恋のチャンスは5回までのレビュー・感想・評価

元水泳部だから言うわけでもないが、海は浮く。涼む方が大変だ。
インドネシアとかマレーシア辺りの中華系移民なのだろうが、やっている事は香港と同じ。しかし、驚く時に
「オー・マイ・ゴッド」とは言わない「オー・マイ・ゴッシュ」さすが、四千年の歴史の在る中国。郷に入っては郷に従えをわきまえている。

言うまでもなく、タピオカティーの発祥地は台湾。
また、中国茶の伝統は緑茶や紅茶ではない。まさに烏龍茶である。そして、烏龍茶の本場と言えば、福建省なのだが、実は台湾の烏龍茶の方が遥かに美味い。素人の僕にでも分かるくらいの味の差である。
今では凍頂烏龍茶を知っている者は多くなったが、僕が凍頂烏龍茶を始めては飲んだ時はこんなに違うなんてと思って、横浜でお茶屋を見つけ、挙げ句は台湾へ出かけた。
しかし、一つだけそのお茶には欠点がある。つまり、高いのだ。今は諦め、100㌘110円のドリップコーヒーを飲んている。
僕の尊敬する司書さんと話がはずんだのも、台湾からだった。
台湾へ行きたい。

つまり、この中華系のお話のROOTSは中華民国って事かなぁ。

主人公は地方からシドニーに出て、お茶の店をやっている独身女性、客足は芳しくないようだ。
妹の婚約パーティーで帰郷、親から結婚しないのなら戻ってこい、と言われ、5回の見合いを義務付けられる。
アジア系のロマコメだが、薄味でテンポ重視の構成かな。