赤羽骨子のボディガードのレビュー・感想・評価
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仕事ではなく恋のボディーガード。
顔も知らない父の仕事絡みで殺し屋から100億円の懸賞金をかけられてる高校3年ダンス部所属の赤羽骨子と、幼馴染みで骨子の隠れボディーガードとなった威吹荒邦の話。
尽宮正人(父)に呼び出され赤羽骨子のボディーガードを頼まれた威吹荒邦、骨子への恋心と依頼でボディーガードを引き受けたが…。
とりあえず冒頭から出てくるポンコツな殺し屋田中から見せられ、次なる刺客もポンコツ田中…となぜか笑いで掴まれ、同じクラスのひ弱そうでイジメられてる奴と思ったら3年4組全員ボディーガードの中のリーダーだったり。
原作は知らないけど尽宮正親を演じた土屋太鳳さんが何かカッコイイし可愛いし、骨子の隣にいつもいた金髪ギャルも何かカッコよくていい味出してた。ラウール君はスタイル良くて色気ありでいいね~、骨子演じたでぐっちゃんは旬だし言うことなし!(笑)
観に行く前は10代向け、アイドルファン向けなんて思ってたけど、安っぽさは少しありつつもコミカルで観やすいし、アクションシーンは意外としっかりしてて気兼ねなく楽しめて面白かった。
ファンムービーとしては正解なのかわからないが、主演は年上女子が守りたい存在なのかもしれません
2024.8.2 イオンシネマ久御山
2024年の日本映画(117分、G)
原作は丹月正光の同名漫画
100億の賞金が懸けられた幼馴染を守る高校生を描いた青春ラブコメアクション映画
監督は石川淳一
脚本は八津弘幸
物語の舞台は関東圏のとある高校
ヤンキー高校生の威吹荒邦(ラウール)は、ある時、安全保障局の長官・尽宮正人(遠藤憲一)から呼び出されてしまう
彼は自分の娘である赤羽骨子(出口夏希)のボディガードをして欲しいと言い、彼女には何者かに「100億円の懸賞金」が懸けられたという
骨子は荒邦の幼馴染でもあり、そこで彼は骨子のクラスに強制的に編入させられ、ボディガードを務めることになった
ただし、このミッションには条件があって、ボディガードであることを悟られず、長官が父であることも知られてはいけない
そんな折、怪しい男(皆川猿時)が骨子を狙い、荒邦はそれを止めることに成功した
その後、再びその男は荒邦の前に現れて挑発を繰り返す
荒邦は男を追うものの、それ自体が罠で、骨子には別の刺客が放たれていた
だが、骨子の暗殺を実況するはずのデバイスには、刺客を完膚なきまでに叩きのめす女学生が映り込む
彼女は骨子の親友の棘屋寧(高橋ひかる)で、彼女も骨子のボディガードだった
さらに捕まった荒邦の元に、司令官・染島澄彦(奥平大兼)率いる3年4組全員がやってきた
彼らもまた、骨子のボディガードとして任務を受け持ったものたちで、荒邦は23人目のボディガードだったのである
映画は漫画原作なので、思いっきり漫画的なキャラと展開を迎える
リアリティとかはどうでも良い展開で、ご都合主義満載のテンプレ的なものもたくさんある
中盤において、裏切り者が内部にいるとか、懸賞金を懸けていた黒幕・正親(土屋太鳳)が長官の娘で、腹違いの骨子の姉だったりする
さらにめっちゃ強い敵は、荒邦の父・丈夫(津田健次郎)と因縁のある人物で、というテンプレっぽい設定が雨霰のように舞い散る作品となっていた
基本的にはコメディ映画で、ラウールのアクションシーンを堪能する映画になっている
とは言え、荒邦がめっちゃ強くて敵を薙ぎ倒すキャラではなく、弱くて傷だらけになるけれど、最後まで愛する人を守るキャラとして描かれていく
さらに荒邦の恋愛が進展しそうでしないところも物語の引きになっていて、それら全てがうまくマッチしているように思える
漫画だと尺も長くて、いろんなキャラが活躍して集結すると思うのだが、今回はモブ敵相手に全員を紹介するという荒技になっていて、正直なところ一見では誰がどんなキャラかを把握するのは無理だと思う
なので、公式HPなどであらかじめ「キラキラネームばかりの3年4組」の名前の音とキャラ設定を頭に入れておいた方が良いと感じた
いずれにせよ、普通の青春学園ものを取り扱ったアイドル映画なので、いかに荒邦を演じるラウールのファンが楽しめるかという作品になっていた
カッコ良いところよりも情けないシーンが多いのは需要に応えているのか新境地を目指しているのかはわからない
だが、どこから見ても絵になる男は違うなと思わされるので、男女問わず、隣に立つのは大変だなあと思った
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