「自分の境遇に対する向き合い方が多様」大きな家 北枕寝二さんの映画レビュー(感想・評価)
自分の境遇に対する向き合い方が多様
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年末の休日にいつもの映画館で
木曜日で終わるので駆込み
結構入っていた
スクリーン鑑賞は
前回の室井後編以来だ
なんとなくテーマはダブるが
こちらはドキュメント
フジテレビの日曜14時くらいにやりそうな内容だが
テレビと異なり情報は少ない
こちらは様々なことを想像しつつ観る
別に知らなくてもいい
今日入口で配られたチラシには
> 子どもたちの持つ家庭事情などには具体的に言及せず、
> ただ今を生きる子どもたちの発する声や
> 心の動きに焦点を当てています。
とあった 共感する
出てきた子はいい子ばかりで
応援する気になったし もらい泣きもした
自分の境遇に対する向き合い方が多様で
ひたすらポジティブなタイプがいたり
学校で施設の子に会うと微妙なんてことも
卓球部のオリンピック話は結構笑った
冒頭のシーンで語られていたように
道を踏み外す子も少なくないと
それが現実だし人間の奥行きだろう
あ ネパールも出てきたな
かの国では施設で一緒の子は当然に家族とか兄弟
一方日本では違うというのが 興味深い
文化の進み具合のような気もする
どちらがいいということでもないと
20年くらい前だったら
施設の子は家族・兄弟ですと
言わねばならない空気だったかも
百名山山登りもよかった
日本という国がちゃんとしたいい国だと
再確認できた気がした
皮肉でなくて本当に
長かったが
この人数を描こうとしたら必要かなと
今年の最後としては上々の良作だった
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