劇場公開日 2024年6月7日

「欠けたお母さんと歪んだ子供」かくしごと のっぽさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5欠けたお母さんと歪んだ子供

2024年6月20日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

難しい

色々な思いが巡った映画でした。
主演の杏さんが上手で、流石のお母さん役でした。
奥田氏も身につまされる演技でした。
友人の佐津川さんも、弱さを見せた良い演技だったと思います。
人間が忘れる事で起こる色々な事象を、見せてくれました。
自分の年を考えると、認知症は恐怖ですね。
ストーリーとしては、破綻に向けての日常を描いたもので、杏さんはとても難しい役でした。
「もしかしたら何とかできるのか」と思わせてくれたのは、杏さんの技量でしょう。
「そんなわけない」と言うのは簡単ですが、主人公に思いを寄せてもいいのではないかと思います。
ラストシーンはスッキリしてよかったです。

のっぽ
トミーさんのコメント
2024年6月20日

音楽も序盤とエンドクレジットの最初、ちょっと呑気な感じの曲で耳新しかったです。羊文学はハマリ過ぎな感じもしましたが上手く収まったんじゃないですかね。

トミー