットのワンマンバンドとされてました。ドラッグによる幻覚を再現したサイケデリック・ロックの世界に飲み込まれるように、デビュー間もなくLSD過剰摂取による性格破綻を理由に、彼はバンドを去ることになります。
その後のピンクフロイドはサイケからプログレへと展開して商業的にも成功を収めます。特に『狂気』(The Dark Side of the Moon)1973はロック史に残る名盤の一つとされます。売り上げ5000万枚以上、Billboard 200に15年間(741週連続)にわたってのランクインはギネス記録でもあります。
大仰でドラマ仕立て、過度に技巧的なピンクフロイドの長い楽曲。中心に深い闇を内包していて、ブラックホールのように引き込まれる魔術的な力を秘めているようで、その魔力にシドバレットの影が残存し続けていることに改めて気付きます。
一人の繊細過ぎる天才芸術家を懐かしむ数珠繋ぎのインタビュー、内面風景を象徴する幻想的なイメージ映像。確かにそこにシド・バレットは存在していたはずなのに、どこか虚に儚く感じます。光と影、天才と狂気の両義性を持つサイケな男の神話化の物語。人の心の奥底の中心にある空洞-空虚感と共鳴するようなドキュメンタリーでした。
もう少し情報を追加してほしかった
沢山の人がインタビューされているが、元ガールフレンドなど一般人以外は名前が紹介されない人が多かったような。ミュージシャンに違いないと思いつつも誰だかわからなかったり、1回目のみだと後に再登場した時に「誰だったっけ」となるので、もう少し(『ロックフィールド 伝説の音楽スタジオ』ぐらい)情報を追加してくれたほうが見やすかった。
脱退に至るまでの経緯や、2枚のソロアルバムについてはD・ギルモアらが協力したことが確認できたけれど、その後の彼の足取り、音楽活動が続けられなくなった後のことはサラっと触れておしまいなので、ちょっと食い足りない気もする。それまで分かったつもりになっていた点を確認・修正する価値はあるけど、果たしてちゃんと医療的診断が出ていたのか、然るべきケアを受けていたのか、寛解したから自宅で過ごしていたのかとか、世話をしていた人とどんな会話があったのか、絵を描いては破壊していたとしても残っている作品もちょっとだけ映像が出るけど、実際何がどれくらい残っているのか等、謎が解明されたというよりは、疑問が増えるような感じがあった。
炎 燃え尽きてしまう男 それは21世紀の私達のことなのかも知れません
シド・バレット 独りぼっちの狂気
2024年公開
シド・バレットが何者かを知らなければ本作を観てもなんの意味も無いと思います
そもそもピンクフロイドが何なのか自体知らないなら、本作を観るのは時間の無駄です
そのような人が無理に本作を観て理解しようとするのは全く時間の無駄です
ましてその不毛な体験をレビューに書くのは不愉快な思いで腹いせを書くだけの行為になるだけだと心からそう思います
一方でシド・バッレトの名前を知り、彼の楽曲も大昔から聴いて来たようなカルトに頭のてっぺんまでドップリ浸かっている人ならばとうに知っていることばかりで、ものたらない映画だと辛辣なレビューになってしまうのも理解できます
そのようなカルトな映画です
だから観客動員なんて見込める訳も有りません
日本公開されただけでも奇跡です
ピンクフロイドの名前ぐらいは、古くからの音楽好きならば今でも少しはいるだろうという配給会社の期待だったと思います
だからあっという間に公開終了になると思い慌てて劇場に行きました
平日の真っ昼間だったので、観客は自分を入れて良くて2~3人程度と思っていました
しかしビックリしたことに20人程も観客がいるではないですか!
そんなにも沢山の客入りがあるなんて目を疑いました
さすが神戸というべきだったのかも知れません
何故そのようなカルト的な映画が2023年に作られて今年公開されたのか?
それは一体何を意味しているのか?
