「アマプラで視聴金払ってたら悔し泣きしてたかもしれない」Cloud クラウド ブラックさんの映画レビュー(感想・評価)
アマプラで視聴金払ってたら悔し泣きしてたかもしれない
この映画の見どころを簡潔に分析してわけてみる
・CMで登場する紙袋をかぶった怪人だと思う。
この映画最大の見せ場はこのキャラクターにある。
何を考えているのかわからない異常者が主人公にどんな理不尽をホラーを味合わせてくれるのかに期待している人が多いと思う。でもそんなことは1mmもなかった。個人的には、変態性をにじませまくり、超人的にストーキングをして、理解不能な変態的な理由で主人公をゾンビみたいに追いかけ回す。ことを期待していたが。そんなことはなかった。
・メインヒロイン「倫理的に破綻した遊び人の女、刺激がなにより大事、常に刺激されてないと飽きて蒸発する。金のためなら彼氏も見捨てて殺そうとする。銃の引き金を狂ったように引きまくる顔が醜悪に尽きる」
・謎に主人公を慕うアルバイトの青年「たぶんヤクザと仲がいい家の人。主人公の転売センスに惚れているため主人公に尽くす。そのため殺人も平気でするイカれてる人、主人公にとっては善人かもしれないが、世間一般常識的にアウトロー」
・主人公「転売で稼ぐことを悪いと思っていない倫理観の破綻した人間、転売で小さな成功を納め、先輩転売屋を見下したことで恨みを買い、ネットで集まった有志達に襲撃を受けることになる。襲撃犯たちを「勝手に人生失敗したやつらが・・・」と馬鹿にしていたが、最後のほうでメインヒロインが金に目がくらみ自分を殺そうとする。それは失敗し、メインヒロインが射殺される。
主人公は、自分を殺そうとしたメインヒロインを抱きしめて涙を流す。メインヒロインが死んでしまったのは、こんな状況にメインヒロインを追い込んだ自分の責任なのだと自覚し、精神的に成長する。が、当然、時すでに遅し。先の見えない暗雲「クラウド」に向かいながら、この世界は地獄だ。とぼやく。」
キャラクターが漫画っぽい。赤い色のやつはレッドマンだ。赤い色だから勇敢に戦う。
青い色のやつはブルーマンだ。青い色だから知性的に戦う。
こんな感じに大味なキャラ付けがされていて、人間というよりキャラクター的な登場人物が多い気がする。
唐突にヤクザとつながりがあり、銃を仕入れて、主人公を助けに来る後輩とか、ちょっと待てよ!お前!て言いたくなる。
もしかしたらこれ原作が漫画か何かなのかもしれない。