大洪水のレビュー・感想・評価
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感情は「水」のように揺れ動く
題名とサムネイルからパニック映画かと思って観始めた作品。
しかし蓋を開けてみればSFヒューマンドラマで、キム・ダミと子役の子の演技が光る秀逸な作品だった。
とはいえ、クリストファー・ノーランを意識したような、時系列が前後する構成と主題、加えて韓国らしいサクサク展開が、難解な物語をより難解にさせてしまったのは否めない。
ただ、しっかりと情報を拾っていけば、どういう時系列で物語が進んでいるのか、そもそも何を描いた作品なのかというのは理解できる。
むしろノーラン作品に慣れている人であれば、難解にも感じないだろう。
まとめれば、感情を持ったAIを作り出すための実験(シミュレーション)を繰り返し、究極の状況を作り上げて「愛」という感情を芽生えさせるお話。
シミュレーション内容はさながらノアの方舟であり、その中でも感情を「水」に喩えて時に溢れ波打ち溺れる表現もあり、SFジャンルの物語ながらもかなり文学寄りの発想で面白く感じた。
ディザスター映画のままでよかったのに
「大洪水」というタイトルを見て、多くの人はどんなイメージを持つだろうか。おそらく多くの人がパニック映画、ディザスター映画のようなものをイメージしたに違いない。たしかに前半はそんな内容だった。
マンションの三階にまで迫りくる水位。上の階に逃げていこうとする住民の姿を描きつつ、ただの豪雨ではないことが説明される。そうなると一気にSFチックな展開が始まっていく。いや、なんならそこで終わると思っていた。ディザスター映画としてはそんな展開で終わるのが定石だから。
でもそこからはちょっぴり難解なSF映画。Tシャツに描かれた数字でその実験の回数を表現するという、やや無理矢理な設定だ。で、何ができたら目的を達成できるのかはよくわからない。いや、言葉では言われているのだが、頭に入ってこなかった。
キム・ダミ主演の映画ってことで観ようと思ったが、期待したほどの面白さではなかった。洪水が上の階まで上がっていく様はなかなか面白かっただけにもったいないなと感じた。これはどんな映画を求めるのかによるから個人差はある。でも、もう少し面白くできたんじゃないかと思えて仕方ない。
単なる災害パニックものの映画ではなかった…
Netflixで配信されている映画で、予告を見て面白いかなと思い鑑賞。
物語は、シングルマザーのアンナは幼い息子ジャインとソウルのマンションで平凡な日常を過ごしていたが、記録的な豪雨により三階に住んでいる部屋もどんどん浸水しはじめ、息子と共にマンションの屋上へと避難するのだが、部屋の外に出ると逃げ惑う住民たちで混雑するなか、水位が容赦なく上がりマンションを飲み込んでいくという内容になっている。
当初は単なる災害パニックものの映画なのかと思っていたら、物語が進展してするなか内容が人工知能に感情を(母親としての感情)を備わせるかといったSF的な内容へと大きく変わっていったのでビックリした。
しかも、中盤からは母親の感情を備わせるためのテストが何度も行われるなど、試行錯誤しながらテストをしている感じで、アンナのTシャツの数字がその回数を示されていて、コンピューターで何度も実験を繰り返していることが分かる。
今迄にない斬新な内容の映画で、ラストで映画の意味が分かるようになっていて1回観ただけでは頭が混乱するかもしれない。一緒に観ていた妻は、内容に混乱して途中から観るのを止めてしまうほど難解な映画なのだと思いました。
最終的には、人類は滅亡してしまうのですが変わりに新しい人類(生殖機能も完備した人造人間?)が、隕石衝突後の地球に戻るという衝撃的なラストで、自分が思ってたラストと違ってました(汗)
脱出の条件
大洪水が起きてパニックに…かと思いきやキム・ダミ演じるアンナと救助隊員の会話を聞いていると何だかよく分からない展開になってきました。
洪水のシーンは迫力もあってアンナが母としての母性が芽生え、人を助けるようにもなり良いシーンもあったのですがなぜ洪水なのだ?がついて回ってしまい笑。あまり集中ができなかったです。
アンナのシャツに反復する回数が表示されており2万回を超えていたのですが…ん?60年近く繰り返していたという事ですかΣ(゚д゚lll)
ちょっと難しかったです…
ストレスが溜まる
反復系ザッピングムービーの感想とネタバレ
序盤で成功条件と結末が語られている。
ヘリの中か、宇宙に出た時に、成功条件は「母親と子供が離れずにいること」正確な言葉は忘れたがまあそんな内容。その条件が達成されれば感情エンジンを完成させて、新たな人類を地球に送ると序盤に語られている。
残りの場面はそれを達成させるために、プログラムが反復しているというもの。序盤を観て反復始まった辺りからつまらないしストレスが溜まるので終盤まで飛ばし見して結末を観たが、面白い映画ではない。
これを観るなら、「恋はデジャヴ」の方がよっぽど面白いと思う。
SF映画です
デザスタームービーかと思ったら・・
最初は異常気象で大雨が続いたせいで大洪水になった災害デザスタームービーかと思ったが自然災害じゃないだろこれ?洪水と言うより巨大津波でどんどん水没して行く。原因は描写はないが惑星が地球に衝突したとの話しで(日本は半分沈没したらしい)人類滅亡レベルのお話でした。面白くなかったがここまではまだ我慢出来た。
しかし主人公のお母さん?が科学者みたいな人でこの人しか出来ない新しい人類を生み出す為にウンタラカンタラで宇宙船みたいなのも出て来るわ・・もうこの辺りで観るのを辞めたので結末は知りませんが正直私は滅多にない観て後悔した作品でした。
うーん…
これタイトルとインパクトのあるビジュアルに騙された。災害パニック映画じゃなくて、ジャンルとするばSF映画かな?
