劇場公開日 2024年9月27日

Cloud クラウドのレビュー・感想・評価

全110件中、81~100件目を表示

3.5黒沢清イヤーを楽しむ

2024年9月27日
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蛇への道、チャイム、そして本作CLOUDと黒沢清イヤーといえる本年、存分に黒沢清を堪能できます。ゆえに黒沢清映画ファンでないと、おや?と感じるところも多いでしょう。後半なんで?とか、隙多すぎじゃね?とか私怨持ちすぎじゃね?とか、まあツッコミどころは多いとは思いますが、ライティングやらセリフの妙やらそこらを引っ括めると、とても楽しい映画体験にはなります。稀有な体験を味わいたい、そしてそれを話したいという方には是非

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うっか

1.5予告やポスターのイメージとはだいぶ違う

2024年9月27日
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悲しい

難しい

寝られる

この作品は疲れている時に見てはいけません、つまらない訳じゃないがマジで緩急がないから、少し退屈に感じるかもしれません。

個人的なイメージしていたのは、転売ヤーがヘイトを集めた結果襲われてどう終わるのかを期待していたのですが、本編は前半、夢見るリアリティある小金稼ぎ転売ヤー、中盤の家襲撃からの追いかけっこ、後半工場でのガンアクションです
前半の丁寧な底辺生活を描写するのはすごく好きです、謎の繋がりや冒頭から溢れ出るゴミ主人公とクソ女も魅力的です
引っ越してからのホラー映画さながらのイタズラ、襲撃、ここまではすごく良かったです
なぜか湖の近くにある別荘みたいな家で変わらない転売ヤーとバカ女が際立ちます
その後の襲撃も丁寧ですごく面白いです
マスクを被ったアホはよくいる一人だとして、素顔さらしたおっさんたちがガチで襲ってくるのはとても怖かったです、あそこで死闘を繰り広げてたらまだ良かったかもしれません

問題は後半の工場に主人公を拉致って、死に様を配信するという陳腐な展開で、なおかつ急に現れてクビになった謎のアルバイトが助けにくる展開です。
恐らく裏社会の子どもか何かですが、謎の主人公を助ける展開も謎です

一般人が銃を持って戦った場合のリアリティはすごく良かったです、アルバイトくんがほぼ無双してましたが、戦闘描写は邦画や邦ドラマみたいな変な構えや音ではなくめっちゃリアリティのある銃撃戦でした、ここは評価したいです
ただ、この映画はガンアクション映画ではなかったはずです…主人公の中の腕が当たりまくって無双してるのも気持ち悪い、主人公が実はヤクザの元エリートとか設定あるならまだ面白いです

人を殺すときちゃんと数発入れるところや、死に方?倒れ方はバリエーションあって気合が入ってたと思います

正直に主人公の気持ちがよくわからなかったです、転売という小銭稼ぎをして、金にしか目がないクソ女に依存して結婚とかアホな事言ってるし、幸せになりたかったのか、何を目指してたんだろう?

ラスト泣いてるのや抱きしめてる所みるととにかく可哀想な主人公だと思いました、彼女に依存していたのは主人公、哀れという言葉以外見つかりません

あと一つ正直言えば、冒頭の定価40万が3000円で購入して20万という医療機器、後半の定価1万が20万で売れるフィギュア
医療機器の売却を素人にするわけないやろ…どゆこと
20万のフィギュアを見てみたい…等身大フィギュアかな?プレミアついて定価2-3万のフィギュアが10倍になる世界線教えて
転売ヤーを題材にするためならこうでもしないといけないからしょうがないですね

総評はすごく微妙でした、2回目見ることはないでしょうねぇ
銃撃戦だけガチなのでもう一度見てみたいかも

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ぱんだほん

4.0若者に受けの良さそうな豪華俳優と、現代リアリティとしての悪としての...

2024年9月27日
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madu

5.0どこで人に恨まれてるかわからない

2024年9月27日
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今週はいろいろ見たい作品が公開する中とりあえず先ずはこの作品ってことで鑑賞!

