アップグレード どん底女子の幸せ探し
配信開始日:2024年2月9日
解説
Amazon Prime Videoで2024年2月9日から配信。
2024年製作/105分/アメリカ
原題または英題:Upgraded
配信:Amazon Prime Video
配信開始日:2024年2月9日
配信開始日:2024年2月9日
Amazon Prime Videoで2024年2月9日から配信。
2024年製作/105分/アメリカ
原題または英題:Upgraded
配信:Amazon Prime Video
配信開始日:2024年2月9日
昔からシンデレラストーリーを見るのが好きだった。
陰ながら頑張っている女の子。
死ぬほど努力しているのに報われなくて、嫌われたり疎まれたりしている女の子。
そんな子が高嶺の花の王子様と会ってしまった。
たくさんの嘘をついて、でももっと会いたくて、話したくて、また嘘を重ねてしまう。
嘘で塗り固めた自分から、本当の自分にもどるときに怖くなる。
「バレてしまったらどうしよう」「この関係が終わっちゃう」「絶対嫌われる」「二度と会えなくなる」
そんなことを考えて嘘を重ねてしまう。
「お金があって、地位があって、それでも実直に努力している君が好きだ」
そんなことを言われると苦しくてしかたなない。
そして、すべて失った。
仕事も、キャリアも、住みかも。
もうどうでもいい。
だから打ち明けた。
「別の人生を生きたくて、ウソをついたんです、人生の人生が不安だらけだったから」
この言葉が身に染みた。
よくある「サクセス&ラブストーリー」ではある。
偶然、セレブのイケメンと出会い、気に入られ、仕事にもプラスになり、イケメンとの関係も進展し…
で、ウソがバレると仕事もイケメンも失い、どん底に逆戻り。
でも、ウソを認め正直になって大逆転、と。
こうなることは、冒頭の飛行機のシーンで分かる。
(結末が読めること自体を批判してるワケじゃない。安心して見れるのは、軽いエンタメには必要不可欠だから)
そうじゃなくて、上司やセレブに「気に入られたこと」が「成功の要因」に見えるところ。
それは「キッカケ」としては良いけど、やはり、本人の努力とか、才能の賜物、って結末にすべきだったと思う。
それが残念。