Cloud クラウドのレビュー・感想・評価
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黒沢清イズム溢れる怪作で菅田将暉が化ける!
ババ抜きから命を賭したゲームへ…不気味な空気、何か出てきそうな余白スペースのある構図に否が応でも緊張が走る。それらを実現する撮影カメラワークに照明ライティングも絶品。転売ヤー業界もしのぎを削っていて厳しい。東京から離れて、地方からでも(どこでも)ビジネスが成り立つ現代性含め、あらゆることがメタファー。
キャラ立ちした冒頭から、追い込まれ鬼気迫る迫真の演技は圧巻!何を感じ・考えているのか心の奥底が見えず分からないような淡々飄々とした表情や話し方。その振る舞い・壁の立て方みたいなのも現代人的。けど、決して単に"無"で薄っぺらいその場しのぎの受け答えというわけでもない奥行きがしっかりとある。窪田正孝も荒川良々もどのキャラクターも変に含みがあって、けどやっぱりあのキャラクターが出たときは最初から自分の中で変に安心感があったから、強さや後半の展開もある意味で納得。
実体すら怪しい今の世の中で何も手につくことなく素早く手放すババ抜き、それに対して、対照的な命にしがみつくという人間の本質的行動原理・欲求。背筋が伸びるような人の振り見て我が振りなおせで、やっぱり後ろ暗いことはできないなと地に足のついた前半がすごく怖かったから、途中のあるキャラが少し時間を開けてまた出てきたときに「まさか…」とは思ったけど、その"まさか"な舵切りの飛躍が許される現代の寓話。クラウドサービスのCloudで、文字通り雲で、crowdともかかっているような。まさしく煙に巻かれる…。
"知り合い"最強!まさかの助っ人登場?! ネット社会の暴力性や残酷性も体現するように、得体のしれないものの救いで逃げおおせるのか?関係が希薄になっていく中で、誰も解決策を知らず持て余している現代の闇をまさかの手法で取り上げる。後半、芳ばしい意味であっけらかんと面白くなる辺り、流石は黒沢清監督だな〜と思った。そして、そこに込められた意味を自分なりに考え咀嚼しながらエンドロールを迎える…キョトンとする人がいても楽しい。昭和のヤクザ映画・任侠モノなどの銀幕スターみたいな顔になっていく菅田将暉、殺傷度が上がっていく"最恐"から"最強"へ。本作にそれっぽさを期待していた『CURE』から『復讐 THE REVENGE』『蛇の道』みたいな哀川翔よろしくVシネ!
楽か?
商品がそれより心配だ!
登場人物に何も感じない
工場で働きながら転売で金を稼ぐ良介は、本人の気づかぬ間に多くの恨みを買っていて…。
黒沢清監督作品。360度大体どこを観てもクズしか登場しない映画なので誰がどうなろうとどうでも良いや的な感じで観てしまった。主人公のアシスタントが唯一バックボーンが気になる登場人物でした。
思いのほかエンターテイメント
黒沢清監督 × 菅田将暉くん
菅田くんが演じたのは、売る側の弱みにつけ込んで安く買いたたき、ばったもんか否かに関わらず高く売り抜ける転売屋。
買った人に憎まれ、売った人に憎まれ、SNSで拡散されて憎悪の連鎖を生んだ。狂気の集団となった。
う〜ん、これは思いのほかエンターテイメントに振った作品。個性豊かな役者さんたちの競演が楽しかった。
ただし期待し過ぎたか。大きな感動はなかった。黒沢清作品としては中位だと思うがどうだろう。
黒沢清イヤーを楽しむ
蛇への道、チャイム、そして本作CLOUDと黒沢清イヤーといえる本年、存分に黒沢清を堪能できます。ゆえに黒沢清映画ファンでないと、おや?と感じるところも多いでしょう。後半なんで?とか、隙多すぎじゃね?とか私怨持ちすぎじゃね?とか、まあツッコミどころは多いとは思いますが、ライティングやらセリフの妙やらそこらを引っ括めると、とても楽しい映画体験にはなります。稀有な体験を味わいたい、そしてそれを話したいという方には是非
予告やポスターのイメージとはだいぶ違う
この作品は疲れている時に見てはいけません、つまらない訳じゃないがマジで緩急がないから、少し退屈に感じるかもしれません。
