ルックバックのレビュー・感想・評価
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新感覚のアニメ映画。
漫画のタッチそのままにしてたのが新しい感じで面白かった。
58分と短いため特別料金で少し安めなはずなのに、イオンオーナーズの割引が使えなかったのは痛かった。辞めようかと思ったけれどレビューが良かったので信じて見ました。
短いから安くなる時は、オーナーズ適用させて貰いたい。
漫画を通して2人成長していく様がとってもよかった。
衝撃的な事件起こるけど、私は信じないから。
助かった方を信じます。
私の最推しの映画はまだ超えないな。(ウルフオブウォールストリート)
全てのクリエイターへの敬意
原作既読でしたが、作者のタツキ先生のコメントを読んでこれはきっと観た方が良いと感じて鑑賞しました。
小さめのスクリーンでしたがほぼ満員でした。一人で観に来ている方が多かったです。
ルックバック、原作からいろんな解釈や考察があり、それだけ原作の力が強い作品ではあるのですが
そこに決して余計な手を加えることなく、音楽と映像でより感情に揺さぶりをかける作品に仕上がっていました。作り手側の原作愛というより、原作を受けてのクリエイターとしての矜持がそれをさせたというのが近いと感じます。
どうしてもこの作品を通じて思い出されるのはあの事件かと思いますが、作者があの事件を受けてこの作品を着想したのは間違いないでしょう。きっとあの事件で命を奪われた方の中には、藤野と京本のように憧れや嫉妬に揉みくちゃにされ、顔も知らない誰かの批評にさらされながら自分の作品を作り上げてきた人も多くいたはず。そんな努力も何もかも、一瞬のうちに理不尽に消し去られてしまったことへの怒りを作品の形で昇華してしまいたかったのかもしれません。
「漫画なんか描いても何にもならない」と涙する藤野の元に届くのはIF世界の京本からのメッセージ。漫画を描いた事実、その「背中」はどんな形であれ藤野の元に届き、力を与えていた。そのことに気づいた藤野は再度机に向かい、背中を向けて描き続ける。最初から最後まで隙のない完璧な作品を、58分という短時間で描ききっています。
結末を知っていたからというのもありますが、二人の間に友情が生まれ始めたあたりから涙が止まりませんでした。タツキ先生の絵がそのまま動いているかのような作画、心を揺さぶる音楽。藤野を演じた河合さんの演技も光っていました。切ないけれど、観て良かったと心から思える作品です。
画力よりもアイデア/思いつきよりも積み重ね
「アディクトを待ちながら」が満員だったからこっちにしたんだけど、ファーストデーなのに1,700円はどうかな?閃光のハサウェイか?とも思ったりもしたけど元ミシェルのブラジルちゃんも観たいって言ってたのでさっくり観にきたらほとんど空き席が無くて驚いてました。
内容的には原作レイプが叫ばれる中とても丁寧にアニメーションに昇華してて「これこれこれ」ってなります。
最高のシーンは褒められて嬉しいステップ。
これはアニメ史に残る素敵なシーンになりそうです。
あとここにも河合優美さんがいますね!
本当に売れたなビート板(嬉しい)!
ちなみに入場特典は原作漫画なので早めに入って読んでから観るのもよし観終わってから読むのも良しです。
大画面推奨だけど高いから配信でもいいのかな?
いや、劇場公開時に映画館で観ない映画は偽物なんで
がんばって現場通い続けます。
藤本先生の絵がスクリーンに。
すごい、すごいぞ。
漫画が、映画になってる。藤本先生の絵は
個人的にだけど、
常に縦に揺れている、躍動感がある。
それがちゃんとある。
ずーっと縦に揺れている。
あのコマだけを除いて。(そこが重要)
音楽も使い方がすごく良い。良い〜!!
