知らないカノジョのレビュー・感想・評価
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miletの笑顔
miletは好きだ。ライブも2回行ってるんで笑ってるところも知ってるが、どちらかというとあまり笑わないシリアスなキャラでデビューしてた様に思う。本作ヒロインとして発表された時は不安もあった。しかし前半に普段見られない自然な笑顔も見られ、また気取ったスターの顔も、想定外のSF戦士の姿も見られ、ステージ上のドレスの肩幅も含めて最高のデビュー作となった。何よりプログラムピクチャーの作り手としてハズレが少ない三木孝浩が監督していることが成功の要因だと思う。
ところでオリジナルは未見だがラストが違うらしい。俺にはあのラストが物凄く気持ちいい。話が違うが「1ST KISS」にもあんな締め方があったんじゃないの?てな。
あとケンティーも嫌いじゃないけど最近ちょっと殻を破りたい感が出過ぎてて、大丈夫だから焦るなよと言いたい…って俺ナニサマ?
追記
風吹ジュン様の役の解釈。リク同様に飛んだ経験者、過去は誰でも知ってる歌手だったんだけど飛んじゃった。でも「覚悟を決めて」「全て失い」飛んだ先の世界で暮らしてた。ボケて昔のことを思い出すけど、それは事実なのだ。
miletかわいすぎた
けんてぃはいつも通りのけんてぃのまんまの役みたいな感じで、miletファンの自分としてはちょくちょくイラッとくるシーンもあったけど、miletが普通に演技上手かったしめっちゃかわいかったし歌めっちゃうまいし、それだけでこの映画はサイコー。リピ確定!
映画の内容はよくある感じの恋愛ものの映画って感じで内容も理解しやすかった。最初のシーンで桐谷健太(45)が大学8回生の役してて笑ってしまったけど、けんてぃを手助けする良き親友っていういい役してて、なんか良かったなぁ。
正直、miletがかわいすぎて内容があんまり入ってこなかったので、とりまもう一度観に行きます。
じんわりあたたかく儚い世界観
序盤からあらゆるところに伏線があって伏線回収もしっかりしていた。主演の中島健人さんはキラキラアイドルというイメージが強いが、この作品では涙もろい情けない感じの主人公の演技が応援したくなる気持ちにさせてくれた。ヒロインのmiletさんは本当に演技初挑戦?というくらい自然な演技で驚いた。世界が変わる前と後で全然違う人に見えた。自分勝手とはどういうことか考えさせられたし優しい気持ちになった。あと親友役の桐谷さんと祖母役の風吹さんが本当にキーパーソン。クスッと笑えるコメディ要素が散りばめられていたのもポイント高い。私個人としては「号泣😭」って感じにはならなかったが、周りの人に感謝の気持ちが湧いてくる、儚くてシャボン玉みたいないい映画だった。
ベタでハピエンってやっぱいいよな〜
2人は幸せなキスをして終了、このハッピーエンドがつまんねーと思う作品もあるけど、これはこのベッタベタのご都合ハッピーエンドがすごくよかった。厳密には救われない人がいるのも含めて、主題歌の通りあくまで2人の世界なんだよね。
冒頭からテンポよく魅力的な2人を描いてくれて、その後のミナミの閉塞感とリクのひたむきさを丁寧に演技演出してくれたから、見てる間なんとかこの2人幸せにならんかと、そう思わせてくれる映画でした。そしてそれをバチコーンとホームランしてくれてみた後温かい気持ちになれる。(リクとミナミは絶対に愛し合う魔法、羨ましい。たしかこの魔法をダメにしてしまうみたいな歌詞もあってそこでも泣いた)
リクは最後、元の世界に戻りたくてこれまで頑張ってきたのは自分のエゴだったって反省するんだけど、それを(元の世界のミナミにたくさんしてあげたいことがあるって気付いたのも含めて)私のためにしてくれたんでしょ?って言ってくれるのが、パワフルで愛のでっかいヒロインで大好きだったなー 2人できちんと思い合って、周りの人にも感謝できているならばそれが正解なんだよね。リクが元の世界に戻りたいような自分勝手さってなんならXで炎上してそうだけどwいい塩梅に外野は関係ない。
初演技のmiletはまじでかわいいし綺麗だし演技上手い、中盤からは中島健人とおんなじ顔しちゃうくらい泣けるし、当然梶さんが大好き。
久しぶりにハッピーな映画でいいものを見た!あざした!
