モアナと伝説の海2のレビュー・感想・評価
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こういうディズニーヒロインが好きなのよ
個人的には前作より面白かった!!!
正直前作は、王道のディズニー作品という印象で、それ以上でもそれ以下でもなかった。そんな印象だったので、今作もあまり期待はしていなかっただけに、鑑賞後は「見直したよモアナ!」と嬉しくなった。
①何かに選ばれ、その宿命を受け入れ冒険に出る(モアナだと海に選ばれる)
②長年のしきたりを破る(モアナだと珊瑚礁を越えてはいけない)
③夢と目標だけはあるけど、スキルが伴っていない
前作はディズニーあるあるの要素3つを見事に押さえられていた。そしてその中で私はこの③がとてもモヤモヤして苦手…。だからいまいち前作は刺さらなかった。
けれど今回のモアナはあれから年月が経っていたこともあり、フィジカル的にもメンタル的にも成長して、リーダーシップもあり頼れる女性へと成長していた。船の操縦もめちゃくちゃ上手くなっている。
周りに気を配り、戦略を立てて、前回よりも巨大で難関な課題に取り組んでいる姿はとてもかっこよかった。
成長したからこそ、不安に思ったり責任を感じたりもして、それを励ますマウイという、前作とは立場逆転しているのも良いし、今作はふたりが対等にそれぞれを信頼して挑んでいる、まさに良い戦友になっていたのも胸が熱くなった。
前作可愛いと思ったブタちゃんも今回は冒険を共にするし、新たに登場の歳の離れた妹はめちゃくちゃ可愛い。マウイ強火ヲタクのキャラもおもしろかった。
歌はマタンギ役のソニンが歌った「迷え!」が大優勝!さすがミュージカル女優!うますぎたー!!
作品としてのメッセージとしても、
1人では困難なことも、みんなで挑めば乗り越えることができる。
道はひとつではない。
モアナたちの冒険を通してディズニーが伝える普遍的なメッセージが詰めこまれた作品だった。
仲間と乗り越えて
字幕版で鑑賞。
1作目は観たことありますが、内容を忘れていたのでついていけるか不安でした。しかし、それが杞憂に終わるぐらい満足できました。
冒頭ではモアナの活躍について説明があったので、その出来事を思い出すことができました。ここから、予習をしなくても安心して観れる印象を受けました。
前作はモアナが一人で島の運命を担っていたのに対し、今回は仲間との絆や他の民族との繋がりが強調されていました。最初はみんなをまとめられずに苦戦するモアナでしたが、冒険を通して様々な困難を乗り越えていく姿勢が素晴らしかったです。
途中から加入したマウイなどの助けを借りながら更に成長していく過程もしっかり描かれていました。それと、農家のおじいちゃんはミュージカルシーンで振り回されながらも、チーム内で良い味を出している面白いキャラになっていました。
ドルビーシネマで観ましたが、本作との相性がすごくよかったです。リアリティ溢れる広大な海の映像は色鮮やかで、あまりの美しさにびっくりしました。特に水の表現は、ディズニーのCG技術が向上しているのが伝わってきました。縦横無尽に駆け巡る音響も大迫力で、モアナたちの視点で冒険しているような没入感がありました。
また、挿入歌は印象に残るものが多く、中でも『We're Back』や『Beyond』は前向きになれる歌詞とメロディが素敵でした。まるで、劇団四季を観ているような感覚になりました。
過去の嫌な記憶を忘れるぐらい夢中になり、観終わった後「やっぱりディズニーはいいな!」と笑顔になれました。後、エンドクレジット中にあったシーンがすごく気になりました(もしや3への伏線!?)。
思いの外よかったのでは?年末年始ご家族で鑑賞するのにオススメの一作です♪
正直にいうと、あまりディズニーアニメの絵が好みではありません😅なので特別な話題作でなければ、普段は観ることなくスルーしてしまうのですが、今回は全米でアナ雪を超える大ヒットという呼び声に釣られて、劇場へ足を運ぶことにしました。もちろん、事前にネットで「モアナ1」を復習してから参りました。
一緒に観に行った連れの強い希望もあり、今回はほぼほぼ吹替というラインナップから、数少ない字幕回を選んで鑑賞しました。
結果から言いますと、
「思いの外、よかったのでは?」
な〜んて上から目線になっちゃいますが…🙄加えて、吹替版を観ていないのでなんとも言えませんが、1は吹替で観たのから比べますと、字幕の方が正解だったのでは?な〜んて個人的には思いましたよ。
いやはや、さすがディズニーですね👍すこ〜し、いや大分舐めておりました…。映像もかなり綺麗で、もはやアニメではありませんね!ミュージカル耐性もかなりついてきた昨今、この映画の歌声はどれも素晴らしく、必要不可欠だったように思います。吹き替え版の歌声も気になりますが、まずはオリジナルを試してみるのもオススメです♪
わかりやすいアドベンチャーストリートなので、小さいお子さんからお年寄りまで、理解しやすく元気や勇気をもらえる内容です。
これから年末年始に向けてご家族で鑑賞するのにオススメの映画です♪
ピノキオのオマージュ?
