劇場公開日 2024年6月7日

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東京カウボーイのレビュー・感想・評価

全25件中、1~20件目を表示

カリフォルニアロールの味わい

2024年8月25日
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鑑賞方法:映画館

 都会で数字と金だけを追って来たビジネスマンが、和牛ビジネス開発の為に訪れたモンタナで大自然と人によって新しい生き方に目覚めるというお話です。ストーリー自体はありがちと言えるのですが、アメリカ映画なのにどこか邦画的のんびり感とお約束的展開が感じられます。藤谷文子さんが脚本に入っているせいなのでしょうか、マーク・マリオット監督が嘗て山田洋次監督作に参加した事があるせいなのでしょうか、どこか不思議な和洋折衷感が漂います。でも、井浦新さんが居るから、それらを全てまとめ切ってしまいます。

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La Strada

4.0アメリカ映画なのこれ

2024年8月14日
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2024年劇場鑑賞206本目。
ミニシアターに井浦新が舞台挨拶に来るくらい力入ってる映画。自分は普通の回でしたが。ヒロインなんか見たことある強い顔の人だなと思っていて途中でセガールの娘の藤谷文子だと気づきました。製作もこの人だったんですね。
出世に明け暮れる冷たいビジネスマンがアメリカののんきな風土で自分を見つめ直すという、ありそうな話ですがじゃどの映画?って言われたらすぐ挙げられないので意外と隙間だったのでしょうか。國村隼がいい感じの適当アドバイザーを演じていて良かったです。

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ガゾーサ

3.5アメリカ映画なんですね。。

2024年7月21日
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鑑賞方法:映画館

映画館で予告を見ていて気になっていたので見にいってみた。
この映画って、日本映画じゃなくてアメリカ映画なんですね。
監督もアメリカ人。
この監督のマーク・マリオットさんは、若い頃に山田洋次監督のもとで助監督してた人らしい。。

日本映画にしては、アメリカに行ってからのカウボーイ達の会話と演技がスムーズで違和感が無いなーとは思ってた。
それに、ヒロインが藤谷文子。
彼女って、たしかスティーブン・セガールの娘でしたよね。

普通の日本映画・日本人監督だったら、日本人とアメリカ人とのシーンはグダグタになっちゃうところなんだけど、
違和感なく見れたし、ボスの女性が良い感じの女優さんでしたしね。
そしとビックリしたのは、國村隼がめっちゃ英語が上手いんです!

カウボーイ達との井浦新のやりとりは面白かった。
そこが一番の見どころ。。

副社長の藤谷文子との関係がよくわかんない関係だったけど、最後はハッピーエンドだし、楽しく見れました。
キヌアってスーパーフードですよね。
儲かるのっていうのが気になってしまった。

気になった点がひとつ。
日本語での会話が聞き取りにくかった。
映画館の音響設備の問題なのか、少し会話が反響した感じになっていた。
アメリカに行ってからは英語は字幕が出るので気にならなかったけど、日本語での会話シーンはホント聞き取りにくかった。

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はりー・ばーんず

4.5思えば遠くにきたモンタナ

2024年7月21日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

知的

幸せ

2024年映画館鑑賞68作品目
7月20日(土)フォーラム仙台
舞台挨拶特別料金2000円

監督はそれまでドキュメンタリー番組を専門に制作してきたマーク・マリオット
脚本は今回の作品にも出演している藤谷文子と『マン・フロム・リノ』のデイブ・ボイル

東京の商社マンが交渉目的で渡米し牧場を深く知ることによってカウボーイになる話
ハートフルコメディー

東京の投資会社三輪ホールディングスはモンタナ州の牧場を買い上げ開発会社に売り飛ばす計画を立てていた
三輪の商社マン坂井英輝は上司で婚約者の増田けい子副社長の反対を押し切り和牛ビジネスのためモンタナ州に渡った
畜産の専門家で英会話が堪能なビジネスパートナーの和田直弘がロデオマシーンから落ちて大怪我をして入院生活を始めた
頼みの綱を失いたった1人で牧場側と交渉するハメになったヒデキだったが現実の壁にぶつかり難航した
この土地で和牛の飼料となるトウモロコシの生産は無理だった
紆余曲折の末にヒデキはガイド役を務めた牧場の労働者のハビエルのアドバイスを受けて歩み寄る姿勢を見せるため本気になって「カウボーイごっこ」を始めた
和牛計画をすっかり諦めたヒデキは三輪が買った土地をみんなで逆に買い戻す計画を牧場側に提案した