「死に際がなんか良い」
まず三宅を演じる岡山天音さんの頭を撃たれた時の頭の反動感がなんかすごかった…!
撃たれて…バタリ…とかって感じじゃない感じ。
窪田正孝演じる村岡も隙を突かれて銃を奪われてからの情けない慌て感も良かった。

「彼女の秋子が1番嫌」
古川琴音さん演じる彼女の秋子。
どの行動もなんか全部嫌だったわ…
新しい家来て窓ガラス割られてからの「もうこんな生活いや!」みたいなまだ数日しか経ってなさそうだし、そのセリフを言うには早すぎるだろ。
吉井が監禁されてからも「結構ピンチ感じ?」
みたいな確認いらないだろ!
なんかホント全部嫌だった。
そしてそう思えてるってことは、あの人物像の演技としては満点だったんだろうな。素晴らしい演技でした。

「佐野くんが有能すぎる」
人のパソコン勝手に覗いちゃう以外は、有能なアルバイト(一応社員扱い?)の佐野くん。
有能っぷりを発揮し過ぎそうになったところクビになるわけだけど…
結果、命の恩人となる有能な人物。
ただ堅気じゃねぇんだよなぁ…
クビにされてるし、吉井の事恨んでても良さそうなのに…めっちゃ良いやつ。
いや、良いやつではないのかもしれないけど、本作で一番何考えてるのかわからない怖さを持っていた存在だと思う。
きっと吉井は今後の人生で佐野くんを裏切るような事はしないだろう…でも何がきっかけで彼に恨まれるかもわからない怖さはずっと付きまとうんだろうなぁ…

「総括」
強いて言えば、いや強いて言わなくても全員何考えてんねん!って感じの怖さ。
はじめの工場?超音波健康機みたいなところのおっちゃんは恨むのわかるけど、それ以外は大体なんでそうなんのよ!って感じ故に怖い。
窪田正孝演じる村岡もちょっと一瞬だけ上下関係逆転して少し小馬鹿にする態度取られただけなのに…
何より転売で失敗してる奴の恨みとかホント知ったこっちゃないし…
どんなタイミングでどのくらい人に恨まれてるかなんてわからない怖さ、そしてそう言うの含め何を考えているかわからない人の怖さがズンズン積もるような作品でした。
佐野くんだって今は味方だけど、そもそもなんで味方なのかわからないのに有能過ぎて一番怖い。
アングルとかホラーのような恐怖感のある緊張感から、後半は気がつけば銃撃戦でやるかやられるかのハラハラの緊張感になってる作品でした。
ラストは嫌ぁな雲空でしたね。
見たい作品は多いけど見れてなかった黒澤清作品だけど、本作が初めて鑑賞した作品になりました。他の作品も益々見たくなりました!

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ごはん

2.0もしかして「ベイビーわるきゅーれ」をやりたかったのか?

2024年9月27日
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tomato

3.0 利口に立ち回っているつもりが不義理や怨みを積み重ねた挙句、群衆的...

2024年9月27日
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 利口に立ち回っているつもりが不義理や怨みを積み重ねた挙句、群衆的悪意の対象となってしまう、どこか決定的に欠落した若者を菅田将暉が好演している。だがどうにも、転売屋という現代的なネタが、黒沢清のリアリティ無視の作風とが水と油。転売屋業の解像度が粗すぎて、一種の寓話だと解釈しようにも気が散って、イマイチ話に集中できなかった。ネットの描写も20年前くらいの古めかしさ。古川琴音を使っておいて、あんなステロタイプな色気だけの無能ヒロインにする必要がどこに?サプライズゲスト的な松重豊の登場は嬉しかった。後半の銃撃戦(@いつもの廃工場…特撮の石切り場くらいのノリで舞台になる)は意外に長丁場で見応えあるが、おかしな助っ人に引き回されるのも含め、「蛇の道」セルフリメイク的だ。

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sugsyu

2.0観たあと、一人反省会

2024年9月27日
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じーじ伊藤

4.0集団心理と依存者

2024年9月27日
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ほりもぐ

5.0イメージと中身

2024年9月27日
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ホモ・サピエンス

3.5無関心と無温度。自分には真っ直ぐに伝わってきたメッセージ性は扱いや...

2024年9月27日
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無関心と無温度。自分には真っ直ぐに伝わってきたメッセージ性は扱いやすな!と思う反面物足りなさも。黒澤清作品に最大限の不穏を求める種族に取っては、少し物足りないかな。。。

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こち

1.5これが世界の黒沢か

2024年9月27日
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Route193

2.0豪華な俳優陣なのに残念😢

2024年9月27日
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hisa

1.0サスペンススリラーではありません!