始めは物凄い大洪水から逃げる母親アンナ(キム・ダミ)と子供って構図だったんだけど、物語が進むとこれは現実ではなく仮想世界だとわかってくる。 息子も実は人間の感情を持たせるための実験に使われるAIで、アンナは母親の愛情を引き出すためのシミュレーションをしているって感じかな。
途中からは息子を救うために何度も死んで生き返ってやり直すゲームみたいになってきて、Tシャツの数字がどんどん増えるのを見てちょっと冷めてきちゃったかも。 別につまらなくはないんだけど普通にパニック映画を楽しみに観始めたので騙された気がしちゃって何だかモヤモヤはした。大洪水の映像は迫力あってよかったよ〜。
ぶっとんだ設定
SFだった。
パニック系の映画かと思い見始めたら痛い目を見る。
どうやら小惑星が地球に降り注ぐってのは現実らしく、南極の氷が溶け世界規模の大洪水が起こる。日本は3分の1が沈んだらしい。
えらくまた大胆な設定だなぁと感心してる間に次々と設定が明かされてく。
人体のクローン化は成功していて、後は感情を司るコアの開発だけなんだとか。その開発者が主人公で、シェルターに連れていく、とかなんとか。
結局のとこ本編はそのコアを作る為のシュミレーターであるわけなのだけど…いまいちピンと来ない。
おそらく電脳空間で行われてる演算だとは思ってて…でも、記憶の欠片とかを継承しているトコをみると、ナノマシンよりも小さな人間を作って箱庭的ななもので実験してるのかも。
でも…
あの携帯の画像がなあ…。
おそらく最低Tシャツのナンバー分だけは実験してるはずで、記憶はリセットしても携帯をリセットしなかったって事であるなら実体を使って実験してたって事にもなるのかしら?そんな事を思うと設定が破綻してるようにも感じる。まぁ、いずれにせよぶっ飛んだ設定である。
ただ、映像技術には脱帽だ。
ハリウッドがやるような事は全部やれそう。それはつまりそれだけの予算があるって事だ。
日本でも技術的には可能なのかもしれないけど、それを注ぎ込む予算はないのだろう。
それはつまり、韓国映画の自力というか映画産業が経済としても認知されているのだと思われる。
それを証明するかのような内容であった。
物語はホントによく分からない。
いや、理解は出来るけど、よくこれでGOサインだしたなと頭を傾げる。
韓国映画とその製作環境を世界的ににアピールする意図があったなら、十二分に役目は果たせたのではなかろうか。
媒体がNetflixだしな。
「ハリウッドと同程度な事は韓国でもできますよ。」
この作品が後の制作状況を応援する事にもなるのであろう。
普通にパニック映画として観たかったです、、、
テロライブ、PMCバンカーといずれも傑作を撮影しているキムビョンウ監督に、witch魔女のキムダウのコンビによるディザスターパニック映画ということで大期待したんですが、、、
SF的なひねりを入れたいという意図はわかるんですが、いやこの面子で普通にディザスターパニック映画が観たかったなあと。
パニック描写も凄くて、キムダウの熱演もすごい!
それだけにとてももったいない映画と感じました。
途中から反転というか。。。
めちゃくちゃ良かった
導入はまあありがちだし母子のサバイバルものなんだなーと思いながら鑑賞開始。
映像もすごいし母親愛もすごいなと見ていたら、だんだん話がお、お、って感じに。
あーなるほどそういう展開なのね、伏線も結構あったし、まあ割と最近の映画にはありがちかもと冷静に見てられましたが…
ラスト近くの母親がスマホの写真フォルダを見るところでうわあと衝撃が走り涙腺崩壊。
子供ちゃんそりゃそうなるよな、ほんとに偉かったね頑張ったねと。
正直この子供ちゃん、あまりにも甘えの度がすぎてお母さん何度か殺しかけてるし、自分も死にそうになってるし演出にしてもクドすぎちょいアレやろ…て思ってましたが。そりゃこれは納得ですわ泣
母親なんか発狂もんだよねこれ。
ごめんね、お母さん……かもだけど
て泣きながら喋るとこがめちゃくちゃ悲しくて見てらんなかった。お母さんあなたのせいじゃないよ、仕方ないよ、頑張ったよと。
でもトータル途中の伏線も回収したし、エンディングも割と好きな終わり方だし気持ちよくなれた映画でした。
ただ他の方も言ってる通り割と疲れるので、「ゲームを集中してやり切る」くらいの気持ちで見るといいかも知れませんね。
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