怪盗グルーのミニオン超変身のレビュー・感想・評価
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テーマ曲『Double Life』とリンクした物語
怪盗グルーシリーズは、ドタバタ要素を詰め込んでいるイメージが強いです。今回もそれは健在で、ストーリーよりもギャグに全振りしたハチャメチャな展開になっていました。
目玉であるメガミニオンの見せ場は程よく用意されており、特にメガメルのレーザーが地球を突き抜ける威力はすごくぶっ飛んでいました。有名映画のパロディもてんこ盛りで、例えばターミネーターのパロディが出てきたときは、あまりにもカオスな光景に笑ってしまいました。最後は過去作を観た人へのファンサービス満載で、ここでは意外なキャラがたくさん登場してびっくりしました。
個人的に印象的だったのが、グルー一家が仮の名前で一般人の生活に溶け込もうと必死になるところでした。テーマ曲『Double Life』の歌詞より、悪党と一般人のどちらかしか選べないメッセージ性が本作のストーリーとリンクして興味深かったです。
日本語吹替の声優はとても豪華で、特にポケモンでサトシを演じた松本梨香さんは別人かと思うぐらいの演技力に圧倒されました。
池袋のIMAXで観ましたが、大画面で大暴れするグルーとミニオンの迫力が大幅に増していました。一方で、3Dだったらもっと満足できたかなとも思いました。
細かいことは気にせず、ハチャメチャな雰囲気を楽しむのが一番だと思いました。
ミニオンズ3作目の公開が決まり、怪盗グルー5も企画されているみたいなので、彼らの今後の活躍が楽しみになってきました。
グルーよ、おまえもか…。アメリカ人男性が抱える「良き父親になる」というプレッシャー
あくまで独断と偏見で言うのだけれど、アメリカのアニメ映画とかファミリー映画をずっと観てきて心に引っかかる点が二つある。
一つは主人公が最後の最後に偉大な仕事をやり遂げて群衆から拍手喝采を受ける、という展開が多い(気がする)こと。
もちろんエンタメ映画の主人公というのは大体において困難なミッションをやり遂げるものなのだけれど、アメリカ映画だとスポーツ選手みたいに群衆から拍手喝采を受けて終わるという展開が多い(気がする)のだ。
もう一つは作品が人気が出てシリーズ化すると、主人公が結婚して子供が生まれるという展開が多い(気がする)こと。
きちんと統計を取ったりしているわけではなくあくまで独断と偏見で言っているだけなので、実際はそんなに多くないのかもしれないけど、今作のようにグルーが子育てに奮闘する展開を観ると「グルーよ、おまえもか…」という気持ちになってしまう。
あくまで独断と偏見なのだけれど(しつこい)、アメリカ人の、特に白人男性は「大きな仕事を成し遂げて大勢の人たちから拍手喝采を受けて一人前」「結婚して子供を作って、子供から尊敬される良き父親になって一人前」というプレッシャーがすごく強い気がする。
アメリカという国は大雑把に言うとヨーロッパ各地から新天地を求めて移住した開拓民が先住民を駆逐して築き上げた国なので、国民(特に白人)のアイデンティティとして「新天地で一旗上げる=アメリカン・ドリームを達成する」「成功して故郷の人たちから拍手喝采される」というものが根強くあるのではないだろうか。
さらに開拓者にとって家族を増やすというのは厳しい開拓地で生き残るための必須条件であり、その記憶は現代においても影響を与えていて、「子供がたくさんいる温かい家庭を守る強くて優しい父親」というのがアメリカの白人男性の一種の理想像として定着しているのではないかと思われる。
今作のグルーファミリーは自分たちを狙う敵から逃れるため、証人保護プログラムのように新たな身分を手に入れてメイフラワーという町で別人として暮らすことになる。