2024年9月27日
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身勝手な人たちが、ただドンパチしているだけの退屈な123分間です。
初めて拳銃を扱う人間が、的確に相手に命中する設定も有り得ないですし、「蛇の道」に引き続き、黒沢清監督の作品は、私には合いません。残念!

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aki007

2.5期待外れ

2024年9月27日
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転売屋に対して痛い目に遭った人が個人個人で嫌がらせをやっていくものかと思ってた。
しかし実際は転売屋を憎む連中が数人集まり転売屋を亡き者にしようとする。
荒唐無稽のはなし。
そうきたかと思ったのは主人公の勤務先のクリーニング工場の上司くらい。
冒頭で健康器具を買い叩かれた工場の社長がそこに加わるのは見え見え。
とにかく冗長で退屈の時間が長い。
最後は廃工場で銃撃戦となりなんだかな~の展開。
主人公を助けるのがアシスタントの兄ちゃんでこれが裏社会と繋がってるようでチョイ役の松重豊はさすがにそっち系が似合う。

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ハッセルホフ

3.0コレが黒沢清流か 前半は良かった が後半へとのバランスが❓❓❓【個人的感想にすぎない】

2024年9月27日
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怖い

知的

ネット 転売ヤーからの展開
最初の雰囲気 サスペンス的なのは良かった
しかし 無料リーフ文言『後半 乾いたガンアクション』がどうかなぁ と思った次第

廃工場は 暴力ジャンルでは 世界的に定番 松田優作も『なんじゃコレ❗️』って叫んでたがな❗️

とはいえ 後半 変わり映えのしない画面 ガンアクションで長く感じた

前半は 警鐘的には良かったし 非現実 不気味感が良かった

『アコギな商売で どうかなぁ』的な予感 は良かった。

でも、現実的にしたのか 善悪の軸が揺らぐ 狙いか

真面目な悪 と 無力では決して❗️無い一般人

最近のネットの状況について 考えさせられる。
誰しも 恐ろしいことだが 集団的狂気になりうると言うことか
悪意とは何か考えた。

有料パンフは 後半写真集 前半 文字だらけ デザインは統一的なので 蒐集家の人は是非🈶

なんだかんだで ザ 菅田将暉 の映画

松重豊のくだり 古川琴音 岡山天音 窪田正孝その他の人物像が 作戦か❓イマイチ 不明瞭
ただ 荒川良々さんは いつもと違う空気で良かった。

申し訳ない 禁断の一言  後半の方 昭和末〜平成初期のVシネマ 連想した

場面場面はノワール的雰囲気❓でイイのになぁ

俺には後半長かった。 日本映画を語る上で本作監督は欠かせないので 是非映画館で観てください❗️
『蛇の道』よりは良かったかな 有料🈶パンフ中の『アランドロン 太陽がいっぱい』の例えは適当か不適当か❓
皆さん是非映画館で確認して❗️
あっ 配信では『後半飛ばしてしまう』ので 劇場で見るのが多分正解✅です

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満塁本塁打

4.0使難なエスプレッソマシンとアシスタント。

2024年9月27日
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笑える

楽しい

興奮

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SAKURAI

3.5地獄の警備員

2024年9月27日
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松重豊が出世して警備員から組織の正社員になっていた!
前半よりも後半の方が面白かったですね。
剥き出しの鉄柱と無理やりキッチンにカーテンぶち込んだり、相変わらず美術さんは頑張っていますね。
後半のビニールカーテンと銃撃戦はどこか懐かしい感じに、数作前から凝っている照明もいい感じにマッチしていました。

そして最後はお馴染みの‥あれやられたら後味最高で満足です笑

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ma

2.5およよ

2024年9月27日
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興奮

 え!!何だよ残念だよ!
 マブリ〜♡もベビわるもエマちゃんも後回しにして1番に観たのにぃ〜!

