劇場公開日 2025年1月17日

室町無頼のレビュー・感想・評価

全388件中、41~60件目を表示

4.0人柄で人を惹きつける

2025年1月30日
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テレビドラマ感は否めなく、アクションシーンなども良い意味でも悪い意味でも地に足がついているアクションだと感じた。
ただ大泉洋さんの役柄はぴったりで、人柄で人を惹きつける主人公は大泉洋さんだからこそ演じられるキャラクターだと感じた。

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モトコ

3.0立ち向かうは国家権力…でも、蓋を開けると浪人同士の決闘だった

2025年1月30日
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鑑賞方法:映画館

応仁の乱以前、武士(浪人)が主導した一揆…のお話。
劇場予告編の「どん底から勝率ゼロを覆せ」というコピーが気になってしょうがなかった。
「勝率」とは、戦った総数に対する勝利数の割合だ。何度も戦って一度も勝てない状態(勝率:0)でさらに挑んだ戦いの物語なのか…?
気にしつつ映画を観た結果、そうではなかったように思う。
「勝ちめゼロ」という意味ではなかろうか…。

蓮田兵衛役・大泉洋の無頼ぶりは、三船敏郎の素浪人を少しオチャメにした感じで、殺陣も卒なくこなしていて大したものだ。
「俺が斬られても、こいつらは斬るなよ」とは、『椿三十郎』の最後の決闘場面で三船敏郎が仲代達矢に言うセリフ。大泉洋も最後にこれをもじったセリフを言うかと期待してしまった。

才蔵役・長尾謙杜は、最初のうち何をわめいているのか聞き取れず気持ちが入らなかった。汚れメイクもあって、主要キャラクターの存在感がない(前半は)。
柄本明老人との修行の場面は、今の映画なら仕方ないのかもしれないが、特殊撮影だらけで長尾謙杜自身の身体能力が感じられないのが気の毒だ。ジャッキー・チェンのカンフー映画を模しているなら、ここは青年の体力を示さないと…。
とはいえ運動神経は良さそうで、ワンカット長回し(風)の殺陣には圧倒された。だがやはり、忍者映画ならいざ知らず、リアリティがなさすぎる。

骨皮道賢役・堤真一はいつもの現代劇と変わらない演じぶりだが、洛中警護を担う浪人たちの棟梁という圧力は表れていた。芸達者だ。

不良大名の北村一輝の憎たらしさが良い。
この人、こういう役が板についている。元々は二枚目路線だったと思うが、『テルマエ・ロマエ』あたりからか、吹っ切った感があって清々しいほど。

悪政に虐げられる平民たちのためというより、蓮田兵衛に命を預けて集合したような浪人たちだが、その絆の根拠が描写不足。
個性豊かな寄せ集めの賊軍…を描きたかったのではないかと思うが、感情移入できなかった。

いざ大決戦となり、兵衛の兵法が発揮される展開。
合戦場面は迫力はあるものの、戦況が分かりづらい。が、これは今の映画の描き方だから仕方ない。ついて行けないこちらが悪い。

洛中警護役といっても骨皮道賢はせいぜい足軽大将で、ほぼ浪人みたいなもの。幕末の新選組に近い立ち位置だ。
結局は浪人どうしが殺し合いをさせられているので、この騒動で時代が変わったのか、疑問。北村一輝大名が悪の中枢だったら解決だが。

最近『八犬伝』などもあってスポットが当たっている室町時代。
私自身、戦国時代に比べるとまるで知識がないので、この時代背景の時代劇が続いてくれることを願う。

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kazz

4.5今の日本だからこそ

2025年1月30日
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鑑賞方法:映画館

原作に魅力され、映画も観てきましたが、
もう一度、原作を読み返してます(笑)

その上で、また映画も観たいと思いました。

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yxt

3.5私達が、果たせなかったこと

2025年1月29日
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 つい考えちゃうんです。何故、今、この時代に、この映画が現れたのかを。エンタメ映画である以上、誰かが、何かを求めるが故に、この映画は創られたはず。

