劇場公開日 2024年8月9日

新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる!のレビュー・感想・評価

全98件中、1~20件目を表示

3.5藤吉夏鈴の非アイドル的魅力を活かした青春映画。小林啓一監督作としては物足りなさも

2024年8月17日
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鑑賞方法:試写会

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バラエティ「あざとくて何が悪いの?」の番組内連ドラやNHKドラマ「作りたい女と食べたい女 シーズン2」で、女優としての藤吉夏鈴の魅力を高く評価していたので、今回の映画初主演も嬉しい限り。櫻坂46の現役メンバーでありながら、華やかな笑顔で陽のオーラを振りまく王道の美少女アイドルとは異なり、少年のような朴訥とした雰囲気と、憂いを秘めた陰りある表情が特徴的で、だからこそたまにしか見せない穏やかな微笑のインパクトが増す。この「新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる!」も、そんな藤吉の特有の魅力をうまく活かしていると思う。 一応ミステリ仕立ての話にはなっている。高校1年の結衣(藤吉)は、憧れの若手作家・緑町が在籍するという文芸部への入部の条件として、新聞部に潜入して緑町の正体を突き止めることに。緑町の小説は高校生対象の文芸コンクールで選外にはなったものの文芸誌に全文掲載されたと説明されるのだが、常識的に考えたら本名が分からない応募者を審査対象にするはずがない(ペンネームだけで応募可能なら大学生や大人のなりすましを排除できない)、よってミステリの前提自体が破綻しているわけで、観ながら「なんだか中高生が考えたような脚本だな」と思っていたら、あとで原案者が高校生の時に考えたアイデアが基になったと知ってびっくり。もちろん最終的にはプロの脚本家が手を入れて完成稿になったが、本格ミステリを目指すのではなく、緩めのミステリ風味と軽い笑い、そして不正を暴くジャーナリズムへの憧憬を組み合わせた学園青春物としてまとめたのだろう。 小林啓一監督については自らのオリジナル脚本で撮ったデビュー作「ももいろそらを」が大のお気に入りで、「殺さない彼と死なない彼女」と「恋は光」も観たが、ちょっと変わった女性キャラクターを魅力的に描くのが上手い印象。ただし3作目から漫画原作物が3本続いており、6作目にあたる本作も他者の原案・脚本ということで、小林監督の持ち味が十分に発揮されていないもどかしさも感じた。そろそろ自身のオリジナル脚本で新作を、と心待ちにしている。

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高森 郁哉

3.5リアルでありながら、不思議な物語世界へと誘われる

2024年8月13日
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 人気アイドルグループ「櫻坂46」の藤吉夏鈴さんが映画初出演にして初主演を務めたアイドル映画として充分楽しめますが、本作はそれ以上の輝きを放つ青春映画に仕上がっています。メガホンをとったのは、「ももいろそらを」「殺さない彼と死なない彼女」などのひと癖ある作品で青春映画の演出に定評のある小林啓一監督。藤吉さんの俳優としての魅力を引き出して主人公トロッ子と融合させ、藤吉さんもその演出に応えて新たな可能性を見せているのです。  文学少女で憧れの作家がいる名門高校の文芸部に入部するはずが、ひょんなことから非公認の新聞部に潜入し、新米記者として活動することになった主人公のトロッ子こと所結衣が、高校の闇に切り込んでいくことになります。取材を続けるうちにジャーナリスト魂に火がつくトロッ子を、藤吉さんが内に秘めたような眼差しで真っ直ぐに演じ、彼女が醸し出す独特な空気感とテンポで突き進んでいく様が、破天荒な新聞部部長を演じた髙石あかりさんに引っ張られながら物語展開をけん引していくのです。  今回は大野脚本の台詞の要素も強いですが、小林監督の演出は、通常のテンポとは異なるような台詞まわしと俳優同士の掛け合いが特徴的。特に注目して欲しいのは、登場人物たちの視線とその交わりです。カットごとに切り取られる視線の方向とつなぎが的確で、それによって人物同士の感情の交わりが伝わってきます。成瀬巳喜男監督の視線の演出を想起したほど。また、主人公たちを切り取る世界も光(自然光)を意識した画面とカメラの動き(特に横移動)、風や電車などの日常における生活音によって、リアルでありながら、不思議な物語世界へと誘われます。

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和田隆

4.0文学好きの高1女子の話。 ある高校生作家のファンで、憧れて同じ学校...

