劇場公開日 2024年6月7日

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かくしごとのレビュー・感想・評価

全105件中、41~60件目を表示

4.5人が生きることに正しさがあるとするならば、それは法を守ったり、規則...

2024年6月16日
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鑑賞方法:映画館

人が生きることに正しさがあるとするならば、それは法を守ったり、規則に従うことでは決してない。拓未とお母さんとおじいさんで顔中汚しながら作った粘土の力強さと色彩の鮮やかさ、窓に描かれた花の透明な美しさの中にこそそれは存在するのだと思う。「魔きり」をおじいさんが拓未にあげるシーンで「人には悪魔がいる。神様も。」と言ったことが、そのまま現実となった。法廷で「ぼくは犬養洋一です。でもお母さんはあの人です」と真っ直ぐに言った拓未の言葉が「かくしごと」のないすべてなのだと思った。拓未が救ったのは二人のお母さんである。

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朱映

2.5犯罪に次ぐ犯罪だけど…

2024年6月15日
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泣ける

悲しい

寝られる

虐待をうけていた子供を、水難事故で子供を亡くした母親が助け、痴呆の父と生活を始めることで巻き起こる出来事の話
真面目な人ほどボケ易いらしく、僕は早くボケるんだ〰️と思いながらも、交通事故 飲酒運転 業務越権 個人情報保護法違反 誘拐及び誘拐幇助 詐害行為等々法律違反の数々 題名とはマッチするが… いわゆる毒親の話
親は子を選べないし、子も親を選べない あの子も居心地が良かったが、優しさにつけこんでいるようにもみえたし、格差社会を作り上げた政治(自民党)が悪いのであると言いたい 自民党事態かくしごとが多いシネ
おあとがよろしいようで

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ろくさん

5.0認知症や虐待で決して好きな分野ではないのですが、監督、演者さんの技...

2024年6月15日
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泣ける

楽しい

幸せ

認知症や虐待で決して好きな分野ではないのですが、監督、演者さんの技術力の賜物なのでしょう...久しぶりに素晴らしい作品に出会えました。

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ひので

3.5ラスト30分切ってからの怒涛の展開でよく回収できましたな!と。

2024年6月14日
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ラスト30分切ってからの怒涛の展開でよく回収できましたな!と。

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きょん

4.5日本アカデミー賞最優秀助演男優賞は奥田瑛二…は早すぎか(^^ゞ

2024年6月14日
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泣ける

映画館で3本ハシゴして、他の2本が寝落ちして、これだけが寝落ちしなかった分、少々、点数が甘いかもしれませんが(^^ゞ

設定があり得ないとか、オチが思ったとおりだとか、つべこべ言うやつは最初から観なけりゃいいだけの話で、ここでは楽しめたか楽しめなかったで評価すればよいかと思いますけどね(^_^;)

それにしても、杏さんはCUBEを観た時は残念(あれは作品自体がダメで、杏さん以外に菅田将暉、岡田将生、斎藤工、吉田鋼太郎、柄本時生と役者は一流ぞろいの珍しいパターン)でしたが、とんびや翔んで埼玉、そしてかくしごとと最近は良作にも恵まれて、メチャクチャキャラの濃い杏さんのお友達もさぞかしお褒めになっているのではないでしょうか(笑)

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おたか

3.5奥田瑛二ありき

2024年6月14日
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完全に奥田瑛二に持っていかれてた。
杏では少し弱かったね。
みんな自分勝手。虐待してた親はもちろん杏も佐津川愛美も。大人に振り回される子供が可哀想。

認知症に対する医師の考え方がとても素敵だなと思った。

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みさこ

4.5どう考えてもハードモードのどん詰り人生なのに攫う事の悪より欲望が勝つんだな。

2024年6月13日
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エエ画を撮るよなこの監督。
でも、刺された位置がおかしいよアレw
あの箇所を一突きで血吐いて死ぬことは100%ない。
あのシーンだけでちょい冷めた。
が、しかし、奥田瑛二のノンフィクションの演技は冴えてた。

夏に川や海に小さい男の子(長男)を連れて行ってはならない。

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こらてらる

4.5期待度○鑑賞後の満足度◎ 杏、熱演。現時点での代表作だろう。こういう作品を良い意味でのエンタメと言うのだろうと思う。子役の男の子が役者として男前なので☆一つオマケ。