メイフラワーといったらアメリカ人なら誰でも知ってる、イギリスの清教徒が迫害を逃れて新天地を求めてアメリカに移住するために乗り込んだ船の名前である。
メイフラワー号に乗って新天地を求めて移り住んだ開拓民のご先祖様と同じように、新たな町メイフラワーで「良き父親」であろうと奮闘するグルー。
ご近所付き合いもやらなくちゃ、というわけでお隣のビジネスマン夫婦とテニスクラブに行ったりもする。
でも、誰がそんな小市民的なグルーを観たがるというのか。
もちろん親子の絆や子育ての大切さをファミリー向けアニメで描くのは当然と言えば当然なのだが、グルーが三人娘を養子に迎えるというのが心温まるエピソードだったのに対して、結婚して子育てに奮闘するというエピソードはシリーズ化のテコ入れで無理矢理ねじ込んでいるという感じがして、あんまり面白さに繋がっていなかったと思う。
日本の作品と比較するのもどうかと思うが、『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ! オトナ帝国の逆襲』は、野原ひろしが自身の父親としての責任と向き合うというのが大きなテーマであり、それが作品の面白さ、感動と直結している傑作だった。
一方、今作で「良き父親」であろうと奮闘していたグルーであるが、最終的には怪盗稼業に精を出したり敵と戦ったりもするのだが、なんとなく「もう子供も生まれたし、家庭を守る責任もあるしバカなことはやってられません」的な雰囲気が濃厚になってしまって、いまひとつハチャメチャ感のない面白みのない作品になってしまったと感じてしまう。
ミニオンもファンタスティック・フォーやX-MEN やスパイダーマンなどのパロディーで頑張ってはいたが、大して活躍もせず消化不良状態。
赤ん坊のグルーJr.が『Mr.インクレディブル』のジャック・ジャックと見た目がそっくりというのは指摘されてる方も多いが、『Mr.インクレディブル』が「良き父親」でいることに疲れ果てたところから主人公が再生するまでをしっかり描いているのに対して、今作は適当なところでお茶を濁して終わらせた感は否めない。
変身したメガミニオンたちがもっとハチャメチャな活躍してくれていたらもっと楽しめたと思えるだけにかなり惜しい作品。
一つだけ良かったのは隣家の少女ポピー。
「良き父親」としてのグルーではなく「仕事をする男」としてのグルーに理解を示してくれる女の子キャラというのは都合がいいといえば都合がいい存在だけど、観ているこっちのオッサン心もずいぶん彼女に慰められた(笑)。
ポピー可愛すぎないか!?
❇️『本当の悪はグルー家やと思んやけどな?』 ★彡ダメでしょ
怪盗グルーのミニオン大変身
❇️『本当の悪はグルー家やと思んやけどな?』
★彡子供には手放しで進められない💢
🔵かーるくあらすじ。
心を入れ替えたグルーは自分の母校悪党学園の同窓会に潜入し、過去のライバルだったマキシマムが虫の力を手に入れた意気込んでいた所、逮捕する。
マキシマムに恨まれた元同期のグルー一家は仕返しを警戒し機密で新たな街に引っ越す。
◉55点。
★彡厳しめですがこりゃ酷い。
テンポはすごく良いがストーリーはひどい⁉️
🟢感想。
1️⃣❌『虫のフォルムが生理的に嫌い』
★彡悪人とはいえ気持ち悪い。
2️⃣❌『胸糞悪いシーンが多い』
★彡特にグルーの嫁のボヤ騒ぎは悪人側ではないのに笑えない。もはや犯罪者確定!
3️⃣❌『意地悪そうなキャラが本当に怖く見える』★彡陰険、生意気すぎて胸糞悪かった。
4️⃣⭕️『グラフィックは凄く綺麗』
5️⃣⭕️『ミニオン達は相変わらず可愛い』🍌
★彡それでもいつもより質が悪い気がした。
😤😥👶🏻🪲🦥💥🍌🧈🍼🎾🕍🎙️🛒
★彡まさかのティアーズ・フォー・フィアーズ の曲が流れてノスタルジーになったけど
ミニオン人気に頼り過ぎ
ミニオンズが最高!!
