知らないカノジョのレビュー・感想・評価
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異世界から来た男が、異世界では貴女と僕は夫婦でした。と言うが、これはシャマランとかA24制作のホラー映画だよね?
大ヒットしている歌姫のとこに、突撃して、
私のいた世界では、貴女と私は夫婦でした。
って、説明するが、シャマランの「 ノック 週末の訪問者」みたいな、黙示録を盲信する集団とか、A24制作のホラー映画並みに怖いぞ?
主人公は、ヒロインの唯一の身内のお婆ちゃんがいる老人ホームに乗り込んで、本を読むことが出来ないお婆ちゃんの為に、本を音読する係になる。
この本がラストの伏線になるのだが、読んでほしい本の筈なのに、この本は読めない本なのだ。その理由は判明するのだが、上手くも何ともない理由なのだ。
これは、感動させるつもりなのか?これで、感動する人って、随分とおめでたい奴じゃないのかい?
いわゆる、異世界転生ものだが、小説家だった主人公が異世界にジャンプすると、出版社勤務なのだが、すぐに売れて大作家先生で社会人経験が無いのに、普通に仕事が出来ている?
何故だ?出版社勤務を経験してから、作家になったというエピソードが無いとおかしくないかい?
大学で先輩だった人が職場の上司で、異世界から来たという主人公の妄想をあっさり、受け入れすぎだし、風吹ジュンお婆ちゃんが異世界の記憶まであるのは何故だ?異能力者か?ナイヤーラトテップなのか?
ラストで、異世界に戻る為の方法を思いつくが、何故、その方法が思いつくのかが分からない。
少し、思い返すだけでも、これだけ疑問が出てくる。詰まるところ、この映画はエピソードが少なすぎるから、監督と脚本家の脳内では、ストーリーが繋がっているかもしれないが、
これを、物語りというならば、お粗末の一言で片付けられてしまうぜ?
何故、これだけ、エピソードが無い理由だが、映画が始まってから、しばらくして、
このカップルが夫婦になるまでの、MVが長い!長い!体感時間15分くらい、キャッキャッウフフする映像が流れて、例えるならば、チャーミーグリーンの手を繋ぎたくなるCMを、時計仕掛けのオレンジの拷問のように見せつけられる。地獄のような時間だった
で、このチャーミーグリーンのCMの途中で、スタッフ名が英語で表示される。初っ端から、海外展開を考えているのか?自国オリジナル作品でなく、海外作品の焼き直しに過ぎないのに?人の褌で相撲をとるたぁ、随分、虫がいいじゃーあーりませんか?
miletの歌と演技がなかったら、大惨事になるところだった映画。お勧めしません!
愛に犠牲は必要か?
紹介文や予告編で物語の筋は大体分かる。
リクとミナミにはそれぞれ夢があった。
互いに一目惚れして結婚した二人だったが、リクは夢を叶え
ベストセラー作家に。ミナミは彼を支える主婦になった。
ある朝リクが目を覚ますとそこは〈もう一つの世界〉で
二人の立場は逆転していた。ミナミは夢を叶えてシンガーソングライター
“前園ミナミ”に。しかもその世界ではリクとミナミは出会ってさえ
いなかった。リクは人生のすべてを取り戻すべく奔走する。
もしもの世界を描いたファンタジーだがその設定云々ではなく
リクがどうやって前の世界を取り戻すのか、お互いが人生で得たもの・
失ったものについて理解し自分が変わろうとするところに焦点を当てて
いる。観ていてリクを応援したくなる。ハッピーエンドになるわけだが
最後までリクの視点が貫かれていてすっきりした内容。
リクはミナミが歌手にならなかったのはリクのために夢を諦めたからだと
知る。自分がベストセラー作家になれたのはミナミの内助の功があった
おかげだったんだ。それに気づくことができたし、売れっ子になってから
ミナミに取った態度を反省もした。今度は自分が犠牲になってでもミナミの