すごく良かった!
知らないカノジョはすごく観やすい。
嫌な人出てこない、重すぎない、ドロドロしてない、小難しくない。
出会わなかった世界に飛ばされ自分を知らないミナミに一生懸命なリクが泥臭く滑稽で憎めないいいキャラで可愛らしい。梶さん視点になると本当に切ない。幸せになってくれ。
グッときて泣けるシーンもあるけど辛すぎないし見終わった後、優しくて温かい気持ちになれる。
老若男女問わず楽しめる作品。
よかった。
パラレルワールドもの。順調に行っていた生活から突然違うルートの世界に飛ばされてしまう。なかなか過酷な展開だが、なぜか懐かしさや喪失感を感じられる不思議な作品。最後がどうなるかはちょっとドキドキした。田所マネージャー、ちょっと敵役風の立ち位置だけど、週刊誌に書かれたり嘘の企画でも一応聞いてくれたり、自分のタレントを部屋に連れ込まれたりしても冷静に対応してくれてすごくいい人じゃない?梶先輩に至っては聖人みたいなレベル。ラストはちょっと反則的な展開。思わず涙が出た。
ハッピーエンドでまとめたのは良かった
友人と観に行きました。
私一人だけでは観に行く事のないジャンルなのですが、良かった。
miletさん、私は音楽関連に疎いので、この映画で初めて知りましたが、映画初出演とは思えないくらいの演技力。
丸眼鏡が似合って、可愛らしかった。
中村ゆりかさん、“広瀬すずもどき”に観えてしまったけど、これまた可愛らしかった。
桐谷健太さん、何を演じても桐谷健太さんにしか思えなかったけど、良いところでグッとくる存在感だった。
ストーリーについては、観ているこっちが恥ずかしくなるだけの要素(記憶障害で片付けられるのかや、控えめの警察沙汰)があったけど、ハッピーエンドにまとめたのは素晴らしい。
主人公がパラレルワールド(?)に迷い込むまで、パラレルワールドの人達の記憶にある主人公はどうなったのかが気になってしまったけど。
それと、取ってつけたような性加害の件はなんだったのかね。
【”どんなに仕事が忙しくても、いつも僕を支えてくれる妻にはキチンと感謝の心を持とう。でないと・・。”今作は、随所で心に沁みるファンタジックパラレルワールドラブストーリーの逸品である。】
ー エンドロールでも出るが、今作はフランス映画の「ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから」のリメイクである。偶々、私はこの作品を映画館で観ていた事と、監督が恋愛映画の名手、三木孝浩さんである事で観賞した。
驚いたのは、洋楽しか聴かないので申し訳ない限りだが、全く知らなかったW主演のmiletさんの映画初出演とは思えない自然な演技と、伸びやかな歌声が実に魅力的だった事である。この作品が随所で心に沁みた恋愛映画になったのは、この方の存在が大いなる要素である事は、間違いがないであろう。
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・リク(中島健人)が、大学時代から書いていた”蒼龍戦記”を出版し、ベストセラー作家になり、大学時代に出会ったミナミ(milet)と結婚し、幸せな生活をするも、徐々にリクの仕事が忙しくなり、すれ違いの生活になって行くシーンは、”妻帯者あるある”で、可なり反省しながら鑑賞する。
ー ”書き上げたら、一番に読ませてね!”と言っていたミナミに対し、素っ気ない返事をするリク。ミナミが一生懸命に作った夕食にも手を付けないで、パソコンに向かい原稿を書く姿。ミナミの寂しそうな顔が哀しい。ー
・リクは”蒼龍戦記”の男女の戦士”ガロアスとシャドウ”(原作映画では、”ゾルタンとシャドウ”である。)のシャドウを物語に転機を与えるために殺してしまう。ここは原作に忠実であり、この男女の二人の戦士はリクとミナミを表しているのは明らかである。
