劇場公開日 2024年9月27日

Cloud クラウドのレビュー・感想・評価

全235件中、201~220件目を表示

0.5なかなかにひどい

2024年9月27日
スマートフォンから投稿

一言で言えば、雑。
というか、それ以外の言葉が浮かばない。

コメントする (0件)
共感した! 16件)
m_satoda

4.0黒沢清イズム溢れる怪作で菅田将暉が化ける!

2024年9月27日
Androidアプリから投稿

ババ抜きから命を賭したゲームへ…不気味な空気、何か出てきそうな余白スペースのある構図に否が応でも緊張が走る。それらを実現する撮影カメラワークに照明ライティングも絶品。転売ヤー業界もしのぎを削っていて厳しい。東京から離れて、地方からでも(どこでも)ビジネスが成り立つ現代性含め、あらゆることがメタファー。
キャラ立ちした冒頭から、追い込まれ鬼気迫る迫真の演技は圧巻!何を感じ・考えているのか心の奥底が見えず分からないような淡々飄々とした表情や話し方。その振る舞い・壁の立て方みたいなのも現代人的。けど、決して単に"無"で薄っぺらいその場しのぎの受け答えというわけでもない奥行きがしっかりとある。窪田正孝も荒川良々もどのキャラクターも変に含みがあって、けどやっぱりあのキャラクターが出たときは最初から自分の中で変に安心感があったから、強さや後半の展開もある意味で納得。
実体すら怪しい今の世の中で何も手につくことなく素早く手放すババ抜き、それに対して、対照的な命にしがみつくという人間の本質的行動原理・欲求。背筋が伸びるような人の振り見て我が振りなおせで、やっぱり後ろ暗いことはできないなと地に足のついた前半がすごく怖かったから、途中のあるキャラが少し時間を開けてまた出てきたときに「まさか…」とは思ったけど、その"まさか"な舵切りの飛躍が許される現代の寓話。クラウドサービスのCloudで、文字通り雲で、crowdともかかっているような。まさしく煙に巻かれる…。
"知り合い"最強!まさかの助っ人登場?! ネット社会の暴力性や残酷性も体現するように、得体のしれないものの救いで逃げおおせるのか?関係が希薄になっていく中で、誰も解決策を知らず持て余している現代の闇をまさかの手法で取り上げる。後半、芳ばしい意味であっけらかんと面白くなる辺り、流石は黒沢清監督だな〜と思った。そして、そこに込められた意味を自分なりに考え咀嚼しながらエンドロールを迎える…キョトンとする人がいても楽しい。昭和のヤクザ映画・任侠モノなどの銀幕スターみたいな顔になっていく菅田将暉、殺傷度が上がっていく"最恐"から"最強"へ。本作にそれっぽさを期待していた『CURE』から『復讐 THE REVENGE』『蛇の道』みたいな哀川翔よろしくVシネ!

楽か?
商品がそれより心配だ!

コメントする 1件)
共感した! 9件)
とぽとぽ

2.0登場人物に何も感じない

2024年9月27日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

工場で働きながら転売で金を稼ぐ良介は、本人の気づかぬ間に多くの恨みを買っていて…。
黒沢清監督作品。360度大体どこを観てもクズしか登場しない映画なので誰がどうなろうとどうでも良いや的な感じで観てしまった。主人公のアシスタントが唯一バックボーンが気になる登場人物でした。

コメントする (0件)
共感した! 16件)
shotgun

4.0思いのほかエンターテイメント

2024年9月27日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

黒沢清監督 × 菅田将暉くん

菅田くんが演じたのは、売る側の弱みにつけ込んで安く買いたたき、ばったもんか否かに関わらず高く売り抜ける転売屋。

買った人に憎まれ、売った人に憎まれ、SNSで拡散されて憎悪の連鎖を生んだ。狂気の集団となった。

う〜ん、これは思いのほかエンターテイメントに振った作品。個性豊かな役者さんたちの競演が楽しかった。

ただし期待し過ぎたか。大きな感動はなかった。黒沢清作品としては中位だと思うがどうだろう。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
エロくそチキン2

