余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。のレビュー・感想・評価
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どんなに厳しい運命でもそれを受け入れて残りの人生を静かに生きる優し...
どんなに厳しい運命でもそれを受け入れて残りの人生を静かに生きる優しい若者たちの話。病と向き合う彼らは「自分の運が悪かった」や「こうなるのは仕方ない」と誰のせいにもせず運命を甘受し、そしてときおり周りが程よく心を痛める程度にはわがままを見せる。
ひたむきで優しい若者たちをひたむきで優しくあれと圧して観客を泣かせるために死なせる映画。これがポルノでないとしたらなんなのか😢
余命一年の僕が余命半年の君と出会った話。
余命を知っても自暴自棄にならず、ただ好きな人のために懸命に尽くす秋人とその気持ちに応えようと明るく振る舞う春奈
2人の純粋な相手を大切に思う気持ちに心が揺すぶられ号泣してしまいました。
若くして死んでしまうのは悲しいけれど この2人は今を懸命に生きて幸せだったんだろうな こういう風に生きないといけないなと気付かされました。お互いがお互いの幸せを願っていて素晴らしいし羨ましかったです。
色々な方に見てほしいです。
タイトル通り2人の余命は短い 残された時間でどう過ごしたかを描いて...
タイトル通り2人の余命は短い
残された時間でどう過ごしたかを描いている
ガチガチのラブストーリーだと思ったけど、淡くてキラキラしている2人の17歳の人生が描かれていた
作中に出てくるガーベラの花が好きになった
何度でも観たくなる映画だった
やさしい映画
まず主題歌がとっても良い。
映像もきれい。
悲しいよりもやさしい気持ちになった。
だいぶ大人なので
1回目はうん?って思うところもあったけど
2人が高校生っていうのを意識すると
素直に涙が…
Netflix契約して観てよかったってなる映画でした。
心がじんわりする
タイトルの通り、余命を宣告された二人の物語。
病気の苦しさや死へと向かう悲しさに焦点を充てるのではなく、限られた命を懸命に生き抜く秋人と春菜の青春が描かれていた。
映像美もすごくきれいで水彩画のように優しく柔らかで、二人の陽だまりのような雰囲気合っていた。
見終わった後は、秋人春菜よかったねお疲れさま、と思わずつぶやいてしまい、なんとも言えない暖かな気持ちになる。
余命が少なくても生きる意味を教えてくれる映画
余命1年と言われた青年がビルから飛び降りようと病院の屋上で考えているときに余命半年の娘とであう。娘は絵を描いて屈託もなく、「天国の絵を描いているの。私が半年後にゆくところ」と青年にいう。物語はこの部分から始まる。娘は映画の中では死を恐れているようにも見えないし、苦しんでいるようにも見えない。常に青年に対して笑顔で接する。娘の姿をみて青年は生きる意味をしる。そして。、、、。しかし娘は死を恐れていなかった訳ではなかった。また病院での治療も苦しいことであった。だがその姿を決して青年には見せない。娘は生きる希望がなかったが、青年と出会い。「一秒でも長く生きたい。今日死ななかったら私の勝ち」といい、青年との出会いを大切にして生きようとする。青年も娘と同様に残された人生を全うしようとする。黒澤明監督の「生きる」にも匹敵する良い映画であった。
あなたに3本のガーベラを捧げます
内容はタイトル通り。純(ベタ)度100%の難病×純愛ストーリー。
三木孝浩監督作だから見たが、Netflix配信なのに驚くほどのレビュー数。と高評価。
そのほとんどが本作一本だけの絶賛レビュー。ああ、いつもの“アレ”ね。
主演は永瀬廉。未だ不滅の人気の某組織票。
病院の屋上で出会った秋人と春奈。
同じ高校の一年。絵を描く事が好き。
難病で余命を宣告されている…。
共通点や似た境遇から意気投合。気になり、密かに意識し始める…。
それらは似通っていても、しかし姿勢は違う。
秋人は余命一年。入院はしてないが、度々通院。
ショックで絵を描かなくようになり、目指していたコンクールや美術部にも行かなくようになる。
友人や家族とも距離を置くように…。
友人や出会った春奈にも自分の余命を話さない。
夢も目的も失い、失意の日々…。
春奈は余命半年。長らく入院しており、高校生になってからほとんど通ってもいない。
秋人よりずっと深刻なのに、それでもびっくりするほど明るい。
屋上で出会った時描いていた絵は、天国。天国に行くのが楽しみ。
驚く事を言う。死ぬのが怖くないのか…?