■今作で良いと思ったキャラと演じた俳優さんは、リクの大学の先輩であり、リクが編集者の世界に来た時にも編集者の先輩の梶原であり、彼を演じた桐谷健太さんである。リクとミナミの恋を成就させた立役者であり、パラレルワールドに来たリクの窮地を度々救う、明るい男である。
その梶原が、大学時代の同級生と結婚していながら、事故で失っていた事が明らかになるシーンは、涙が出そうになってしまった。桐谷健太さんは、明るいキャラを演じさせたら天下一品の俳優さんであると思っている。もっと、映画に出て欲しいなあ。
私が勤務する会社のCMにも可なり過去に一度出演して頂いた事が有り、ご本人もとても明るい爽やかな方であったので、好きなのである。
・リクが自分が犯した過ちに気付き、自分の事を知らない大スターのミナミに梶原や、ミナミの育ての親の和江(風吹ジュン)の支援もあり接点を持ち、仲が縮まって行くシーンも良かったな。矢張り、二人は相性が良いんだよなあ。そして、このシーンでのいつもは格好良い役ばかりの中島健人さんが、ちょっと情けなくても、必死になって編集者として頑張る姿も新鮮で良かったし、この方が若き大スターである事が納得出来たのである。
ー リクがミナミを料理上手と思っていたが、実はリクの為に一生懸命に野菜を刻む姿や、ミナミも歌手になる夢を持ちながらポストの前まで行ってデモテープを投函する事を断念する姿は、切なかったな。あとは、不思議な縁結びの人和江を演じた風吹ジュンさんも良かったな。あの人はホントは誰なのかな・・。-
・ミナミがリクと出会い、且つ夢であった大学のホールでコンサートをするシーンの、ミナミの演奏を聴きながら涙を流すリクの表情や、途中で席を立った彼の前にミナミが現れるシーン。
ー 今作のクライマックスであろうなあ。リクはミナミのコンサート前に書き上げたシャドウを殺さずに生き返らせるラストに改編した”蒼龍戦記”のゲラを読ませるが、開幕の時間になりミナミは途中で読むのを中断しコンサートへ。リクはゲラをゴミ箱に捨てるのだが・・。-
<そして、リクが再びベッドで目を覚ますとイキナリ枕が飛んでくる。投げたのはミュージシャンとしても忙しいミナミ。二人は”交代で朝食を作るお互いに遣りたかった事を生業とする”夫婦になっていたのである。
今作は、随所で心に沁みるファンタジックパラレルワールドラブストーリーの逸品なのである。三木孝浩監督の「ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから」を見事にアレンジした手腕にも唸った作品でもある。>
miletの透明感と桐谷健太の熱い友情が素晴らしすぎる
率直に申し上げてストーリー(オリジナル映画あり)はご都合主義で展開し、
『ファーストキス』を彷彿とするところもあり、多少なりとも既視感はあったものの
結末は気になったし、鑑賞後感も良かった。
刺さったのはmiletの透明感と演奏&歌唱シーン。まさに圧巻。
この体験価値は劇場でないと得られないと思う。
ミナミがmiletである必要性を大いに感じた、ハマり役であろうと思う。
それから梶原を演じる桐谷健太が実に熱い。
なんたる友情の厚さ・深さだろうか。
こういう人がいてくれるだけで、生きる勇気をもらえる気がした。
一方、リクを演じた中島健人は、あまり引っかかるところがなく、
共演者に恵まれたと思う。
※田所を演じた眞島秀和は憎たらしさたっぷりで実にうまかった
リクの厚顔不遜さ招いたリク自身及びミナミの不幸を、
リクが違う世界線に行き、大いに反省、思考・行動のあらためることで、
ハッピーエンドになるというのが大筋であるが、
リクにはある意味、私は感情移入してしまって、泣けた。
先週から今週にかけて、私にも思い当たる節があり、まさにリクの反省した心持ちで
いろんなことに臨んでいたからだ。
というわけで、フィジカルにエンターテインしたことと
milet&桐谷健太の魅力で、この評価とした。
それにしてもmiletはデビュー時から楽曲を聴いているが、
本当にスターになっちゃったなぁ。