成功を応援したい。そう思えたからこそ迎えたwin・winのハッピーエンド。
今度目覚めた世界では二人とも夢を叶えておりどちらかが犠牲には
なっていなかった。これで良かったと思う。
最近観た別の映画であまり納得できなかったものや作者の都合が
あからさまに出ていて興ざめしてしまったものがあったので
こういった直球勝負の映画に好感が持てた。
超売れっ子の歌手が普通にデートしている(ように見える)のに
世間の注目を集めないものなのかな?とか疑問点はいろいろあるが
そういうところがあっても全体として好きになれた映画。
「ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから」
原題:Mon inconnue 2021年日本公開 が原作。
今作の「知らないカノジョ」という題が、簡潔で良い。
元の映画は鑑賞済み。ただし細かい描写はうろ覚え。
パラレルワールドに関する知識があって主人公をサポートする
同僚やなぜか出会ってすぐに主人公を受け入れてくれる不思議な
おばあちゃんは確かにいたような気がする。
中島健人・miletの二人はもちろん、重要な役割を演じる
桐谷健太と風吹ジュンもとても良かった。
テレビを全く見ないこともあってmiletのことを知らなかったが
スクリーンに映える美しさと歌声に魅了された。願わくばもっと
歌唱場面を入れて欲しいとも思った。
作家を目指すリクが書いた世界観を現実世界の写し鏡のようにしている。
小説でパートナーを置いて一人で進もうとしたら彼女がパートナー
ではないパラレルワールドに行ってしまった。小説でパートナーと
一緒に進む選択をしたら彼女が現実世界でもパートナーに戻った。
クライマックスで前園ミナミが歌う歌にもこの映画の世界観が反映されて
いて心に響いた。
(特定の)誰かに読んで欲しい物語・(特定の)誰かに聴いてほしい歌。
最初の読者になりたい・最初のリスナーになりたい。二人ともその
原点を思い出したのが良かった。
何度も観たくなるすてきな作品
ファンタジーだけど現実味があって、泣かせにきてるわけではないのに涙がツーっと流れてくる映画。
今日まで4回鑑賞。
1回目はミナミの歌に圧巻。ストーリーを追っていて、最後まで見た後にあのシーンはそういうことだったのか!と気づくことが多かった。
2回目はその答え合わせ。リクを支える梶さんがどういう思いでいたのか。表情と言葉から切なさを感じることもあった。
3回目はミナミの変化。前後の世界で違っているところと同じところ。リクがそこを見つけたときの表情がよかった。
4回目は和江さんに注目。「私の孫って言ってた」とリクを窮地に追い込むところが何度みても面白い(その後大事な人よと言ってくれたけど)。何回か「わかるでしょ」というセリフがあるけど4回目にしてそれが何を表しているのかやっと理解できた気がする。和江さんと梶さんのスカーフ、ミナミのチョーカーの結び方が同じところには何か意味があるのだろうか?
何回みても発見があるし、どの立場からみるかでも思いが変わる楽しい映画だと思う。
miletの歌が良き!内容も普通に面白い!
まず、中島健人、miletの演技が素晴らしい。心情が伝わってくるため感情移入しやすい。
ストーリーでは、付き合って結婚するまでが比較的スムーズに描かれており長々しくも感じず良かった。作品が売れてから傲慢になったリクがパラレルワールドへ移動することで改めて自身を見つめ直し色々気づいて変わっていくのが良い。歌を諦めてリクに尽くしてきたみなみの本当の気持ち、抱えていた気持ちが伝わってリアルな実寸大の良さを感じる。
友達や作家の先生のキャラクターもいいし、展開も分かりやすく、くどくない。 友達良い奴すぎる。
あとは、歌。挿入タイミングも良かったし歌自体が良すぎる。ラストの展開もみなみが望むようなハッピーエンドでとても温かい気持ちになれました!