個人的なイメージしていたのは、転売ヤーがヘイトを集めた結果襲われてどう終わるのかを期待していたのですが、本編は前半、夢見るリアリティある小金稼ぎ転売ヤー、中盤の家襲撃からの追いかけっこ、後半工場でのガンアクションです
前半の丁寧な底辺生活を描写するのはすごく好きです、謎の繋がりや冒頭から溢れ出るゴミ主人公とクソ女も魅力的です
引っ越してからのホラー映画さながらのイタズラ、襲撃、ここまではすごく良かったです
なぜか湖の近くにある別荘みたいな家で変わらない転売ヤーとバカ女が際立ちます
その後の襲撃も丁寧ですごく面白いです
マスクを被ったアホはよくいる一人だとして、素顔さらしたおっさんたちがガチで襲ってくるのはとても怖かったです、あそこで死闘を繰り広げてたらまだ良かったかもしれません
問題は後半の工場に主人公を拉致って、死に様を配信するという陳腐な展開で、なおかつ急に現れてクビになった謎のアルバイトが助けにくる展開です。
恐らく裏社会の子どもか何かですが、謎の主人公を助ける展開も謎です
一般人が銃を持って戦った場合のリアリティはすごく良かったです、アルバイトくんがほぼ無双してましたが、戦闘描写は邦画や邦ドラマみたいな変な構えや音ではなくめっちゃリアリティのある銃撃戦でした、ここは評価したいです
ただ、この映画はガンアクション映画ではなかったはずです…主人公の中の腕が当たりまくって無双してるのも気持ち悪い、主人公が実はヤクザの元エリートとか設定あるならまだ面白いです
人を殺すときちゃんと数発入れるところや、死に方?倒れ方はバリエーションあって気合が入ってたと思います
正直に主人公の気持ちがよくわからなかったです、転売という小銭稼ぎをして、金にしか目がないクソ女に依存して結婚とかアホな事言ってるし、幸せになりたかったのか、何を目指してたんだろう?
ラスト泣いてるのや抱きしめてる所みるととにかく可哀想な主人公だと思いました、彼女に依存していたのは主人公、哀れという言葉以外見つかりません
あと一つ正直言えば、冒頭の定価40万が3000円で購入して20万という医療機器、後半の定価1万が20万で売れるフィギュア
医療機器の売却を素人にするわけないやろ…どゆこと
20万のフィギュアを見てみたい…等身大フィギュアかな?プレミアついて定価2-3万のフィギュアが10倍になる世界線教えて
転売ヤーを題材にするためならこうでもしないといけないからしょうがないですね
総評はすごく微妙でした、2回目見ることはないでしょうねぇ
銃撃戦だけガチなのでもう一度見てみたいかも
若者に受けの良さそうな豪華俳優と、現代リアリティとしての悪としての...
若者に受けの良さそうな豪華俳優と、現代リアリティとしての悪としての物語で、黒沢清らしい、
袋小路へのベールをバンバンめくっていく目眩く物語。最新版、広く観やすい黒沢清映画としてめちゃくちゃに面白く気持ち悪い映画になっていて楽しめた。
あの状態で、商品売れてるか気になってたんだよーってゆう吉井の気持ち悪さとか、妙にリアリティあるし
改めて黒沢監督は俳優の顔撮るの上手いなぁっと思うほど近年で1番、菅田将暉が良い写り方してるし良かった。
佐野君の役者さんは初めて観たけど、底が見えない不気味さが良かった。死神の様な不気味さ。
あと、端役を固めるベテラン勢はさすがだし楽しいし、荒川良々怖すぎて笑った。
岡山天音さんは、小物然とした声の演技とかすごく目をひいた。
どこで人に恨まれてるかわからない
今週はいろいろ見たい作品が公開する中とりあえず先ずはこの作品ってことで鑑賞!
「死に際がなんか良い」
まず三宅を演じる岡山天音さんの頭を撃たれた時の頭の反動感がなんかすごかった…!
撃たれて…バタリ…とかって感じじゃない感じ。
窪田正孝演じる村岡も隙を突かれて銃を奪われてからの情けない慌て感も良かった。
「彼女の秋子が1番嫌」
古川琴音さん演じる彼女の秋子。
どの行動もなんか全部嫌だったわ…
新しい家来て窓ガラス割られてからの「もうこんな生活いや!」みたいなまだ数日しか経ってなさそうだし、そのセリフを言うには早すぎるだろ。
吉井が監禁されてからも「結構ピンチ感じ?」
みたいな確認いらないだろ!
