知らないカノジョのレビュー・感想・評価
全89件中、81~89件目を表示
桐谷健太さんがMVP。プロットは面白いが、感動はしなかった。期待が大きかっただけにチョット残念です。勘違いや見落としをしたのかもしれないでふ。
もし間違ってたらゴメン、これって「夢オチ」ですよね。
違うとしたら、僕は中島健人がどうやって元の世界に戻ったかを見逃している (^^)。
だけど、夢オチだとしたら、ナゼ元の世界で miletが天才歌手になってるのかが分からない (^^)。
或いは、ケンティは元の世界には戻らず、miletが天才歌手の世界で miletと恋人になり、改めて小説家として成功したのかもしれないが、そうなると僕はやはり中島健人が元の世界に戻らなかったという場面を見逃してる (^^)。
結論としては、おそらく夢オチではなく、ケンティはナゼか元の世界に戻って来れていて、miletは(これまたナゼか僕には分からないが)天才歌手になっている世界線になった
ケンティが戻って来た元の世界で、milet が天才歌手になっていた理由は、あちらの世界で編集者ケンティが色々と頑張ったり、反省したり、小説の結末を2人で生きていくことに変えたからだと思われる。たぶん。
とにかく、僕はよく分かってない。ナイス。
レビュータイトルを、「これって○○ですよね」にしようとしたけど、勘のいい人は映画の解説とこのレビュータイトルだけで、○○が「夢オチ」だと気付いてしまうと思ってやめた。
初っぱな、スクリーンを、間違えたかと思った。「蒼龍戦記」と現実がオーバーラップする場面が良い。
予告編を見たとき、僕はかつて感動したラノベ「凉宮ハルヒの消失」 (小編 「笹の葉ラプソディ」を含む)を思い浮かべた。
そして、ケンティが行った異世界での物語が「凉宮ハルヒの消失」ぐらい感動的だったらいいなと勝手に期待してしまった。
しかし結局ボクが映画に感動しなかった。なぜなら、ミナミとリクがラストに至った理由または過程をちゃんと把握できなかったからである。
そして、ラストを見て 「あれ、これって やっぱ夢オチ?」となってしまたのでごじゃるよヨ。
実は前半ケンティが異世界に行ってしまった最初の場面、僕は 「もしかしてコレってラストは夢オチ?」と思った。 だけど、それでも異世界での物語が面白ければいいやと思った。
結果は、プロットは面白いと思ったけど、ワクワクしたのは、ケンティが異世界へ行く前までで、異世界へ行ってからの物語は面白くなかった。
理由はハッキリしている。
それは、天才歌手ミナミが編集者ケンティを好きになった理由が、僕にはサッパリ分からなかったからである。 異世界では恋人にはならなかったから、正確にはミナミがケンティに対し友好的になった理由である。
異世界でのリクに対するミナミの印象は最初から悪いものばかりだ。
例えば、リクがミナミの祖母の部屋にいたストーカー疑惑、ミナミとプロデューサーとのスクープ記事、編集者リクと新人作家とのセクハラ訴訟。
これではミナミがリクに友好的になんかなりようがない。仕事をする事になったとしても、ビジネスライクな対応で終わらないか?
リクとミナミの間に、こういった負のイメージをくつがえすだけのエピソードや、ふれあいでも有れば、ミナミが友好的な態度になるのもうなずけるが、僕にはリクとミナミが友好的な関係になれるようなコミュニケーションが有ったようには思えなかった。
なのにミナミはリクに好意的だ。それどころかリクと2人でいるときのミナミの笑顔など恋人に向ける笑顔に見えた。
いったい、どうしてミナミとリクはプライベートで港や大学へ行き、レストランで食事をする友達になったんだ? ミナミがリクのことを信頼できるいい人だと思うようになったきっかけとかあったとしたら、僕はシッカリ見逃している。だから、食事のあと夜遅い時間にミナミがリクの部屋に行った場面は全く理解できなかったでひ。
あと、ミナミと2人3脚で頑張ってきたであろうプロデューサーを、何であんな悪者扱いに描くのか不思議に思った。
1番ぶっ飛んだのが、リクに振られた片想いの新人作家がセクハラ訴訟起こした話だ。思わず小声で「えっ」て叫んじゃったヨ。
最近は、告白されてゴメンナサイすると訴えられるんかのう。
( ̄□ ̄;)!!