悪くはないけど、序盤の主人公が少しウザかったのとラストがもう少し説明欲しかったかな。
笑いと怖さと切なさと
人気作家と細々と音楽を続ける彼女。ある日目が覚めると、彼女は人気ミュージシャン、自分は雑誌の編集者になっていた。
よくあるパラレルワールド物で先も読めるけど、丁寧に作られていて、つい感情移入してしまう。
序盤は余りにもスピーディーで展開も定番の上、ちょっと恥ずかしい。けどメインの話はその後だから、分かりやすく、かっ飛ばしてるのは仕方ない。
そして、世界が違う為に起こるすれ違いを、時に面白く、時に怖く、時に切なく綴っていく。
中でも風吹ジュンさんと桐谷健太さんの存在が絶妙で上手い。
オーソドックスな少し不思議ラブストーリーだけど、面白い。
#知らないカノジョ
素敵な映画
マルチバースとかパラレルワールドには、少しうんざりしていましたが、この映画は素敵なファンタジーラブストーリーだと思います。映画初主演のmiletさん、演技のみならず歌もとても良かったです。コンサートシーンの歌は、聴いていて胸が熱くなりました。眼鏡姿もキュートだし、仕草も良かった。なんか若い頃の上野樹里さんに似ているような気がしました。中島健人さんも、大学生、売れっ子作家、編集者の役をそれぞれのシーンに応じて上手演じていたと思います。先輩役の桐谷健太さん、アシスト役申し分なかったです。家族、知人、会社の人、取引先の人など自分と関わりのある人々に、常に感謝の気持ちを持つことが、大切だと感じます。
期待以上の良作
本当に良い映画でした。
心配していた中島健人さんのキラキラ感は控えめで安心しました笑
そしてmilet さんが演技上手で驚きました。これから俳優としてもたくさん出演されそうですね。
私としては桐谷健太さんが1番でした。「アナログ」の時もそうでしたがこういう役の時は本当に素晴らしいと思います。3回泣いたうちの最初が桐谷さんのシーンでした。
映画は最終的にハッピーエンドで終えたのもホッコリして良かったです。
きっと私は泣けてほっこりする心温まる映画が好きなんだなと改めて感じました。
この映画、必見ティーです!
初の1人レイトショー、初の1人アップグレードシートで鑑賞した。
1日の疲れもアップグレードシートの快適さも吹き飛ばす作品だった。
(冒頭シーンから作品本編までのややネタバレを含みます)
ーーー
冒頭の突然の戦闘シーンで、「私は恋愛映画を見にきたはずだよね?何が始まるんだ!?」という意外性からスタートし、そこで一気に作品に引き込まれた。
今回特に良いなと思ったのは、ナレーターがいないこと。
冒頭の戦闘シーンでは主人公リクの語りがあって、荒目の映像も相まってより一層「リクの脳内感」が強まり、現実と一線引いているところがわかりやすい。その後現実に戻ってからは、会話のみでテンポよくストーリーが進んでいくことで、「物語感」が薄れ、今まさに目の前で起こっている出来事に遭遇しているような臨場感が得られて、非常に楽しかった。
リクとミナミが出会ってからこの映画の本題である2人の喧嘩までのシーンが、台詞も語りもなく音楽に乗せて軽快に進んでいくなかで、幸せも感じつつ、節々に不穏な気配を漂わせる演出が大変良かった。見ていて飽きなかった。端的かつ簡潔に述べて成功者とそうでない者との価値観の違いや感情がなぜか手に取るように分かって、自身にそのような経験がなくてもあーわかる、こういうことあるよねと納得してしまった。
知らないカノジョのメインストーリーが始まるまででもこれだけ引き込まれるのが純粋にすごいと思った。
そして、ひと段落着いてかなり満足したところで、「これはあくまでも序章」とばかりに映画タイトルが表示され、ああいよいよここから始まるんだと再びドキドキさせられる。
この続きはぜひ劇場で見ていただきたいです♡
まぁ想像通り
ストーリーはありがちです。
正直観るつもりは無かったが、miletの発売されている楽曲じゃないI stillを聴きたくて劇場へ。
本職じゃないからな。やっぱりって感じで、桐谷健太と風吹ジュンの演技やっぱり上手いわと思いました。
展開が雑に進展しちゃう部分とか、尺的な問題で仕方ない事かもしれないのだけれど残念。
キスしちゃうんだと。あと、梶さんのその後は映像で出して欲しかった…
ずっと泣ける
映像が美しい・・・
冒頭のシーンのかっこよさったらない!
そして一目惚れから始まる2人のお話、幸せな恋愛初期のシーンがあっという間に過ぎる
初っ端からリクとミナミが可愛すぎて泣ける
おばあちゃんとの関係も泣ける
頼りにしていたおばあちゃんの記憶が曖昧に、まだらになっていく様が切ない
梶さんがとてもいい人物で、キリケンさんご本人から滲み出るお人柄を重ねてしまう
泣きポイント多数あれど、料理は苦手よ、と言うミナミのシーンに1番泣いた気がする
好きでやってるわけじゃない事ってたくさんある
我慢してることもたくさん
感謝の気持ちって大事だな・・・
より良い未来にするのは今の自分次第
自分も周りもよりよく生きられる世界にしていきたいと思った
「この世界は生きる価値がないか?」
桐谷健太に大学生はムリだろと思ったら8年生だった。笑
お互い一目惚れという、そう言われたら何も言えない始まりは許容するが、以降が雑の極み。
ミナミのリクに対する好感度の遷移があまりに不自然。
仕事の関係だったのにすぐタメ口になり、騙されてもすぐ許し、「結婚してた」なんて話にも引かない。
あの世界線でリクに惚れるエピソードあった?
