劇場公開日 2024年11月29日

正体のレビュー・感想・評価

全745件中、201~220件目を表示

4.0お話はベタな作りですが、人物像や情景を丁寧に作ってあり非常に良かっ...

2024年12月28日
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泣ける

お話はベタな作りですが、人物像や情景を丁寧に作ってあり非常に良かったです!
丁寧な作り込みは、藤井監督の作品ならでは

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nami

3.5迫真の演技に紡がれた真摯な物語

2024年12月28日
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泣ける

興奮

幸せ

さきほどイオンシネマで観てきました。鏑木慶一役の横浜流星の演技力に心を打たれました。ストーリーはシンプルながら、演出と音楽、俳優陣の演技力で逃亡犯の日常に没入させられた感があります。エンディングのヨルシカ太陽もとても美しかった。
最後まで緊迫感の続く中、日常風景の描き方なども温かく、今年最後に見てよかったと思える映画でした。

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しろいろねことら

4.0評判通り、秀作

2024年12月27日
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興奮

逃亡犯から冤罪をテーマにしたストーリーで、見終わってからストーリーを振り返るといろいろ気になる点はあるものの、集中力が切れる事無く、120分映画に没頭する事が出来ました。構成力が素晴らしい映画だと思います。

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kuwa

4.0さすが、映画賞を受賞するだけあって、構成やテンポ、役者の演技など、...

2024年12月27日
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興奮

知的

幸せ

さすが、映画賞を受賞するだけあって、構成やテンポ、役者の演技など、非の打ち所がない。でも、やっぱり鏑木を演じた横浜流星に尽きる。
自分はやってない。そのことを証明するために脱獄し、キーパーソンへの接触を試みる行動力と信念を、ポーカーフェイスから感情むき出しの場面まで、確かな表現力で見せてくれました。
鏑木に絡む3人も、それぞれの視点で見ているけど、一貫しているのは、彼がそんな事をする人ではないという信頼。

満点でないのは、事の発端である「冤罪」の発生根拠が薄いこと。
あれだけ凄惨に血が飛び散った現場から真犯人がその場を立ち去る際、家の中にも外にもゲソコンは残っていただろうし、鎌を抜いた直後に踏み込んだ警察がいるなら、その前後で真犯人らしき不審人物を見ているはず。
また、当時高校生の鏑木が一家を殺害する動機がない。
作品の中で、スマホやLINEらしきものを使っている点からも、裁判員制度の中で裁かれているはずで、いくら警察が証拠を隠蔽・捏造したとしても、本人が強く否定している点からも有罪にまで持っていくには難しいと思うのでは?

ラストは報われるラストでよかった。判決の演出もよかったです。
ヨルシカの曲も、優しい歌声で癒やされました。

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くまねこ

4.0目頭にクる直球

2024年12月27日
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悲しい

幸せ

横浜流星いい演技。
まじ隣でポップコーンボリボリ学生野郎どもと共に(多分)目頭を熱くした。
涙が渇くにはエンドロールが足りなかった。
世の報道の何たるや、段々こういう話がタイムリーになってきつつある。

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ハラマスコイ

4.0感動作

2024年12月27日
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み

4.5逃走劇のその先に灯りはあるか… 崇高なまでに純粋無垢な青年の渾身の戦いを描破した、人間讃歌ファンタジー。

2024年12月26日
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亀梨和也が主演したWOWOWのドラマ版を以前に観た。
原作小説は、逃亡死刑囚 鏑木慶一が転々とする潜伏先ごとの章立てになっていて、それぞれの地で出会う人の視点で描かれている。この構成はどちらかと言うと連続ドラマ向きだ。

WOWOWやNHKが短期の連続ドラマ化した小説が後に映画化された例はいくつもあるが、大抵はディテールを描けている分ドラマ版の方が優勢だった気がする。
はたして、本作はどうか。

小寺和久・藤井道人による脚本は、構成の基本は小説のままでありながら、端折るべきところを端折り、括られるところを括り、独自の設定を織り込んだ、脚色の手本のようだ。
そして、それを具現化する藤井道人の卓越した映画術に私はすっかり魅了された。

まず、アバンタイトルが見事。
事情聴取の様子が断片的に映し出される。刑事と対峙したそれぞれの参考人がどういう人物であるかは説明されないが、彼らがこれから始まる物語に重要な立ち位置で関わることを予告し、対面の刑事が「気づかなかったのか、彼の正体」と詰問してタイトルが表示される。
何とも絶妙な導入だ。

また、スリラーとしての緊迫の演出が、最初に脱獄犯だと気づかれる場面でみられる。
主人公だから無実なのだろうと観客の誰もが思っているところに突きつける、この横浜流星の不気味さ。