うれしくもあり、ちょっぴりさみしさもある。
が、今後とも応援していきたいと思う。
裏切りがないのが悪い意味で裏切り
設定がSFっぽく興味を持って視聴しました。
桐谷健太(かじさん)さんだけが主人公の置かれた境遇を知っている味方で発言の節々に伏線っぽいのが多く回収に期待したのですが回収はされなかったのが残念です、視聴中はこうなるのかな?もしかしてこうなのかな?と裏切りやびっくり要素を期待していたのですが特に無かった印象です。
明確な裏切りを描写せずもしかしたらこうなのかも?という視聴者の想像にお任せ的な描き方なのかなと思いました。
SFっぽいのにシンプルかつ安直で多くの点において根拠がないと感じました。
ミレイさんの
魅力爆発!ベタだけど、長いモノを背負ってる女子萌え〜。
どうしてこう、型から抜いた様にステレオタイプなのか、髭面二人もケンティーも作品も。
お祖母ちゃん=ミナミじゃなかったの?
桐谷健太さんがMVP。プロットは面白いが、感動はしなかった。期待が大きかっただけにチョット残念です。勘違いや見落としをしたのかもしれないでふ。
もし間違ってたらゴメン、これって「夢オチ」ですよね。
違うとしたら、僕は中島健人がどうやって元の世界に戻ったかを見逃している (^^)。
だけど、夢オチだとしたら、ナゼ元の世界で miletが天才歌手になってるのかが分からない (^^)。
或いは、ケンティは元の世界には戻らず、miletが天才歌手の世界で miletと恋人になり、改めて小説家として成功したのかもしれないが、そうなると僕はやはり中島健人が元の世界に戻らなかったという場面を見逃してる (^^)。
結論としては、おそらく夢オチではなく、ケンティはナゼか元の世界に戻って来れていて、miletは(これまたナゼか僕には分からないが)天才歌手になっている世界線になった
ケンティが戻って来た元の世界で、milet が天才歌手になっていた理由は、あちらの世界で編集者ケンティが色々と頑張ったり、反省したり、小説の結末を2人で生きていくことに変えたからだと思われる。たぶん。
とにかく、僕はよく分かってない。ナイス。
レビュータイトルを、「これって○○ですよね」にしようとしたけど、勘のいい人は映画の解説とこのレビュータイトルだけで、○○が「夢オチ」だと気付いてしまうと思ってやめた。
初っぱな、スクリーンを、間違えたかと思った。「蒼龍戦記」と現実がオーバーラップする場面が良い。
予告編を見たとき、僕はかつて感動したラノベ「凉宮ハルヒの消失」 (小編 「笹の葉ラプソディ」を含む)を思い浮かべた。
そして、ケンティが行った異世界での物語が「凉宮ハルヒの消失」ぐらい感動的だったらいいなと勝手に期待してしまった。
しかし結局ボクが映画に感動しなかった。なぜなら、ミナミとリクがラストに至った理由または過程をちゃんと把握できなかったからである。
そして、ラストを見て 「あれ、これって やっぱ夢オチ?」となってしまたのでごじゃるよヨ。
実は前半ケンティが異世界に行ってしまった最初の場面、僕は 「もしかしてコレってラストは夢オチ?」と思った。 だけど、それでも異世界での物語が面白ければいいやと思った。
結果は、プロットは面白いと思ったけど、ワクワクしたのは、ケンティが異世界へ行く前までで、異世界へ行ってからの物語は面白くなかった。
理由はハッキリしている。
それは、天才歌手ミナミが編集者ケンティを好きになった理由が、僕にはサッパリ分からなかったからである。 異世界では恋人にはならなかったから、正確にはミナミがケンティに対し友好的になった理由である。
異世界でのリクに対するミナミの印象は最初から悪いものばかりだ。
例えば、リクがミナミの祖母の部屋にいたストーカー疑惑、ミナミとプロデューサーとのスクープ記事、編集者リクと新人作家とのセクハラ訴訟。
これではミナミがリクに友好的になんかなりようがない。仕事をする事になったとしても、ビジネスライクな対応で終わらないか?