リクの方も「支えられてた」と気付くのに何のきっかけも描かれなかったり。
そもそも彼のキャラクターが場面に合わせて変わりすぎて、一人の人間に感じられなかった。
リクのヒドさを表したつもりだろうが、執筆中にあんな話をダラダラされたらそりゃキレる。
ミナミの変装は最初だけなのに身バレするのもその時のみ。
アイドルでもない歌手の恋人発覚がスキャンダル?
『彼女と兎』出版から映画化までのスピードが異常で、“映画の”主題歌なのにそっちの関係者抜きで話を進める。
思わせぶりな和江さんや“本”に関しての説明はゼロ。
訴訟の話はぶん投げられるにも関わらず、このためだけにメンヘラにされた金子ルミが不憫。
蒼龍戦記でシャドウが死ぬのは『Ⅲ』のラストのハズなのに、どんだけ展開巻いたんだ。
田所Pに敵視されてるのに楽屋への出入りは自由だし。
極めつけは、それまでの流れを台無しにする“2人とも夢をかなえた世界線”へ転移する超ご都合エンド…
整合性とか統一感とか、考えてないんですかね。
このテの役に抜群にハマる桐谷健太パートだけは素晴らしかった。
メイン2人は大根ではないが演技が今ひとつで、中島健人は初出演のmiletにも劣っていて残念。
八嶋さんと野間口さんのいる出版社は濃い。
ロケ地がめちゃ地元で、冒頭の蒼龍戦記の舞台がBiSHの『NON TiE-UP』と同じだったのは楽しかった。
周りの人を大切にできているかを考えさせられるありがたい映画
まずは、本当に観て良かったです。あまり事前情報や元ネタを入れずに観たので、恋愛映画だと思っていたのですが、日頃生活していて意識しなくなっていた大切なことに気づかされるありがたい映画でした。個人的には「周りが見えているか?」と問いかけられたように感じました。自分のことに必死なとき、周りが見えなくなってテキトーな言動をしてしまってないかと立ち止まり、振り返るきっかけをくれました。わたしは人が夢を叶えようとしてキラキラしている姿に嫉妬して、友達なのに応援できなくなってしまうときがあります。でも反対に、自分自身が夢を叶えようとしているときに周りがついてきてない、応援されていないと感じた時は虚しくなり、腹が立ってしまいます。そういった自分を振り返って、なんて自己中心的なんだろうと思います。夢は願うだけでは叶いません。一人だけで実現できることなどありません。それを本当に理解していますかと問われている気がしました。自分が自分のことにしか矢が向いてないと気づいたとき、そんなときこそあたりを見回してみよう、感謝を伝えていこう、そう意識させられる映画でした。
バック・トウ・ザ・フューチャーのラブスト?