 ヒトを苦しめるのは、おカネ?、暴力?、無慈悲?。

 おカネ持ちになって、幸せになりたい。でも、それは、他者の不幸せを担保にすることでしか得られない?。

 富がもたらす不平等は、誰が糺す?。

 徳政令を求めるのは、昔話なのか?、現世なのか?。

 護れなかった命は、誰がつぐなう?。

 無頼に生きる術がない私に、何ができる?。

 野辺にたたずむ親娘こそ、私?。

 そんな私に憐れみを捧げる侠客は、誰?。

 痛快娯楽映画のはずなのに、ヒトの痛みと苦しみと哀しみで、スクリーンが滲むのは、どうして?。

 私達は、何を果たせずにいるの?。

 令和の無頼に告ぐ

 あなた方は、何を果たそうとしている?。

 「あかんべぇ一休」
 「室町無頼」の5年後に起こる、応仁の大乱を、風変わりな頓知を駆使する、型破りな僧目線で描いた傑作コミック。救いようの無いヒトの愚かさ、総てを受け入れ、総てを棄てる悟りの境地から見える修羅の世界の虚しさ。そんな世界を憐れむことなく、愛し続けた僧がいた…。
 併せお読み下さい。

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機動戦士・チャングム

2.0虫けら=価値のないもの

2025年1月29日
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自分のことを虫けらと思っていたら、それを証明するように、他人から虫けらのように扱われる。人類の不幸の原因のひとつはココにある。

力作でとてもよく作ってあるんだけど、貫徹するテーマか虚無的で、暴力性も高く、あまり楽しめず。貧困という問題を暴力でしか解決できない人の愚かさ。

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CR7

5.0無頼!

2025年1月29日
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時代物は、衣装が凝ってて好き。(当時の自然な服装だったかもしれないけど)コスプレに見えるくらい個性的なほど良い。腰のひょうたんとかの小道具、最高!現代なら水筒ホルダー斜めがけ?orペットボトルぶら下げる感じ?どっちかな兵衛は。

骨皮道賢とか名前がもう…良い!!キャラたってる。ここはフィクション?

悪友って言葉に当てはまるのかな。
悪友なんかじゃないかな。
楽しかったな、蛙!あの笑顔。
弟子への最高のはなむけ。

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れい

5.0派手だが良作

2025年1月29日
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興奮

エンタメに振り切った脚本と演出で、派手ですが感動できる面白い映画でした。
初めて武士階級で一騎を起こしたという史実以外はほぼフィクションと思われますが、よく出来た脚本。そして主人公の蓮田兵衛や子分の才蔵などが魅力的に描かれていて、キャスティングもとても良かったです。
このような正義の為に闘う生き方に憧れるんだけど難しいんだよな〜。

〈余談〉
昨日 松竹配給の「雪の花」、今日 東映配給の「室町無頼」と二日続けて時代劇映画を観ました。
演出が正反対な感じでしたが、どちらも面白かったです。

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光陽

5.0長尾謙杜さんが素晴らしかった

2025年1月29日
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泣ける

楽しい

興奮

長尾さんがとにかくかっこよかった。
最初は腰が引けて弱々しい感じだったけど、修行を積んでどんどん強くなって、、その過程を見事に演じきっていて感動した。最後の棒術のアクションシーンでは、長尾さんの身体能力の高さがとにかく際立ってすごかった。
長尾さんの代表作になったと思う。
兵衛と才蔵の師弟関係も良かった。
一揆のシーンも迫力があって圧倒された。
また観たい。

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カンナ

3.0無頼はどっち

2025年1月29日
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鑑賞方法:映画館

確かにマッドマックスの時代劇版というのがピッタリでした。音楽はいきなりウェスタンだしww
ストーリーはとても受け入れやすくて、予測を裏切らないし、小さい頃夢中になっていたテレビ漫画の王道の要素もいっぱいあって面白かった。
史実が気になって歴史のお勉強もできました。
タイトルの無頼は兵衛や道賢や才蔵のことなんだろうけど、ラストの「無頼」は役ただずの幕府に対して?ですよね?

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まだに

3.5大泉さんかっこいい

2025年1月29日
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興奮

大泉さん&堤さん、めちゃくちゃかっこよかったです。
特にラストの堤さんの佇まいは、ぐっとくるものがありました。

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波

4.0善し悪し混合!けれど善し!

2025年1月29日
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観終わった後に、実は長めの映画だったのだと気付く程、物語に集中し終始引き込まれていた。

若手俳優さんの演技の一部やBGMの必要性?など気になる点も多少あったりはしたが、総合的にはとても好きな映画だった!