3.5黒沢清イヤーを楽しむ

2024年9月27日
iPhoneアプリから投稿

蛇への道、チャイム、そして本作CLOUDと黒沢清イヤーといえる本年、存分に黒沢清を堪能できます。ゆえに黒沢清映画ファンでないと、おや?と感じるところも多いでしょう。後半なんで?とか、隙多すぎじゃね?とか私怨持ちすぎじゃね?とか、まあツッコミどころは多いとは思いますが、ライティングやらセリフの妙やらそこらを引っ括めると、とても楽しい映画体験にはなります。稀有な体験を味わいたい、そしてそれを話したいという方には是非

コメントする (0件)
共感した! 6件)
うっか

1.5予告やポスターのイメージとはだいぶ違う

2024年9月27日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

難しい

寝られる

この作品は疲れている時に見てはいけません、つまらない訳じゃないがマジで緩急がないから、少し退屈に感じるかもしれません。

個人的なイメージしていたのは、転売ヤーがヘイトを集めた結果襲われてどう終わるのかを期待していたのですが、本編は前半、夢見るリアリティある小金稼ぎ転売ヤー、中盤の家襲撃からの追いかけっこ、後半工場でのガンアクションです
前半の丁寧な底辺生活を描写するのはすごく好きです、謎の繋がりや冒頭から溢れ出るゴミ主人公とクソ女も魅力的です
引っ越してからのホラー映画さながらのイタズラ、襲撃、ここまではすごく良かったです
なぜか湖の近くにある別荘みたいな家で変わらない転売ヤーとバカ女が際立ちます
その後の襲撃も丁寧ですごく面白いです
マスクを被ったアホはよくいる一人だとして、素顔さらしたおっさんたちがガチで襲ってくるのはとても怖かったです、あそこで死闘を繰り広げてたらまだ良かったかもしれません

問題は後半の工場に主人公を拉致って、死に様を配信するという陳腐な展開で、なおかつ急に現れてクビになった謎のアルバイトが助けにくる展開です。
恐らく裏社会の子どもか何かですが、謎の主人公を助ける展開も謎です

一般人が銃を持って戦った場合のリアリティはすごく良かったです、アルバイトくんがほぼ無双してましたが、戦闘描写は邦画や邦ドラマみたいな変な構えや音ではなくめっちゃリアリティのある銃撃戦でした、ここは評価したいです
ただ、この映画はガンアクション映画ではなかったはずです…主人公の中の腕が当たりまくって無双してるのも気持ち悪い、主人公が実はヤクザの元エリートとか設定あるならまだ面白いです

人を殺すときちゃんと数発入れるところや、死に方?倒れ方はバリエーションあって気合が入ってたと思います

正直に主人公の気持ちがよくわからなかったです、転売という小銭稼ぎをして、金にしか目がないクソ女に依存して結婚とかアホな事言ってるし、幸せになりたかったのか、何を目指してたんだろう?

ラスト泣いてるのや抱きしめてる所みるととにかく可哀想な主人公だと思いました、彼女に依存していたのは主人公、哀れという言葉以外見つかりません

あと一つ正直言えば、冒頭の定価40万が3000円で購入して20万という医療機器、後半の定価1万が20万で売れるフィギュア
医療機器の売却を素人にするわけないやろ…どゆこと
20万のフィギュアを見てみたい…等身大フィギュアかな?プレミアついて定価2-3万のフィギュアが10倍になる世界線教えて
転売ヤーを題材にするためならこうでもしないといけないからしょうがないですね

総評はすごく微妙でした、2回目見ることはないでしょうねぇ
銃撃戦だけガチなのでもう一度見てみたいかも

コメントする 1件)
共感した! 8件)
ぱんだほん

4.0若者に受けの良さそうな豪華俳優と、現代リアリティとしての悪としての...

2024年9月27日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 6件)
madu

5.0どこで人に恨まれてるかわからない

2024年9月27日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

今週はいろいろ見たい作品が公開する中とりあえず先ずはこの作品ってことで鑑賞!