リクとミナミの間に、こういった負のイメージをくつがえすだけのエピソードや、ふれあいでも有れば、ミナミが友好的な態度になるのもうなずけるが、僕にはリクとミナミが友好的な関係になれるようなコミュニケーションが有ったようには思えなかった。
なのにミナミはリクに好意的だ。それどころかリクと2人でいるときのミナミの笑顔など恋人に向ける笑顔に見えた。
いったい、どうしてミナミとリクはプライベートで港や大学へ行き、レストランで食事をする友達になったんだ? ミナミがリクのことを信頼できるいい人だと思うようになったきっかけとかあったとしたら、僕はシッカリ見逃している。だから、食事のあと夜遅い時間にミナミがリクの部屋に行った場面は全く理解できなかったでひ。
あと、ミナミと2人3脚で頑張ってきたであろうプロデューサーを、何であんな悪者扱いに描くのか不思議に思った。
1番ぶっ飛んだのが、リクに振られた片想いの新人作家がセクハラ訴訟起こした話だ。思わず小声で「えっ」て叫んじゃったヨ。
最近は、告白されてゴメンナサイすると訴えられるんかのう。
( ̄□ ̄;)!!
あの新人作家金子ルミ(中村ゆりかさん)には、柚月裕子氏の「私にふさわしいホテル」を読むことをすすめる。(訂正:裕子 → 麻子 )
映画が面白かったので後から読んだら、映画より面白かった。
中村ゆりかさんの演技は良かったが、新人作家の部分は物語には全く不要でし。
最後に、今回はキーマンを演じた桐谷健太さんが1番良かった。こういう面倒見のいい先輩役が合うのかもしれない。
とにかくカジさんが良かった!
自分としてはなかなか良かったなと思います!
作品的にはいわゆるもう今どきありがちすぎる転生ものです。
なんなら最近見たファーストキスとかぶる感じもありますがこちらはこちらでの若々しい感じの良さがあり、自分はとても好きなタイプの作品でした。
終始世界観はどことなく明るい雰囲気が漂う感じでずっと見ていられましたし、miletさんは歌手としての存在をチラッと知ってるくらいなのでこの方が以前にも女優業をやってたかとかはわかりませんがとにかく違和感のない演技でとても良かったです。今まであんまり気にならない存在でしたが今回のこの作品を見て彼女はとても魅力的な演技をする方だなとすごく好きになりました。ケンティーも安定の演技力で良かったです。
そんな中でも今作の一番の良さは桐谷健太さんの演じたカジさんではないでしょうか!
本当にめちゃくちゃ良かった、これたぶんカジさんがいなかったらこんなに良い作品になってないと思う。
それくらいカジさんはこの作品に欠かせない重要な回し役として最高だったと思います。
とにかく明るくちょっぴりおバカでタイムリープ説もすんなり受け入れる感じのあのキャラ。
でもあの明るさの裏に悲しい過去を抱えていて、それが明かされた時に序盤で言っていた言葉の意味がわかって、あのシーンなんかもとても良かったなと思います。
ラストはあまりにできすぎてるハッピーエンド感ありますがこれはこれでたまにはこういうベタなありがちハッピーエンドも見たいので自分としては満足です!