藤井道人の代名詞的な一本道を空撮で追う俯瞰図もちゃんと見られる。

そして、最後に判決が下される場面の演出が秀逸だ。
藤井道人の類まれな映画的演出力がここに発揮されている。

本作は社会派ミステリーに分類される作品だと思うが、藤井道人監督は一貫してファンタジーの人だと思う。
リアリズムは求めつつリアリティは追求しないのだ。
例えば、こういう殴られ方をすればこんな傷を負うだろうというリアリズムは求めても、この場面で殴るかというリアリティは深追いせず、こういう物語なのだと言い切ってしまう…そんな基本姿勢だ。(例えが悪いか…)
『新聞記者』(’19)をはじめ、藤井道人監督作品は全てそのスタンスで撮られている。

この映画は、鏑木慶一の人助けの背景で見せる社会の不条理が冤罪の惨さに集約していく原作小説から、「人に信じてもらえないこと、信じてもらえること」というテーマを導き出し、横浜流星演じる鏑木慶一を天使の如き存在に位置づけることで、救いの物語に仕立て直している。

吉岡里帆が演じる安藤沙耶香が「あなたを信じる」と言い、鏑木は信じてもらえる喜びを初めて感じる。
そして「信じること」は伝播する。

野々村和也(森本慎太郎)
酒井舞(山田杏奈)
安藤の上司 後藤鉄平(宇野祥平)
安藤の父 安藤淳二(田中哲司)
被害者遺族の井尾由子(原日出子)
出会う場面は描かれていないが出会ったはずの由子の妹 笹原浩子(西田尚美)、、、

さらに、追跡者の刑事 又貫征吾(山田孝之)

組織の一員として不本意な命令に従う刑事の苦悩を寡黙の中ににじませる山田孝之が、素晴らしい。

犯罪が絡む映画だから悪党キャラクターも登場する。三人の俳優がそれぞれ短い出番ながら物語にスパイスを効かせている。
小悪党の駿河太郎
極悪党の山中崇
巨悪党の重松豊

この映画の脚色は、追跡者である刑事 又貫を描いたことと、追い詰められた鏑木の様子をSNSでライブ配信し、多くの人がそれを見ることの2点が、原作を改変した「救いのある物語」を成り立たせ、追跡者である又貫刑事の心を動かす奇跡に説得力をもたらしている。

逃亡劇を終えて、人々が順に鏑木に面会する。
その中には又貫もいた。彼が鏑木になぜ逃げたのかを訊いた、その鏑木の答えが本作のテーマだ。
鏑木に助けられた人々は新たな未来に向かって歩き始める。
もっとも救われたのは又貫だったのかもしれない。

映画独自のこの結末には、涙を禁じ得ない。
改めて、人間讃歌のファンタジーであると強く感じるエンディングだった。

蛇足…
判決が出ている事件を警察が再捜査すると決めた場合、上訴手続きは検察が行うのだろうか、被告側だろうか。
この映画の場合、上訴手続きの期限は逃亡中に切れてしまっているだろうから、刑は確定してると思われるので、再審請求しかないだろう。
検察が再審請求はできないから、被告人(受刑者)側が申請するしかない。被告人に有利な証拠を警察が証人になって提出するという複雑な関係になる。
それとは別に、脱獄は新たな罪として裁かれるのだろうか…。

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kazz

4.5脚本、キャスト全てドラマの上をいく

2024年12月26日
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横浜流星さん、ただのイケメンかと思ったら
迫真の演技で素の純朴な雰囲気も
刑事から逃げる体当たりな演技も
素晴らしかったし、友達になれたかと思った相手が通報している所に居合わせたシーンでは得体の知れない鳥肌ものの恐怖でした。

ドラマバージョンと比べて脚本もうまく短くしながらも
刑事との対立や、苦悩もきちんと盛り込んで
ラストの判決への説得力が増しました。
吉岡里帆との関係も変に恋愛感情より
人としての信頼が強く感じられて話に重みが加わったように思う

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猫柴

2.0役者の演技は5星ですが。作品の出たタイミングが…

2024年12月26日
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悲しい

単純

難しい

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NEGOTO

5.0正体過去1でした(^^)!

2024年12月26日
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悲しい

興奮

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ゆっきー

4.0逃亡者

2024年12月25日
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立丸

2.5主役ありきですね

2024年12月25日
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横浜流星がどんどん美しくなるさまを見ていたかんじ。悪い意味でなく。思っていたより良い俳優さんだ。

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kurakorin

3.5客観的な正しさと主観的な正しさ

2024年12月25日
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fuku

4.5警察の捜査がポンコツすぎる

2024年12月25日
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死刑判決を受けるまでには、検察や弁護士が色々な事柄を検証して、その上での判決となるはずだけど、この映画を見ていて、死刑判決に至ったところが、どうしても??で、、、
もっともそこを突き詰めると、この映画自体が成り立たなくなってしまうのだろうけど、、そこは置いておいて、映画自体は、最後まで惹きつけられて観ることができました。
5点にしたい所ですが、死刑判決の??があって、0.5点引きました。

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まさ

3.0亀梨くんのドラマと同じやつか!