近くの劇場がことごとく上映されないので、
40分近く車を走らせて来たことない映画館でみた。
グッズは完売。
やっぱりアニメの映画はすごい。
映画館に飾ってあるポスターがほとんどアニメだったよ。
売り上げも、アニメの方が凄いんだろうな。
映画好きとしては複雑だけど、
アニメ好きとしてはますます頑張ってほしい。
チェンソーマン2期も楽しみにしています。
原作既読でも良いけど知らないともっと良いのかな
まさに、キャラクターが原作の世界からそのまま飛び出してきたようなデザインで、冒頭藤野が動いているのを見ただけでなんだかほろり。
京本と会った帰り道、畦道で感情爆発させる藤野を見てずびずび。
2人は別の道へ、、、、、、でうるうる。
そんなこんなで最後のシーンは
音楽の雰囲気と静けさが相まって
鼻水すする音さえ気にしてすすれず
上映終了した途端、自分を含めあちこちから一斉にズビズビ聞こえだしてなんだか面白かったね
映画を見たほかの人たちとの、謎の共有体験がありましたね🤧
凄く良かった。素晴らしかった。
映画の内容を本当に「全く知らない状態」で観たけどとても良かった。
藤野が特に面識の無い京本に卒業証書を持っていく場面。立ち去る藤野の事を何時までも京本が手を振っている場面は本当に素晴らしかった。あそこで映画が終わっても良いほど気持ちの良い名シーン。
京本が大学に行って二人のそれぞれの人生がどうなるのかと思っていたら、まさか京本が殺されるという展開は悲しすぎたな。
二人の「まんが道」、もっと観たかった。
雨の中のジャンピングスキップ
日本アニメのバラエティーの豊かさに感動しました。良い意味で質の良いパラパラ漫画を観ているような作画で、彼女たちの感情がダイレクトに伝わり自分の子供の頃を思い出しました。
藤野は思っている以上に負けず嫌いだし、京本は思っている以上に愛情深い。
原作未読ですがこんなに心を動かされたの久しぶり
ものづくりに携わったことのある人と無い人では、感じ方が違うのかもしれませんが
私はとてもとても響きましたし刺激を受けました。
冒頭から、「これ手書きか!!」とびっくり
3D慣れした人には違和感あるのかもしれないけど、素人ながらに、これを手書きってかなり大変な作業なのでは?と思いました。
私は「ものづくり」の世界がとても好きなので、冒頭から監督がこの作品をどれだけ丹精込めて作っているかが感じられるようでした。
ポスターからは、日常の友情ドラマかなと思っていたのですが
確かに日常だけど、ありきたりな表現ではなく作品として完成度が高くてあっという間でした
普段はちょっとうるっと来ても泣かないんですが、
ガッツリ作品に引き込まれていたので抵抗もできず泣いちゃいました
一個気になったのは音楽シーンで音楽の音量が大きかったから、作品に合わせてマックスのレベルも大人しくていい気がしました
人の心を動かすもの
あるレビュアーの方のお勧めもあって、「ルックバック」見てきました。
さすがに誰かが誰かに勧めたくなった作品だけあって、心に残る作品となりました。
私が一番強く心に残った場面は、藤野が京本に負けたくなくて、朝から晩まで絵を描き続けていた場面です。音楽の高鳴りもあるのでしょうが、胸が熱くなりました。
先日も同じことを書いたのですが、「日本のアニメのレベルは高い!」。
最高級の映画
原作を持っているので内容はもちろん知っていたが、音楽・動き・声が付くとこんなにも変わるものなのかと驚いた。
音楽が流れる場面と無音の場面があるが、その使い分けも絶妙で、音楽が流れた瞬間目頭が熱くなるほど。
泣くつもりは無いのに気づいたら涙がポロポロ溢れ出ているような作品で、映画が終わった後は首元に涙が溜まっていた笑
藤本タツキの繊細な表現と巧妙なセリフ回しが最大限に詰まっていたと思う。
絶対に絶対に絶対に観るべきです。
最初の隕石のインパクト!まさかそう来るとは。
女の子の顔が鏡に映るシーンにドキっとした。
これは絶対面白いと確信。
全てのシーンにゾクゾクしっぱなし。細部にわたってのこだわりが凄い。
藤野はリアルに厨二病。ちょっと痛い所が可愛い。
すごい才能に出会い、圧倒されて、もうやーめた!という気持ちになる。
でも漫画って絵だけじゃないんだよね。
とにかくすごい才能同士が引き寄せられ出会ってしまった。
ハラハラしながら観ました。
引きこもりを連れ出したら。
連れ出さなかったら。
みるのは過去?背景?背中?