あと、小説家の女性が何かしら絡んでくるんだろうなとは思っていて、もうちょっと展開を乱してくるかと思いましたが、まあそこも広がると映画の尺的にとっ散らかりすぎて収拾つかなくなりそうなのであの程度の感じのキャラで留めておいて良かったのでしょうね。
あと考えすぎかもですが
あのおばあちゃんもどこかのパラレルワールドからやってきたミナミなのかな?
と、思っちゃいました。
自分が歌手なことを知らない人はいなかったとか言ってたので。
ま、とにかくすごくおすすめの作品です!
ただのアイドル映画とは思わずに
見てみてください!面白いですよ!
「自分の成功よりも、妻との愛を選ぶ」というプロットを明確にしてほしかった
オリジナル版の「ラブ・セカンド・サイト」を観た時も思ったのだが、主人公は、元の世界に戻って、何を取り戻したかったのだろうか?
おそらく、成功した作家としての地位や名声と、愛に溢れた妻との結婚生活の両方なのだろうが、仮に、作家としての成功を捨てても、妻との愛を選ぶといった、主人公の選択が描かれたならば、もっと感動的なラブストーリーになったのではないかと思えたのである。
その点、今回のリメイクには期待したのだが、やはり、そうした、成功か愛かの二者択一みたいな展開にはならず、少しがっかりしてしまった。
むしろ、ラストで、主人公が、書き上げた小説を捨てた理由が、オリジナル版では、「自分と一緒にいては、妻が幸せになれないと悟ったから」だったのに対して、今回は、「自分自身のことしか考えていなかったと気付いたから」となっていて、「妻のためを思って身を引く」という行為が分かりにくくなっているように思う。
「妻の幸せを願う」という点では、今回、現在の妻の恋人が「嫌な奴」として描かれているのも、失敗だと思えてならない。
その一方で、オリジナル版では、主人公が、元の世界に戻れたのかどうかがはっきりせず、少しモヤモヤしたのだが、今回は、元の世界に戻れたことが明確に描かれているので、そこは、スッキリすることができた。
ただし、戻った世界で、主人公は作家として、妻は歌手として、共に成功していたというオチには、何だか「出来過ぎ」感が強すぎて、唖然としてしまった。ハッピーエンドにするのは良いのだが、これでは余りにも安易過ぎるのではないだろうか?
それだったら、「別の世界に逃げない」という親友の思いを活かすためにも、「主人公は、妻が歌手として成功している世界に留まり、妻と愛し合うようになって、小説を書いて自分も成功する」という展開にした方が、よほど納得ができるエンディングになったのではないかと思えるのである。
それから、編集者となった主人公が、新人の小説家を成功に導くというエピソードとその顛末は、そっくりそのまま、無くても良かったのではないかと思えてならない。
ミレイちゃん魅力的な作品!!!演技上手!
三木監督の作品が好きで気になって観たら、
映画観て、ミレイちゃんのファンになりました!初演技なのにとてもナチュラルなミレイちゃんに終始引き込まれていきます!
とにかくストリートライブのシーンはタイヨウのうたのYUIを思い出してめちゃめちゃ良いシーンでした。
脇をかためるキャストさんも良いのだが、中島健人くんは正直フツーでした。演技がいつも同じな印象です。
七月隆文さん+三木監督=『ぼく明日』好きの私大歓喜!!