前作では、モアナは一人で旅立ち、出会いと冒険を経験したが、今度はチームのリーダーとして冒険に挑む。自分一人の命ではなく、仲間の命を預かる責任のあるポジションに着くことで主人公のもう一段階の成長を描くという狙いだ。
1人で行動するのと、集団を率いるのは全く違うなというのがよくわかる内容だった。
「海をつなぐ人」タウタイの称号を与えられたモアナは、人々を分断する邪悪な神の呪いを解くために、仲間と冒険に出る。船大工の女の子に農家の老人、絵を描くのが好きな男の子などと冒険に出るモアナだが、良かれと思って行動したことが裏目に出て仲間を窮地にさらすことも。自分一人の時はうまくいったことでも集団の中では異なる結果になることもある。そこをどう立ち直って克服していくのかが物語の見どころ。
海の描写は相変わらずすごい。今回は巨大なクジラみらいな生物に飲み込まれるという、ピノキオっぽい展開が出てくるのだが、やっぱりオマージュだったのだろうか。
未知の世界へ
前作から数年後。
海に愛されるモアナが探し求める他部族。
今回サブキャラのブタやニワトリのパートが増えたことは率直に嬉しかったし楽しめた。
またディズニーアニメには珍しくサブキャラの2匹は(人間の言葉を)喋らないのも、この作品の独立性を担保してるのかもしれない。
ただ海の表現などダイナミックさも増してるのだけど、1作目ほどのインパクトはなかった。
けど船上でのカメラワークや未知の世界へ向かう冒険ものとしてはハラハラドキドキ感も感じられ楽しめた。
また心が洗われた
前回のモアナに大満足だったので、今回の2も楽しみにしていたのですが劇場に行けなかったので、自宅でVOD鑑賞しました。
ああ、なんて映像が美しいんでしょう。
どんどん心が洗われていくような感覚を体験しました。心が躍って、鑑賞開始5分ぐらいで、もう心が癒されてることを実感しました。
ああ、南の島に行きたい! 青い海と白い砂浜と温かい風に吹かれて癒されたい!
モアナは前回は少女でしたが、2のモアナはお姉さんになっていて、小さな妹シメアを抱く姿はお母さんのようにも見えます。この映画の登場人物たちは皆、だれもが愛にあふれていて、まぶしいくらいです。幸せな暮らしというのはこういう暮らしのことを言うんだろうなあと、自分の人生と比較したらちょっと悲しくなってしまうくらい、モトゥヌイ島の人々は幸せそうに暮らしていて、(私もちゃんと自分を幸せにしてあげないといけないなあ)と猛省しました。
自分の祖先だったり、島民の共通する伝説の英雄だったりするマウイやタウタイ・ヴァサという神聖な存在が現れて、死んだ祖母などが霊的存在で現れて、モアナを励ますのも、心に沁みました。
私は沖縄出身なのですが、沖縄はその昔、既婚女性はハジチという入れ墨をする習慣がありました。ハワイの英雄のタトゥーと、沖縄のハジチと柄が似ていて、顔つきもこの作品に出てくるポリネシアンの人たちと沖縄の人たちはとても似ているし、表情も沖縄で見た、懐かしい表情で、モアナが海を友達として、海と戯れる様子も、直感的に「わかる!」と感じました。
子供のころ持っていたはずのモアナのような感性、失わないようにしたいと思いました。
メッセージが強烈でした
【まとめ】
モアナ1では無謀な少女の冒険譚だったものが2では葛藤を抱えながらも自分自身を見失わず伝説となるための英雄譚へと物語の変化が伺えます。
『モアナ2』は、一部では「内容が薄い」と批判されていますが、それは物語の焦点が「1つのテーマを繰り返し強調する」構成になっているためかもしれません。しかし、何度も繰り返すことでメッセージが強く刻まれ、観るたびに新たな発見がある「スルメ映画」です!!