修行も含め、アクションシーンは見応えがあり、きっと彼なら…と期待を抱きながらワクワクドキドキ…息をのみつつ主人公(準)の少年を見守る。

エンディングを視聴者の想像に委ねる作品も多いが、こちらの映画は割と最後まできちんと描かれていたので、知りたいことが知られてスッキリした気持ちで鑑賞し終えることができた。

不条理な世に抗い、自由を手に入れるためには民 自らが立ち上がるしか他ないと幕府へ一揆を仕掛けた勇気と希望の時代劇。

兵衛と道賢の信頼関係や友情をところどころ描きつつも、互いの立場や譲れない想い、信念において敵対し戦わなければならないというもどかしさややりきれなさも同時に表現してくれていたので、自然と感情移入しやすかった。

歴史好きの友人に早速勧めた。笑

もう一回くらい劇場で観てもいいかなぁ〜。

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ベス公

4.0殺陣に迫力。アクションシーンは見所。

2025年1月28日
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楽しい

興奮

かなり面白かったです。
蓮田兵衛は実在の人物ですが、これはまぁ映画の中の蓮田兵衛であって実際どうだったかは記録がないので全く不明です。
史実を題材にしたフィクションものですが、映像的にはとても迫力あって見応えがありました。
役者さんたち殺陣の稽古は大変だったでしょうが、大変な思いをした分ちゃんと良いデキの映画に仕上がっていると思います。

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うに

3.0室町時代設定の難しさ。

2025年1月28日
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時代劇ものが大好物ですので、もちろん見てきました!!

んーー…期待し過ぎましたかね。(原作もたまたま読了してましたが、正直、印象にあまり残ってないです。というか、こんなんでしたっけ?)

この時代はこれといった受けの良い事象(思想?)がないので(戦国下剋上だー、幕末攘夷!攘夷!等)難易度が高いと私談。

内容としては、脚本も??で、音楽も??でした。
考証も、黒澤映画を求める訳もなく、良い塩梅が難しいですね…色々頑張ってる感はありましたが。

個人的には、赤間役の遠藤雄弥が良かったです。今後に期待!!

とはいえ、戦闘シーンも迫力があり、大泉洋の人情味が厚い役好演しています!
是非、映画館でご観賞ください!!

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白長須鯨

3.5ここ一番のBGMがウ、ウスイ〜〜

2025年1月28日
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笑える

楽しい

宣伝にある様に
歴史書にたった一度だけ名前が出てきた蓮田兵衛の
大規模一揆のストーリーを思いっきり膨らませた
なかなかに興味深い原作の映画化。

作品の内容はものすごく宣伝されているので
じっくりそちらを観て貰った方が良いでしょうが
室町時代と言う時代設定が面白い。

所謂(いわゆる)、戦国時代より前で
アニメの一休さんの時代から80年〜100年くらい後の感じかしら?
この世が乱れて、もうすぐ応仁の乱が始まると言う頃。

あまり馴染みの無い時代なので、宣伝は難しい反面
馴染みが無いからこそ何とでもできる!と言う利点を
最大限に生かして、色々な活劇映画の面白いところ繋いだような
なかなかにド派手な活劇になってます。

ぜひ映画館で迫力を味わって観てください。

で、月に8回ほど映画館で映画を観る中途半端な映画好きとしては

楽しい映画ですが、中盤ちょっとテンポが悪くなるとこが惜しい。
兵衛(ひょうえ)に拾われた才蔵が
まるで、ジャッキー・チェンの初期作品のような
師匠からスパルタ修行を課せられるあたりは楽しいのだけど
修行を終えて兵衛と共に、村を訪ねるあたりから
なんか、テンポが緩くなって勿体無いな〜〜

それと、何と言ってもクラマックスのBGMがウスイ!