2024年12月10日
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単純

文学好きの高1女子の話。 ある高校生作家のファンで、憧れて同じ学校に入るも、その作家は正体不明。正体を突き止めることになり。 学校内を取材してゆくうち、公にできない部分に触れてしまう様子。 ミステリーのような、勧善懲悪のような…? 若い女子向けの漫画を読んでいるような感覚になりました。 柏の葉の調整池とか、物語だとわかっていても、見慣れてほっとする景色もありますね。

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woodstock

1.0題名に惹かれて

2024年10月29日
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鑑賞方法:映画館

上映館が限定だったのと題名に惹かれたけと演技が拙くストーリー的にも厳しかった 高嶋さんも出てたけどこの様な役をさせたら右に出るのはいないかも

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pantara

1.0主演の演技が酷かった

2024年10月17日
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やっぱりアイドルは演技は厳しいのかと感じた。

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mm

4.0さわやかTasty(笑)

2024年10月3日
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鑑賞方法:映画館

恋愛要素のない青春もの。正義は勝つの勧善懲悪で水戸黄門並みの安定感。人間とは?とかあんまり悩まなくて済むのが助かります(笑)偶にはいいんじゃないでしょうか?

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HAL-9000

4.0ただの

2024年9月24日
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アイドル映画だと思ってたけど割とテンポ良く進んでて良かった。

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mskito

3.5本当は(パート2)

2024年9月13日
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「ナイスデイズ」と連チャンで観たかったんですが。高石さんの滑舌と表情豊かさで、主役の子の棒読みが引き立つ面白い効果でした。 恋愛要素薄くて良かった、生まれながらに・・筧さんだったんですか!? エンドクレジットまで気付きませんでした。

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トミー

3.5主役は髙石さん?

2024年9月8日
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名門の文芸部に入るためにひょんなことから新聞部に入り人探しをするという物語。 アイドルをされている方が主演とあって、ファンと思われる方がチラホラ。 恐らく演技はほとんどされてないのかと思いますが今後の成長に期待。 今作はとにかく髙石さんが目立つ作品で中井さん含めこの後のベビわるも期待大。 作品として青春映画?扱いなのかな? コミカルな悪者を演じる際の高嶋政宏さんは楽しそう。狙いは2代目西田敏行さんか?

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ダルメシアン07

3.5【「新聞記者」女子高校生バージョン。チープな感じが良く(褒めてます。)学園の闇に迫る女子高生達の正義感溢れる展開も佳き作品。ヤッパリ、キャリア上手の高石あかりさんが、特に良かったなあ。】

2024年9月6日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

幸せ

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NOBU

3.5藤吉夏鈴さんの存在感

2024年9月6日
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藤吉夏鈴さんの独特な存在感がとてもよい。 演技はぎこちなさもあるんだけど、細い手足のこころもとなさや素朴なアンニュイさをまとう存在感が気になる。ともかく気になる。映画やドラマに出始めたころの西野七瀬さんに少し似ている気がする。 ストーリーは詰めがあまかったり、髙石あかりさんと中井友望さんがいっしょにいると死体もいっぱいありそうじゃん!とちょっとおもったりもしましたが、とてもさわやかな後味のよい映画でした。

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kikisava

4.5平和な映画

2024年9月5日
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幸せ

感動も驚きもないけどずっと心に残るいい映画でした。 ほのぼのとした終わり方がいい。 雰囲気が良くて忘れられなくて2回見ました。

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yakinikubentou

4.5楽しめました

2024年9月3日
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安心して楽しめました。ちょっとだけ映像研の映画を思い出しました。映像研の続編でないかな〜

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kokab

5.0さあ、革命を起こそうぜ!

