「美しいが」ぼくのお日さま ぱんちょさんの映画レビュー(感想・評価)
美しいが
冒頭から、少年時代の思い出そのもののような優しい映像を、スタンダード・サイズで。
その後も1シーン1シーンが美しく、アイスダンスを始めてからはそこに親密さや、あの年齢の時期にしかあり得ないような宙ぶらりんな少年と少女の関係性と、演者としてではなくありのままではないかと思わせるような3人の表情を映し出す。
エンドロールの、着想を得たとされるハンバートハンバートの楽曲までずっと美しいが、ただ、さくらの感情に対する回収がなされないことだけが気に掛かる。
二人の表情だけで良しとしているのかもしれないが…
主役の子供二人が特に素晴らしかった。
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