マカロニウエスタンの要素を盛り込んだ曲そのものは
それも一つの表現なので、いいとして
画面では百人にもなろうかと言う人数が大乱闘中なのに
曲の圧が、何だか「必殺仕事人」レベルなのが気になった

「必殺仕事人」は闇に紛れて、1人が1人を暗殺する話なので、
圧の強いド派手な大オーケストラ!的なBGMは場違いだけど
「室町無頼」は逆で、画面では百人以上が乱闘しているのに
曲の音圧がギターベースの5〜6人のバンドレベルで
どうにも音圧が薄っぺら〜〜〜い。

マカロニウエスタン調の曲で攻めるのなら
せめて「ドクターX」の主題曲の様な
弦楽器の下支えの効いた音の層の厚い曲にして欲しかったな〜〜。

なんかそこで、拍子抜けしてしまった。
私的にはちょっと物足りな〜〜〜い。

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星のナターシャnova

2.5堤真一と大泉洋の演技がいい けど正直それぐらいしか褒めるところがな...

2025年1月28日
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単純

堤真一と大泉洋の演技がいい
けど正直それぐらいしか褒めるところがない

長尾謙杜の演技は結構ひどかった
エキストラの人数増やすと演技の質が落ちるのは邦画ではもはや仕方ないのかな?

アクションシークエンスもイマイチだし音楽のチョイスも微妙

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Alejandro Gillick

4.0室町ウェスタン

2025年1月28日
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興奮

室町時代中期8代将軍足利義政の治世、飢饉と疫病により京には貧民があふれ、鴨川には死体が山と積まれていた。
この状況にあっても室町幕府と諸大名は自らの利益ばかりを考え、困窮した民を土倉(金貸し)が更に追い込んでいった。借金を返せない貧しい民は種もみを奪われ、妻子を売られ、奴隷のような労働を強いられていた。
民衆の不満は日に日に増していき、各地で一揆の機運が高まっていた――

「無頼」として自由に自らの道を生きる蓮田兵衛はさながら西部劇のアウトロー。
腐敗しきった世の中で権力を恐れず、民と交流し彼らの暮らしを守る用心棒。
だが、彼が守る村も襲われ民衆に乞われついに室町幕府に対し一揆を企てる。

寛正の土一揆のリーダーという記述が残るのみの蓮田兵衛という人物を中心に腐敗した時代に己が信じた道を貫く「無頼」の姿が胸に響く。
彼の弟子となった才蔵たちを従え、京都を守る強力な武士たちに立ち向かう気概に胸が熱くなる。

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映画ファンさすせそ

4.0東映にも松竹レベルの時代劇が創れることを証明した。

2025年1月27日
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鑑賞方法:映画館

昨年から期待していた時代劇だったので、当然観ました。

2時間の映画の中で、長尾謙杜さん演じる才蔵の成長が良く判り、
少ない歴史資料の中からも、当時の社会風刺表現もいれた素晴らしい創作脚本になっていた。<脚本賞>

衣装や髪形をはじめ、室町時代初期の考証は、素晴らしい。 特に気になる誤ちはなかった。<考証賞>
衣装が舞台衣装の様に、小奇麗だったので、服の汚し・ダメージ表現をもう少し丁寧にした方が良かった。
棍棒をはじめ、小道具が少しチープだった。
劇中テロップの日時表記が"左から横書き"だったが、日本語は上から下に、右から左に書いて欲しい。

撮影も素晴らしく、カメラの動きも良かった。
音楽等の効果が素晴らしい演出をしていた。
ただ もう少しタメたカットやローアングルカットを入れる冪だったのと、時代劇ならではの 影で遊ぶ演出が欲しかった。<照明賞><音響賞>

知識補填として、当時の「貨幣」は、現代の貨幣とは違い
年貢等は、あくまで 米換算での上納と小銭金融を行うもので、
貨幣・硬貨の大きな役割は、現代の「約束手形」と同じようなものでした。

「十一人の賊軍」に続き、東映も良い時代劇を作るようになったと感心しました。
原題の時代劇である この映画を観たら、「七人の侍」と見比べてみたくなりました。また、才蔵の将来を描く続編も観たいとも思いました。

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YAS!

4.0大泉洋 無双、かっこいいですね

2025年1月27日
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映像化された室町時代に大変興味が湧きました。
大泉洋の侍ぶりに感動。いい雰囲気出してます。
これからも大泉洋の時代劇に期待します。

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kobo-ojisan

5.0面白かった

2025年1月27日
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洋ちゃんがあんなにカッコいいなんて知らなかった!
才蔵役の子もすごくよかった

洋ちゃんの二刀流しびれました

北村さんの○カ殿ぶりもよかった

こりゃー映画館で見ないと!です

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とも