最後の漫画がそれに重なって唸ってしまいました。
入場者プレゼントじっくり読みます。
結末を知ってるからこそ
動いていたよ、漫画読んで感動したあの作品が
雨の中すんごいニコニコ体全体で躍動したシーンには惚れ惚れしたよ
ジャンププラスで話題の作品と吸い寄せられ読んだあの日
あの時の衝撃は忘れられなかった
長くも短くもないページ数の中で織り成す
少女2人の群像劇
あなたの笑顔が私のきっかけだったのに
そんなあなたが居ない今、誰に届けたらいいのだろう
物語の結末はファンタジーだからこそ起こりうる
藤本タツキワールドで締めくくられていた
これ以上に最高のエンディングはないだろうと言い切れる
1人で突き進む強さ
2人で共にした忘れられない想い出
また1人になってしまった時の答えがここにはある
とにかく量をこなせ。量が質をうむ
原作既読で鑑賞。
オープニングから感情が高まりすぎて、まわりの観客に悟られないように息を殺してみてた。笑
最後までうるうるしっぱなし!
何か夢中になったり何かに打ち込んだ経験のある人には、必ず響くはず。
とにかく量をこなせ。量が質をうむ
田端さんの本だっけ?
これに尽きるんよ。
今月中におかわりします!
ぷふぁ〜!
友情 感動!
幼少期から高校にかけての無性の友情は尊い!
ぜひ!マンガ、アニメ絵画をこころざすかたがあに観て頂きたい。
という事を再確認できた。
最後のサイン入りハンテンのシーンは涙がこみあげてきておさえきれないほどの感動をうけました。
絵が好きだったこともあり、自身の若かりし頃の体験もダブったりして感慨深い映画となりました。
作画すごいなぁ!特にはしり他と思ったら
神作画の井上さんが原画ではいっておられて納得でした。
メカも特別なことも起きませんが、
こういうアニメ作品が作られると作品ありがとうの傾向についてはアニメの未来は明るいいかとも思いますね。
あと、魔女宅のマックリメイクもしかり
ガンバレJAPANANIMATION
前半がよかった
時間も短く、静の映画でよかった。
前半は心が鷲掴み。
共感で号泣。
後半の無音の演出も見事。
そのあとの回想で流れる大音量の感動的な音楽が作品を台無しに。ここで素に戻って傍観者に。
感情移入の糸が切れた。
そこまでは完璧なのに、「ここで感動してください!」演出でがっかり。
曲はよい。
でもタイミングと音量が勿体無い。
せめて音楽は静かに流してほしい。
無音でも伝わる。
感動を高める演出などなくても伝わる。
最後に観客に媚びたのか。
売れ線を意識してしまったのか。
残念です。
映像もストーリーもキャラクターなど全てが良いアニメ。 本年度ベスト!
集客率がほぼ100%に驚く!
そんなに人気ある作品だったのね!
観賞後、なかなか劇場から退出が出来ない久し振りの体験が出来た(笑)
藤野のCVの河合優実さん目当てだったけど本作を鑑賞した収穫はなかなかだった感じ!
リアルな映像に加えストーリーも良かった。
学年新聞で人気の4コマ漫画を書く藤野。
登校拒否の京本。
この2人を中心に進むストーリー。
2人で漫画を書き出版までこぎつけ人気漫画家になって行く感じ。
ぶっちゃけ藤野が書く4コマ漫画は自分には刺さらなかったけど、それ以外は全て素晴らしかった(笑)
そんな中、自立して美大に入りたいと登校拒否の京本が藤野に言う中、ある事件が発生。
藤野はその事件の原因は自分にあると考え後悔する感じ。
それを打ち消す様な、その後のシーンが印象に残った。
その4コマ漫画は面白かったです。
自分には京本が、あいみょんにしか見えない(笑)
入場者特典で戴いた漫画。
本作の雰囲気と全く違うけど、その漫画で復習出来る親切な特典だった(笑)
原作のファンな方は本作を観てどう思ったなか?