ストーリーは王道のラブストーリーなので安心して見れた。
miler のメガネ顔は可愛い♡
しかしパラレルワールドの中で、主人公(中島健人)の親友が無条件で理解者になるのが不自然だし最後の回収が夢落ちはどうかと思う。
見終わった後多幸感に溢れます。
公開日に早速鑑賞させて頂きました。
見終わった後、心がホッコリ幸せな暖かい気持ちで映画館を出ました。
何より、場面場面の映像がとても美しく綺麗で、
大学キャンパス内の景色や、公園等の夕景やレストラン照明など、光の使い方が素晴らしく、キャストの方々がより美しく彩られていました。
リクとミナミは、それぞれナチュラルな演技のお陰で、本当にそこに存在している様に感じられて。終始可愛らしく微笑ましくて…
特にリク演じる健人君の、表情豊かでナチュラルな演技に共感し、一挙手一投足に一緒に喜んだり切なくなったり涙したり。
観ている私も肩に力が入ってしまいました。また、ミナミを演じたmiletちゃんは、とても初めての演技とは思えないほど、自然な演技に驚くばかりで。長台詞も難なくこなしていて、ifの世界の前と後での演じ分けも素晴らしかったです。
梶原先輩演じる桐谷さんはもう、圧倒的な存在感で、その暖かくリクを包み込み様な演技に、思わず『リクの側にいてくれて本当にありがとう』と言わずにはいられなかったです。なので、最後、車で大学まで送り届けた後のリクとのお別れのシーンは思わず涙涙でした。
クライマックスの歌唱シーンでは、リクとミナミの想いのタケが溢れ出ており、健人くんのナチュラルな涙に誘われて、もう何度も訪れていた涙腺崩壊が更に加速し大号泣せずにはいられなかったです。
それぞれがそれぞれの大切な人を思いやる心を忘れずに、何気ない日常が普通に過ごせている事に慣れず、大切な人には感謝の気持ちをキチンと言葉で伝えなくてはいけないなぁと
この映画で教えて貰った気がします。改めて痛感。
三木監督の世界感、本当に素敵でした。
今度は大切な還暦の主人を連れて観に行きたいと思います。
歌が世界を変える王道のラブストーリー
もしかしたら夢オチかなと思っていたら、ちゃんと世界が変わっていました。パラレルワールドで複雑な話になるかなと思っていたら、共感できる王道のラブストーリーで、ミナミが冒頭の歌を歌う辺りから、じわじわと感動しました。
milet(ミレイ)さんは、お嬢様という感じで、新鮮なんだけど、どこかで見たような顔です。エクボが可愛いです。
別世界に飛ぶのは「ファーストキス」に似ているけど、本作の方が圧倒的に感動がありました。
パラレルワールドと恋愛ものの絶妙かけ算!
①様々な表情の中島健人が見られて楽しい
②miletが等身大でカワイイ&歌声は最高!
③周りの人もよい人たちで安心して見てられる
以下、ネタバレありです。
パラレルワールドものはドキドキヒヤヒヤすることが多い印象ですが、本作は終始カワイイ&ほっこりでした。
期待通りのハッピーエンドで、鑑賞後はとても幸せな気持ちになれます。
とはいえハッピーエンドにすんなり進むわけではなく、直前の切ない部分は涙止まりませんでした。
主人公(中島健人)が「やり直せるなら!」と今の世界でひたむきに努力する様子に若さならではのエネルギーをもらった感じです。
(当方おばちゃんです)
主人公を応援して世話焼いてくれる先輩(桐谷健太)のストーリーもよかったです。涙。
始まったばかりの映画なので、miletの主題歌がこれからもCMで聴けるのが嬉しいです。
以前から様々なドラマ主題歌、挿入歌で深い歌声と思っていたので、彼女の歌を大画面で聴けてよかったです。
自宅の小さい画面ではなく、映画館で見てよかったと思える作品でした。
製作関係者、キャスト、スタッフのみなさん、楽しませて頂きました。
ありがとうございました。
以上です。
敬称略で失礼いたしました。
全体的にチラシ寿司みたいな作品
下の感想を色々書いて下書きのまま1日経ったら、もう1回観たい気もするなと思いはじめた、なんだか後を引くチラシ寿司でした。(まあ実際★は3.2くらい)
色々と細かな仕掛けもあるようで(1回で回収できないような本編にそこまで重要じゃない伏線を映画で入れられるのはあまり好きじゃないけど)それも気になります。
特別良くも悪くもない作品なので、なんか観たいけど重いのは嫌だしコメディという気分でもないし、ボーっと観られる映画が観たいなという人には軽く見られて後味もすっきりって感じなのでおススメ映画です。
ー以下、 鑑賞直後の感想ー
色々つめこんでるせいでどう見せたい作品なのか分からなかった。
パラレルワールドという設定を使っているため2つの世界の辻褄が気になりすぎてストーリーに集中できなかった。おばあちゃんの設定もよく分からないせいで夢オチか?と何度か考えた。
最初の方なんだかオシャレなフランス風の映像が出てくるけどリアリティーがなくなるので原作に寄せず横浜中華街が何度か出るならそっちの日本設定をもっと活かした方が良かったと思う。