ボスに黙ってハビエルがこっそり肥沃な土地でキヌアという穀物を生産していた
恋人との結婚生活資金を貯めるためだ
キヌアという植物を自分は知らなかった
向こうではシリアルのトッピングとして馴染み深いようだ
あるハリウッド俳優を思い出したがあっちはキヌアではなくてキアヌである
きっと揶揄われたことだろう

ハビエルの姪っ子のバースデーパーティーでその姪っ子の隣で父親がパーティーに参加した者たちに向かいスピーチ的なものを始めたのだがそこの部分だけなぜかまるまる字幕がなかった
それを聞いていたヒデキが気持ちが変になり涙を流したシーンだ
それは手抜きでも無ければ編集作業に疲れてド忘れしたわけではない
スマホのアプリを使わないとスペイン語は全くわからないヒデキの思いを日本人の観客にも少しでも共有してほしかった監督の意図である
でも自分としてはやっぱりあのシーンにも字幕はほしかった

エンディングテーマの作詞も藤谷文子
歌い手は久石譲の娘
幼少期に『風の谷のナウシカ』で「ランラララランランラン」などと歌っていた人である

ちなみに今回は主演した井浦新がフォーラム仙台のために大阪から舞台挨拶に駆けつけた
こういったイベントに遭遇するのは人生初の体験だった
質問コーナーと写真撮影とサイン会もあった
手を挙げたところでたくさんいるなかから選ばれるわけがないので3回目は天高くあげてやった
井浦新は日野市出身で東京都民のわりに子供の頃から乗馬用の馬に親しく馬糞に郷愁を感じるらしい
きっと自分の脇の下が馬糞臭くそれを一流俳優だけに敏感に感じ取ったのだろう
質問者は少なくともフォーラム仙台側の仕込みではなかった
今の時代にギャンブラーだなあと感心した
取り立てて井浦新のファンでないしそもそも空豆ピースケのような趣味はないのでサイン会には参加しなかった
フォーラム仙台のメールマガジンは毎回しっかり読み込むことにした

あと劇中で登場するバタンガ
所謂メキシコーラ
テキーラとコーラを混ぜたもの
フォーラム仙台の売店でも販売されていた
ノンアルも売られていてそちらはコーラにライム果汁を混ぜたもの
度数が高い酒を甘い炭酸で割るとハイペースでどんどん飲んでしまうので気をつけたいものだ

配役(外国人俳優はロビンとゴヤ以外自信なし)
モンタナ州に渡り現地の牧場で和牛を育てるビジネスにチャンレンジする商社マンの坂井英輝に井浦新
三輪ホールディングスの副社長で英輝の婚約者の増田けい子に藤谷文子
英輝の部下の佐野に苅田裕介
三輪ホールディングスの社長で英輝の上司の三輪に岩松了
和牛ビジネスのパートナーとして英輝と共にモンタナ州に渡った和牛を育てる専門家で関西人の和田直弘に國村隼
モンタナの牧場「レイジー・リバー」のボスのペグ・シャウウェイにロビン・ワイガート
案内役を任せられる牧夫のハビエル・メディーナにゴヤ・ロブレス
ハビエルの恋人のべロニカにステファニー・フェルナンデス
牧場の管理マネージャーのアシスタントのレオン・ダラハイドにガブリエル・クラーク
牧夫のフィル・ウェイドにジェフ・メドレー
牧夫のブレイス・フィルモアにザック・トーマス
挨拶程度の日本語はできる日本のアニメ好きで秋葉原に行きたいモーテルの受付のシンディにスカウト・スミス
15歳の誕生日を迎えパーティーを開いてもらい祝福されているハビエルの姪っ子にリリアナ・アントンズ
ハビエルの姪っ子の父親にルイス・ホセ・ロペス
仕立て屋のラリー・ヴァージルにジョージ・デブリーズ
和田の担当看護師にジェンナ・コレルリ
松山チョコレートの社長の松山に有福正志
松山チョコレートの工場長に重松愛子
英輝とけい子に物件を紹介する東京の不動産屋に坂口沙由理

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野川新栄

4.0あんた誰や?俺の知ってるサカイさんはどこ行ったんや?

