「俳優の演技が光る…!」室町無頼 奏さんの映画レビュー(感想・評価)
俳優の演技が光る…!
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予告で気になり、鑑賞。
洋画と比べるとどうしても映像の迫力や音楽の重厚さに物足りないところを感じてしまう所もあったが、
それを俳優の演技がカバーする素敵な映画で最後は泣いてしまった。
主演の大泉洋さんは飄々としながらも、
その人間力で人を惹きつける役が、
俳優としての彼そのものの魅力だった。
堤真一さんは敵役ながらも憎めない役柄で
黒い衣装も相俟って圧倒的存在感を放っていた。
才蔵役の長尾謙杜さん、
彼の目力と作品が進むにつれてどんどん変わっていく表情や仕草にとても魅了された。
特に一つ目の修行、『釘の打ち込み』とても格好良かった…!
室町時代の民の暮らしは厳しいものだったことを映画を通して知り、
改めて日本史も学び直したいと思った。
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