私、好きな映画を一本挙げるなら、迷わず『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』と言うくらいの『ぼく明日』好きなんです。
なので、私の中では三木孝浩監督は絶対正義なんですよ。
そして何より、原作者の七月隆文さんは神に近い存在なわけです。
はい、こいつ何を言ってるんだと思われているでしょう。七月さん、この映画に関係有るのかと。
ええ、少しだけ関係有るのですよ。
この映画の元になった『ラブセカンドサイト』のパンフレットに七月さんがコラムを書いているんです。
『ラブセカンドサイト』のパンフレットを作った人、間違いなく『ぼく明日』好きですよ。
『ラブセカンドサイト』には、七月さんが相応しいと思って書いてもらったのでしょう。
もうこの時点で、『ぼく明日』好きの私にとっては、『ラブセカンドサイト』は特別な映画になるわけです。
そしてその『ラブセカンドサイト』が日本版リメイク。
監督が三木監督と聞いて私、大歓喜です。
もうこの作品、楽しみで楽しみで。
ここからは、『ぼく明日』を抜きに語ります。
『ラブセカンドサイト』のリメイクと聞いて気になったのが、ラストをどうするのかなと。
ただ、そこは三木監督なので、忠実に作ってもラストを変えたとしても良い作品になるだろうとは思ってはいたの。
そして三木監督の決断は、どちらでもなく付け足すだった。(脚本家さんの決断かもしれないけど)
これが、本当に良かった。
この作品のリクも、『ラブセカンドサイト』のラファエルも、彼女の幸せを願うの。
それはそれで、感動するよね。
だけど、この映画にはもう一つの答が用意されていました。
それは単純にして、盲点になりやすい答、二人の幸せを願うなんですよね。
レストランのシーンが良いんです、前の世界で自分の事ばかり考えていたと後悔するリクに対して、ミナミは二人が幸せになる話を語るの。
このシーンの二人の表情が良かったからこそ、彼女の幸せを願うの先に有った、ラストの二人の幸せなシーンに対して本当に良かったと思えるんですよ。
恋愛で二人で幸せになる。
それはなんてシンプルで、それでいて見落としてしまいがちな目標なのでしょうね。
小説の続きはハッピーエンドでね!
潜り込んだ深夜の大学で出会い、…後に結婚することになる大学4年・小説家志望の神林リクと大学4年シンガーソングライター前園ミナミの話。
結婚をし小説家として成功したリク、書いた小説は1番最初に読ませたいのはミナミだったが…、8年の時が経ち日々の忙しさ、すれ違う関係性で…、あるスーパームーンの夜、独りBARで飲み、自宅に帰り寝て起きると人気小説家だったリクはいち編集者、自分の夢を諦めリクを支えてきた主婦ミナミは大スターへと…2人が出会ってない世界で目覚めることに…。
冒頭始まってすぐの小説話の描写にあれっ?!思ってた作品イメージと違う!?と思うものの…、別の世界へと行き妻ミナミと離れ、ミナミへ取ってしまった態度改め、居なくなって気づく妻ミナミの大切さだったり。
元の世界での思いでと人物を辿り辿り着くミナミの祖母・和枝、リクとミナミに起こっていることを理解してる様にも見える都合のいいボケ、…に少し見えるけれどキーマン。
観終えれば、リク目線だと“切なさ”と、先輩・梶原とのやり取りで少しコメディ、まさかの小説オチでこんな話に!?とスーパームーンな夜の日を絡め見せたファンタジック・ラブストーリーの本作面白かった!