【この作品のテーマについて】
この作品のテーマを一言で表すなら、「道を作る」ことだと言えるでしょう。ここでいう「道」とは、物理的な航路だけでなく、人々の歴史や選択によって切り開かれる未来のことも意味しています。
そしてメッセージは、「道はひとつじゃない。新しい道を作るには、恐怖に打ち勝ち、殻を破る必要がある」 というものに集約されるでしょう。
『モアナ2』では、このテーマを強く伝えるために、2つの重要な歌が登場し、さらに個々のキャラクターが恐怖に打ち勝つ場面が数多く描かれています。これにより、メッセージがより鮮明になり、観客の心に深く刻まれる構成となっています。
特に、「Get Lost」 と 「チーフ―!!」 の歌がこのテーマを象徴しています。
「Get Lost」は、モアナ自身の指針ともなる歌で、彼女が新しい道を見つけるための重要な場面で歌われます。個人的にも、この曲が大好きです。
【恐怖に打ち勝った人々】
『モアナと伝説の海2』では、多くのキャラクターがそれぞれの恐怖に向き合い、それを克服することで新たな「道」を切り開いていきます。このテーマは、映画全体を通して一貫して描かれており、登場人物たちの成長とともに強く印象づけられています。ここでは、彼らがどのように恐怖を乗り越えたのかを整理して見ていきます。
モアナの父:過去のトラウマを乗り越えた首長
モアナの父は、かつて親友を海で失った悲劇によって、サンゴ礁の外へ出ることを恐れ、モアナに対しても旅に出ることを禁じていました。しかし、モアナが前作で航海を成功させたことで、彼の価値観も変化します。
本作では、彼自身が恐怖を克服し、島の発展に積極的に関わるようになりました。そして、モアナの旅立ちを受け入れ、彼女を信じて送り出す決断を下します。この変化は、単なる個人的な克服ではなく、島全体の未来を切り開く大きな一歩となったのです。
シメア:別れの恐怖を超えた愛らしい妹
モアナの妹・シメアもまた、恐怖に打ち勝った人物のひとりです。幼い彼女にとって、姉であるモアナが旅立つことは、二度と会えなくなるかもしれないという不安を伴うものでした。しかし、彼女はその恐怖に負けることなく、貝殻を渡してモアナを見送ります。
この貝殻のシーンは象徴的であり、モアナが最後に海へ飛び込む決断をする際にも重要な意味を持ちます。シメアの勇気は、モアナの旅の「道」を示す大切な役割を果たしたのです。
モアナ:旅立ちとリーダーの在り方への葛藤
主人公であるモアナも、いくつもの恐怖を乗り越えます。
旅立ちへの恐怖
前作では家出同然に旅立ったモアナですが、本作ではより大人になり、大切な人たちと二度と会えなくなるかもしれないという現実的な恐怖と向き合うことになります。この葛藤は、劇中歌 Beyond によって表現されており、彼女の成長を感じさせます。
リーダー像への葛藤
旅の中でモアナは、自分が理想とするリーダー像――タウタイ・ヴァサのような強いカリスマを持つ存在――と現実の自分との差に悩みます。旅の序盤では、仲間たちを引っ張ろうと努力するものの、うまくいかず遭難してしまいます。
成長の瞬間
そんな彼女を奮い立たせたのは、マウイの「チーフ―!!」という言葉でした。この経験を通じてモアナは、リーダーとは必ずしも強く指示を出す存在ではなく、仲間の力を引き出す役割でもあると気づきます。彼女がこの気づきを得たことで、チーム全体の結束が強まり、モトゥフェトゥへと辿り着くことができたのです。
仲間たち:それぞれの殻を破る瞬間
モアナとともに旅をした仲間たちも、各々の恐怖に打ち勝ち成長を遂げました。
ロト(船大工)
ロトは慎重な性格の持ち主で、常に試作や準備を入念に行う人物でした。しかし、旅の中で彼女は「完璧な準備ができていなくても、今あるもので挑戦する勇気」を学びます。モトゥフェトゥを目指す際には、ぶっつけ本番でマストを倒して船を改良し、新たな航路を切り開きました。
モニ(伝説オタクの絵描き)
彼は旅の途中で死にかける経験をし、死の恐怖と向き合います。しかし、それを乗り越え、「君のおかげで僕は伝説の一部になれる」とモアナに伝えるシーンは、彼が恐怖に打ち勝ち、新たな自分の道を見出した瞬間でした。また、当初は憧れのマウイに引かれていましたが、旅を通じて彼との関係を築くことにも成功します。
ケレ(農家のおじいちゃん)