2024年6月12日
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①のっけからインモラルな事を書くが、殺人は確かに良いことではないが、子供を虐待するような人でなしは文字通り人でないので殺されても当然だと思う。
TVや新聞のニュースで悲しい事件(虐待死)に接する度に犯人は死刑にすれば良いと真剣に思う。
という人間が観ているので初めから杏扮するヒロインに同情的である。

②ヒロインは確かに一般的な社会通念から言うと(個人的には「一般的な社会通念」なんて屁とも思いませんが)やってはいけない事をやってしまう。母性が歪んだ方に向かってしまったわけだ。
しかし、

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もーさん

5.0この想いは、母性なのか正義なのか罪なのか

2024年6月12日
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2024年劇場鑑賞46本目 名作 80点

2024年劇場鑑賞約110中の新作4位の今作

同日公開に、違国日記にあんのこと、罪深き少年たちと、1年通しても傑作が4本も同時に公開された数少ない1週間であったが、個人的には1年通して楽しみにしていたあんのことよりも今作のかくしごとが一番の衝撃と感動であった

話の大筋は打ち出しにもある罪か否かみたいなヒューマンサスペンスだが、そこには今年の日本映画界を引っ張った主演女優であるミッシングの石原さとみやあんのことの河合優実にも勝るとも劣らない杏の怪演と代表作の爆誕でもある

軽い気持ちで飲酒運転に踏み切ってしまった友人を尻目に助手席で会話を楽しんでいると、山道で男の子を引いてしまう

意識がなかった彼を自宅まで運び看病する中で、その外傷が事故で起きたものではないと察する

冷静に事を思い返して、彼の容態を鑑みるに事件性があると考えるも、警察に送り出すには気が進まず、困惑してる中で突如テレビのニュースで遭難している男の子の存在を知る

拭えない過去を背負った杏演じる主人公が目覚めた男の子を自分の子だと教え、事件の片棒を背負いより大きなものにしていく

見どころは沢山あって、杏が壊れていること、そして次第により壊れていくところ、それは過去のトラウマであり、父のことや男の子のこと、全部ひっくるめた自分の将来のことである

酒匂さんに、真面目な人は認知症になりやすいと診察されていたあの時の会話、道理がなっている上にその言葉を受ける杏が脳内で父の出来事や人柄を回想している表情かなんとも伝わってくる

終わりに向かっている父とこれからを進んでいる子供がくしくも同じ様に記憶がない中で、嫌いで出ていった杏が出戻り看病してくれるヘルパーさんくらいにしか思われてない父に財布を取られるだったっけ?はされるは心無い言葉や乱暴はされるはで荒んでいた中で、お風呂でこぼす言葉を受けて、辛く悲しく落ちる全身の脱力がなんとも香ばしくて悲観的であった

子供へお洋服を着させてあげたり、母性が高まる一方で日に日に一刻と事件が解明されゆく中で実母の木竜と実父の安藤のいかにもな両親の登場

ラスト20分の一線超えきってしまった出来事と法廷での思いやりだと思っていた言動のフィードバックが楽園へ誘う最後の上空からの海岸カットは実に映画的だ

実に衝撃的だが半年も経てば記憶も有耶無耶で、もっとここに書き記したかった気持ちなので、配信で見返し理解を深めたい限り

是非

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サスペンス西島

5.0殺すかもしれんな。

2024年6月12日
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泣ける

怖い

知的

俺は子供が好きだとつくづく感じた。子供は宝、希望、未来、夢。
子供が笑っていない社会はおわり。

ストーリー、怖かったけど、秀逸でした。

認知症でわすれていく父、記憶を失った少年をリンクさせながら、いくつも考えさせられる、うなる場面ばかり。

虐待していた男が、評論家のひろゆきにやたら似ていたので、さらにムカついた。あんな奴は殺されても仕方ないと思わせる流れ。

おれだって、あの場面なら、刺してると思う。

虐待父にいいなりの母「今考えてもどうしたらいいかわからなかったんです涙」

あんたみたいのは子供を作ってはいけない。自分の子供を守ってくれよ!
すごく、リアルな話に違いないって見てて感じた。

子供は、親の所有物ではない。児相や法律の不備がおいついてないんだ。

杏の海で子供を失った思い、泣きました。そして、少年の罪をかぶったけど、少年は証言台にたつラストシーン。号泣号泣。

映画館、みんな泣いてました。

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新れいすけ(木村れい)

