「時代劇を消滅させないために」室町無頼 sysrさんの映画レビュー(感想・評価)
時代劇を消滅させないために
将軍の夭逝やら空位やらで政治が機能不全の室町時代後期、飢饉と疫病も重なり市井崩壊する中、初の大規模な土一揆を仕込んだ浪人蓮田兵衛
水戸黄門の粘り腰がTVで途絶えたのが13年前、あと何年か経てば時代劇は企画会議にあがるまい、と、あまり取り上げられない史実を全力で拾う、本作製作陣が鬼気をマニュアル化したテイの圧が凄い
なぜいま、このレベルの時代劇大作が産まれるのか、腹を括って観るべき、日本人の太宗は伝統継承に酷く無頓着、軽々しく批判してよい作品ではない
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