この映画、もはや主人公のグルーよりもミニオンズを見たくて鑑賞していると言っても過言ではない作品。
今回は、岩のように硬い身体をもったメガジュエリー、協力なレーザービームを放つメガメル、怪力のメガデイブ、マッハのスピードで飛ぶメガガス、手足をゴムのように自在に伸縮できるメガティムといった、スーパーパワーを持つミニオンが登場してくる。
なんだか、ファンタスティックフォーを思い出させるようなミニオンの登場に笑ったし、案の定人助けをしているつもりが、はちゃめちゃな行動で周りに迷惑をかける展開に笑ってしまった。
やっぱり、このシリーズはミニオンがもはや主人公ではないかと思うほど、ミニオンの行動は愛らしくて憎めない存在だ。
4歳の息子も、ミニオンの行動に大声で笑うなど、誰が見ても楽しめる映画で面白い作品でしたヾ(≧▽≦)ノ
家族のものに変化を
シリーズが続くにつれ少しずつグルーを成長させて、怪盗ではなくなった主人公と家族の物語。
ミニオンたちは相変わらずはちゃめちゃで楽しませてくれるが、今回の変化はあまり可愛さがなく残念でした。
ただラストで歴代の悪党を登場させる粋な演出はシリーズを観てる者として楽しめた。
令和版「トムとジェリー」&「ルパン三世」の合作続編
大昔の話だが、ユニバーサルスタジオジャパン(USJ)が出来て1ヶ月後くらいに遊びに行ったのよね😁
当時の彼女を誘って行ってきたんだけど、まだ生ガス臭が漂ってた消防法に抵触する以前のUSJだったのよ😆
思えば別角度の危険をガチで孕んでたUSJだったんだが、今は骨抜きの御子様向けアトラクションセンター化してしまいマ王の食指が動かなくなって何十年も経つ😑
そんなUSJの今やマスコット的存在としてミニオン達は存在してるみたいだ🤗
いやね、悪口ではないのよ💦
何故ならマ王、ミニオンのシリーズは全部観てるから😆
大したストーリーでも無いのに不思議と惹き込まれるのは、やはりミニオン達の影響大なんだろう🥸
明らかに狂言廻し的キャラではなく寧ろ歌舞伎で言う所の三枚目だというのに扱いは主役級で既に主人公であるグルーを端に追いやっている🤣
本作は正に過去作の集大成的なストーリーで新旧のキャラが総出だからかお祭りみたいな仕上がりになってます🎉
特筆するような展開は無くいつもの悪人ファミリーのドタバタ劇なので終始安心して鑑賞しました✨
昨今のマスコミが騒ぐコンプライアンスだが、今作も含めシリーズ通してミニオンズには適用されていない😅
彼らは徹底した(面白可笑しくではあるが)謂れのない狼藉を受けるポジションとして作られたマスコットらしい🤔
けどそれって、人間はNGでも架空の存在ならOK、を暗に鑑賞側が受け入れてるに過ぎない😐
『撮影終了後にスタッフが美味しく頂きました』というテロップを出せば通るみたいな『本作には一部過激な表現が含まれます』と注意すれば流せるネット動画みたいな『人を傷つけるような行為は笑えない』とか言う輩みたいな、そんな事を平気で曰わっている方々は当然こういう映画に不快感を露わにしている事だろう😬
マ王は昭和の古い考え方で学んできた人間なので、過剰な虐待やハラスメント行為を追求するのは賛成だけど、何でもかんでも規制とかルールを作るのはエンタメ世界には枷になるんじゃないの?、と思うのはマ王だけかいな🤔
ま、ミニオン達みたいに体の良いスケープゴートなマスコットキャラが今後も量産される映画界にはなってほしく無いかなと💦
映画館での鑑賞オススメ度★★★☆☆
御子様向け?いや大人向けでしょ度★★★☆☆
多くがグルーを見ていない度★★★★☆
期待を裏切らない
夏の疲れも忘れるわちゃわちゃ映画!