2024年7月12日
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鑑賞方法:映画館

まず、30年くらい前の経済力のあった日本ならこんな話も成り立ったろうけど、いまや隣国どころか東南アジア諸国にさえ勢いで負けている日本には、こんなリゲイン片手の猛烈サラリーマンはいないだろうな。しかもサカイは、本人はできるビジネスマン気取りなんだけど、どこか風采が上がらない。大きな案件(チョコレート会社)をまとめた手腕を自慢していてもその実情まで把握していない。そもそも数字さえ上がれば興味がない。
そんな奴。
だから婚約者を5年も放置しているのだろう。
だけどまてよ、あのできる上司(婚約者)がどうして5年も待っていられるんだ?待てるだけのなにか魅力が、彼にあるのか?
そう、あるんだなあ。けして彼女がダメンズウォーカーなわけではなかった。サカイには彼なりの愛嬌がある。そこに彼女が気付いている。だから待てたのだろう、そう思えた。
劇中、「何で泣いているの?」「わからない」のやりとりにはハッとした。「俺はいままで、ものごとを良くしてる人だと思ってた」の反省も素直だった。「売っちゃったんでしょうね。俺みたいな口先だけのサラリーマンに」はその先の決断に至る決意に見えた。そういう感性だ。不器用だけど、受け入れる度量がある。大物感は全然ないけど、人としての優しさがある。(←ずっと気を張って数字を追いかけていて忘れがちだったけど)
人生は反省と後悔の連続で、それでも人は生きていく。ラストの展開のあと、サカイとケイコの二人なら上手い結果を導くだろう。そんなムードがあった。そんな二人の関係性を、こんなにうまく伝えてくれたという嬉しさが残ってほろりと泣けた。たぶん、その時理由を聞かれても「わからない」としか答えられなかっただろうけど。

なお、国村隼演じるワダは、破天荒でいながら頼りがいもあり、心地いいはっちゃけキャラだった。
ケイコは誰?と思ったら、スティーブンセガールの娘さんか。いい味出してた。もっとスクリーンでお見掛けしたい。

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栗太郎

3.5全体に粗けずり

2024年7月12日
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モンタナでの牧場ビジネスに、日本から行くのだから、荒いのは当たり前ですが、
俳優陣も、画面展開も荒っぽい。
モンタナというアメリカでも、日本人が行きそうにない土地なので、広いアメリカと街の人でない素朴なアメリカ人を見れるのは良かった。

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もうわやや

4.0時間と体験の共有 Sharing Time and Experience

2024年7月11日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

幸せ

テアトル梅田で最終日に鑑賞。

時間の進み方の表現が良いなあと。

井浦新さんが演じる主人公の変化が
映画の字幕で表現されていた。

アメリカへの溶け込み方の深度で、
字幕の表示の仕方が変わる事によって
観客もその関わり方を体験する。

主人公と一緒にアメリカに行った
牛の専門家は、英語も巧みに
相手の懐に飛び込むので、
字幕が表示されて会話が理解できる。

トラブルがあり、
主人公が独りで動かざるを得なくなった途端、
字幕の表示が主人公の理解度に比例して減り
溶け込んで仲間になっていくにつれ
字幕が増えるようになる。

日本語のパートでも、
字幕ではなく、
相手のセリフが窓越しになったり、
騒がしい中で聞こえなかったり
主人公が考え事をしているので、
相手の言うことを聞いてない表現があった。

その仕掛けゆえに、
後半に向けて、
主人公が変わっていき
人と人が理解が深まる様が
盛り上がっていく。

観客も同じ体験をする。

予告編を観て、良い映画に違いない
と思った期待のままの、
それ以上の映画だった。

最後の藤谷文子さんが綺麗だったなあ。

Watched it on the last day at Theater Umeda.

I was really impressed with the way the passage of time was expressed.

The transformation of the protagonist, played by Arata Iura, was conveyed through the movie’s subtitles.

The way the subtitles were displayed changed with the depth of his immersion in America, allowing the audience to share in that experience.

The cattle expert who accompanied the protagonist to America was adept in English and quickly won people over, so the subtitles made the conversations understandable.

When trouble arose and the protagonist had to act alone, the amount of subtitles decreased in proportion to his understanding. As he became more integrated and made friends, the subtitles increased.