なんかホント全部嫌だった。
そしてそう思えてるってことは、あの人物像の演技としては満点だったんだろうな。素晴らしい演技でした。
「佐野くんが有能すぎる」
人のパソコン勝手に覗いちゃう以外は、有能なアルバイト(一応社員扱い?)の佐野くん。
有能っぷりを発揮し過ぎそうになったところクビになるわけだけど…
結果、命の恩人となる有能な人物。
ただ堅気じゃねぇんだよなぁ…
クビにされてるし、吉井の事恨んでても良さそうなのに…めっちゃ良いやつ。
いや、良いやつではないのかもしれないけど、本作で一番何考えてるのかわからない怖さを持っていた存在だと思う。
きっと吉井は今後の人生で佐野くんを裏切るような事はしないだろう…でも何がきっかけで彼に恨まれるかもわからない怖さはずっと付きまとうんだろうなぁ…
「総括」
強いて言えば、いや強いて言わなくても全員何考えてんねん!って感じの怖さ。
はじめの工場?超音波健康機みたいなところのおっちゃんは恨むのわかるけど、それ以外は大体なんでそうなんのよ!って感じ故に怖い。
窪田正孝演じる村岡もちょっと一瞬だけ上下関係逆転して少し小馬鹿にする態度取られただけなのに…
何より転売で失敗してる奴の恨みとかホント知ったこっちゃないし…
どんなタイミングでどのくらい人に恨まれてるかなんてわからない怖さ、そしてそう言うの含め何を考えているかわからない人の怖さがズンズン積もるような作品でした。
佐野くんだって今は味方だけど、そもそもなんで味方なのかわからないのに有能過ぎて一番怖い。
アングルとかホラーのような恐怖感のある緊張感から、後半は気がつけば銃撃戦でやるかやられるかのハラハラの緊張感になってる作品でした。
ラストは嫌ぁな雲空でしたね。
見たい作品は多いけど見れてなかった黒澤清作品だけど、本作が初めて鑑賞した作品になりました。他の作品も益々見たくなりました!
もしかして「ベイビーわるきゅーれ」をやりたかったのか?
転売ヤーが報復を受けるという話だが、どうしても「自業自得」に思えてしまい、主人公には、共感することも、同情することもできなかった。
自宅の前にネズミの死骸が捨てられていたり、バイクの通り道にワイヤーが張られていたり、バスの後ろの席に不審な男が座っていたりと、前半は、不穏な空気が高まっていく様子を、それなりに楽しむことができる。
一方で、自分の正体がネット上で暴かれそうになっていることを知りながら、何の対策も取らないまま漫然と暮らしていたり、謎の集団に追われている状況下で、仕入れた商品を運び出そうとしたりと、主人公の能天気さにはイライラさせられる。
ネット社会の闇というリアルな社会情勢を描いておきながら、クライマックスが死屍累々の銃撃戦になるという、非現実的な展開にも違和感を抱かざるを得ない。
しかも、ろくな防御姿勢も取らずに無闇やたらと銃を撃ちまくるだけの、ド素人による間の抜けたドンパチが延々と続くだけで、そのお粗末さには唖然としてしまった。
転売で被害を受けた訳でもなさそうなのに、元の職場の上司が、どうして主人公を殺そうとしているのかが謎だし、闇の組織に通じているらしい助手の若者が、どうして主人公を助けるのかもよく分からない。
上司は、妻子を殺したので、警察に捕まる際に主人公を巻き添えにしたかったのかもしれないが、それだと、転売ヤーに恨みを持つネット仲間との繋がりが説明できない。
助手は、ラストで、将来的な「金づる」として主人公を助けたように見えるのだが、単なる転売ヤーがそれほど稼げるものなのかという疑問も残る。
せっかく個性的な俳優を揃えたのに、それぞれの持ち味を活かせていないのも、残念としか言いようがない。
何よりも、悪質な転売ヤーが、ほとんど痛い目にあうこともなく、のうのうと生き残ってしまうという結末には、釈然としないものを感じてしまった。
利口に立ち回っているつもりが不義理や怨みを積み重ねた挙句、群衆的...