余命一年と言われ、絶望だった自分。
自分よりもっと余命が短い彼女。
明るさを失わない姿を前にして、感化される。影響される。何かをしてやりたいと思う。
それが、残り僅かな自分が今出来る事…。
ずっと入院しているので友達はいないが、前はいた。
学校のマドンナ的な綾香。近寄り難い雰囲気、あいつ告ろうとしてるよなんて周囲の白い目。
勇気を出して見舞いに行って欲しいとお願いするが、拒否される。訳ありの経緯が…。
家族が見舞いに来た所を見た事がない。こちらも何か訳あり…? が、父親に会いたいと言う。
事情を看護師長に。その看護師長が母親だった。
母親から聞いた父親との過去…。
それが天国に早く行きたい理由…。
明るく見えて、実は心には孤独と悲しみを抱えていた。
そんな彼女の為に…。
綾香を見舞いに。仲直り。
以来、毎日のように見舞いに。普通に学校に通ってたら全く縁の無さそうな秋人と綾香だが、これきっかけで親交を。そんな二人をからかう春奈。いやいや、ないから!
そんなやり取りすら楽しい春奈。天国に行くのが楽しみなら、“今”がもっと楽しい事を。
間もなく花火大会。春奈の病室は“特等席”。一緒に見よう。
そう約束していたある日、秋人が倒れる。
秋人も無理は出来ない身体なのだ。
倒れ、目を覚ましたのは一週間後。花火大会当日。
春奈からもLINEが…。
一瞬の楽しさで忘れていた。僕と彼女には、本当に時間と命が無い…。
一緒に見る事は出来なかった花火。それぞれの病室で、スマホ越しに…。
三木監督の真骨頂とも言えるその美しさ、儚さ…。
母親にお願いして、高校の学園祭へ。綾香が主演のユニークな『白雪姫』。
父親と行けなかった海へ。体調不調となった春奈をおんぶして、二人で砂浜を歩く。
今この瞬間を一生懸命生きる。今この瞬間を一生懸命楽しむ。今この瞬間を一緒にいる。
残された時間と命を…。
永瀬廉の好演。出口夏希の魅力。
二人がフレッシュに体現。
三木監督の青春映像美は健在。花火以外でも、何気ない日常の一コマ一コマが輝く。
周りのキャストでは横田真悠が思ってた以上にいい役所。
秋人の両親に仲村トオルと大塚寧々、春奈の母親に松雪泰子をせっかく配しながら、家族や秋人の友人らとの描写がちと勿体なかったかな…。
三木青春ラブストーリーとしてもいつもながらの好編。
だけど、絶賛組織票レビューの“メッチャ泣ける!”“メッチャ感動!”とまでは行かず。
同じ難病絡みなら、『ディア・ファミリー』の方が荒んだ私の感情を揺さぶった。
ピュアな若者純愛ストーリーより、家族愛や実話の違いかな…?
勿論、本作も悪くはない。ラストへの展開もただ悲しいだけじゃなく、温かな余韻が残る。
奇跡は起きず、遂にその時が…。
ロックが掛けられた春奈のスマホ。パスワードを探り当て、開くと、そこには春奈の一途な想いが…。
ずっと秋人の片想いだと思っていた。
そうではなかった。春奈も想っていた。
屋上で出会ったあの日。唯一“魔法の言葉”が効かなかったあの時から。
あの時、声を掛けてくれて、ありがとう。
たくさんの思い出を、ありがとう。
たくさんの幸せだった“今”を、ありがとう。
ガーベラの花もありがとう。本数の花言葉、知ってたよ。
手術を受けた秋人。
無事成功。再び絵を描くようになり、春奈の想いを胸にこれからの人生を…ではなかった。
転移。秋人にも“その時”が近付く…。
見舞う綾香。
こっそり秋人の爪に3本のガーベラをペイント。
亡き後秋人のスマホには、綾香は花言葉を知らないだろうから、後で教えてやろう。
知ってたよ。だから書いた。
私以上のもっともっと大きな“それ”も見たよ。
6本、5本、3本…。
本数によって違うガーベラの花言葉。
秋人から春奈へ、春奈から秋人へ、綾香から秋人へ。
一生懸命生きた証し。
相手を思った証し。
愛した証し。
この花を捧げます。
泣いた…
いなくなってから届いた彼女のメッセージ そこには伝えられなかった「愛」がたくさん詰まっていた 秋人の最期の顔はきっと穏やかだったんだろうな ふたりがキラキラ眩しくて泣いた そして心が温かくなった こんな感情は初めて。
余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話
人を好きになる気持ちは、自分がどんな状況に立たされても抑えることはできないんだな。と、思いました。恋が実、実らないではなく『好き』と気持ちで人は強くなり、生きたい気持ちが芽生える。恋って素敵だな。と思いました。
せつなくて、あたたかい
タイトルから想像してたのとは違う印象。
見終わってからもじわじわくる感動作です。
二人の死にクライマックスをもってくるのではないところが良かったです。
期限付きの恋を描いたラブストーリー、は軽すぎる
