日日芸術

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劇場公開日:

解説

不思議なメガネを手にした俳優・富田望生のアートをめぐる冒険を描いたロードムービー。

俳優の富田望生はふと訪れた喫茶店で、セロハンテープでつくられた奇妙なメガネをかけた店主と出会う。店主に促されてそのメガネをかけてみると、日常の景色がアートだらけの世界に変わって見える。望生はメガネに導かれるように、独創的な作品をつくるアーティストたちと出会う。落ち葉を折って動物をつくり出す青年、カラフルな鳥の絵を描き続ける青髪の女性、毎日コンビニで自分の顔をコピーする男性など、個性豊かな彼らの唯一無二の表現と生き様に刺激を受け、望生は自分の表現を模索し始める。

富田望生が本人役で出演し、写真家の齋藤陽道が喫茶店の店主を演じた。アコースティックオーケストラ「パスカルズ」が音楽を担当するほか劇中にも登場し、アートの旅をカラフルに彩る。監督・脚本は、フリーのディレクターとして数々のドキュメンタリー番組を制作してきた伊勢朋矢。

2024年製作/110分/G/日本
配給:Planetafilm
劇場公開日:2024年4月13日

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映画レビュー

2.0星野源!

2024年5月25日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

白熱のジャズ演奏は内なる狂気の音による解放だし、逆にカフカの作品は冷め切った印象を与える。いずれにせよアートの表現者は鑑賞者のかわりに日常から逸脱してくれているように見える。この作品の登場人物達が見せる様々な逸脱も、アートが香るものから目を背けたくなるものまで様々だ。ではアート・非アートの境界線は何処に?極端な例かもしれないが、内臓のはみ出した動物の死体をどんと置いて「これが俺のゲージュツだ」と宣言されたら我々はそれを「鑑賞」しなければならないのか? キーワードは恐らく「洗練」だろうと思うけど違うかなぁ。 また、各自がそれぞれ自分の踊り方で踊る社会って本当にユートピアか?あるいは、作品自体をそっちのけで背景因子(◯年かけて作ったとか心身のハンディを乗り越えてとか)を賞賛するような態度はかえって表現を蔑ろにする事にならないか?…と色々な事を考えさせてもらった。 ところで、あの眼鏡はイケないお薬のメタファー、ではないよな。

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ひろちゃんのカレシ

4.0居場所(監督のトークショー付)

2024年4月15日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

富田望生ちゃんを初めてドラマで見た時はポッチャリ、いや、はっきりと書けばおデブさん役。そしてその印象も強い(かな?) でも役柄に合わせて体重調整してる話を後で知り、すごいプロ根性のある俳優さんだと思い、それ以来応援しています。演技も上手いし、とてもかわいい。 そんな望生ちゃん主演の映画、不思議ワールドで芸術に触れる話かなと理解しつつ、大して内容チェックせずに行きました。 なので、思っていたのとはやや違う内容でした。 障害を持つ方々や病気を発症してしまった方々のドキュメンタリーで、彼らの芸術作品と共に生き様に触れるもので、とても良い映画でした。泣ける場面も。 特別な才能を発揮するとかが主題ではなく(と言っても皆さんの作品がすごい、すばらしいんですけど)、好きなことを続けていること。それが、芸術表現が居場所であり、生きる糧であるのだなあと。 わかった気になって、やはり本当には理解できないかもですが、自由でいいんだよねと思わされる映画でした。自分が自分のために生きている。 健常者にも言えることかもしれません。 ちなみに音楽のパスカルズって、「川っぺりムコリッタ」でも音楽参加なんですね。確かに似ているシーンがありました。「たま」の知久さんがメンバーなのは知らなかった~。 ***** 終演後のトークショーを、映画館に行って知りました。監督にパンフへサインをいただけたうえ、少しお話&握手をお願いし感無量。(後ろに並んでる人をお待たせしたかと。ごめんなさい)ミニシアターならでは。

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ふわり

1.5自分の踊り方

2024年4月13日
Androidアプリから投稿

単純

知的

寝られる

掛けると世界がアーティスティックにみえる不思議なメガネを手にした俳優・富田望生が様々なアートをみてまわる話。 町を歩いている時に見慣れない喫茶店をみつけて立ち寄ったら、セロハンテープで作った不思議なメガネを掛ける様に促され始まって行く。 発達障害や双極性障害の方々がつくるアートを紹介するドキュメントで、富田望生が案内人役的に繋いで行く感じですね。 ということでストーリーという程のものがある訳ではなく、紹介された方や作品は悪くないけれど自分が映画に期待するものはなかったし、何なら途中から富田望生は?で余計な寸劇いらない様な…。

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Bacchus

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