室町無頼のレビュー・感想・評価
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劇場だからこその大迫力!
時は室町、疫病と飢饉にあえぐ民のため、ひとりの無頼が立ち上がる!
緊迫の殺陣シーンはやはりスクリーンで見たいですね!
修行シーンのCGも大迫力で、劇場で見てよかったと思える作品でした。
しかし歴史書に1行しか出てこない人物をよくぞここまで広げましたねえ。
でもメインキャストが一部棒読み気味だったのがちょっと残念……
世直し
普通にとても楽しめました!
途中でダラダラした時間も無くずっと楽しめました。
良い意味で余韻が残らない映画はとても好みです。
レビューでも書かれていましたが、途中で入る音楽がイマイチでした。
音さえ良ければもっと違和感無く観られたのに…と思いました。
セリフが聴き取り辛い箇所が結構あり、字幕があったら良いのにと思いました。
昔の言葉は理解が難しい事もあるので漢字で表記されればイメージしやすいので。
大泉洋さんはスタイルが良いんだなと思いました。
エンタテインメント時代劇
総じて面白かったです。
最近の時代劇映画作品にしては、
ストーリーも解りやすくて、
あっさりしていたというと語弊があるかもですが、
良い意味で、実話ベースにしては、
かなりエンタテインメントよりに振り切っていて、
テレビドラマに +αの映画要素みたいな感じで楽しめました。
ただ、メインキャスト以外が汚れすぎで、
画面まで暗く見えて誰が誰だか 笑
にしても、音楽がちょっと…
昔の勝新さんの時代劇とか、
ベースがかなり効いてたり、ロック調だったり、
ものすごーくカッコ良いと思うんだけど、
そーいうのをやりたかったのかなぁ…。
たまに曲だけ浮いちゃっていて、
ありゃ?と、気が反れる時があったのは残念かな…。
しかし、北村一輝は画面に映ったときから、
もう憎たらしかったなぁー 笑
ホント悪い役上手いなぁ…。
少年漫画風時代劇
何かが残念
物語として話の流れは感動的なはずなのに、所々つっこみたくなるシーンやbgmが多い。
まず音楽が場面に合ってない。一揆が最も盛り上がる戦闘シーンに現代風なリズムのものを流したり、最後の一番感傷的になりたい所で微妙に解釈のずれた音楽を流していた。これでは感動するシーンも感動できない。もう少し室町時代を感じるような楽器での音楽制作はできなかったのだろうか。
また蛙と呼ばれていた少年が修行の成果で最後には多くの敵を倒したが、そこの撮影が少し雑なように感じた。屋根の上を飛び回るシーンではワイヤーで吊り下げて撮影していたのが見え見えであったし、敵を倒すと共に壊れて穴が開く屋根の様子は明らかなCG感があった。
セリフも所々気になった。特に例の蛙少年が一揆の最後に武士たちを見渡し「全員ぶっ飛ばす」と言ったのはなんだか現代風であったし、室町時代にその言い回しは合わないと感じると共に、シーンにもあまり合っていなかった。そのセリフの前に溜めの間があったのもあり、何を言うのかと思ったらそれかよ、と思う節もあった。
ただ一揆に参加した人々などのキャストの多さや演技力は比較的良かったのではないかと思う。それだけに悔しさも感じる映画だった。監督がんばれ。
のれなかった
役者の滑舌の悪さが気になる
原作を読んでから臨みました
各キャラクターの名前や立場、人間関係をわかった上で見たのでついていけましたが、まったく初見の人はそれらを理解するだけで一苦労な構成だと感じました
なにしろエピソードや人物との絆がかなり端折られているので、分かりにくい部分がかなりあります
1作として作るのではなく、前後編にすればもっと骨太の映画になるのではと思いました
また、役者の滑舌が宜しくない
名前やセリフを聞き取るのも難しくて、邦画なのに字幕が欲しかったです
大泉さんや堤さんは聞き取りやすくてさすがの貫禄でした