余命モノ、期限付きの恋を描いたラブストーリー、という謳い文句から「あぁ、そんな感じね」と普段なら遠ざけてしまうけれど、見て良かったです。予定調和やストーリーの必要以上に過剰なアップダウンもなく、なのにいつの間にか自然と登場人物たちに心動かされていて。
最後のヨルシカsuisさんの歌声が素晴らしかったです。春奈と秋人の作品が光を浴びたように、若者のすべてがこうして受け継がれていくのも素敵だなと思いました。
余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。
タイトルから結末は想像できる映画。
がしかし。
死んでしまう話、と言うより余命宣告を受けてから懸命に限られた時間を生きた話だった。
悲しい、せつない、、だけではなく
友情や家族愛、キラキラした青春の中に相手を想うまっすぐでピュアな恋。
優しさや愛がいっぱい詰まった映画だった。
涙は溢れっぱなしだったが、映像も美しくどこかあたたかい気持ちも残った。
何度鑑賞しただろう…それでも涙は止まらない。
永瀬廉さん、出口夏希さんの演技も素晴らしかったと思う。特に、永瀬廉さんの声が素敵だ。
この素晴らしい映画が世界中に届くことを願って。。。
期限があるからこそ輝く刹那の青春
余命モノは沢山見てきましたが、この映画ほど泣いたものはありません。
これほどまでに真っ直ぐでキラキラした愛があるのだろうか。
原作も読んでましたが、原作通りのストーリー展開に、映画版で追加されたラストカット。
そして主題歌、挿入歌で使用される「若者のすべて」。
全てが紡がれて至高の作品になっている。
生きることの素晴らしさ、愛することの素晴らしさを大人ながらに学びました。
綾香が抱えた2人分の3本のガーベラにクローズアップし「若者のすべて」が流れる演出には圧巻としか言えない。
ガーベラという花が物語に花を添えていて、そこも素晴らしい。
後から気がつきましたが、「花火」はガーベラという花と繋がっていて、花火は一瞬しか輝けない2人の人生、愛、青春のメタファーではないかと思いました。
あるゆる伏線が素晴らしく、欠点が見当たらない。
死期が近づいていくのに、2人がどんどん輝いていく姿に心が締め付けられました。
見終わったあと、目から通す世界が輝きで溢れるような気分になります。
関係者のみなさん、素晴らしい作品をありがとうございます。
※余談になりますが、綾香にスポットを当てたスピンオフ小説もあります。大人になった綾香がとある男性と知り合い人生が大きく変わる素敵なお話しです。周りの人にいくら反対されようとも自分の信じた道を貫く大切さを教えてもらいました。
若者のすべて
2人は“出会う為だけに生まれてきたんだ”って
余命宣告されてお先真っ暗闇の中
そんな一筋の光みたいな
生まれてきた意味があったんだ
僕にもそんな価値があったんだ
って涙腺をくすぐられる場面が多々あった。
これは春奈と秋人と綾ちゃんの3人にスポットライトが当たる物語だと思った。
3人が色んな形でお互いにガーベラを贈りあって
5本は『希望』
6本は『あなたに夢中』
3本は『あなたを愛しています』
期限付きの恋の行方はどうなるのか
それぞれが胸の内に秘めていた想いを感じて見てほしい
最後の花火 まぶた閉じて浮かべているよ
染みる主題歌だったな。
悲しいだけじゃない
タイトルからタオルを準備して見る映画だろうなぁと思っていました。
結果的にはタオル必須ですが、ただただ悲しくて可哀想で泣くとういよりも、感動して涙が止まらなくなったという感じでした。
秋人と春奈のまっすぐに楽しく残りの時間を大切に生きる姿にも感動したり、親の立場からみた子供への無償の愛にも共感できてその都度涙が止まりませんでした。
2人を愛していた綾ちゃんがとても切なくて、でも大切な存在のひとりでした。
わたしは、2度目、3度目のほうがより泣いてしましました。
奇跡のような必然のようなふたりのみじかい青春がとても愛おしく感じる素敵な映画でした
余命一年の僕が、余命半年の君に出会った話。
号泣は覚悟していたけれど、想像以上の切なさも抱きながら、優しくて温かく、輝くふたりに心を掴まれ何度も涙が流れました。秋人を明るく励ましながら限りある命を全うした春奈と、挑む気持ちを最後まで真っ直ぐ持ち続けて、家族との時間、友との時間、素敵な大作という形を残した秋人の表情が強くやわらかく、感謝の想いに満ちていて…浮かべる微笑みと声が、ずっと心に残ります。カラフルなガーベラと優しい絵画も心を温め爽やかで…青春の煌めきを彩ってくれてます。
古風な絵手紙と現代のSNSで、2人の
恋心と想い合うやさしさがなんとも素敵な描かれ方のラストに魅了されます。。何度も会いに行きたくなる、あたたかい作品です!世界中の方に届きますように。。。
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