Even in the Japanese parts, instead of using subtitles, the dialogue of the other characters was sometimes obscured by a window, drowned out by noise, or unheard because the protagonist was deep in thought, showing that he wasn’t paying attention.

Thanks to these techniques, the film grew more exciting in the second half as the protagonist evolved and deepened his understanding with others.

The audience experienced the same journey.

I had high expectations after watching the trailer, thinking it must be a good film, and it exceeded those expectations.

Atsuko Fujiya looked beautiful at the end.

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新米エヴァンゲリスト

3.0東京カウボーイやぶれかぶれ。

2024年7月5日
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企業再建の雄?!敏腕サラリーマン英輝が会社の反対を押し切って自身考案のアメリカで和牛を育てるプロジェクトの為、買収したモンタナの牧場に意気揚々と乗り込みこてんぱんにやられる話。果たしてスーツを脱ぎ捨てたヒデキは従業員の心を掴んで本物のカウボーイになれるのか。

いや、ヒデキよ。まず最初っから翻訳機能使おうか。あと会社の金で好き放題しすぎやで。さすがにもう諦めて一旦帰ろう、ってなった。後半はなんかアットホームな感じになって最終的にどんな終わり方やねん!和牛はよ?!ってツッコんで終了した。

もう井浦新が何してもかっこいいよねってことで私の中では何とか丸く収めたいと思います。1ヵ月もすれば観たことすら忘れてそうな話でした。

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はるたろう

3.5チョコレートとWagyu

2024年6月29日
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設定やストーリー(全体の流れ)には難があった。

東京で食品系の商社(とは言えM&A専門か)に勤めるヒデキは、経営の振るわない米国モンタナ州の牧場と提携し、経営を立ち直らせようとする。しかし、そのアイデアたるや和牛の導入。そのためには、交配が出発点になるが、経営上の数字だけ見て、現地のこともよく知らず、いきなり現地に乗り込んで行ったりするものだろうか。案の定、うまくゆかない。アイデア自体、30年くらい前のもの。ご本人は、英語というよりはコミュニケーションが得意でなく、それにたけた同行の和牛飼育の専門家ワダ(國村隼の好演あり)は、到着早々、アクシデントでドロップアウト、なぜか終盤、ほぼ無傷で戻ってくる。しかし、寅さん映画と思えば、あきらめもつく。

では、この映画の優れたところはどこか。広々としたモンタナ州の景観に尽きる。厳しい山々、なだらかな丘陵と、そこに広がる牧場、特に温泉。ロッキー山脈の周りには、あちこちに温泉があり「スプリングス」という地名がついているので、すぐにわかる。この温泉に、ヒデキが、駆けつけてきたフィアンセであり、上司でもあるケイコとつかるところはよかった。それにしても、なぜ、ケイコが逃げていかないのか、ヒデキが現地で知り合い、最も心を許したハビエルの奥さんから、会ってもいないうちに見抜かれるくらいだから、たかが知れている。

それでも、この映画を観ていて、気になったことがある。

一つは、チョコレート。ヒデキが、牧場の案件の前に関わった小さなチョコレート工場の製品をお土産に持ってゆくが、米国の人たちには、全く受け入れてもらえなかった。口に入れた途端、吐き出す子さえあり。予想した味と違ったのだろう。滞在先のホテルで良くしてくれた受付の日本びいきの若い女性も、正直に感想をと言われ「Wax(ろう)みたい」と。ヒデキは、珍しいものをと思い「ホワイト・チョコレート」を持っていったのだろう。アメリカでもヨーロッパでさえも、日本と違ってコンビニのような便利な店は少なく、お菓子だって、あれもこれも手に入るわけではない。むしろ、小さい頃から、家族と親しんだ決まったものを食べることがほとんど。おそらく、スイス発祥だが日本で好まれている、甘味もカカオも少ないホワイト・チョコレートなんて食べたことがなかったのだろう。

