「かわいい原田知世の関西弁!!! 「読み書き」ができない苦労、そういう人たちの苦労の上に今の私たちがあることを忘れてはいけない」35年目のラブレター ITOYAさんの映画レビュー(感想・評価)
かわいい原田知世の関西弁!!! 「読み書き」ができない苦労、そういう人たちの苦労の上に今の私たちがあることを忘れてはいけない
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読み書きができない主人公が、最愛の妻へのラブレターを完成させるため、定年退職を機に夜間中学に通
い始める。
かわいい原田知世の関西弁!
原田知世が若く見えすぎて、徳永えりと並んでも親子に見えない!
若い時を演じる上白石萌音の関西弁もかわいい!
二人のほんわりとした温かい空気感が最高です。
なんと、笑福亭鶴瓶と原田知世が夫婦役!?
最初は違和感しかないと思ったけれど映画は良かった。
妻が、「夫が読めるようになるということを信じて手紙を書き残していた」ことが感動的。
夜間中学の生徒たちの変遷も背景に、「読み書き」ができない苦労、幼少時に事情があってそういう人たちも存在すること、今の日本はそういう人たちの苦労の上に成り立っているということを忘れてはいけない。
ただの美談では済まされないことも、映画として残し、広く伝えることが大事と思う。
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