「シンプルで図式的、でも…」東京カウボーイ mac-inさんの映画レビュー(感想・評価)
シンプルで図式的、でも…
話は、シンプルで図式的。効率化を「よいこと」として捉えていた生真面目社員(井浦新)が、和牛をモンタナ州で飼育する計画をたて現地入りして、現地の人間とことごとくぶつかる。上手くいかない。が、和解を通して新たな出発をするというもの。
陳腐といえば陳腐。でもリアルなアメリカで美しい風景、本物のカウボーイや牛たちなど本物の草原を見ているととてもいい話に思えてくる。で気持ちいい。
普通に面白いし、井浦新は、いい仕事をしていると思う。
それに脚本も担当した藤谷文子(「ガメラ」シリーズのヒロインの少女だった)が井浦新の「切れ物上司」兼恋人役で出ているけど、彼女の存在も女優さんというよりも生っぽさがありリアル感がありよかった。
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