アイズ・オン・ユー

配信開始日:2024年10月18日

解説・あらすじ

「ピッチ・パーフェクト」シリーズなどで知られる俳優アナ・ケンドリックが長編初メガホンをとり、連続殺人鬼という正体を隠してテレビのデート番組に出演したことから「デートゲーム・キラー」と呼ばれた実在の人物ロドニー・アルカラをモデルに描いたサスペンススリラー。

1978年、ロサンゼルス。俳優としての成功を目指す女性シェリルは、オーディションを受け続けるも結果を出せずにいた。そんなある日、エージェントから人気バラエティ番組「デートゲーム」への出演を持ちかけられた彼女は、気が進まないながらも引き受けることに。カメラを前に3人の男性出演者に質問を投げかけていくシェリルだったが、その中の1人である写真家ロドニーは、これまで多くの女性を手にかけてきた連続殺人犯だった。

「イット・フォローズ」「ヴァチカンのエクソシスト」のダニエル・ゾバットが殺人鬼ロドニーを演じた。Netflixで2024年10月18日から配信。

2023年製作/95分/アメリカ
原題または英題:Woman of the Hour
配信:Netflix
配信開始日:2024年10月18日

スタッフ・キャスト

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映画レビュー

2.0 なんてひどい事件だ

2026年3月17日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

スリラーものはあまり好んでは観ないのだが、なにかの記事で取りあげられていたことと、アナ・ケンドリック主演作ということで鑑賞。
特に期待はしないで観ていたが…正直なところ全体を通してその期待をさらに下回るデキ。
ダニエル・ゾヴァットの狂気に満ちた演技には思わず震えたが、結局それだけ。アナ・ケンドリックも人生の岐路にたつ独立した女性を精一杯演じていたようだが、正直あまりその苦悩と覚悟が伝わってこない。映像的にも特筆する点は見つからない。
観終えて本作がなぜ話題になっていたのか検索したところ、実話に基づいた作品とのこと。ひどい事件だなとゲンナリ。そしてなんと、まさかのアナ・ケンドリックが監督を…。そういうキャラだったっけ?個人的には主演がメガフォンをとる作品にはなんとなく抵抗を感じてしまうのだが、本作はそれ以上になにかが合わない気がする…。

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いけい

4.5 これだけテーマぶち込んで95分はすごい

2026年2月9日
PCから投稿

2024年に見ていたら間違いなくベスト10に入れていたであろうお見事な1本。
俳優としての成功を目指しハリウッドに出てきたシェリル。時は1978年。彼女の周囲には何の躊躇もなく、女性蔑視的な行動をする男たちが次々と現れる。俳優としてのチャンスを掴みたい彼女はそれらをいなし、時には不本意ながらも受け入れ、何とか耐え忍んでいる。
そして、一方シェリルの物語と並行に連続殺人犯の犯行が描かれる。カメラマンを名乗り、巧妙に若い女性に取り入り、車に乗せ、撮影旅行だと女性たちを連れ出しては殺人を行う。そして、この2人の人物が人気バラエティ番組の「デートゲーム」で交錯するのだった。果たしてシェリルも彼の手に堕ちてしまうのか…。
物語のスリリングさをキープしながらハリウッドにおける女性差別を声高にではなく、すぐそこにある身近なものとして描く演出が見事。成り行きでデート番組に出る羽目になったシェリルが生放送中に男におもねることをやめて、己の言葉で話し出す展開も熱い。時制の異なる2つの物語の進行が実にスムーズで、しかも95分というコンパクトさに収めているのが最高。主演と監督を務めたアナ・ケンドリック恐るべし。掘り出し物の1本だった。

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galarina

3.0 アナ・ケンドリックの監督デビュー作で才能は感じるけれど此方が勝手に...

2026年2月9日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

アナ・ケンドリックの監督デビュー作で才能は感じるけれど此方が勝手に期待していたアナ対殺人鬼にならないのが不満だったけれど実話だったのね。それにしてもアメリカにはシリアルキラーが何人いるのだ真底恐ろしい。

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マヌー

3.5 女性が犯罪に巻き込まれるのを許し(被害を拡大化させ)た社会構造的問題

2026年1月5日
Androidアプリから投稿

女性の存在意義は?

演出巧いなと思った。一種群像劇的な進み方にあっちこっち行く時間軸など案外込み入った語り口の中で、台詞もなく長く取られたカット尻など、作品の全景が見えないまま緊張感と意外性を巧みに演出しては観客に問題意識を提起するアナ・ケンドリックの手腕が光っていた。
女性は何のためにあるの?男のためにある。ヌードは問題ないね?女性は賢くならなくていい。言われたこと言って、着て、自分の頭で考えずにそれだけしておけばいい。ただ体を生かして、笑っていさえすればいい…。女性性を前面に売り出すことを求められ、強いられる。セクハラは笑いごとで片付けられる。女優志望と被写体。カメラに映りたい女性たちに、性搾取を"チャンス"のように吹き込む。そんなことに気付いても仕方なく自分を納得させる方法(魔法の呪文)は、"サリー・フィールドも出た"ザ・デート・ゲーム。私が知りたいことは一つ、誰が私を傷つける?くだらないクソ男どもをかき回すのは少し痛快だったけど、1番の男性あんなにバカで本当に医者の卵?
挙句、信じてもらえない…女性の意見や存在が尊重されない社会。宅配・引っ越し業者が荷物をちゃんと持っていくことや、ホームレス(放浪の身の家出娘)など所在なく困っていそうな人を気にかけ声をかける・手を差し伸べることなど、社会全体で防ぐことができたはずなのに。

1971, 1978, 1979, 1977
被写体「ここから出なきゃ、空が見える場所へ」「棚に荷物を入れるときビジネスマンに触られる」君は写真映えしそうだし「金をかけてるし、デザートくらいは食べたいね」What are girls for?

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とぽとぽ