「相対範囲内のアクション」室町無頼 だるちゃさんの映画レビュー(感想・評価)
相対範囲内のアクション
東映が社運を賭けて久々の大型時代劇を手掛けるという事、応仁の乱のきっかけとなった室町時代末期が舞台という事などの話題性があったので、若干ハードルが上がっていたかもしれません。
確かに時代劇としてのアクションはすごいのですが、るろうに剣心シリーズで目が肥えた現時点としては、想定範囲内だったという印象です。
剣豪だとしても、主人公が007ばりに強すぎる点や、拾った孤児が短期間でスーパーサイヤ人レベルの超人に進化するてんなど、ありえない設定も含めて、面白い事は面白いけど、それ以上でもそれ以下でもないなという印象でした。
興行収入の点でも、制作費が約10億円に対して最終が約5.6億円らしいので、満を持して製作した東映としては大爆死レベルになった様です。
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