「自由と自己責任」コンセント 同意 jaxさんの映画レビュー(感想・評価)
自由と自己責任
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14歳の文学少女である主人公が、影響力と語彙力を兼ね備えた小児性愛嗜好の人気作家と性的関係を結んだことをきっかけに転落していくといった展開。
人気作家は自身の小児性愛嗜好を隠さず、関係を持った人物との情事を作品として公表するため、これが主人公を含め過去に作家と関係を持った少年少女を更に苦しめることになっている。
自由恋愛や表現の自由といった自由に対する権利が主張されやすく、認められやすいフランスらしい作品。インフルエンサーの言動に振り回されたり、デジタルタトゥーの拡散に苦しむ人が後を絶たない現代の社会を皮肉った作品と捉えることもできる。
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