5.0レビュー見る前に予告もあらすじも見ずにこの映画を楽しんでください。

2024年6月12日
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残念なのはナイフで刺すシーンだけ。
ホントに本当に此処残念。
あとは流石の監督。
奥田さんも頑張った😊

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Psycho

3.5物忘れと記憶蘇りの対比が面白い映画

2024年6月12日
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オチが一瞬だから、中盤の長いことこの上ない。
毒親を題材とした映画が多いよね。
子供埋める権利を国の認可制にしませんか?
その代わり認可された親にはひとり1000万円にしましょう。

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チャーリー

4.5魔斬り

2024年6月12日
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チケット購入時、平日昼間で席は沢山空いているのになんでこんな近くのその席とるかなぁ と、ちょっとモヤッと

主人公の心の葛藤がとても伝わってきた。
だよねーでもそうなっちゃうよねーだけどねー が沢山ありました。

ラストの子供の台詞が衝撃的。
それでもそうしたかったんだよね

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M U

3.5やなオンナ

2024年6月12日
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千紗子の友人がムカつく。チョイチョイ言葉に棘があると言うか、嫌味と言うか、デリカシーがないと言うか…天然か?!
義父は当然クソなんだが、連れ子に対する暴力は近親憎悪なんかね。お前はいいなと言うセリフにちょっと憐れさを感じた。死に際の頬を触ろうとした手も色々意味がありそう。

家族愛?的な?感じで割とのんびり進むが、ラスト30〜40分(もっと短いかな?)ぐらいから怒涛の展開。拓未で締める法廷は良い見せ方だったなと思う。

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Oyster Boy

3.0疑念がまず最初に浮かんだ

2024年6月12日
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昨今の戦前に戻るような家制度へのこだわりを見せる、改憲派の考え方の愚かさを浮かび上がらせるように、戸籍上の親子の醜悪なDV具合を見せつつ。
「血縁や戸籍でなく、過ごした時間と注いだ愛情の深さが親子関係を作る」、というあたりを表したかったように思う。

ただ、その主張に沿った"結論"ありきで、物語や設定を作り込んだのかなぁ?
という疑念がまず最初に浮かんだ。

擬似親子関係を作り出すまでの手順の長さ、段取り臭さとか、法を幾重にも破る無理矢理な論理づけとかが鼻についてしまった。
どんなに美化しようとも、出だしの
・飲酒運転による交通事故のもみ消し
・児童の誘拐、洗脳
に関しては許されないよなぁという点は引っかかるし、後半にいたっては
・そうそう作家の住所を探し当てられない
って点が引っかかってしまったのだ。

