「成長物語」大きな家 センノカゼさんの映画レビュー(感想・評価)
成長物語
ドキュメンタリーではありますが、10歳くらいから19歳の青年まで、年の順にインタビューされていたので、成長物語として見られました。またそういうエピソードが選択されていました。
・最後の方で声だけの参加だった子も知れませんが、
「あと20年位生きられればいいよ。これまで生きるのもたいへんだったから」
というのが気になりました。
・その前の方のエピソードで、男の子数人で年中行事の百名山を登るというのがありました。登山も登りのほとんどの時間は大変です。でも頂上に着けば、その苦労は忘れます。
人生には、小さな達成感が必要なのです。
さきほどの子は、まだ登山の途中なのかもしれません。
・最後のエピソードは、陸上をやっている青年の「自己ベスト更新しました。」
で終わっています。人生には、小さな達成感が必要なのです。
児童養護施設に入っている人は約4万人だそうですが、小中学生の不登校は約29万人。
15歳から64歳までの引きこもりは146万人だそうです、各世代の2%に当たります。
施設だろうがなかろうが、みな生きるのは大変なのです。
でも小さな達成感を積み重ねて乗り越えていくのです。私もそうして生きてきました。
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