あの新人作家金子ルミ(中村ゆりかさん)には、柚月裕子氏の「私にふさわしいホテル」を読むことをすすめる。(訂正:裕子 → 麻子 )
映画が面白かったので後から読んだら、映画より面白かった。
中村ゆりかさんの演技は良かったが、新人作家の部分は物語には全く不要でし。
最後に、今回はキーマンを演じた桐谷健太さんが1番良かった。こういう面倒見のいい先輩役が合うのかもしれない。
とにかくカジさんが良かった!
自分としてはなかなか良かったなと思います!
作品的にはいわゆるもう今どきありがちすぎる転生ものです。
なんなら最近見たファーストキスとかぶる感じもありますがこちらはこちらでの若々しい感じの良さがあり、自分はとても好きなタイプの作品でした。
終始世界観はどことなく明るい雰囲気が漂う感じでずっと見ていられましたし、miletさんは歌手としての存在をチラッと知ってるくらいなのでこの方が以前にも女優業をやってたかとかはわかりませんがとにかく違和感のない演技でとても良かったです。今まであんまり気にならない存在でしたが今回のこの作品を見て彼女はとても魅力的な演技をする方だなとすごく好きになりました。ケンティーも安定の演技力で良かったです。
そんな中でも今作の一番の良さは桐谷健太さんの演じたカジさんではないでしょうか!
本当にめちゃくちゃ良かった、これたぶんカジさんがいなかったらこんなに良い作品になってないと思う。
それくらいカジさんはこの作品に欠かせない重要な回し役として最高だったと思います。
とにかく明るくちょっぴりおバカでタイムリープ説もすんなり受け入れる感じのあのキャラ。
でもあの明るさの裏に悲しい過去を抱えていて、それが明かされた時に序盤で言っていた言葉の意味がわかって、あのシーンなんかもとても良かったなと思います。
ラストはあまりにできすぎてるハッピーエンド感ありますがこれはこれでたまにはこういうベタなありがちハッピーエンドも見たいので自分としては満足です!
あと、小説家の女性が何かしら絡んでくるんだろうなとは思っていて、もうちょっと展開を乱してくるかと思いましたが、まあそこも広がると映画の尺的にとっ散らかりすぎて収拾つかなくなりそうなのであの程度の感じのキャラで留めておいて良かったのでしょうね。
あと考えすぎかもですが
あのおばあちゃんもどこかのパラレルワールドからやってきたミナミなのかな?
と、思っちゃいました。
自分が歌手なことを知らない人はいなかったとか言ってたので。
ま、とにかくすごくおすすめの作品です!
ただのアイドル映画とは思わずに
見てみてください!面白いですよ!
「自分の成功よりも、妻との愛を選ぶ」というプロットを明確にしてほしかった
オリジナル版の「ラブ・セカンド・サイト」を観た時も思ったのだが、主人公は、元の世界に戻って、何を取り戻したかったのだろうか?
おそらく、成功した作家としての地位や名声と、愛に溢れた妻との結婚生活の両方なのだろうが、仮に、作家としての成功を捨てても、妻との愛を選ぶといった、主人公の選択が描かれたならば、もっと感動的なラブストーリーになったのではないかと思えたのである。
その点、今回のリメイクには期待したのだが、やはり、そうした、成功か愛かの二者択一みたいな展開にはならず、少しがっかりしてしまった。
むしろ、ラストで、主人公が、書き上げた小説を捨てた理由が、オリジナル版では、「自分と一緒にいては、妻が幸せになれないと悟ったから」だったのに対して、今回は、「自分自身のことしか考えていなかったと気付いたから」となっていて、「妻のためを思って身を引く」という行為が分かりにくくなっているように思う。
「妻の幸せを願う」という点では、今回、現在の妻の恋人が「嫌な奴」として描かれているのも、失敗だと思えてならない。
その一方で、オリジナル版では、主人公が、元の世界に戻れたのかどうかがはっきりせず、少しモヤモヤしたのだが、今回は、元の世界に戻れたことが明確に描かれているので、そこは、スッキリすることができた。
ただし、戻った世界で、主人公は作家として、妻は歌手として、共に成功していたというオチには、何だか「出来過ぎ」感が強すぎて、唖然としてしまった。ハッピーエンドにするのは良いのだが、これでは余りにも安易過ぎるのではないだろうか?
それだったら、「別の世界に逃げない」という親友の思いを活かすためにも、「主人公は、妻が歌手として成功している世界に留まり、妻と愛し合うようになって、小説を書いて自分も成功する」という展開にした方が、よほど納得ができるエンディングになったのではないかと思えるのである。
それから、編集者となった主人公が、新人の小説家を成功に導くというエピソードとその顛末は、そっくりそのまま、無くても良かったのではないかと思えてならない。
ミレイちゃん魅力的な作品!!!演技上手!