結婚して8年のはずなのに出会った当初の大学生活がなんか古臭い・・・
80~90年代設定なのかと思ったら8年後の現在はめちゃくちゃ現代設定でした。
追記*****
監督がSNSで映画についての質問に答えるという企画をされていて、たまたま流れてきたポストで80年代90年代のハリウッドラブストーリー映画が好きだからそういう雰囲気を出したかったとあってやはり敢えてそういう設定だったと分かって尚残念でした。。。
そんな時代設定チグハグになるようなことをなぜしたんだろう、それならいっそのこと80年代90年代設定にすれば良かったのに。。。
そういうところも映画のストーリーに集中して見られなかった要因の1つでした。
*****
全体的にいらない要素が多くてもう少し引き算したほうがこの映画の本質的な良さが伝わっただろうなと思うだけにもったいない。
ミナミがリクのために夢を諦めたという設定の描き方は弱いし、新人小説家の女性に逆恨みされる設定(よくある設定だけど)が特段本筋にあまり活きてこないのでなくてもいい。
ミナミが最初リクを不審者扱いして冷たいところから距離縮まるまでが急すぎてそんな簡単にパラレルワールドの話受け入れるわけないだろう!と思ってしまったり。
ミレイさんは歌手なので演技面はどうなのかと思っていたら、そこまで難しい演技が必要ない役だったのもあるけれど初演技とは思えないくらいナチュラルだった。
(個人的にはこの役を高畑充希さんで見てみたかったという思いはある)
中島健人さんは決して演技の素地がないわけではないと思うけど、画面の端で自分がメインでない場面や1秒程度のさらっと流れる瞬間の演技は上手なのにメインのお芝居になると少し空回っていてその演技力が見られないのが残念だと思う。
前作の方が感情を爆発させる演技や鬱屈とした感情、目線の動きなどの細かなお芝居が上手かったので恐らくラブストーリーのような日常的な演技よりもミステリーやサスペンスなど非日常的でシリアスなお芝居の方が(映画では)合うのかもしれないと思う。
心温まる大人のファンタジー恋愛映画
観終わって“よかったぁ⤴︎”と素直に思えるファンタジー映画
演技が初めてというmiletさん(ミナミ)
ご自身のMVで表情を作る=演技だとしたら“できるかもぉ”ですが
台詞って本当に難しいのにナチュラルにトップアーティストの話し方に思える
本当に素晴らしい
ケンティーこと中島健人さん(リク)
三木孝浩監督からオーダー“大人のび太くん”
カジ先輩(桐谷健太さん)に泣きつくリクはリアル大人のび太くん
ケンティーは演技の幅が広く他の作品と比較するのも面白いかなぁと
彼の演技にもっと触れてほしい(Hulu海外ドラマConcordia等)
明るく頼もしいカジ先輩がSF好きとのことでタイムリープリクを受け入れてるのが重要
コミカルだったり泣けたり日常生活があり
“置いてけぼり感”がないストーリーが成立
誰も信じないタイムリープ
悲しい出来事があったカジ先輩の希望になったのかもしれない
この物語の要
ミナミのおばあちゃん(風吹ジュンさん)
認知症を装ってる魔法使いだと思っている(個人的見解)
彼女の一見辻褄の合わない話
後にリクが深く考えるキッカケになる重要なポイント
可愛らしいおばあちゃんの意味がありすぎる言葉
月明かりに照らされるリクとミナミの美しいシーン
ラスト……安心したリクとキョトンなミナミ
ディズニー実写映画を観たような
ハッピーな気持ちになれる
平凡でつまんないと感じる時もある日常
もっと大切に生きようと思える
素敵な映画!
ハッピーエンドの是非
見終わって。。。
観たことを、誰かに言いふらされへんなぁ
イマドキの夫婦は、かわりばんこで
朝ごはん、作るんか〜〜
まずは、それしか無かった
禁断の『夢オチ』がイヤ
目覚めたら、何でも都合よく変わってるなんて
もう、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』で
刷り込みまくりなので、何とも思わない
何でもかんでも、ハッピーエンドが
エエとは思わない
今、自分がうまくいっていない
その現状は、今の自分の立ち位置から
もがいて、努力して変えるしかない
大切なパートナーと結ばれないことも
死別することも
人生には、あり得ることで
その事実をふまえて、どう生きるかだと
思っています
満月の夜に、パラレルワールドに行ったら
解決するとか、ないわ〜〜
あと、中途半端な、小説の再現は、いりません
miletちゃんが、素晴らしくて、大満足ですし
中島健人くんも、好きですが
映画の内容には、満足できませんでした
全89件中、41~60件目を表示
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。