利口に立ち回っているつもりが不義理や怨みを積み重ねた挙句、群衆的悪意の対象となってしまう、どこか決定的に欠落した若者を菅田将暉が好演している。だがどうにも、転売屋という現代的なネタが、黒沢清のリアリティ無視の作風とが水と油。転売屋業の解像度が粗すぎて、一種の寓話だと解釈しようにも気が散って、イマイチ話に集中できなかった。ネットの描写も20年前くらいの古めかしさ。古川琴音を使っておいて、あんなステロタイプな色気だけの無能ヒロインにする必要がどこに?サプライズゲスト的な松重豊の登場は嬉しかった。後半の銃撃戦(@いつもの廃工場…特撮の石切り場くらいのノリで舞台になる)は意外に長丁場で見応えあるが、おかしな助っ人に引き回されるのも含め、「蛇の道」セルフリメイク的だ。
観たあと、一人反省会
残念だなぁ、色々と。
一本調子の薄っぺらい脚本。
不安や恐怖の高まりを、無言の主人公の顔のアップの長回しで表現するのは陳腐です。
良々さんが出てきた時点で、”ヤバいヤツ”に豹変する予想が出来るのはミスキャスト(まさかこの人が!と思える俳優にしてほしかった。)
しかも天音くんに説明させてるし。
アシスタントの佐野くんが実は、、って(そんな偶然無いだろうし、命懸けで吉井を助ける義理もない。)
秋子の心理の飛躍も??
15m位の距離から、ガンマンのような早撃ち一発で、秋子の脳天を撃ち抜く佐野くん。なのに、秋子の頭部はきれいなまま。
久しぶりに「観たあと一人反省会」
これで又、日本映画から遠のくかな。
集団心理と依存者
吉井(菅田将暉)は、真面目に働くことに嫌気がさし、副業だった転売にのめり込んでいきます。
転売そのものが悪か、というとそうでもありません。しかし、彼はいつの間にか一線を越えて、偽ブランド販売などに手を染めていってしまいます。
売れていく商品を無表情で眺める吉井に、少なからず異常性を感じました。そこに依存に近いものを感じたからです。
パソコンに向かっている吉井に秋子が声をかける場面が何度かありました。初めは手を止めて彼女に向き合っていましたが、後半は「後にしてくれ!」と怒鳴っていることから、のめり込んでいることが分かりました。
終盤、襲われて殺されそうになっているのに、まだ普通に転売のことを考えているのも異常でしたね。
元の人間、元の日常から少しずつ足を踏み外し、やがて原形を留めない狂気の存在へと変化していく怖さ、またそこに面白さも感じました。
各々の恨みがネット上で集団心理となって急加速、暴走し、いつの間にか吉井を殺害するところまで突き進んでしまったのですが、距離があるように見えて、実は誰でもアクセスできるネット上の話。日常と地続きであるという怖さがあります。
吉井に味方する佐野(奥平大兼)の、吉井に執着する異常性や、秋子(古川琴音)の付かず離れず一貫しない不安定なところも不気味です。
こういう時は、こう考えて、こう動くだろう。がどこにも通用しないのです。
元々は善悪の判断ができたであろう人々が、狂気に駆られ我を忘れていく姿は本当に恐ろしいですね。
職場の滝本(荒川良々)がアパートの前に現れた時は、特にぞっとしました。
そして、毎回思うのですが、今回もやはり菅田将暉さんは天才でした。
表情や表現が吉井という人物にしか見えないのは、演じる役のつかみ方、解釈に天性の勘がはたらくからなのでしょうね。
本当に素晴らしい才能です。
また、奥平大兼くんもすごく良かった。途中から吉井と形勢逆転し、殺しの指南をするほどの力を発揮していくところや、初めの「ちょっと変な子」から「謎の組織のスナイパー」までの振り切り方が素晴らしかったです。
『Chime』でも完全に踏み外した狂気の人物を演じていた吉岡睦雄さん。「せいぜい楽しみましょ〜!!」は異常さ満載で一服の清涼剤といった趣でした。
「あーもう絶対変な人だ!」という逆の安心感(笑)
キャストの皆さん、どの方も不気味で本当に良かったです。何よりも楽しそうに演じておられるようにお見受けしました。
私も俳優だったらこんなおかしくなる役やってみたいですもんね。楽しいでしょうね!
最後に「ここは地獄の入口か?」というセリフがありましたが、「とっくに地獄やぞ…」とお答えしたくなりました。
いや〜面白かったです。
イメージと中身
なるほど、商品はイメージで売り、イメージで買う、ですか。
商品、金儲け、主人公よく理解してます。我々兵庫県民、3年前にイメージで買った商品、今中身の実体があからさまに出てきて、エラい目にあってます。主人公も、人間もイメージで考えてエラい目に遭いましたね。
兵庫県民として、お察し致します。
無関心と無温度。自分には真っ直ぐに伝わってきたメッセージ性は扱いや...