miletさんの存在は知ってたけど顔、歌と知らず、本作観て彼女の歌声に惚れたしファンに!ケンティもバラエティで見せる顔とは違って良かった。
意味深な設定が深く活かされておらず、ラストは蛇足に次ぐ蛇足に思えてしまった
2025.2.28 イオンシネマ京都桂川
2025年の日本映画(121分、G)
2019年の映画『ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋の終わりから』のリメイク作品
ベストセラー作家とその妻の関係性が逆転する世界を描いたファンタジーラブコメ
監督は三木孝浩
脚本は登米裕一&福谷圭佑
物語の舞台は、東京都心のどこか
大学生の神林リク(中島健人)は、作家になる夢を持っていて、「蒼龍戦記」という物語を書いていた
荒廃した世界で生き残りを賭けて戦う主人公を描くものの、それ以上のアイデアは浮かんで来なかった
ある日のこと、授業中に執筆していたことがバレてノートを取り上げられたリクは、研究室に忍び込んで、そのノートを取り返すことになった
だが、警備員に見つかってしまい、必死で逃げることになってしまう
何とか逃げ延びた先には講堂があって、そこから誰かの歌声が聞こえてきた
その声を辿って中に入ると、そこには同じ大学の学生の前園ミナミ(milet)がいて、彼女もミュージシャンになるための努力を重ねていたのである
物語は、リクとミナミがその縁をきっかけに恋人になり、リクは文芸賞を獲って作家になっていく様子を描いていく
リクの作品の中にミナミのアイデアの相棒シャドウを組み込んだことでヒットに繋がるのだが、そう言った縁も多忙の中で消えていき、いつしかミナミはミュージシャンになる夢を諦めていた
リクはミナミを幸せにしたい一心で小説を書いていたが、やがて心は荒んでいき、夫婦関係も悪化してしまう
そして、決定機となったのが、シャドウを作中で死なせてしまったことであり、それが起因となって、リクはパラレルワールドに入ってしまった、という流れになっていた
このねじれ現象的なところはさほど問題ないのだが、個人的には無理やりハッピーエンドにしたところが微妙かな、と思った
リクの小説は完成され、それがミナミの元に届くのだが、彼女が読み終わる前にリクはそれを捨てるという流れになっている
コンサートの途中で立ち上がるというのもどうなのかと思うし、原稿を読み終えない理由も田所(眞島秀和)に見つかって捨てられるという方がマシに思う
さらに、その先のハッピーエンドを描くことになるのだが、そこまできちんと描かなくても良かったのではないだろうか
コンサートが終わった段階でリクは姿を消し、それを知らないままミナミが原稿の続きを読んでいて、その表情によって、どうなったかということはわかる
なので、わざわざ良いとこ取りの人生に変わりましたよという描き方をするよりは、元の世界に戻った先で、彼が見つけた「出せなかったオーディションの封筒」を見せて、その世界で夢をもう一度やり直すという方が自然だったように思えた
また、意味深に登場する祖母(風吹ジュン)の日記もあまり活かされていないように思えた
そこに描かれている内容が「リクとミナミが夫婦の世界の日記」で、その内容が記されているとか、実は祖母=ミナミという構図で、パラレルワールドに飛んだのではなく、はるか先の未来に行ってしまった、というのでも良かったかもしれない
話の流れとしてはうまくまとまって見えるものの、ちょっと強引すぎるところがあったし、サプライズというものを感じないので、これで良かったとは言えないように思えた
いずれにせよ、夫婦やり直し系ブームがあるのかわからないが、後悔を何とか正そうという物語の着地点としてはそこまで特異な部分はなかったと思う
何の根拠もなく、ハッピーエンドの原稿を読めば元の世界に戻れるというのも微妙な感じがして、何があっても起こったことは変わらなかったけど、その時点からやり直せるというのがベターのように思う
また、国民的アーティストなのに街頭で普通にデートをしたり、関係者でもないのに楽屋に自由に出入りできたりする流れの粗さも目立ったと思うので、もう少し物語の作り込みをした方が良いように思えた
万人ウケ作品◎
ベターに良かったし面白かった‼️
最初の流しでざーッとストーリーを把握させテンポ良く進行するやり方は、一気に理解し引き込まれてしまった。
純粋な2人が夢を追う姿には、応援する気持ちになった。そんな矢先、彼の傲慢さにちょっと引く。
すると、メインストーリー『成功の入れ替わり』で彼の鼻をへし折っていく。
だが、あの彼を見てザマーって感情は沸かなかった。
逆に元の幸せに戻してあげたい気持ちになった。
彼女の成功は純粋に良かったし、あのままを願ったけど、あの状態、あの関係がいいとは思えず、、、
想像はできたが、最後の2人の幸せドッキングはベターだが凄く良かったし、満足な終わり方でした。
ちょっと切なさと幸せな感動ある映画。
女性や若い方にハマる映画だと思います。お勧め‼️
余談
milet可愛いねー。改めて思いました。
主題歌も良い。
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