三木監督の作品が好きで気になって観たら、
映画観て、ミレイちゃんのファンになりました!初演技なのにとてもナチュラルなミレイちゃんに終始引き込まれていきます!
とにかくストリートライブのシーンはタイヨウのうたのYUIを思い出してめちゃめちゃ良いシーンでした。
脇をかためるキャストさんも良いのだが、中島健人くんは正直フツーでした。演技がいつも同じな印象です。
七月隆文さん+三木監督=『ぼく明日』好きの私大歓喜!!
私、好きな映画を一本挙げるなら、迷わず『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』と言うくらいの『ぼく明日』好きなんです。
なので、私の中では三木孝浩監督は絶対正義なんですよ。
そして何より、原作者の七月隆文さんは神に近い存在なわけです。
はい、こいつ何を言ってるんだと思われているでしょう。七月さん、この映画に関係有るのかと。
ええ、少しだけ関係有るのですよ。
この映画の元になった『ラブセカンドサイト』のパンフレットに七月さんがコラムを書いているんです。
『ラブセカンドサイト』のパンフレットを作った人、間違いなく『ぼく明日』好きですよ。
『ラブセカンドサイト』には、七月さんが相応しいと思って書いてもらったのでしょう。
もうこの時点で、『ぼく明日』好きの私にとっては、『ラブセカンドサイト』は特別な映画になるわけです。
そしてその『ラブセカンドサイト』が日本版リメイク。
監督が三木監督と聞いて私、大歓喜です。
もうこの作品、楽しみで楽しみで。
ここからは、『ぼく明日』を抜きに語ります。
『ラブセカンドサイト』のリメイクと聞いて気になったのが、ラストをどうするのかなと。
ただ、そこは三木監督なので、忠実に作ってもラストを変えたとしても良い作品になるだろうとは思ってはいたの。
そして三木監督の決断は、どちらでもなく付け足すだった。(脚本家さんの決断かもしれないけど)
これが、本当に良かった。
この作品のリクも、『ラブセカンドサイト』のラファエルも、彼女の幸せを願うの。
それはそれで、感動するよね。
だけど、この映画にはもう一つの答が用意されていました。
それは単純にして、盲点になりやすい答、二人の幸せを願うなんですよね。
レストランのシーンが良いんです、前の世界で自分の事ばかり考えていたと後悔するリクに対して、ミナミは二人が幸せになる話を語るの。
このシーンの二人の表情が良かったからこそ、彼女の幸せを願うの先に有った、ラストの二人の幸せなシーンに対して本当に良かったと思えるんですよ。
恋愛で二人で幸せになる。
それはなんてシンプルで、それでいて見落としてしまいがちな目標なのでしょうね。
小説の続きはハッピーエンドでね!
潜り込んだ深夜の大学で出会い、…後に結婚することになる大学4年・小説家志望の神林リクと大学4年シンガーソングライター前園ミナミの話。
結婚をし小説家として成功したリク、書いた小説は1番最初に読ませたいのはミナミだったが…、8年の時が経ち日々の忙しさ、すれ違う関係性で…、あるスーパームーンの夜、独りBARで飲み、自宅に帰り寝て起きると人気小説家だったリクは一編集者、自分の夢を諦めリクを支えてきた主婦ミナミは大スターへと…2人が出会ってない世界で目覚めることに…。
冒頭始まってすぐの小説話の描写にあれっ?!思ってた作品イメージと違う!?と思うものの…、別の世界へと行き妻ミナミと離れ、ミナミへ取ってしまった態度改め、居なくなって気づく妻ミナミの大切さだったり。
元の世界での思いでと人物を辿り辿り着くミナミの祖母・和枝、リクとミナミに起こっていることを理解してる様にも見える都合のいいボケ、…に少し見えるけれどキーマン。
観終えれば、リク目線だと“切なさ”と、先輩・梶原とのやり取りで少しコメディ、まさかの小説オチでこんな話に!?とスーパームーンな夜の日を絡め見せたファンタジック・ラブストーリーの本作面白かった!