それを理解している人がこんなにもいることに驚愕です
映画ではシド・バッレトと接していた当事者本人がカメラに向かって直接語っています
いままでの又聞きや伝聞による文章で作られたどこまでが真実で、どこかが虚像なのかも明確では無かったのです
シド・バッレト本人と、その当時のピンクフロイドの嘘偽りのない真の姿が本作で初めて確定した真実として教えてくれたのです
本作はそこに意味があるのだと思います
シド・バッレトの精神が、彼が脱退してもなおピンクフロイドのサウンドの核そのものであること
ピンクフロイドの最高傑作「狂気」は1973年の発表であり、去年2023年がその50周年であったこと
そして、そのアルバムは世界で5000万枚も売れた世界で最も売れたロックアルバムであること
それ故に本作が作られたこと
そんなことは本作を観る人ならば、百も承知のことでしょう
シド・バッレトが何者なのか
ピンクフロイドが何なのか
本作ではそんなことは、本作を観に来る者ならば当然知っていることとして一切説明されません
証言する多くの人物も名前のみの紹介で、本作を観る人ならばそれで十分だろうという映画です
自分もそれをここでいちいち書くつもりもありません
それでいいのです
分かる人だけが分かる映画というものがあっても良いと思うのです
知らない人が本作を観て無理に知ろうとする必要も有りません
シー・エメリー・プレイがまさか劇場で大きな音響で21世紀に流される日が来るなんて夢にも思いませんでした
短くたってそれでいいんです
だってレコードは家にあるんですから
アート集団ヒプノシスが関わったのが明らかな映像が含まれていたのは驚きと共に大きな喜びでした
ボブ・マーリーの映画も不思議なことに2024年の同じ時期に公開されました
彼の活動時期はピンクフロイドと重なっていたのですから
半世紀50年の昔のこと
そんな大昔のことを懐かしむ?
なるほどそんな映画かも知れません
しかしボブ・マーリーの「エキソダス」が21世紀の私達に今必要なメッセージを発信しているように、本作もまたなにかしら21世紀に生きる私達の心に突き刺さるメッセージを発信しはじめているような気がしてならないのです
心のどこかでシド・バッレトを探していたことを突然思い出したかのように
Wish you are here
あなたがここにいてほしい
分断され人々はみな孤立してしまう
世界中の人々がみなそう思うような時代に、21世紀はとうとうなってしまったのです
だから予想を上回る人が劇場にいたのだと思うのです
炎
燃え尽きてしまう男
それは21世紀の私達のことなのかも知れません
今夜はShine On You Crazy Diamondを聴きたい
そんな気分です
『シドバレット独りぼっちの狂気』大きい新しい事実は無し、でもロック...
『シドバレット独りぼっちの狂気』大きい新しい事実は無し、でもロック史的になんとなく知っていた「シドを迎えに行くのやめちゃうか」事件や「シドが突然『炎』レコーディングに現れたけど誰か分からなかったよ」事件が生々しく語られているのが貴重。シドバレットの結末は悲劇だったのか、謎は残る。
孤高の天才 シド・バレットが狂気に満ちて朽ちていく姿😱
サイケで眩惑的、ポップなのに危機的な雰囲気が漂うサウンド🎶
孤高の天才 シド・バレットが、狂気に満ちて朽ちていく姿❣️
とても悲しくなるのに、同時にこれが、彼が脱退した後のピンクフロイドの、あの壮大な音楽の原点だと思うと、何故か感謝の気持ちも感じました🥹
創造性と狂気
最近プラネタリウムでピンク・フロイドの特別番組:狂気を観たのでその関係で鑑賞 しかしこの有名なタイトルはシドさん居なくなった後だった...Queenはギターのブライアン・メイが宇宙物理学者だからプラネタリウム番組が有るのだけど、何故ピンク・フロイドが?と言うとアルバム発表がロンドンプラネタリウムだったかららしい ちなみに流れた曲はマネーしか分かりませんでした😞デヴィッド・ギルモアとピート・タウンゼント(The WHOだけど)は名前だけは知っていた ちょっと変わった音作りや声で音入れるところはQueenにも繋がるんかなと思った しかしまたしてもドラッグ、そして傍目には当人には何が辛かったのかいまいち分からず 苦悩というのはそのようなものかも知れませんが、惜しい才能を逃したことだけははっきりしているようです
アホ過ぎて、 ピートタウンゼントが出てくるまで、 ピートタウンゼン...
アホ過ぎて、
ピートタウンゼントが出てくるまで、
ピートタウンゼントの映画を見に行ったつもりでした
なぜそんな勘違いをしてしまったか謎ですが、
どちらも名前と、なんだかすごい人らしい、
くらいしか知らなかったので、
とりあえずそこまでは違和感もなくスムーズでした
この映画を見たおかげでどちらに対しても興味が出てきたので、
これからいろいろ調べてみようと思います
音楽
産業の構造変化が起こってる。と確信
いや、音楽のみならずエンタメ業界の構造が変わり始めている一端だと想いながらこの手のミュージシャン自伝的映画を観てきたが、本作の曲がり具合はさすがフロイド。
なかなかよくできたモノだった◎
クイーンやボブなど明らかなポップスターなら
脚色CG系どっさり。(ハプニングは抜群)
ボウイやフロイドは関係者インタビュー形式だろ!
とよく言えば玄人好みに、悪く言えば
制作費用抑えめで制作される。と言うスタイル
つまり、これは往年のヒットミュージシャンの最後のお商売=店仕舞いセールだと言うこと
この手の手法で音楽ファンが増えればそれに越したことないけどね。
結局は大仏商法だよw
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