「死に際がなんか良い」
まず三宅を演じる岡山天音さんの頭を撃たれた時の頭の反動感がなんかすごかった…!
撃たれて…バタリ…とかって感じじゃない感じ。
窪田正孝演じる村岡も隙を突かれて銃を奪われてからの情けない慌て感も良かった。

「彼女の秋子が1番嫌」
古川琴音さん演じる彼女の秋子。
どの行動もなんか全部嫌だったわ…
新しい家来て窓ガラス割られてからの「もうこんな生活いや!」みたいなまだ数日しか経ってなさそうだし、そのセリフを言うには早すぎるだろ。
吉井が監禁されてからも「結構ピンチ感じ?」
みたいな確認いらないだろ!
なんかホント全部嫌だった。
そしてそう思えてるってことは、あの人物像の演技としては満点だったんだろうな。素晴らしい演技でした。

「佐野くんが有能すぎる」
人のパソコン勝手に覗いちゃう以外は、有能なアルバイト(一応社員扱い?)の佐野くん。
有能っぷりを発揮し過ぎそうになったところクビになるわけだけど…
結果、命の恩人となる有能な人物。
ただ堅気じゃねぇんだよなぁ…
クビにされてるし、吉井の事恨んでても良さそうなのに…めっちゃ良いやつ。
いや、良いやつではないのかもしれないけど、本作で一番何考えてるのかわからない怖さを持っていた存在だと思う。
きっと吉井は今後の人生で佐野くんを裏切るような事はしないだろう…でも何がきっかけで彼に恨まれるかもわからない怖さはずっと付きまとうんだろうなぁ…

「総括」
強いて言えば、いや強いて言わなくても全員何考えてんねん!って感じの怖さ。
はじめの工場?超音波健康機みたいなところのおっちゃんは恨むのわかるけど、それ以外は大体なんでそうなんのよ!って感じ故に怖い。
窪田正孝演じる村岡もちょっと一瞬だけ上下関係逆転して少し小馬鹿にする態度取られただけなのに…
何より転売で失敗してる奴の恨みとかホント知ったこっちゃないし…
どんなタイミングでどのくらい人に恨まれてるかなんてわからない怖さ、そしてそう言うの含め何を考えているかわからない人の怖さがズンズン積もるような作品でした。
佐野くんだって今は味方だけど、そもそもなんで味方なのかわからないのに有能過ぎて一番怖い。
アングルとかホラーのような恐怖感のある緊張感から、後半は気がつけば銃撃戦でやるかやられるかのハラハラの緊張感になってる作品でした。
ラストは嫌ぁな雲空でしたね。
見たい作品は多いけど見れてなかった黒澤清作品だけど、本作が初めて鑑賞した作品になりました。他の作品も益々見たくなりました!

コメントする 1件)
共感した! 12件)
ごはん

2.0もしかして「ベイビーわるきゅーれ」をやりたかったのか?

2024年9月27日
Androidアプリから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 8件)
tomato

3.0 利口に立ち回っているつもりが不義理や怨みを積み重ねた挙句、群衆的...

2024年9月27日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 利口に立ち回っているつもりが不義理や怨みを積み重ねた挙句、群衆的悪意の対象となってしまう、どこか決定的に欠落した若者を菅田将暉が好演している。だがどうにも、転売屋という現代的なネタが、黒沢清のリアリティ無視の作風とが水と油。転売屋業の解像度が粗すぎて、一種の寓話だと解釈しようにも気が散って、イマイチ話に集中できなかった。ネットの描写も20年前くらいの古めかしさ。古川琴音を使っておいて、あんなステロタイプな色気だけの無能ヒロインにする必要がどこに?サプライズゲスト的な松重豊の登場は嬉しかった。後半の銃撃戦(@いつもの廃工場…特撮の石切り場くらいのノリで舞台になる)は意外に長丁場で見応えあるが、おかしな助っ人に引き回されるのも含め、「蛇の道」セルフリメイク的だ。

コメントする (0件)
共感した! 9件)
sugsyu

2.0観たあと、一人反省会

2024年9月27日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 9件)
じーじ伊藤

4.0集団心理と依存者

2024年9月27日
PCから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 6件)
ほりもぐ

5.0イメージと中身

2024年9月27日
Androidアプリから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 1件)
共感した! 5件)
ホモ・サピエンス

3.5無関心と無温度。自分には真っ直ぐに伝わってきたメッセージ性は扱いや...