それじゃあ、なぜ、日本の和牛は、ヨーロッパでも米国でも、あれほど愛されているのか。この前、アメリカに行ったとき、6種類の牛肉が載ったプレートを現地の人たちと分けあって楽しんだが、そのうちの二つは和牛(ただし、US Wagyuと豪州Wagyu)。おそらく、霜降り肉が最も得意にしている「すき焼き」や「しゃぶしゃぶ」ではなく、彼らの最も好きな「ステーキ」に特化して、適度なサシ(脂肪)を加えて、味わいを遥かに増したからだろう。それには、両国とも、交配だけでなく、映画でも出てきた「とうもろこし」などの飼料、松阪牛の飼育で培ったビールを混ぜることを含め、育て方に長年の努力があったに違いない。彼らのブランド、Wagyuと呼ばれる所以。今は、和牛の精子を輸出することなんて、勿論できない。そうしたら、私たちの生きる道は、ワダがそうしていたように、飼育のノウハウを伝えて、商社の力で流通させること、それを改めて教えてくれた映画であったようだ。

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詠み人知らず

2.5「お見掛けされた」ではなく「お目にされた」だろうな

2024年6月25日
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モンタナ州の広大さは堪能できるし絵に描いたようなカウボーイ達の気質も面白かった。あの風体で”son of a gun”って言うと迫力あるな。
とはいうものの、無能なくせに何故か自信満々な奴は現実世界にいくらでもいるという意味でリアルだし、そういうキャラ設定にしないとストーリーが成立しないんだろうけど、いくらなんでもあれでビジネスは出来ないよな、と悪いけど途中から白けてしまった。

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ひろちゃんのカレシ

3.0やはり 人は自然に感動して 別人になる。

2024年6月24日
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違和感アリアリでしたが そこが狙いなのかも。
thankyouを 言わなければ ならぬ場面で それは無し
工工エエェェ(´Д`)ェェエエ工工
「そこは言うでしょ」と 突っ込んでました。
大自然の美しさは たーまーりーまーせーん。(^Q^)/゚
皆良い人たちで めでたしめでたし。

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Hammer69

3.0ちょっとむかっと

2024年6月22日
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萌える

来ました、序盤滑舌やBGMのせいで何ヶ所か台詞が聴き取れなかったから。でも終盤のお話の進み方、終わり方、あぁ日本人監督じゃなかった、そこは重要じゃなかったんだと得心しました。
イイ感じに薹が立った浅黄ちゃん、台詞廻しが日本人離れしてましたね。

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トミー

3.0カウボーイファッション

2024年6月22日
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僕は、あんま…でした(笑)

60点ぐらい。

終始ぬるい(笑)

カウボーイのファッションがカッコイイです♪

そこが1番よかった(笑)

カウボーイのジーンズは、やっぱりラングラーなのか?

みんなラングラーを着てた(笑)

エンドロール中に会話シーンが少し差し込まれます。

観たい方お気を付けを。

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RAIN DOG

4.0なかなかよかった

2024年6月20日
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井浦新のアメリカ映画初主演作。英語話すところが聞けるのかと興味を持って映画館へ。

人も牛も生き物だから、マニュアルや計画どおりにはいかないよね。ただパソコン、スマホ片手に数字だけ追っていてもダメなんだな。
主人公は、スーツを脱いだ辺りから、やっと関わっているものの本質や中身が見えてくる。
こういうの多かれ少なかれ、働いてると皆経験してるかと思うが、分かりやすくて良かった。

モンタナの雄大な景色が楽しめた。
あの温泉に入ってみたくなった。

國村隼さん、出番が思ってたより少なかったけど、いい味出してたなー。井浦さんの輪投げの練習や温泉のシーンは、結構、素でしたね?

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ふわり

2.0牧場にスーツは要らない!

2024年6月19日
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とにかく周りの景色が素晴らしいです。無駄な物を全て無くして効率良くする事だけが全てでは無い!面白かったです。

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binn

4.5モンタナ・サラリーマン

2024年6月18日
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まずなんといっても、日本の「サラリーマン」としては身につまされるしグッときた。いきなり「サラリーマン・フィルム」という製作プロダクションらしいロゴが出るんだけど、それも笑った…
井浦新演じる主人公の坂井のサラリーマンとしての立ち居振る舞いはホント他人事じゃないし、そしてその坂井がモンタナでカウボーイ達に感化されてこうだんだん緩んでいく様が本当に良い。特に、温泉がね…
彼の出した結論が本当に名案なのかは疑問だけれども、それはそれで彼の選択、ということで「それで良いじゃん」という着地。なんだか山田洋次映画みたいな人情噺なんだなぁ…、と思ったら監督はアメリカ人ながらホントに山田洋次映画に関わられてた人のようで、それはそれで納得…
純粋なアメリカ映画らしいが、日本の「サラリーウーマン」として出演されているアメリカ在住の藤田文子さんが共同脚本なのがリアリティとファンタジー、米国と日本、のちょうど良いところ、を探った気がする。
しかしまぁ本作では、井浦新という希代の役者を味わってください。おすすめ。