今回はグルーの息子が登場!
相変わらずのはちゃめちゃ展開は観ているだけで元気になります。
メガミニオンズはおまけ過ぎる程度の登場ですが、キャラがそれぞれ元気過ぎるからそれくらいでちょうど良いのかも^ ^
夏の暑さ疲れを忘れさせてくれる楽しい映画でした。
メガミニオンズ登場!?
怪盗グルーシリーズ映画館初鑑賞
2024年映画館鑑賞80作品目
8月31日(土)イオンシネマ新利府
1500円(通常価格1800円dポイント−300円)
原題は『Despicable Me 4』
監督は『怪盗グルーの月泥棒』『怪盗グルーのミニオン危機一発』のクリス・ルノー
脚本は『スクール・オブ・ロック』『FLY! フライ!』のマイク・ホワイトと『怪盗グルーのミニオン危機一発』『ミニオンズ』『怪盗グルーのミニオン大脱走』のケン・ダウリオ
粗筋
悪党から反悪党同盟のエージェントに転身したグルーに恨みを持つマキシム・ル・マルはグルーの息子のJr.を誘拐する
一方グルーの正体を知った隣人の娘ポピーはグルーを脅迫しウーベルシュレヒト校長が飼っているミツアナグマを盗むハメに
予告編上映期間が長かった気がする
例外に漏れずエンドクレジットも長い
スリリングなドタバタコメディー
元々マキシムはゴキブリ男なのだが気持ち悪いということで緑に変更されたと聞いているがマジ?
グルーの吹き替えが関西弁なのは違和感がある人もいるだろうが自分はその事情を知っているので容易に受け入れることができた
関西出身の声当て専門のベテラン男性はいないはずがないのでそれはそれであれだけど
声当て初挑戦の山田杏奈には違和感が全くなくむしろこういう仕事もどんどんやれば良い
センスがある
自分はあまりミニオンが好きじゃない
あの独特のノリが嫌いだ
チーズを溶かしてサーフボードで山を降りていくシーンは好き
3DフルCGアニメにも抵抗がなくなった
車とか建物とか悪くない
声の配役
怪盗から反悪党同盟のエージェントに転身したグルーに笑福亭鶴瓶
グルーの歌唱部分に吉幾三
グルーの妻で反悪党同盟の一員のルーシー・ワイルドに中島美嘉
グルーの高校時代からの宿敵で虫好きが高じて虫男になったマキシム・ル・マルに片岡愛之助
マキシムの恋人でアシスタントのヴァレンティーナに松本梨香
グルー以上の怪盗を目指すグルー一家の避難先の隣人の娘で中学生のポピー・プレスコットに山田杏奈
ポピーの父で自動車販売会社のオーナーのペリー・プレスコットに三木眞一郎
ポピーの母でお喋りのパッツィ・プレスコットに小林ゆう
グルーが養子にした三姉妹の長女でしっかり者のマーゴに須藤祐実
グルーが養子にした三姉妹の次女でマイペースのイディスに矢島晶子
グルーが養子にした三姉妹の三女で嘘がつけないアグネスに児玉すみれ
グルーとルーシー夫妻に誕生した長男のグルーJr.にタラ・ストロング
引退したが脱獄したマキシム逮捕のため現場復帰した反悪党同盟極秘作戦指揮官のサイラス・ラムズボトムに岩崎ひろし
悪事学園リセ・パ・ボンの校長ウーベルシュレヒトにならはしみき
美容師に扮したルーシーに自慢の髪の毛をダメにされた高級マダムのメローラに高乃麗
イディスやアグネスが通う空手の先生のオサリバン・センセイに木村昴
虫ベビーになってしまったJr.を元に戻したネファリオ博士に小柳基
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