miletさんの存在は知ってたけど顔、歌と知らず、本作観て彼女の歌声に惚れたしファンに!ケンティもバラエティで見せる顔とは違って良かった。
意味深な設定が深く活かされておらず、ラストは蛇足に次ぐ蛇足に思えてしまった
2025.2.28 イオンシネマ京都桂川
2025年の日本映画(121分、G)
2019年の映画『ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋の終わりから』のリメイク作品
ベストセラー作家とその妻の関係性が逆転する世界を描いたファンタジーラブコメ
監督は三木孝浩
脚本は登米裕一&福谷圭佑
物語の舞台は、東京都心のどこか
大学生の神林リク(中島健人)は、作家になる夢を持っていて、「蒼龍戦記」という物語を書いていた
荒廃した世界で生き残りを賭けて戦う主人公を描くものの、それ以上のアイデアは浮かんで来なかった
ある日のこと、授業中に執筆していたことがバレてノートを取り上げられたリクは、研究室に忍び込んで、そのノートを取り返すことになった
だが、警備員に見つかってしまい、必死で逃げることになってしまう
何とか逃げ延びた先には講堂があって、そこから誰かの歌声が聞こえてきた
その声を辿って中に入ると、そこには同じ大学の学生の前園ミナミ(milet)がいて、彼女もミュージシャンになるための努力を重ねていたのである
物語は、リクとミナミがその縁をきっかけに恋人になり、リクは文芸賞を獲って作家になっていく様子を描いていく
リクの作品の中にミナミのアイデアの相棒シャドウを組み込んだことでヒットに繋がるのだが、そう言った縁も多忙の中で消えていき、いつしかミナミはミュージシャンになる夢を諦めていた
リクはミナミを幸せにしたい一心で小説を書いていたが、やがて心は荒んでいき、夫婦関係も悪化してしまう
そして、決定機となったのが、シャドウを作中で死なせてしまったことであり、それが起因となって、リクはパラレルワールドに入ってしまった、という流れになっていた
このねじれ現象的なところはさほど問題ないのだが、個人的には無理やりハッピーエンドにしたところが微妙かな、と思った
リクの小説は完成され、それがミナミの元に届くのだが、彼女が読み終わる前にリクはそれを捨てるという流れになっている
コンサートの途中で立ち上がるというのもどうなのかと思うし、原稿を読み終えない理由も田所(眞島秀和)に見つかって捨てられるという方がマシに思う
さらに、その先のハッピーエンドを描くことになるのだが、そこまできちんと描かなくても良かったのではないだろうか
コンサートが終わった段階でリクは姿を消し、それを知らないままミナミが原稿の続きを読んでいて、その表情によって、どうなったかということはわかる
なので、わざわざ良いとこ取りの人生に変わりましたよという描き方をするよりは、元の世界に戻った先で、彼が見つけた「出せなかったオーディションの封筒」を見せて、その世界で夢をもう一度やり直すという方が自然だったように思えた
また、意味深に登場する祖母(風吹ジュン)の日記もあまり活かされていないように思えた
そこに描かれている内容が「リクとミナミが夫婦の世界の日記」で、その内容が記されているとか、実は祖母=ミナミという構図で、パラレルワールドに飛んだのではなく、はるか先の未来に行ってしまった、というのでも良かったかもしれない
話の流れとしてはうまくまとまって見えるものの、ちょっと強引すぎるところがあったし、サプライズというものを感じないので、これで良かったとは言えないように思えた
いずれにせよ、夫婦やり直し系ブームがあるのかわからないが、後悔を何とか正そうという物語の着地点としてはそこまで特異な部分はなかったと思う
何の根拠もなく、ハッピーエンドの原稿を読めば元の世界に戻れるというのも微妙な感じがして、何があっても起こったことは変わらなかったけど、その時点からやり直せるというのがベターのように思う
また、国民的アーティストなのに街頭で普通にデートをしたり、関係者でもないのに楽屋に自由に出入りできたりする流れの粗さも目立ったと思うので、もう少し物語の作り込みをした方が良いように思えた
万人ウケ作品◎
ベターに良かったし面白かった‼️
最初の流しでざーッとストーリーを把握させテンポ良く進行するやり方は、一気に理解し引き込まれてしまった。
純粋な2人が夢を追う姿には、応援する気持ちになった。そんな矢先、彼の傲慢さにちょっと引く。
すると、メインストーリー『成功の入れ替わり』で彼の鼻をへし折っていく。
だが、あの彼を見てザマーって感情は沸かなかった。
逆に元の幸せに戻してあげたい気持ちになった。
彼女の成功は純粋に良かったし、あのままを願ったけど、あの状態、あの関係がいいとは思えず、、、
想像はできたが、最後の2人の幸せドッキングはベターだが凄く良かったし、満足な終わり方でした。
ちょっと切なさと幸せな感動ある映画。
女性や若い方にハマる映画だと思います。お勧め‼️
余談
milet可愛いねー。改めて思いました。
主題歌も良い。
全89件中、81~89件目を表示
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。