旅の序盤では、文句ばかり言っていたケレ。彼は「泳げない」ことを理由に海に入ることを拒んでいましたが、マウイを助けるために勇気を振り絞って海へ飛び込みます。これもまた、恐怖を克服し、自分の限界を超えた瞬間でした。
マウイ:己の恐怖を乗り越えた英雄
意外なことに、マウイ自身も恐怖を克服する場面があります。実は彼は泳げないのですが(これは前作の歌詞にも表れています)、モアナを助けるために何の躊躇もなく海へ飛び込みました。
この行動は、彼の成長を象徴するものです。かつてのマウイなら、自分の能力の範囲でしか行動しなかったかもしれません。しかし、今作では誰かを救うために自らの恐怖を乗り越え、新たな一歩を踏み出したのです。
まとめ:恐怖を乗り越えることで道が生まれる
本作では、登場人物たちがそれぞれの「恐怖」に直面し、それを克服することで新たな道を作っていく姿が描かれています。彼らの勇気ある決断が、航路を開拓するだけでなく、彼ら自身の成長へとつながっているのです。
「道はひとつじゃない。新しい道を創るには、恐怖に打ち勝ち、自分の殻を破ることが必要」というメッセージが、本作を通して強く伝わってきます。
【モアナは半神になった??】
モアナがご先祖の導きで生き返ったときに腕にタトゥーができました。マウイもタトゥーがあり、半神になったのではないかと思います。しかし、マウイとモアナでは半神の由来が違うので少しニュアンスが違うものだと考えられます。
マウイが半神になったのは彼のことを神が憐れみ与えられたものです。一方モアナは自分の行動の結果ご先祖から神の力を与えられています。マウイは半神となった後英雄となりますが、モアナは孤立した島々の人を繋げた英雄となった結果、半神となり伝説・神となるのでしょう。
【おわりに】
モアナの旅を通じて描かれる「道を作ること」、そして「恐怖を乗り越えて成長すること」というテーマは、観る人の心に深く響くものになっています。次に観るときは、ぜひキャラクターたちの成長や変化に注目してみてください!
4DXで鑑賞しました。 初の4DX体験がモアナでよかった、、、 !...
海はキラキラ輝いてる
字幕版にて鑑賞
前作は映画館で観たので、今回もと思っていたら、字幕版の上映が少なくて、萎えてしまいました。
仕方ないのでDisney+配信まで待ちました。
前回同様に画面はキラキラで、綺麗に描かれていて素敵です✨
モアナは芯が強くて、行動的で、落ち込み時もあるけど、明るくて、それでもって可愛い💕
こんな女の子憧れます。
妹のシメアも生意気だけど可愛くて、Disneyアニメの表情豊かなのはとっても好きです💕
実写版では、ポリコレがいきすぎていて、Disneyのやり方は反対なんですけどね。
ストーリー的には前回の方が好きですね。
今回はいつもまにか呪いの話が浮上してきてと。。。(笑)
少し無理やりな感じはしますが、それでも最後まで画面に釘付けでした😊
特にお気に入りは、ココナッツ軍団🥥
めっちゃ可愛い💕コミカルな子達は元気がでます(笑)
見てるだけで楽しいです。
ラストはナロとの戦いがあるのかと思っていたので、物足りない感じしました。
マタンギについても、解決してないですしね。
そこは次回作でという事みたいです。
まだ続くのかー
これで終わりにして欲しかったと言うのが本音でした💦
家族みんなで楽しめる映画なので、おすすめです❣️
主題歌は
続編だけど安定した面白さがある作品
出張帰りの飛行機(JAL)の中で、機内エンターテイメントが楽しめる飛行機だったので、数ある映画作品の中で、気になっていた「モアナと伝説の海2」を鑑賞。
前作から3年が経過し、妹のシメアが生まれ少し大人になったモアナが、かつて人々は海で繋がっていたが人間を憎む神によって引き裂かれたが、その呪いを解くには海の果てにある島へ辿り着けば呪いも解け、世界は一つになることを知り、人々の絆を取り戻すため半神半人のマウイと新たな仲間と共に旅に出るという内容になっている。
前作はマウイとモアナが中心だったけど、今作では新たな仲間も登場しているが、それぞれのキャラクターも個性があって良い味を出していて良かったです。
また、ヘイヘイとプアのコンビも良い味を出していたし、小さなココナッツの海賊団で仲間と別れ一人モアナと一緒に戦うカカモラも個性が際立っていて良かった。
物語のテンポもよく、映像もキレイでフライト時間を充分楽しむことが出来ました。続編もありそうな終わり方だったので、今後にも期待したいと思います。
前作から3年後、19歳となったモアナが新たな仲間と共に未知の島を目...