気にるところ。
河合優実さんの声の演技が素晴らしかったけど彼女の声じゃ無いみたいだったのが不思議。
ますます彼女のファンになりました( ´∀`)
刺さった
超個人的な感想
Youtubeで偶然予告を見て、見に行こ、ってなって翌日映画館へ行った。原作は読んでいない。今思うと予告見れて本当に良かったと思う。
序盤で一番好きなシーンは、藤野が雨の中独特なステップでダッシュするシーン。映像としても凄かったし、音楽がなあ、泣かせにくるねん。藤野の喜び、満たされてる感じが伝わってきて、ニコニコしながら泣くのを我慢するというすごい表情でスクリーンを見てた。良かったなあ。映画の全体を通して音楽が泣かせにきていた。ピアノやストリングスの音色が美しのよ。音楽、という観点で映画館で見る価値はあるし、見れて良かったと思う。
問題は後半で。予告を見たときは、何か困難や壁が迫ってきて、二人でそれを乗り越えていく話なのかなあと思っていたのだが、まさか京本がいなくなってしまうとは。
”超個人的な感想”と前もって記してあるから、私のことを書くと、私は最近友人が亡くなったという報せを受けたばかりで、結構気持ちが沈んだ状態が続いていた。映画館へ行ったのも、映画を見たら気分上がるかな、っていう打算的な理由もあったのかもしれない。だからこの映画を見たとき、京本と私の友人が重なってしまってつらかった。私自身、友人の死に対してまだ気持ちの整理がついていない状態だから、だから京本が死んだときは、この物語がどう解決するのかをしっかり見届けようと思った。
後半で一番刺さったシーンは、藤野が京本の部屋に入って後ろを振り返って、自分がサインした服を見つけるシーン。これは泣く。ってか泣かないように歯食いしばってた。
最後は本当に考えさせられる。あの4コマを見つけて、京本の部屋に入って、自分が描いた漫画を見て、最終的に、「よしっ」ってなって仕事場に戻って、4コマ貼って作業に戻る。この間、藤野にはどういう心情の変化が起きたのだろう。「よしっ」ぐらいしかセリフが無かったと記憶しているから、演出とか行動で心情を想像するしかない。私の解釈だと、最後はそれでもマンガを描くという前向きな気持ちと大切な人を失った喪失感が同居しているのだろうな、と思う。問題は、どのような変化を辿って前向きな気持ちに至ったのか、その理由。藤野が絶望しているシーンで、「なんで漫画を描いたんだろう。何にも役に立たないのに」的なセリフがあったから、その問に対する藤野なりの解答が、最終的に藤野が前向きな心情に至った理由なのでは、と想像する。ではその藤野なりの解答とは?いろいろな解答が考えられる。京本との思い出の回想シーンがあったから、京本が絡んでくるのではないかと思われる。京本と一緒にいたかったから、京本の笑顔が見たかったから、京本の方が絵が上手い、というコンプレックスを解消したかったから、認められたかったから、京本を漫画で楽しませたかったから、etc. 私は、漫画で他人を(特に京本を)楽しませたかったから、という理由と、純粋に自分の描いた漫画を読んでほしかったから、それに、京本に尊敬されることが嬉しかったから、という理由が一番ありそうかな、と思った。だから藤野は漫画を描いてきた、と。そこからどう心情は変化するのだろう。天国の京本がシャークキックの続きを楽しみにしているから、漫画描こう、とか。京本に尊敬される漫画家で居続けよう、とか。いろいろ想像してた。
最後に藤野が作業机に向かって、その背中を見ながら物語が終わっていくときの感覚は、どう感想として文章に表せば良いのかわからない。やはり大切な人に先立たれて残されたものは、その人のことを胸に秘めながら、前に進むしかないということに対する腑に落ちたような納得、晴れやかな気持ち。一人で漫画を描いていて、そこに京本がいないという悲しみ、喪失感。、それらの感情が同時に私の中に表れたような、そんな感覚。この映画に出会えてよかった、と思った。心に刺さった。
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