「こんな警備隊はイヤだ。」コウイン 光陰 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
こんな警備隊はイヤだ。
要人警護専門警備会社の仕事を描いた「第二警備隊」の続編で、どこぞの大使館からデータを持ち出したことで命を狙われているらしい女性を山奥のキャンプ場で警護するチームをみせる話。
あらすじ紹介には中国の工作員と記されているけれど、そんなこと言ってましたかね?
町中での警護はリスクが高いとキャンプ場にやって来た体だけど、そもそも狙われているという確証はあったのか、そしていつまでここにいるつもりだったのか…背景が見えない中で警備隊が過剰に反応するから一歩間違えたらコメディの様にもみえてしまう序盤。
明らかに不穏な事態が起きてようやくそれっぽくはなったけれど、それにしても何でその場所に拘るのかも良くわからないし、大騒ぎしている割に万一の為の準備も計画も無く、全て行き当たりばったりのポンコツ警備隊にみえて仕方ない。
ホントいつまでキャンプ場で過ごす気で?
せっかくのアクションの見せ場も暗くて良く見えないし、何ならみなさん待ったりわざわざ声掛けてから襲ったりしている様にみえたんですけれど気のせいですかね?
回想の挿し込みでテンポも悪いし、デカい口たたいてるヤツも結果オーライ?という感じだし、ちょっとあまりにも締まらなかった。
そういえばやけに強調していたけれど、自衛官で殺意や敵意を示す相手と対峙したことある人ってどれぐらいいるんでしょうかね…。
コメントする