無関心と無温度。自分には真っ直ぐに伝わってきたメッセージ性は扱いやすな!と思う反面物足りなさも。黒澤清作品に最大限の不穏を求める種族に取っては、少し物足りないかな。。。
これが世界の黒沢か
正直つまらん。転売屋のくだりでも、安く買ってネットで売ってるだけで、その情報を得るプロセスは無し。あんな山の中に引っ越しして、自前の車が無いとか有り得ん。秋子も家から出て行った時は徒歩なのか?。あのドンパチの間、どこ行ってたんだ?。正に神出鬼没だな。しかも、クレカにこだわって銃でおどすとか、最後になんかあるんだろうなとは思ったけど、薄っぺらい。
唯一良かったのは佐野くんの存在くらいか。随分と都合のいい存在だったけど。謎の設定だけに、スピンオフとか出来そう。ま、黒沢清さんはやらない方がいいかな。期待できない。
米国アカデミー賞の外国語部門の日本代表らしいけど、正直、ベイビーわるきゅーれと交代して欲しいくらい。
豪華な俳優陣なのに残念😢
面白そうなので、公開日に鑑賞しました。
だんだん、見ていくうちに、タイトルともチグハグ、ナゼナゼ疑問点だらけ、疑問点は最後まで、判らず、最後はドンパチやって終わります。
ナンジャコリャ
サスペンススリラーではありません!
身勝手な人たちが、ただドンパチしているだけの退屈な123分間です。
初めて拳銃を扱う人間が、的確に相手に命中する設定も有り得ないですし、「蛇の道」に引き続き、黒沢清監督の作品は、私には合いません。残念!
期待外れ
転売屋に対して痛い目に遭った人が個人個人で嫌がらせをやっていくものかと思ってた。
しかし実際は転売屋を憎む連中が数人集まり転売屋を亡き者にしようとする。
荒唐無稽のはなし。
そうきたかと思ったのは主人公の勤務先のクリーニング工場の上司くらい。
冒頭で健康器具を買い叩かれた工場の社長がそこに加わるのは見え見え。
とにかく冗長で退屈の時間が長い。
最後は廃工場で銃撃戦となりなんだかな~の展開。
主人公を助けるのがアシスタントの兄ちゃんでこれが裏社会と繋がってるようでチョイ役の松重豊はさすがにそっち系が似合う。
コレが黒沢清流か 前半は良かった が後半へとのバランスが❓❓❓【個人的感想にすぎない】
ネット 転売ヤーからの展開
最初の雰囲気 サスペンス的なのは良かった
しかし 無料リーフ文言『後半 乾いたガンアクション』がどうかなぁ と思った次第
廃工場は 暴力ジャンルでは 世界的に定番 松田優作も『なんじゃコレ❗️』って叫んでたがな❗️
とはいえ 後半 変わり映えのしない画面 ガンアクションで長く感じた
前半は 警鐘的には良かったし 非現実 不気味感が良かった
『アコギな商売で どうかなぁ』的な予感 は良かった。
でも、現実的にしたのか 善悪の軸が揺らぐ 狙いか
真面目な悪 と 無力では決して❗️無い一般人
最近のネットの状況について 考えさせられる。
誰しも 恐ろしいことだが 集団的狂気になりうると言うことか
悪意とは何か考えた。
有料パンフは 後半写真集 前半 文字だらけ デザインは統一的なので 蒐集家の人は是非🈶
なんだかんだで ザ 菅田将暉 の映画
松重豊のくだり 古川琴音 岡山天音 窪田正孝その他の人物像が 作戦か❓イマイチ 不明瞭
ただ 荒川良々さんは いつもと違う空気で良かった。
申し訳ない 禁断の一言 後半の方 昭和末〜平成初期のVシネマ 連想した
場面場面はノワール的雰囲気❓でイイのになぁ
俺には後半長かった。 日本映画を語る上で本作監督は欠かせないので 是非映画館で観てください❗️
『蛇の道』よりは良かったかな 有料🈶パンフ中の『アランドロン 太陽がいっぱい』の例えは適当か不適当か❓
皆さん是非映画館で確認して❗️
あっ 配信では『後半飛ばしてしまう』ので 劇場で見るのが多分正解✅です
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