「表現するかしないか、、、」アイズ・オン・ユー 蛇足軒妖瀬布さんの映画レビュー(感想・評価)
表現するかしないか、、、
プロダクションのヴァーティゴ・エンターテインメントは、
「呪怨」 や「仄暗い水の底から」などの、
邦画のハリウッドリメイクもやりつつ、
スコセッシ監督、ディカプリオ主演の「ディパーテッド」等
ヒット作も製作しているプロダクションだ。
私もハリウッドのスターやスタッフと一緒に仕事をした時の、
エピソード等はyoutubeでも話しているのでここでは触れない。
グレタ・ガーウィグ、
エリザベス・バンクス、
そしてアナ。
名優と監督の二刀流、
演出の技術も高い。
エンターテインメントをベースに、
少しづつ言いたいことも入れる。
本作では劇中のバラエティ番組の質問コーナーで、
アナ本人が男たちに問う。
多くの作品に、
70年代付近のヒット曲が使用され始めて久しい。
ビジュアルもそうなっていく傾向なんだろう。
ポランスキーと仲間・・
というのは本人が言っていた事なのだろうか、
笑えないというかどうなんだろう。
〈カウボーイマウス〉の話しをしながら、
シェリルが何に気づいたのか、
その心の動きをもう少し丁寧に描く必要は無いか。
おそらく二人で食事をしていれば、
感じる事はあるだろう、
それを映画的に、
描写、表現するかしないか。
店外のシークエンスで充分か。
意見は分かれるだろう。
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