 天音ちゃんは安定の通常営業٩( ᐛ )و
 森下さんはこの手の役を演らせたら右に出る者はいないのでは?!w
 まぢモノホン!ソッチの人にしか見えなくて最高!なんだけど。。

 矢柴さんもいつも爪痕残しますよね!
矢柴さんは↑どっちも演れるし、どっちも最高だけど、今回は警察の人。
はい。説得力のある目力頂きました♪

 奥平君♡も菅田君も良々君も窪田君も好きだから期待していたのに。。

 よくわかりませんでした(°▽°)

 何ヶ所かジャンプスケアでビックリさせられただけ。
 画作りやカメラワーク、雰囲気など、随所に黒沢節は感じられるものの、何だろうか?脚本なのかな??

 個人的に、黒沢監督作品は合うか合わないか、落差が大きい(°▽°)

 奥平君はあれかな?ベビわるかな??
 別の部屋だよぉ〜

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ゆき

3.0リアリティの欠如が残念

2024年9月27日
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監督が脚本も兼任したオリジナル ストーリーらしい。黒沢清監督といえば、ホラー作品というイメージがあるが、本作には幽霊の類いは出て来ない。ホラー作品では、恨みを持って死んだ者が超自然の存在となって恨みを晴らす話が多いが、物理的な実体を持たない存在は、生きている者に直接手を出すことは出来ないので、直接的な脅威はあまりないとも言える。一方、恨みを持った人間は直接手を出せるので、考えてみるとこれほど怖い存在はない。

ネットを使って匿名で転売を繰り返して金を稼ぐ主人公が、売買の相手に恨みを持たれるという話は現代的で入り込みやすい。人生を賭けて開発した商品を信じられない安値で買い叩かれたり、偽物を掴まされて大金を巻き上げられたりして、相手を殺したいほど憎むこともあるだろうが、実際に殺そうとする行動に出るには、人間として越えなければならないハードルがあるはずである。

殺意を持って相手を殺した場合はどんな国でも最大級の重罪となり、一生刑務所で過ごす立場となって社会的に死んだも同然となるか、あるいは死刑となって生物学的に死ぬかのいずれかとなる。人を殺そうとするには、その高いハードルを越えなければならないはずだが、この映画の登場人物はそのハードルがあまりに低すぎるように思えた。

登場人物の行動原理も最後まで不明の者が重要な役割を演じており、また銃器の入手方法も不明のままである。狩猟のための銃器所持許可を正式な手続きで手に入れても、当初所持できるのは散弾銃だけであり、散弾銃を 10 年以上所持してからでなければライフルの使用許可は下りない。人間としての安全性を見定めなければ許可できないという仕組みである。

従って、ライフルを人に向けて撃つということは、それまで 10 年以上かけて築き上げた社会的信用を投げ捨てることを意味し、人生を捨てることに他ならない。自暴自棄になって他人を道連れにして死のうとするようなもので、相手を殺せるなら自分の人生を投げ出しても構わないという人物なら可能性は感じられるかも知れないが、本作では襲撃者の背負った事情は非常にアッサリと触れられるのみなので、一体どれほどの覚悟を持って参加したのかが不明である。

自分の人生を捨ててまで殺したい相手がこんな転売屋というのはいくら何でも軽すぎるのではあるまいか?せめて襲撃者たちの事情がもっと描かれていれば面白い作品になったかも知れないが、この出来上がりでは丁流暴力映画のように絵空事のようにしか思えない。テイストが日本のものとは到底思えないのである。

役者は豪華で、菅田将暉や荒川良々、古川琴音といった個性派が出演しているのだが、いかんせん各人物の行動原理が分からずじまいで終わってるのが惜しまれる。人を一人殺しただけでその後始末は想像を絶する大変さであるはずだが、あまりに簡単な後始末のやり方は、まるで死体が勝手に消えるゲームのバイオハザードのようである。

映画の前半は全く音楽が流れず、ドキュメンタリーのような作風で緊張感が高まったが、銃撃戦が始まって音楽が流れたらいきなりリアリティが下がったように思われた。もう少し考えて欲しいものである。物語の鍵を握る人物の突然の登場といい、何もかも謎の組織のせいにするのは、夢オチと変わらないように思う。銃撃戦のオチの付け方も肩透かしだった。
(映像4+脚本2+役者3+音楽2+演出3)×4= 56 点。

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アラ古希

5.0とても面白かったです!

2024年9月27日
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菅田将暉さんの演技力がすごかった!

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nitika