続きがきになる
コメントを読むと、厳しいものも、けっこうありますが、私は、良い映画だと思いました。綺麗だし、歌やアクションも盛りだくさんで、蜘蛛女の声や歌も良かったです。声優陣も意外な人が沢山でていて、感心しながらエンディングを見守っていました。
安心安着で元気が出るディズニー作品でした!
既視感もあってか、公開後かなり経ってからの視聴でしたが、心が洗われてスッキリして映画館を後にすることができました。なんといっても歌声(吹き替え)のパワーと、南国風のリズム感あふれる音楽を聴いていると、自然と元気が出るのは私だけではないと思います。ストーリー設定は、悪い神様の呪いを解いて、たくさんの人々と繋がって平和になるために、少女モアナが勇敢に戦って勝利するという素敵なお話でした(とにかく少女の明るさ元気さは、ポジティブすぎて神です笑)。舞台は憧れの海ですから、その美しい景観に目をうばわれるような気がしました。また、脇を固めるブタちゃんと鶏がめちゃくちゃ可愛いので癒されました(彼らは絶対に死なないというのが不思議ですが?笑)。いずれにしても、ディズニー作品は、子供たちに夢と希望を与えるというのがテーマのようですから、作品のあちこちに愛が満ち溢れているような気がします。ですので、私たちの生きている世界、なかんずく宇宙は愛そのものだということをバッチリ想起させてくれました。もちろん家族愛についても、恥ずかしいほど真っ直ぐに表現しています(モアナとおチビの妹との間にある愛情の深さは尋常ではありません?)。さらに、作品の最後に次回作を匂わせる演出がありました(楽しみ)。
追記 世界を繋ごうとしているディズニーに、バンザイと叫びたくなりました。
ディズニーの王道
これからの時代を生き抜いていくために「あえて道に迷って」みよう!
火山の島で暮らす人々の伝説を描いた前作は2016年の公開。ついこの間のような気がするのに、早いものだ。
火山の島で暮らす人々の伝説を描いた前作は2016年の公開。ついこの間のような気がするのに、早いものだ。今回の物語は前作の数年後。
前作で戦う相手が「自分の島の火山の溶岩」だったのに対し、今回は島どうしを行き来することを阻む「嵐」。自分の身の回りの狭い世界から見知らぬ土地に住む人々のいる広い世界へと活躍の場が広がると同時に、マウイとペットたちは別として、今回は人間の仲間たちと協働して困難に立ち向かっている。まさに子どもたちが直面しなければならないこれからの社会に何が必要なのかを教えてくれるような作品だ。
そんな時代を生き抜いていくために、これまでのやり方で上手くいかないなら「あえて道に迷ってみろ」とも説いている。いうならば、従来の境界線を超えて進んでみろ、ということ。
邪悪な力によって人と人が分断させられている世界で、改めて交流を深め、手と手を携え合おうという力強いメッセージが作品に込められているのは、今現在の世界情勢を見れば当然の帰結だと言えるだろう。
難しいことを一切言わずに最も大切なことを教えてくれる作品を生み出すディズニーの力量にはただただ脱帽しかない。
エンドロールの途中に挟まれたオマケ的な映像からはそんなに遠くない未来に第三弾が登場することがうかがわれる。
やっぱりモアナは最高です!!
全182件中、1~20件目を表示