実際に子供のいる杏さんの演技の確かさとか、認知症を完璧に演じる奥田瑛二の凄みとかは感じたけれど、脚本的な「作り物臭さ」がどうにも馴染めなかった。

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コージィ日本犬

2.0オチありき

2024年6月11日
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応援したい気持ちはあるものの、どうしても好きになれない杏さんの演技。また、『生きてるだけで、愛。』が大変評判になりましたが、私にはまったくハマらなかった記憶のある関根光才監督がタッグを組んだ本作。正直、劇場鑑賞はないかなと考えていたのですが、上映され週末の評価を気にしてみるとレビューサイトの点数はなかなか高い。と言うことで、サービスデイのテアトル新宿午前回に訪問。ちなみに、客入りはそれほどでもありませんでした。
最初に断っておくと本作は「オチありき」。当然ネタバレはするべきではありませんが、狙いは決して意外性とかではないと思います。とは言え、やはり気を付けながらの感想のため、遠回しな言い方もありますがご理解ください。
そもそも原作があるようですが、私は未読ですし、そのこと自体このレビューを書くために知った情報。で、映像化による弊害なのか、或いは、私の「観方」がひねくれているのかもしれませんが、結構な割合で引っかかりを感じる設定やシーンが多く、観ていて終始イライラします。家事、介護(いや、介助)、仕事にたまに畑仕事、その上子供たちと遊ぶ時間があるなど、一人何役もこなす千紗子(杏)。勿論、実際に見せられるのはその「アリバイ」みたいなシーンの連続。冒頭、ゴミが散乱する部屋は数時間後?には跡形もなく片づけられ、虫が湧いていた台所はすっきりピカピカに。冷蔵庫には意外に物が入っていましたが、私ならその中に入っている物すら信じられません。。そこから買い物に出かけ、きっちり煮魚定食を作って夕飯です。お約束とは言えあまりに非現実的ですし、この先も羅列すれば止まらないほど「そんなわけあるかい」と思うことの連続。とは言え、これはまだ序盤も序盤。そこから起こるべくして「ある事故」が起こるのですが、ナニコレ?地方ならこういう事はあり得て、また気づかれないの?いやいや、むしろそういう事が目立つのが地方なのだとおもうのですが、相変わらずいろいろなことが都合よく成立していきます。
もう書いても書いても書ききれない上に、ネタバレも出来ないためこのくらいにしておきますが、まぁ終始ステレオタイプな表現と、ツッコみたくなることだらけ。なんなら、そういうディテールが目につく部分描かなきゃいいのにと思うほどノイズでしかありません。そして、(ようやくの)終盤に「オチ」につながる事件が、、、令和にまだこんな感じですか。。。酷い。
相変わらず杏さんの演技にも溜息が出ましたが、それ以前に私はこの監督だめかもしれません。もう次回はないな。

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TWDera

2.0小説向けでした。

2024年6月11日
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映画としてはかなり微妙
あちこちで? と感じてしまいました。
私の未熟な理解力のせいかもしれませんが、
しっくりこなかったシーンが多かったです。
ミステリーでもなく、親子ドラマでもなく
中途半端でした。
小説で満足でした

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Yoji

5.0あんのこと

2024年6月11日
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今まであんまり好きじゃなかったけど、この作品良かったです。
公務員の飲酒運転有り得ないと思ってたら、そこがいかされてて、ほかにも設定が、、、と思ってるとなるほどと納得できる上手い脚本と演出と演技なんだろうな。

「あんのこと」で毒親を演じてインパクト半端なかった河井青葉がどこに出てるかと思ったら、一瞬でしたね。

親が親でなくなった時に初めて親に寄り添うことができる、奥田瑛二と杏のシーンがとても切なく悲しくて美しかったです。

悲しい終わり方を予想して観ていた。
良いラストシーンだった。
(余韻を打ち消す、いらん主題歌)

メーテレって良い作品多い。
朝も夕方もメーテレの情報番組みてるけどほとんど宣伝してない。もったいない。

いつも思うことだが、大人が男で子供が女の子だったら即逮捕。

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大吉

2.5サイコホラーから出てきた登場人物がヒューマンドラマ

2024年6月10日
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笑える

難しい

認知症進行を描写する奥田瑛二の演技は良かった。

なんというか、異常な価値観を持つ人物たちが破滅的な選択肢を取ったらやはり破滅的な帰結に至るという、アメリカンニューシネマな映画なのだろうか?
母と子という関係、身勝手な母、聞き分けの良い子供、裁判という要素から『落下の解剖学』を思い出したが、そちらの方がずっと映像の出来はよかったし脚本も論理的な展開だった。何より子供をシナリオへ関与させる流れはずっと自然で劇的だった。うーん。

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僧ヶ鍬崎

3.0印象的な終わり方

2024年6月10日
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悲しい

かなり演技派という印象で、見事な演技力で結構引き込まれましたが、色々と違和感や不自然さは感じます。世の中でよくあるような辛い事柄を紡ぎ合わせてちょっとした救いを─でも・・・という見て楽しい作品ではありません。世の中のあらゆる問題を考えるきっかけになるのかもという期待もあったのですが、現実感があまりなかった気がするので、あくまで劇映画としてしか捉えることができませんでした。ドラマチックな劇映画としてみると、なかなか見応え十分な気がしましたが、入り込む、ではなく、眺める、という感覚の作品だったかなと─。

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SH