2024年12月25日
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いやごめんなさい
気付かない私が悪いんですけど

予告編見て
観てみたいなと思ってこちらの映画を観たのですが

亀梨くんのドラマと同じ話だとは全く思っていなくて


ドラマも映画もいっぱい見過ぎて
タイトル覚えてないんですよねいちいち
言われてみればタイトル同じやん、と


と、いうわけで
観たことないストーリーの映画だとばっかり思いながら見始めた私は
知ってる話が展開されていって1人で勝手にびっくり


ちょっともうその驚きが強すぎて
純粋に映画の評価ができません
申し訳ない

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きみまろ

3.0まぁまぁかな

2024年12月25日
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展開が遅くストーリーは特に印象的ではないし、逃亡中の繰り返しに飽きてきて後半眠気にちょっと襲われたけど、横浜隆惺君の演技はすごくよかった。お友達の行動や、警察の対応に終始イライラし、映画終わってからもそれを引きずっているから、よかった〜って思えなかった。何かが惜しい。

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よっしーな

4.0原作に触れています!

2024年12月24日
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シンプル

4.0悲哀感 最高に似合う横浜流星…

2024年12月24日
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泣ける

悲しい

興奮

ヴィレッジ の時も思いましたが この横浜流星 半端なく 瞳が良い。
悲壮 悲哀 全て 瞳に 現れて ホントに悲しい主人公を 演じてました。 端正な顔立ちのイケメンですが アメリカンな陽 ではなく
雨に濡れた子犬の瞳の様な 感じですか?

今後の横浜流星に 目が離せません。

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miwa

4.0良い映画だと思います

2024年12月23日
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怖い

興奮

クリスマスイブイブの今日。
映画を観よう!っと思い立ち、高評価に惹かれて今更ながらの鑑賞。もちろん原作未読。
横浜流星さんはかろうじて顔と名前が一致する程度の認識で、きれいな顔立ちのタレントさん、くらいの知識だったのだけど、いやどうしてどうして。演技派俳優さんなんですね。おみそれしました。
いい映画でした。
冤罪をかけられた青年が、警察で何を言っても信じてもらえないと悟り、一縷の望みを託して脱走する。
大阪・東京・長野と変装しつつ潜伏先で携わる人たちは、彼が指名手配中の殺人犯と分かってからも彼を「信じて」、自分の力で冤罪を晴らしたい彼の目的に手を貸す・・・
令和の現在、まさかあんな杜撰な捜査はなされていないでしょうが、長年の冤罪は今年に入ってからもニュースで騒がれていたし、本当に重いテーマです。
そして、いいストーリーでした。
それまでの人生ほぼ養護施設と刑務所の中で終始した主人公が、様々な人と関わって“生まれて初めて”を積み重ねる中で顔つきや佇まいも成長していくこと。
関わった人たちも、法の裁きよりも彼を、というより自分の目を信じるようになること。
山田孝之の葛藤を抱えた板挟み刑事もぐっときました。(正しいことをしたかったら偉くなれ~と、以前どこかの刑事が言っていたような)
途中、一家惨殺やら血まみれの斧やら、クリスマスイブイブに一人で見る映画じゃなかったかと後悔もしましたが、ラスト10分で回収。満ち足りた気持ちで終えられました。
レビューを読むと、原作のラストは違うようですね。
でも、私はこの映画版で良かったと思う。
やっぱりハッピーエンドが一番なのだよ。いや、コテコテのハッピーエンゃなくても観終わった後の余韻が良いものであればそれが何よりだと思うようになりました。

以下、ひねくれ雑感。
〇現実的にみると捜査も逃走劇も突っ込みどころ満載で、今作のメインテーマはそこじゃないから全部すっぱり捨てて観てましたが、リアリティーを追求すると気になります。
〇最近こういう業界モノで思うのですが、例えば警察の監修なんかはどの程度入るのでしょうか。フィクションだから全面的に目をつぶるのか、松重豊のキャラに文句は来ないのか。
〇鏑木のキャラは横浜流星的な人でなくても成り立つのだろうか。すなわちずんぐりむっくりモテナイキャラでもこのストーリー展開は成立するのか?でなければ、このラストはイケメンだけが実現可能というミもフタもない話になってしまうのだけど、いやそんなことない真実の前に人は平等だと思おう。今日はクリスマスイブイブだもの。

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やあやあ

4.5引き込まれた作品!

2024年12月22日
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泣ける

悲しい

5点にほぼ近い4.5の作品。

作品の内容的に暗い内容ではあり
感情の起伏はそこまでないけど
その凪のような感情の中で
引き込まれ、涙する。
主観的にみたり入り込んではいないはずなのに
いつの間にかその世界の中に入っている。

それがこの作品。

この2時間に込められた想い。
そしてラストの終わり方。
全てがトップクラスに良かった。

横浜流星も凄がったけど
山田孝之も凄かった。
本当に良い役者だと思った。

まさに名作

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フナ