殺陣のクオリティは非常に高く、爽快感があって楽しめました
個人的に、窪田等さんがナレーションを担当してくださったのが嬉しかったです
とても大好きなナレーターさんなので。
2/1に見に行ったので格安で観れましたが、そうでなければ配信で充分かと思います
駄作。騒がしいだけの映画。とにかく音楽が酷い
アイドルの実力や如何に
時代劇を映画で観るのは久しぶり。しかも、源平、三傑(信長、秀吉、家康)、幕末以外の映画は初めて。というか、それらは見飽きたのかもしれない。
この映画のタイトルの「室町」と「無頼」が却って新鮮に感じるとともに、時代劇にアイドルが出演していることを知り、どんな演技をするのか興味半分だった。
結論。長尾の演技力はやはりアイドルの域を出ないようだった。大泉、堤、柄本と比べること自体が良くないのかもしれない。ただ、逆に彼の六尺棒を振り回しながらの動きのキレは流石にアイドルと言えるのかもしれない。それだけでも賞賛されて然るべきかな。
この際、アイドル嫌いは歪んだ評価をしかねないので排除したい。
大泉のコミカルな要素を排したニヒルな演技は珍しくて良かった。流石である。
主役は歴史的に言えばもちろん大泉演じる兵衛なのであろうが、この映画では棒使いの達人に成長する長尾演じる才蔵であったのかもしれない。長尾も今後演技に磨きをかけていければいい俳優になると思った。
大泉洋作品は安定してるなぁ。(時代劇版マッドマックス)
仕掛け、世界観共に良くできています。
大泉洋さんの飄々とした演技は良いです。
時代劇なのにマッドマックス感があるのがすごい。
是非とも劇場にてご覧ください。
※この映画には、洋画、日本の映画のオマージュが含まれています。(荒野のガンマン、七人の侍など)
セットには相当予算張り込んでいる
カエルの成長物語
全体のセピアの色調がカオスな時代を表して良いムードを出していました。カエルの成長物語としても面白い映画でした。どんどん顔つきが変わっていました。折れた太刀の切先に大泉洋の姿が写るカットが素晴らしかったです。また、松本若菜の凛とした美しさも光っていました。
ラストが良い。
冒頭の飢えに苦しむ人々の描写がなかなかのショック。
ストーリー展開もわかりやすくて、時代に流れる空気みたいな
ものが映像からちゃんと伝わってきていい。
キャストもよく、大泉さんの今までのイメージになかった役柄が
意外にもハマっていて、殺陣シーンも見事です。
中でも最大の功労者が才蔵役の長尾さんです。
作品の初めの顔とラストの顔が才蔵として成長した雰囲気が
ちゃんと出ていて素晴らしいです。
BGMもマカロニウエスタンを思わすような感じで、個人的には
最高でした。これがしっくりこない方もいるかも。
印象に強く残ったのは、堤さんと大泉さんとの一対一の殺陣シーンで
作品自体の良さが増しているように感じるほどのシーンでした。
やるなら必殺まで、、、
十分に楽しめる時代劇だった。
「ええじゃないか」のような、
熱狂渦巻くカオス、
二転三転する破綻ギリギリの展開は、
その後、応仁の乱、
更には戦国時代へとつながる日本の歴史上、
最も混沌とした時代の前ぶれ感を楽しめた。
【蛇足】
時代劇のいつものやつを観たい、
時代劇ファンを狙うのか、
カオス、破綻を観たい、
ラッパと弦楽器を使うなら、
西部劇や、
必殺シリーズのレントゲンまで・・・
映画ファンを狙うのか、
作品だけを観ると両方狙った感があるが、
両方ともマーケットとしては、
大きくはないだろう。
2時間のエンタメに振り切るなら、
兵衛と道賢の関係をシンプルにするか、
または、
関係を維持するなら要整理のシークエンスは多い。
数字的にはどう影響が出るのだろうか。
人柄で人を惹きつける
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