2024年9月2日
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追加上映にて、映画館で観てきました。 昔観た「櫻の園」(福田沙紀の方)を思い出すようなお嬢様学校の雰囲気が好みです。 主演の藤吉夏鈴ちゃんが地味だけど、芯がしっかりしていて、スルメのような味わい深い魅力を出していると感じました。 見終わった後、とても晴れやかな気分になりました。

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ゆきとう

1.0主役の演技がひどい

2024年9月2日
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主役以外の演技は悪くなかったんだけど、 主役の子の演技がひどすぎた。 高石さんとかは良かったのでもったいなかったね。 主役がどっちかわからないないぐらい食われてた

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balbalbal

3.5瑞々しい演技に

2024年9月2日
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鑑賞方法:映画館

登場する人物全員みな魅力的で 瑞々しく眩しいくらいの演技に心が洗われました。 ストーリーはちょっと?と思うところはあれど、 藤吉夏鈴、髙石あかりの二人の演技がそんなことはどうでも良くなるくらい良かった。 夏の青春映画ってやっぱりいいな、と思わせてくれる作品でした。

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ヒョコツ

4.0上品にまとまってました!

2024年9月1日
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知的

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old-tears

4.0ゆうたろうの無駄づかい

2024年8月31日
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幸せ

萌える

文学を愛する少女、所結衣は名門文芸部のある私立櫻葉学園高等学校へ入学する。 しかし、入部試験中にとある事故に遭い入部の夢は叶わなかった。 しかし、部長の西園寺茉莉に気に入られた結衣は、憧れの匿名天才作家「緑町このは」を探すように頼まれる。 過去にインタビュー記録のある新聞部に辿り着いた結衣は個性の強い部員と出会い、次第に学園の闇に立ち向かっていくこととなる。 前から密かに楽しみにしていた小林啓一監督最新作。 キャストも好きな面々が勢揃い、観るしかない! 結論個人的には十分楽しめた。 ただ、期待してたものとは少し違ったかも。 正直夏鈴ちゃんのアイドル映画色が強くて、頑張ってたけど彼女の演技力なども加味すると少々物足りなさも感じる。 ただ、相変わらず役者を輝かせる小林監督撮り方が本当に素敵。 中井友望やゆうたろうは出番こそ少なくて少し残念だったけど、それでもとても魅力的だった。 高石あかりは安定だし、高嶋政宏のキモ理事長役はハマりすぎてて面白い。 内容自体はクライマックスの爽快さと新聞記者に関する教養が深まる程度でライトに面白かった。 あと、楽しみにしてた理由の一つが地元でロケしてるってのが予告から分かったから。 『殺さない彼と死なない彼女』のときと同じ場所だけど、今回はそれ以上にガッツリ使われてて、メインキャストのほとんどが来たと思うとちょっと嬉しくなった。 次のミューズは福本莉子らしいのでまた楽しみ。

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唐揚げ

3.0青春ものの軽い作品

2024年8月31日
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おでん

4.0高石あかりビジュ爆発!

2024年8月30日
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「殺さない彼と死なない彼女」「恋は光」の小林啓一監督作品ということで楽しみにしてた。 作品としては前作ほどの輝きは感じられず、物足りなかったけど、若い女優さんたちはみんな輝いてた。 なかでも高石あかり、もう表情が豊かで、鼻の下にボールペン挟んで上向いてるのだけでも2時間見てられる。 「ベイビーわるきゅーれ」はアクションはもちろんだけど、彼女のわちゃわちゃしたところかいい。 中井友望ちゃんも出てたし、待ち遠しくて仕方ない。

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大吉