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ぱんちょ

3.5往年の松竹映画のようなアメリカ映画

2024年6月14日
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牧場経営改善のため現地に乗り込んだ男は、人々と交わるうち……。これから後の展開は、そう、ほとんどの人が想像する通り。
山田洋次監督に弟子入り志願した監督だけに、アメリカ映画にもかかわらず、往年の松竹映画のようなテイストを持った映画になった。
主演の井浦新がいいし、モンタナの雄大な自然にも心が癒される。このところ重たい映画が多いので、たまにはこうした心優しい映画もいいのではないだろうか。

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ファランドル

4.0Win-Winで良かったε-(´∀`; )

2024年6月14日
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すごく好き。
四半世紀前なら織田裕二が主演で水曜10時あたりに連ドラやってそうな内容。(←古いw)

以下、諸々箇条書き👇
・井浦新が稲垣吾郎にしか見えない件
・サカイヒデキの現地滞在中の英語力の目覚ましい成長
・和田さんのトンデモキャラとそれを演じるマイ推し國村隼さんの珍しい関西弁💜
・セリフ棒読みヒロイン、誰かと思ったらスティーブン・セガールの娘😅
・のどかで雄大な景色。こーゆーところ、旅したい(免許とか馬とかないとアカンか)
・VIRGIL Outfittersのおっちゃんが可愛すぎる😍

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らまんば

4.0アメリカ映画に初主演、井浦新の人間味、カリスマ業界人役、國村準の安定感、藤谷文子の脚本と助演が光る、静かに心温まるアメリカン人情劇

2024年6月13日
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泣ける

笑える

日本の企業がアメリカ・モンタナの牧場を買い取り、
東京のビジネスマンが単身乗り込み四苦八苦する。
現在というよりは、まさに30年前、バブル期に考えた企画らしい。

内容は、言ってしまえば、ある程度は想像してはいましたが、期待通り。
静かに心温まるアメリカン人情劇です。

日本人が、郷に入れば郷に従い、カウボーイを理解し、コミュニケーションをとろうとする姿が認められて、次第に心を開くようになる。
仕事も数字一辺倒で、プロジェクトで扱う商品の味にすら興味を抱かない。
相手の心を理解しようともしない男が、大きく成長する。

単に異文化の「衝突」の話でもなく、「協力・調和」の面も強い。
全体的に、相手を嘲笑したり、バカにしたりしない脚本・演出がいい。

監督は、三十年前に寅さん映画で山田組を経験したことがあり、
謙虚になること、傾聴することの大切さを学んだという。
そのことも大きかったのではないかだろうか。

そして、海外作品にありがちな、日本描写の不自然さがないのも良いです。
各国パートのスタッフは、現地チームが担当し、また、脚本・出演の藤谷文子のおかげださそうです。(もういちいち誰もセガールの娘さんであるとか、平成ガメラのミューズとか言われないクリエイターに。)
アメリカ映画に初主演となった、井浦新の人間味、変わっていく姿がいい。
そして、さすが今や国際派としても活躍する國村準!
いかにもやり手のカリスマ業界プロの役、
アメリカ人相手にジョークまで繰り出して、堂々と懐に入り込む説得力が素晴らしい。
久石譲の長女で40年前の当時4歳の時「風の谷のナウシカ」の劇中歌(ナウシカ・レクイエム)を歌った歌手の麻衣の歌唱、藤谷文子作詞によるエンディング主題歌も聞きものです。

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ITOYA

2.5ポスターカッコいいけど、、、、。

2024年6月12日
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出演者はよい。スケール感もある。
絵もアメリカど田舎感をおしゃれに切り取りカッコよい。
、、、、しかしなんか人間の掘り込みが浅く食い付きが足りない。でストーリーにテンプレ感あり。
監督初長編だからだろうか、、、?

あと日本人俳優部の会話がよくわからない。
たぶん言葉を理解してない人が整音、mixしてるんじゃないかと思う。EQが聞きづらい方向になってると思う。
または日本人俳優のアフレコが下手なのかも、、日本はほぼ同録だから俳優のアフレコスキルが無いからね。

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masayasama