2024年9月27日
Androidアプリから投稿

無関心と無温度。自分には真っ直ぐに伝わってきたメッセージ性は扱いやすな!と思う反面物足りなさも。黒澤清作品に最大限の不穏を求める種族に取っては、少し物足りないかな。。。

コメントする (0件)
共感した! 5件)
こち

1.5これが世界の黒沢か

2024年9月27日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 8件)
Route193

2.0豪華な俳優陣なのに残念😢

2024年9月27日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 7件)
hisa

1.0サスペンススリラーではありません!

2024年9月27日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

身勝手な人たちが、ただドンパチしているだけの退屈な123分間です。
初めて拳銃を扱う人間が、的確に相手に命中する設定も有り得ないですし、「蛇の道」に引き続き、黒沢清監督の作品は、私には合いません。残念!

コメントする 1件)
共感した! 23件)
aki007

3.5佐野君の存在感

2024年9月27日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

人間のクズが、更なる無敵の人たちに逆恨みされて、どっちが死んでもいいやという状況に陥る話でした。
菅田将暉の演じる主人公が転売屋だったので、死ねばいいのにしか思わず、なるほど「全員地獄へ行くクズ」が描きたかったのかと理解。
誰にも感情移入は出来ませんでしたが、怖さを描くという点では上手い。

銃が出てくると失速するのが黒沢監督らしいなと思いつつ、佐野(奥平大兼)君の存在感がすごくよかった。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
コージィ日本犬

2.5期待外れ

2024年9月27日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

転売屋に対して痛い目に遭った人が個人個人で嫌がらせをやっていくものかと思ってた。
しかし実際は転売屋を憎む連中が数人集まり転売屋を亡き者にしようとする。
荒唐無稽のはなし。
そうきたかと思ったのは主人公の勤務先のクリーニング工場の上司くらい。
冒頭で健康器具を買い叩かれた工場の社長がそこに加わるのは見え見え。
とにかく冗長で退屈の時間が長い。
最後は廃工場で銃撃戦となりなんだかな~の展開。
主人公を助けるのがアシスタントの兄ちゃんでこれが裏社会と繋がってるようでチョイ役の松重豊はさすがにそっち系が似合う。

コメントする (0件)
共感した! 13件)
ハッセルホフ

3.0コレが黒沢清流か 前半は良かった が後半へとのバランスが❓❓❓【個人的感想にすぎない】

2024年9月27日
iPhoneアプリから投稿

怖い

知的

ネット 転売ヤーからの展開
最初の雰囲気 サスペンス的なのは良かった
しかし 無料リーフ文言『後半 乾いたガンアクション』がどうかなぁ と思った次第

廃工場は 暴力ジャンルでは 世界的に定番 松田優作も『なんじゃコレ❗️』って叫んでたがな❗️

とはいえ 後半 変わり映えのしない画面 ガンアクションで長く感じた

前半は 警鐘的には良かったし 非現実 不気味感が良かった

『アコギな商売で どうかなぁ』的な予感 は良かった。

でも、現実的にしたのか 善悪の軸が揺らぐ 狙いか

真面目な悪 と 無力では決して❗️無い一般人

最近のネットの状況について 考えさせられる。
誰しも 恐ろしいことだが 集団的狂気になりうると言うことか
悪意とは何か考えた。

有料パンフは 後半写真集 前半 文字だらけ デザインは統一的なので 蒐集家の人は是非🈶

なんだかんだで ザ 菅田将暉 の映画

松重豊のくだり 古川琴音 岡山天音 窪田正孝その他の人物像が 作戦か❓イマイチ 不明瞭
ただ 荒川良々さんは いつもと違う空気で良かった。

申し訳ない 禁断の一言  後半の方 昭和末〜平成初期のVシネマ 連想した

場面場面はノワール的雰囲気❓でイイのになぁ

俺には後半長かった。 日本映画を語る上で本作監督は欠かせないので 是非映画館で観てください❗️
『蛇の道』よりは良かったかな 有料🈶パンフ中の『アランドロン 太陽がいっぱい』の例えは適当か不適当か❓
皆さん是非映画館で確認して❗️
あっ 配信では『後半飛ばしてしまう』ので 劇場で見るのが多分正解✅です

コメントする 12件)
共感した! 49件)
満塁本塁打